00:07
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、藤井風さんのNHKスペシャルがNHKワールド、NHKの国際放送で配信されるっていう話を年末にご紹介したんですけど、
そういえば忘れてたと思ってちょっと見に行ってみたらですね、アーカイブ1年残るみたいなんですよね。ちょっと驚いたんでご紹介したいと思います。
もともと藤井風のぼれ世界へっていうNHKスペシャルが放送されたの、10月とかでしたっけ?
今はもう当然NHKプラスでも見れないし、なんかNHKミュージックスペシャルってNHKオンデマンドで検索しても出てこないんですけど、
僕だけですかね、ちょっとわかんないですけど、この藤井風さんのNHKスペシャルの回って、藤井風さんが英語歌詞のアルバムを作ってるんですっていうのがカミングアウトされた。
結構ね、大げさに言い方すると歴史的にもすごい重要な番組だと思うんですよね。
これがやっぱりYouTubeとかオンラインで一切見られないのはちょっと問題あるんじゃないかなと僕は勝手に思ってたんですけど、
なんとNHK側がそのNHK国際放送、NHKワールドジャパンの方で公開されまして、これ初めての試みみたいですけども、
てっきりなんかNHKプラスと同じでアプリ入れないと見れないやつあるかなと思ったら違うんですよね、ブラウザ叩くと見れちゃうんですよ。
当然英語版なんですけど藤井風さんは一部日本語で喋ってますからね、頑張って。
あとライブのシーンとかも多いんで、別に英語わかんなくてもある程度日本の藤井風ファンの人でも楽しめちゃう。
藤井風さんのライブ自体はそれこそNetflixとかで見れるんで別にここで必ずしも見なくてもいいですけど、
いずれにしても藤井風さんのこの英語歌詞アルバムのリリースに向けてのこの苦闘が収録されている45分ほどのNHKスペシャルがブラウザでタダで世界中見れちゃうんですよね。
結構こういうのをやるときって日本、海外向けだとなんかカントリーコードかけて日本から見れないみたいにするケースもありますけど、
このNHKワールドジャパンに関しては日本でも見れます。
日本在住の海外の人向けっていうことだと思うんですけど、これすごくないですか?
NHKミュージックスペシャルが見れちゃうんですよね。
見れちゃう。YouTubeにあげれば同じこと起きるんですけど、NHKミュージックスペシャルですからね、これはちょっと新しい取り組みだと思いますね。
03:01
残念ながらNHKワールドジャパンのサイトは再生数が表示されてないんでどれくらい表示されているかわかんないんですけど、
現状、SHOWSっていう番組が並んでいるところでヘッダー画像で思いっきりプッシュされてますね、富士風クライムトゥードワールド。
これはぜひ海外の富士風ファンの人には見てもらいたいし、ファンじゃない方にもこれ見てファンになってもらいたい感じがありますからね。
ちょっとこれを見て思い出したのが、NHK広報局さんがタイニーデスクコンサートジャパンの裏側の記事をノートにアップされていたんですけど、
それのタイトルも日本の音楽を世界へNHKスタッフの挑戦っていうタイトルになってるんですよね。
これもタイニーデスクコンサートジャパン、最初にその富士風さんでサンプル番組をやって、
その後稲葉さんとか日本側でずっと続いている番組ですけれども、
これも実は日本の音楽を世界に届けるためのどうも戦略的番組だったらしく、
NHKそのワールドのサイトにアーカイブ上がってるんですよね。
で、YouTubeにもアーカイブ上がってて、なんでだろうなと思ってたんですけど、
NHKミュージック側にもタイニーデスクコンサートジャパンの動画が上がってるんですけど、
こっちは1週間とか2週間とかで消えちゃうんですよね。
今回、紅白の動画も1週間で消えちゃったんですよね。
去年までは多分2週間とかアップされてたと思うんですけど、
今年はNHKプラスの多分視聴期間に合わせて消えちゃって、
もったいないですよね。ちょっとこれあれ、復発しないのかな?
なんか藤井香さんのニューヨークの中継のやつ、あれはもう永久保存版のやつだと思うんですけど、
フルで上がってましたからね。あれとか米津さんのやつフルで上がってたから、
残るのかなと思ってたんですけど、残念ながら今のところNHKミュージックチャンネルからは、
もう紅白絡みの動画、全部消えましたからね。
15時間前のやつが4本上がってますけど、その前が2週間前になっちゃって、
まるで紅白が全くなかったかのような状態に、ヘッダー画像だけが残ってますけど、
この辺は多分ですけど、去年新聞協会がかなり厳しくNHKのネット活用とかテキストニュースに厳しく突っ込む、
去年おととしかな、去年かな。その結果NHKのネット活用相当削減されたんですよね。
テキスト系のニュースサイト全部閉鎖しましたし、多分YouTubeの活用も、
あくまでNHKプラスの宣伝としてYouTubeを活用する感じになっちゃったのかなっていう。
他の番組でアーカイブ残ってるものはあるんですけど、
06:02
紅白みたいな目玉のやつとか、タイニーデスコンサーツも1ヶ月ぐらいで多分消えちゃうんですよね、NHKミュージックは。
にも関わらず、実はNHKミュージックとは別のNHKワールドっていうYouTubeアカウントがあるんですよ。
こっちはアーカイブがね、上がってるんですよね。
稲葉さんのやつとかも上がってて、なんならNHKミュージックのチャンネル登録者数60万人でNHKワールド300万人いますからね。
これはひょっとしてNHKさんはそのNHKワールドの方をデジタル配信の軸にしようとしてるのかなっていう。
NHKワールドのウェブサイトとNHKワールドのYouTubeですね。
その実験の一つ目がこの藤井和さんのNHKスペシャルだったんじゃないかなってちょっと深読みを勝手にしております。
多分海外向けに出すやつだからデジタルもそのNHKプラスとかNHKオンデマンドみたいな
課金必要にせずにあくまで海外向け、日本のコンテンツを海外に出すための位置づけだっていうので、社内を通してるんだと思うんですよね。
NHKさんはやっぱり装甲の縛りとかいろいろあって、多分社内の調整とかすげー大変だと思うんですけど、このトライはね、ぜひ成功してほしいです。
もうね、NHKミュージックスペシャルといえば藤井和さんのやつもめちゃめちゃ良かったですけど、僕はアイドルとニュージーズの会話、あれはやっぱり歴史に残すべきだと思うんですよね。
あの紅白の一緒にやってて、下手したらニュージーズってグループ名なくなっちゃうかもしれないですからね。
あれは世界の人が見れるように、ぜひここにあげてほしいと思いますし、それこそJ-POP世界へっていう私もちょろっとだけ出させていただいた番組も、
あれはやっぱり海外の人たちに見てほしいですから、藤井和さんのこれが成功すると他の番組も上がるんじゃないかなっていう、ちょっとわかんないですけど藤井和さんちょっと別格なんですよね。
タイニーデスクコンサーツジャパンの動画も藤井和さんと稲葉さんだけ本家に上がってるんですけど、なんつっても藤井和さんのタイニーデスクコンサーツジャパンの動画1400万再生超えてるんですよ。
圧倒的なんですよね。たぶんこの成功があるから藤井和さんのNHKスペシャルもこの英語版作ってNHKワールド上げようってことになったんだと思うんで。
ちょっとね、他のやつが続くかどうかわかんないですけど、ただNHKさんがそのテキストが減った分、こうやって国際向けに日本のアーティストを世界に広げるための活動にこうやって力を入れてるみたいなのは
ちょっと楽しみだなって。日本のテレビ局がなかなかまだ番組をYouTube側に出すっていうところに踏み切ってるところは、特に地上波、民放はやっぱりスポンサーの手前やりにくいと思うんですけど、
09:10
NHKはこの日本のコンテンツを世界へっていう文脈でいろいろ出してくれるといいですよね。漫画を紹介する番組とかも始まりましたから、ちょっと楽しみだなと。
NHKワールドを引き続きちょっとチェックしたいなと思っております。
はい、こちらのチャンネルでは日本のエンタメの未来を応援するために、エンタメのデジタル活用やお仕事のSNSの進化なんかを紹介していきたいなと思っています。
他にもこんな話をしてくださった方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、ありがとうございます。