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2023-07-06 13:42

ツイッター対抗アプリの本命インスタの「Threads」に弱点はあるか #449

ツイッター対抗アプリの本命「Threads(スレッズ)」の弱点についてあえて考えてみる|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n90cae889658f
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サマリー

Facebookグループのメタ社は、対抗アプリである"Threads"をリリースしています。アプリの弱点として、個人情報の取扱いに関する懸念や外部開発者との連携性が指摘されています。ユーザーの反応が注目され、興味深いところです。

00:05
はい、こんにちは、徳利です。今日はですね、ツイッターがバタバタしている間に、Facebookグループ、メタグループですね、メタ社が
インスタグラム連動のツイッター対抗アプリ、Threadsというものを
出しますよというのが、明確に7月6日ですね。
今日が7月5日、カウントダウンが1日と51分になってますけれども、どうなんですかね、この
メタのツイッターの代わりになるアプリ、Threadsが出るよ、みたいな話は、先々月ぐらいかな、僕も取り上げましたけれども、7月中旬ぐらいに出るのが社員向けに
公開されたのをバージかどっかがリークしてみたいな感じでしたけれども、いよいよ
アプリストアに、一回ね、Googleのアプリストアに出ちゃって、慌てて消すみたいな、バタバタもあったらしいですけど、
Appleの方に予約の登録ができるようになっているので、結構登録してる人もいると思うんですけど、
これがどうなのかっていうのね、Threads、アイコン、これアットマークですよね、なるほどそうきたかっていう、
ブルースカイトがATプロトコルって言ってるから、当然アットマークはブルースカイトが使いたかったはずなんですけど、ブルースカイトがアイコンとかを決める前に、
先にThreadsが取っちゃったね、みたいな投稿してる人もいましたけれども、さあどうなんでしょうって話ですね。
単純に数の論理、算数の世界で考えると、インスタでも20億とかユーザーいるんですよね、フェイスブックはもっといるんですけど、
20億のSNSをベースにThreadsがオプション機能と考えると、1、2割の人が使えばもう2億4億みたいな、そういう話なんですよね。
Twitterって日本ではめちゃめちゃ人気あるんですけど、実は世界でいうと、6億弱ぐらいじゃないかってことですよね。
だからインスタ20億でTwitter6億弱だから実は3倍以上インスタはいるんですよ。
そう考えると、案外このTwitterのバタバタの過程でThreadsがマップをユーザー増やしちゃうってことはあり得なくはないんじゃないかっていう。
一方で僕はブルース会とか分散型のTwitterのサービスがちょっと伸びるのを楽しみにしていた人間なので、
Threadsがこのまま、また結局ネタが勝つんかいみたいなのはちょっとなんかもやもやするんで、
あえてネタ社のこのThreadsの弱点についてちょっと考えてみました。
一応3つぐらいあるかなっていうんですね。
Threadsの個人情報取扱いと懸念
一つは個人情報の取扱いに対する懸念ですね。
これアメリカでは結構大きいと思うんですけど、日本だとあんまり気にしている人はいないと思うんですけど、
何しろFacebookグループがケンブリッジアナリティカっていう調査会社にデータを違法収集するのを自由にさせちゃってたっていう黒歴史があってですね、
Facebookをはじめとしたメパシタの個人情報の扱いに対しては結構アメリカの人たちは斜めに見てる人が多いと聞いてます。
で、Threadsのアプリがアプリストアに登録されたら早速ジャック・ドーシーがですね、当然ライバルだからなんですけど、
All your threads are belong to us.
要はあなたたちのデータは全部俺たちのものだぜっていうアプリだよねこれはっていう感じで、
このアプリストアに表示されるこのアプリを登録するときに必要な提供すべきユーザー情報がやたらとたくさんあるんじゃねえかっていうのはちょっと皮肉ってツイートして、
これにイロンマスクもコメントしてたみたいですけど、
こういうデータ全部取って広告で儲けますっていうこのFacebookグループ、Facebookインスタの姿勢に、
形容感を示す有識者は一定数いますって話ですね。
ただこれは一応弱点に書いたんですけど、
いっぱいユーザーね正直気にしないと思います。
TikTokもね今アメリカのどっかの州がTikTok禁止するみたいにやってたりしますけど、
あれもだからその中国への情報漏洩のリスクって考えたらそうなんですけど、
じゃあ一般ユーザーがそういうの気にするかつったら気にせずやっぱりTikTok面白いから使うって話だと思うんですよね。
2つ目の弱点ですね。
Threadsの弱点として考えられるポイント
これ日本のツイッター会話でよく聞かれたんですけど、
インスタはリア充でツイッターはそうじゃないから、
インスタがツイッター的サービスだって相性が悪いみたいな。
日本はねあるかもしれないんですけど、
元々インスタを使いたい人は写真とか動画のコミュニケーションが好きな人で、
テキストのニーズはそんなないかもしれないとかっていう文明が当然あると思うんですけど、
言うてもねこういうのって結局コミュニケーションツールとしてインフラになってしまうとあんま関係ないと思うんですよね。
一曲ミクシとかFacebookとかLinkedInとか、
なんだかんだ最初は似たような人とつながってみたいな、
投稿する中身も似たような感じでみたいになりがちだと思うんで、
これもそんなに弱点にはならないんじゃないかなって。
スレッツ見る限りもツイッターのほぼクローンですからね。
サブワーカーの代わりにインスタのスレッツを使うとかっていうのもあるんじゃないかなと思ったりします。
3つ目、これが個人的に一番弱点というか唯一違いとしてあり得るんじゃないかな、
ブルースカイとかオープンソースGAがスレッツに勝てるとしたらここじゃないかなと思って、
外部開発者との連携性ですね。
Facebookとかインスタって、ツイッターが要はオープンだったって話なんですけど、
やっぱりFacebookとかインスタって比較的、
APIはいろいろあるんですけど、
投稿とか結構怖いところに関しては外部開発者があんまりいじれないんですよね。
ツイッターってやっぱり何が素晴らしかったかっていうと、本当に自由度が高かったんですよね。
だから、それこそ今はマスクになってしまって全部なくなっちゃいましたけど、
外部の開発者が作ったアプリでツランできたりとか、
投稿も外部アプリから投稿できたり、自動のツールで投稿したりとか、
外部のツールで何か分析したものをまたそのままツイートしたりとか、
やったみたいにツイートをまとめて、またそれをコンテンツにしたり、
投稿も収集もデータの分析とかもすごいAPIが充実していて、
ツイッター自体は非常にシンプルなサービスだったんですけど、
開発者がそれの周辺サービスを開発することによって様々なニーズに対応できたっていうのが、
僕はツイッターがあんだけビジネスモデルがないない収益性上げるのが下手だ言われながらも、
こんだけ特に日本で伸びた理由だと思っています。
インスタとかフェイスブックってやっぱ投稿ができないんで、
結構自動投稿とかできないと結構まあまあ面倒くさいんですよね。
単純にブログとかノートとか書いて、
それのRSS読ませて自動でツイートするみたいなのはツイッターならできるんですけど、
他のツールだと案外できないですよね。リンクトインとかできるんですけどね。
そういう周辺サービスのこの許容度がこのスレッツがどれぐらい柔軟かどうかで、
他のサービスの付け入れる隙ができるかどうかが変わってくる気がします。
BlueSkyとかは今そこは非常にオープンソースだから柔軟なんですよね。
BlueSkyのツールアプリ「Threads」の特徴
BlueSkyの日本のエンジニアが作ったツールアプリとか複数存在するんですけど、
そういうその周辺エンジニアによってサービスを充実するっていう力を、
メタグループが果たして今回使うのかどうかですね。
ただスレッツってマストドンのアクティビティパブペースで作られてるんで、
まあその意味ではオープンソースって言っていいんですかね。
ちょっとよくわかんないですよね、その辺がどんな感じになって。
この辺は技術的には素人なの。
あくまでマストドンのアクティビティパブペースは使ってるんだけど、
そのスレッツを使えるのはもうスレッツのアプリの中だけなのであるっていう
インスタに近い感じになるのか、あくまでスレッツのアプリは
そのマストドン的な仕組みの上で他の開発者がいろいろと周辺されて作る余地があるのか。
この辺でね、やっぱりテレビ番組と連動してハッシュタグを画面に出したりみたいな
そういう柔軟性がツイッターのひとつの魅力なので、
その辺をスレッツがどこまでコピーしてくるのかどうかですね。
この辺がやっぱり本当のツイッターの代わりになるのか、
あくまでインスタのツイッターっぽいおまけになるのかが変わってくると思うんだ。
これによって本当にその移行先としてツイッターのコアユーザーの人たちに
受け入れられるかどうかみたいなのが変わってくると思うんですね。
となっていろいろ考えたんですけど、
普通に考えたら多分ね、
ブルース・カイトがノストロダムス系のやつとかマストドンとかに比べると
当然スレッツの方が何としても親近力があるし開発力もあるので
有利に覚えちゃうと思うんですよね。
ただ普通に考えたらツイッターは負けないはずなんですよ。
負けないはずって僕がツイッターのユーザーだからという感じになっちゃうんですけど、
普通やっぱり全く同じサービスを後発で作って前を走っている人を抜くケースって
あんまり今までインターネットの歴史でないんですよね。
やっぱりもうすでに似たようなサービスがあると
やっぱり先行サービスを使っている人は移動するのが面倒くさいので
普通は移動しないです。
特にツイッターみたいなネットワーク効果が強いサービスだと
今ブルースカイにちょっとした人が写ってますけど
やっぱりブルースカイにもツイッターにも同じものを投稿することになっちゃうんですよね。
そうすると結局ツイッターの方がフォロワーが多いから
そっちの方が反応がいいんで
ツイッターは辞めないと
辞めないと別にツイッターからブルースカイに人が移動しないみたいなことが起こるんですよね。
普通はツイッターのスレッツにおいても起こるんで
スレッツがツイッターのユーザーを抜くっていうのは
普通だったらかなり厳しい話だと思うんですけど
なんつってもツイッターがガタガタ揺れてますからね。
本当どちらかというとこれはツイッター次第なんじゃないかっていうのは個人的な結論ですね。
特に直近の接続制限はかなりユーザーの信頼を裏切ったと思うので
あれはなんか見てるとやっぱりどちらかというと
後手後手に回っているマスクの判断がどんどん先を見越してなかったから
APIを遮断したらこういうクローラーが出てくるのは分かってたと思うんだけど
分かってなかったからクローラーが来て、クローラーが来たら
余っててそれを遮断するためにああいうことをやった結果こうなっちゃうみたいな
それとサーバー負荷の問題だとかエンジニアが少なくてとか
いろんなものが重なってあれをやらざるを得なかったっていう話に見えるんですよね。
ツイッターのユーザー反応と将来展望
あれは多分一時的なもので元に戻ると思いたいんですけど
もうね、ツイッター1000件しか見れないとかってツイッターじゃないですからねって
まあ僕一応課金してるんで1万件とか
1000件も見ねえだろってツイッター使わない気もすると思うと思うんですけど
使ってる人からするとあってますからね。
この辺がコアユーザーを裏切ったっていうのは結構ダメージでかいと思うんだなあ
別になんかお前の人たちが離れてしまうとその周辺の人たちも一緒に移動しちゃうリスクがあるんですよね
みたいなことを一人で今悶々と考えてるんですけど
まあまずはスレッツがリリースされて
多分アプリの人気ランキングで1位にしばらくなってみたいな感じになるんじゃないかなと勝手に予想してますけど
果たしてそうなるのか全然僕が間違っててスレッツの出来が意外に悪くて
全然盛り上がるのにあっさり終わるってこともあると思うんですけど
15年ツイッターを使ってる人間からそれとも今心配で心配で仕方がありませんっていう
ツイッターの皆さんもぜひ頑張って
ヤッカリーノさん頑張ってください
マスクのスタンドプレイでどんどん敵を増やすっていうのを
ヤッカリーノさん止めていただきたいってここで僕が言っても誰にも届かないと思うんですけど
はいっていうスレッツが出てくるのちょっとドキドキするねっていう話でした
他にもこんな話してますよっていうのがありましたら
ぜひコメントやツイッターで教えていただけると幸いです
ありがとうございます
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