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2025-07-04 11:06

アニメ「タコピーの原罪」は、TBSテレビ製作なのに配信限定らしい #990

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アニメ「タコピーの原罪」は、TBSテレビ製作なのに配信限定という新しい形らしい|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n0dd8614c1dbb
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サマリー

アニメ「タコピーの原罪」はTBSテレビが製作していますが、従来のテレビ放送ではなく、配信限定で提供されています。作品は重いテーマを扱い、配信による自由な尺での制作が行われています。この取り組みは、従来のテレビビジネスモデルを変革する可能性を秘めています。

アニメの配信形式
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、「タコピーの原罪」というアニメ、もともとあの人気漫画、めちゃめちゃ重い漫画なんですよね、がアニメ化されたんですけれども、
ちょっとこれの配信方法、製作会社と配信が面白いよっていうのをちょっとミライ関係のメンバーの方に教えていただきましたので、ご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、アニメタコピーの原罪はTBSテレビ製作なのに配信限定という新しい形らしいと結論書いてありますけれども、
元ネタはマンタンウェブさんですね。タコピーの原罪はアニメ化の舞台裏、テレビではなく配信の理由、須藤幸太郎プロデューサー聞くっていう。
だから今回タコピーの原罪の配信が始まったんですよね。多分各種配信サービス、
だいたい見れる感じですかね。いわゆる僕は勝手に鬼滅の刃方式なんですけど、鬼滅の刃が始めた。
テレビ局と一緒にやって、テレビ局に権利を持っていかれるのではなくて、あくまで自分たちの権利を持って配信会社、
全部に出すっていうので、鬼滅の刃は世界中でも成功したという印象があるんですけど、
それをTBSテレビ製作のタコピーの原罪がやってるんですよね。しかもテレビ放送がないっていう。
これ多分TBSテレビ製作でテレビで放送しないって今まであったのかな?
多分ないんですよね。だからこういう記事になってるんだと思うんですけど、
TBSテレビですかね。テレビの会社が作ったの。テレビで流さないっていう。
作品のテーマと制作スタイル
TBSさんはだんだん配信をそういう組み合わせで使うようになってきてるんで、なるほどなって僕も思ったんですけど、
でもね、やっぱりさすがにテレビで全くやらないっていうのをよく会議通ったなと思います。
なんつってもね、このタコピーの原罪が、このキャラ、タコピーのキャラめちゃめちゃ可愛いんですけど、
このアニメのテーマがめちゃめちゃ重いんですよね。
僕も漫画、少年ジャンプクラスって連載されてた時に、友人がこれはすごいって言ってたんで、
その流れで見に行った記憶がありますけど、この漫画がすごいとかでも確か3位とか2年間で入ってましたよね。
重いんですよね。ちょっとすいません、語彙力がなくて申し訳ないんですけれども、見ていただいたらわかると思います。
これは確か地上波ではちょっと流しにくいなって、知らずに見ちゃった人がやっぱり、きつくなっちゃうパターンはあり得ると思うんですよね。
本当に、漫画の連載が2022年ですね。だからもう3年前になるかな。
本当にいわゆるいじめとか毒屋と言われるようなテーマを容赦なく描きってね、このオリコンニュースさんの記事にも書かれてますけど、
なるほどこういうふうに描くのかっていうのはね、なんかもう本当につらい作品なんですよね。
このタコ尾が明るい分ね、よりそれがなんか際立つというか、だからこそのすごい重い問題提起になってるんですけど、
それをTBSテレビでやるっていう。そもそもTBSテレビのコンプラっていうか、やっぱテレビってどうしても真っ直ぐ見ちゃうんで、
比較的誰でも楽しく見れるものっていうようになりがちなところを、タコ尾の現在を選んだのもすげーなと思うんですけど、それをまたテレビでやらないのに配信だけで流すっていう、
本当製作会社として動いているっていうので、すごいなと思っていたら、実はこのプロデューサーの方、須藤さん。
どっかで名前見たなと思ったら、タコ尾の現在だけじゃないですかね。
アベッコ動物の映画も取り組まれている方なんですよね。
もともとこの須藤さんがキングレコード出身で、TBSテレビは途中入社っていうのがやっぱり大きい、中途入社っていうのが大きいんだと思いますね。
TBSテレビではタベッコ動物ですね。従来であれば広告主と呼ばれる存在だった人たちの映画を作って、広告にある意味お金を払ってもらって構造を実現してしまった。
タベッコ動物だからできたっていう話はあると思いますけれども、これを企画提案したのも須藤さん。
一気に妖怪での有名人に間違いなくなられてると思いますけど、この漫谷ウェブでのインタビューでも、タコ尾の現在に関しては最初から配信にすることを提案し、一応ごとの尺も決めずに作品の良さが一番生きる作り方を目指そうとしました。
これ見てる側から実はあんまり意識してなかったんですけど、言われてなるほどなと思ったのは、やっぱり従来のテレビアニメって尺が決まっちゃうんですよね。
しかもテレビコマーシャルが入るタイミングもだいたい決まっちゃうんで、そうするとやっぱりストーリーをそれに合わせて作らなくちゃいけなくなるんですよね。
タコ尾の現在はそういうふうに作るべき作品ではないから、自由な尺で作れるように逆に配信。
テレビだとワンシーズン、ワンクール市販券で12話みたいなのが基本11とか13とかありますけど、それぐらいの長さが必要になっちゃうので、そういうのは最初からテレビを選択肢を入れずに配信で提案。
だからアノさんのオープニングとかテレさんのエンディングにしても、いわゆるテレビサイズって言われるフォーマットから外れていますね。
だからこの長さが、テレビ放送だとだいたいこれぐらいみたいなのが決まっているのをそれに無理にはめなくてもするみたいな話ですね。
配信だと結局1話ごとの時間が変わっててもいいじゃんって言うんで、しかもその極端に長回しで、アドレスエースなんかも1時間長回しでやってましたけど、
ああいうのはコマーシャルが入っちゃうと意味がなくなっちゃうんですけど、そういうのも入らないからもう必要なシーンの必要なところで切って、
また次の1話、2話と展開していけるっていうのがやっぱり配信ならではの実は作り方なんですよね。
テレビ局の変革への期待
だからそれもできるからそういう形でやってて、全てが作品にとってベストになることを目指していますっていうね。
作品ファーストというか、クリエイティブファーストというか、クリエイターファーストというか、
やっぱりどうしても従来のテレビ局の構造だとテレビファーストとかコマーシャルファーストとか、
番組の作り方がそもそもね、それではコマーシャルをどうぞみたいな、コマーシャルを見てもらうために番組を作るみたいになりがちなところを、
配信だと本当に全ては作品を見てもらうために、だからオープニングもエンディングも必要な尺だけ取れるっていうことらしいです。
個人的にTBSさんを期待しているのが、実はドラマ側も似たようなアプローチを取り始めているんですよね。
もともとその美版もテレビコマーシャルだけじゃ絶対回収できない1話1億円みたいな挑戦をされていましたし、
ネットリックスなんかと組んで世界にドラマ配信するのも取り組むの早かったと思いますけども、
コンクール、コンクールは夏のドラマなのかな、これから始まる初恋ドックスっていうドラマがあるんですけど、
これは実は韓国の有名な制作会社であるスタジオドラゴンと初めて共同制作らしいんですよね。
なのでこの初恋ドックスはTBSでも放送するんだけども、韓国の国内放送および配信、韓国はだから配信もやっぱり力入れてるんですね。
さらにHBOで世界配信もするそうです。
ある意味TBSはテレビ局なんだけれども、かなり製作側、コンテンツ側に力を置いた会社の投資の仕方をしてる感じですね。
美版も大赤字だって言われましたけども、シーズン2とドライするみたいですし、
今度こそね、多分海外の配信でも話題になるように作るんだと思いますけども、
そういう流れだからこそこのパコピーの現在もテレビで放送しないにも関わらずTBSテレビを制作しちゃうっていう。
ここはちょっと個人的に注目してるところなんですよね。
やっぱりテレビ局のビジネスモデルが間違いなく変わらなくちゃいけない端っか役にはあるんですよね。
やっぱりテレビコマーシャルの収入がようやくというか、いよいよ下がり始めていて、
それでも世界的に見たら全然高い水準を持ってる方なんですけど、
このまま本当にテレビコマーシャル、いわゆる地上波の配信だけに、地上波の放送だけにビジネスモデルを依存してると、
新聞の荷の前になるんですよね。
やっぱり既存のモデルに固執しすぎた結果、デジタルシフトに遅れて日誌もサッチもいかなくなっちゃって、
結果的に新聞協会は逆に周りに文句をつけまくるっていう展開に、僕から見てるとなっちゃってるんですけど、
テレビ局もやっぱりこのタイミングが今めちゃめちゃ重要だと思ってて、
今はまだテレビコマーシャルで儲かってるんで、そのお金をどこに投資するのか。
TMSはそういう意味ではかなりコンテンツ投資に投下して、
やっぱり世界で受けるコンテンツを作る側の製作会社側の方に軸を落としている感じもありますね。
富士テレビさんも清水社長がFOD、このままでは厳しいんじゃないかみたいなことをおっしゃってたらしいんで、
コンテンツ制作の方に重きを置いていくのかなと思います。
一方で、やっぱりプラットフォームとしてはこのポジションもどう維持はできない人も取っていくのか。
TVerとか日本の民放、僕は横で連携してTVerとかを軸に統合してグローバルと戦った方がいいんじゃないかと思ってる側ですけど、
エレシケターも混ぜてね。
みたいなのが、やっぱり当然国内の競争があるんで足並みを揃わない中で各局どう活路を見出していくのかっていう意味での、
このTBSテレビさんの取り組みは、当然このお相撲さんという外から来た人だからこそできるたべっ子動物とタコピーの現在のアプローチなんですけど、
これはどういう反響と手応えになるのか楽しみだということでご紹介でした。
こちらのチャンネルでは、日本の円ための明るい未来を応援する。
100円ためのSNS活用や押し勝つと進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
じゃ、おねがいします。
11:06

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