ジャンプTOONの紹介
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、ジャンプTOONという、ジャンプがやっている縦漫画のサービスがあるんですけども、これが意外に面白かったので、ちょっとご紹介したいと思います。
元ネタは、日経クロストレンドさんで、階級の縦読みに、終焉者ジャンプTOONで目指すもの、という記事がありまして、ちょっとこれ会員限定記事なんで全部ご紹介できないんですけど、
終焉者ジャンプTOON編集長の浅田さんにインタビューした内容の記事ですね。
で、僕は漫画は横読み派なんで、縦読み流行ったら嫌だなぁと思ってる側の人間なんですけど、
それこそ、漫画編集者の佐渡島さんと何かの会食か何かでお会いした時に、佐渡島さんはもうやっぱ世界はもうこれから絶対縦読みが来るって言ってて、
横読みはやっぱり厳しいみたいなことをおっしゃってたんですよね。僕はちょっと横読み派なんで、本当かなっていう。
スマホは確かにそうなんですけど、横の画面とか紙に印刷することを考えたら、やっぱり横は横で大事なんじゃないかなと思ってたんですけど、
収益者ジャンプもWebtoon参入するということで、どういうふうにするのかなっていうのはちょっと気になってたんですよね。
実際は7月に始まってから全然僕ウォッチしてなかったんですけど、実は完全に新しい作品で始めるのかと思いきや、既存の作品も縦漫画にするっていうアプローチを取られてるみたいですね。
で、横で読めるのになんでわざわざ縦にする必要があるんだって話はあると思うんですけど、やっぱね、横読みと縦読みは多分違う作品なんですよね、ユーザーインターフェース的にも、体験的にも。
で、今回インタビューを読んで思ったのは、アニメと横読みの間にWebtoonがいるともう取り返しやすいのかなとちょっと思いました。
横読みの漫画ってどちらかというとその漫画家の方が一人で、アシスタントをつけるにしても、一人で白黒を基本にして描くっていうのが日本の構造だと思いますけど、Webtoonってやっぱカラーがどんどん中心なんですよね。
で、やっぱり分量制でやるのが普通になってるらしくて、作り方としては実はアニメに近いらしいんですよね。
なので、僕実は配給読んだことはなくて、今回ジャンプトゥーンで初めて読んだんですけど、横読んでないからあるかもしれないですけど、普通にやっぱね、おもろいですね。
多分横の大駒を縦に向き変えて縦に入れたりとかっていうすごい工夫はされてるんですけど、基本はコマ割りは横読みの漫画と同じ状態にして、
組み替えて、線画を加筆しカラーリングしてるそうです。 これをやれば多分その
縦読みで読みたい人には縦読みで読めばいいし、横読みで読みたい人は横読みで読めばいいっていう選択肢が出てくるって話だと思うんですよね。
当然コストかかるじゃんって話なんだけれども、それでその海外市場、特にWebtoon、
オジックに海外が増えるんだったら、それはそれでありっていうことかなっていう気はしてきました。
実際僕もジャンププラスで読んでますけど、やっぱね、ハンター×ハンターとか文字が小さすぎて、
漫画の未来と課題
スマホの画面で横読みの漫画を読むの、ちょっとね、そろそろ、僕自分でまだギリ老眼ではないと信じてるんですけど、
しんどいですよね。ちょっとiPadで読んだほうがいいかなみたいな感じになってくるんで、
やっぱりWebtoon、スマホで読むのに最適化された状態でスマホに合わせた文字サイズっていうのは、
それでやっぱ必要だなっていうのもありますね。やっぱり、フランスとか横読みの漫画に慣れると、お米の方でも横読みの漫画読めるようになるらしいですね。
漫画の編集者の方が言ってましたけど、横読みの漫画を読むには、ある程度のリテイラーシーが必要だみたいな話があるらしく、
動画もやっぱり横の動画から今、SNS側はみんなショート動画の縦のものが主流になっていることを考えると、
漫画のような、実はビジュアルコンテンツは縦読み、ちゃんと対応しといた方が良くて、
漫画家の人が縦読みに対応するんじゃなくて、漫画家は横読みで作っておくんだけれども、編集部側でチームで縦読みに変換するっていうのは、
これはありだと思いましたね。これによって横読みも縦でヒットする漫画も出てくるかもしれないし、当然その投資が必要なんだけれども、
世界史上ターゲットに回収できると思うと、このポートポリオはジャンプさすがだなって勝手に思っています。
当然アプリとしては後発なんで、今うまくいっているのかどうかよく分からないんですけど、
やっぱり漫画は日本にとって本当に重要な産業になると思うので、ウェブトゥーンで海外勢に取られるわけにはいかないと思うので、
ジャンプトゥーンに頑張っていただきたいなという意味でご紹介でした。
スマホで読むんだったら横読みで読み始めるよりも、カラーで縦で読めるんだったらジャンプトゥーン側で再編集されているやつをこっちから読み始めるっていうのはちょっとありだなと思いました。
はい、こちらのチャンネルでは日本のエンタメの未来を密かに応援したいなと思っていますので、
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日もありがとうございます。