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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、ディズニープラスで配信されているショーグンですね、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞の旗並みを受賞されていましたけれども、
そのショーグンを見出したスタジオのFXのチェアマンのジョン・ランドグラフさんが、ディズニー経由でコメントを発表されてまして、
リリースもいただいたんですけど、ちょっとなかなか面白かったのでご紹介したいと思います。
ちょっと軽めにまず一つ目取り上げたのは、アニメについてのコメントですね。ちなみにこのジョン・ランドグラフさんがどういう人かっていうと、
多分ね、米国のこのドラマとか映像業界だと結構ビジョナリーな人だと思いますね。昔、
アセトモさんのインタビュー記事だったら、日本のテレビ業界は今後どうするかっていう質問に対して、YouTubeで提供されるコンテンツとは両方で戦えないからこそ品質で戦うべきだっていう、
時間とこだわりを投資することは大切ではないかっていう問題に提供されているのは非常に印象的で、
ピークTVってアメリカにおけるテレビドラマの黄金期だけど、これは多分このバブル終わるよっていうのを予言していた人で、
見事に今そのバブルが崩壊しているタイミングにあるんですけども、この方が実は将軍の企画をもうそれこそ10年前とかだったかな、11年前から構想して、
7年前に真田裕之さんが参加してプロジェクトが動き出すっていう、このプロジェクトのある意味チェアマンですからね、
そのFXとしても膨大な金額を投資したドラマだったんで、それの判断をした一番偉い人だと思うんですけど、
この人が言っていて面白かったのが、将軍って日本語が7割なんですよね。
これアメリカのドラマ界においてもこんなリスク取ったドラマは今までなくて、
当然そのニカゲームみたいに韓国製作だったら韓国語ほとんどだし、
ゴジラマイナスワンみたいに日本製作会社が作れば日本語ほとんどだしってなるんですけど、
ハリウッド製作のドラマでアメリカ向けにも関わらず、言語の7割が英語じゃないっていう日本語っていうのは、
これめちゃめちゃリスクでかかったんですよね。
そのリスクをなんで取れたのかっていう質問に対して、実は息子のおかげで、
私には20代の息子が3人おり、彼らは日本の漫画が好きで、日本のアニメは吹き替えではなく字幕で見ていますって、
日本の声優が話すオリジナルの言葉で見たいと思いがあり、若い彼らは字幕への抵抗がありませんって。
時代の変化もあり本作も半分以上日本語で表現していますが、文化を正しく伝えるにはその土地の言語を使うべきだと考えているんです。
当然息子の影響だけじゃないんだけれども、自分の子供たちが日本のアニメをわざわざ字幕で見ているっていうのを見て、
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やっぱりその字幕で見る文化、アメリカでは今までなかったんですけど、
それが広がってきてるからそこに挑戦しようって判断をできたっていう。
本当に息子の方々にお礼を言いたいです。
これでも嬉しいですよね。
僕も昔はそれこそ金曜ロードショーとかで吹き替える映画を見ていたのが、
英語でレンタルとかで字幕で見れるようになると、やっぱり字幕の方がそのまま声も、
役者さんの声なんて字幕で見るのが普通になってきました。
やっぱりアニメって比較的そこの違和感が少ないんで吹き替えになっちゃうのかなと思ったら、
わざわざその日本のアニメだからって字幕で見てくれているっていう。
これ大きいですよね。
これで字幕に若い人が慣れてくれると、
ゴジラマイナス1みたいにその実写も日本の字幕で見てくれるっていう。
なるほどなと思ったんですけど、
今回のメインテーマ。
今回のコメントで一番嬉しかったのはそこじゃなくて、
シーズン2の撮影についての研究をされているんですよね。
日本、そもそもシーズン1でこれだけオーセンティシティ、
本物さというか、嘘がない状態っていうのにこだわったからそこそ日本語でやるっていう。
とにかく日本人なんだから全員日本の役者でやるし、
孤独から何から日本からプロを呼ぶっていうくらいこだわったのに、
撮影だけはカナダなんですよね。
今回のね、将軍シーズン。
これはコロナ禍だったのもあって日本ではできなかったっていうふうに聞いてたんですけど、
そこの具体的な背景を今回開示されています。
実際に日本へは企画開発中に3回訪れています。
すごいことですよね。
日本での撮影の可能性を探ったのですが、
巨大なセットが建てられ多くのスタッフキャストを収容でき、
海や自然が近くにあるという状況を乱す場所が探すことができませんでした。
コロナ禍じゃなくても見つからなかったんじゃねーのっていう気がちょっとしないですけど、
私はできるだけ現地でロケーション撮影することが望ましいと思っていますが、
今回は北米に日本の職人や俳優に来てもらいました。
撮影期間は合計210日。
1話あたり平均21日かけているので、
それだけの期間撮影が可能な状況を揃える必要がありますが、
第2シーズンでは日本を含めグローバルに可能性を探りたいですと。
第2シーズンもあのままカナダで撮るわけではないっていう。
でも日本を含めグローバルにですかね。
日本では厳しいっていうのを感じつつの発言だと思うんですけど。
でも本当にオーセンティシティにこだわるのって、
日本でロケしてほしいんですよね。
僕はコロナ禍だったんで断念したっていう報道を見てたんで、
シーズン2は日本でできるんじゃないかと思ったんですけど、
ここですよね、巨大なセットが建てられる。
海や自然が近くにあるっていう。
このロケ地の状況を全部満たせるところが日本にあるのかっていう。
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ここがポイントになるんだと思いますね。
いやーでもね、これちょっとシーズン2。
本当このシーズン1の時にカナダに完全に日本を作ってますからね。
お金があるとこれができるっていう。
当然VFXも含めてやってるんだと思いますけど、
ただやっぱり日本の自然。
だから紅葉とか桜とか、
やっぱりちょっとCGだなって感じになってたと思うんですよね。
シーズン1もね。
当然カナダの自然の中で撮ってるわけなんで。
これは本当にオーセンティシティにこだわるんだったら
日本で撮ってほしいんですけど、
場所ですよね。
今回シーズン1でのセットはですね、
14万平方フィート、約13万平米という巨大なセットを建てました。
日本なじみの東京ドームで2.7個分らしいですよね。
この13万平米で巨大なセットが建てられ、
多くのスタッフキャストを収容できる紅葉自然が近くにある。
状況を乱す場所は日本にありますでしょうかっていう話なんですよね。
VFX使えば世界のどこでもね。
ラストサムライもそもそもニュージーランドとかだと思うんで。
ニュージーランドですよね。
似たような自然の場所でやった方がコストも安く済むし、
みたいなのがやっぱあると思うんですけど。
日本で撮ってほしいじゃないですか。
これはもうね、広瀬的には北海道じゃないと無理かなっていう感じもありますけど。
どうなんだろうな。
北海道で夏のシーズンだったらあり得るのかなみたいな。
これね、日本の自治体さんちょっと、
特に観光客が今あんま来ない日本の地方のエリアは、
これね、めちゃめちゃビジネスチャンスだと思うんですよね。
何しろシティハンターの映画の神戸ロケで直接的な経済効果1億円あったって話なんで。
シティハンター、神戸のロケそんなメインじゃないですかね。
それでも1億円ですから。
巨大なセットを作って半年以上撮影してくれるチームが来てくれたら、
めちゃめちゃ経済効果あると思うんですよね。
オリンピックとワールドカップのサッカーのチームが練習に来るとかっていうのと比べ物にならないぐらいインパクトあると思うんで。
しかも政治化する可能性ありますからね。
ぜひちょっと今インバウンドの恩恵を葬れてない日本の自治体で、
巨大なセットが建てられ多くのスタッフキャストを収容できる海や自然が近くにあるっていう。
いやーちょっと日本の自治体本当に立候補していただきたいんですよ。
やっぱこの将軍で唯一残念なのがロケ地が日本ではないっていう。
その日本の舞台なんだけども日本が聖地にならないっていう。
カナダが聖地になっちゃうっていうのはちょっと個人的に非常に残念で。
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どうなんだろうなー。
日本でやった方がね、それこそラクソ侍が既存のお寺とかバッグに撮影することによって
そのセット代を浮かして低コストでも時代劇をやれているように。
当然その日本で撮ればそんなにほとんどVFX使わないといけないかもしれないですけど、
当然大阪城とか関ヶ原とか、それに関連する日本の説で撮った方がより本物感出ると思うんで。
日本はね、なかなか法律とか行政の動きが悪くて、ハリウッドからするとすごいロケがしにくいから
結構日本が舞台の作品もみんな他の国で撮っちゃうみたいな話がありますけど、
ここはぜひどっかの自治体さん頑張って立候補してほしいなと思うところであります。
ということでこちらのチャンネルは日本のエンタメの未来を明るく応援するために
エンタメのSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話知っていなかった方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。