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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、大谷翔平選手を起用した伊藤園さんの裏話を
マーケティングアジェンダ東京というイベントで聞くことができたんですけど、その話が非常に面白かったので、
やふうに記事として起用したので、ご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、大谷翔平選手への応援で話題となった伊藤園、おスいお茶、グローバルアンバスター契約の裏側というタイトルになってますけれども、
これはマーケティングアジェンダ東京2024というのが去年の12月に開催されて、そこでマーケティング本部長の志田さんがお話しされた話をまとめた話になります。
おスいお茶は、ギネス世界記録認定もあるらしいですよね。5年連続で世界で最も飲まれている緑茶飲料として認定されているそうで、
もともと緑茶オーペットボトルでスタートしたのは確かおスいお茶だったと思いますし、今でこそ各飲料メーカーみんな緑茶やってますけど、それのリーダー的存在ですよね。
日本はもう人口が減少していくし、市場に限りがあるので、やっぱり世界市場を緑茶も目指しているらしく、結構ヘリコンバレーとかでも飲まれてるんですよね、緑茶。
実は大谷翔平選手も、今回ブランダムスターが起用する前から実は飲んでいるっていうのが分かっていて、今回起用する経緯になったらしいんですよ。
すげえ話なのが、皆さん忘れてると思うんですけど、この起用の契約交渉してるタイミングが2024年3月とからしいんですよね。2月3月。
皆さん覚えておられましたでしょうか。あのギャンブル疑惑事件が発生するタイミングなんですよ。
これはね、今でこそそれは契約維持するよねって話ですけど、あの瞬間クライアントみんな二の足踏んだと思うんですよね。
だってあの瞬間大谷翔平選手すらギャンブル疑惑が投げかけられ、伊藤園さんからすると多分それはディールの直前だったから撤退する選択肢もあったと思うんですよね。
でも無事にディールをし、疑惑も晴れシリーズに入るんですけど、ここで伊藤園さんすごいなと思うのは、大谷翔平選手との契約は予定通り結んだんですけど、
もともとは大谷翔平選手が大洋茶を昔から飲んでますっていうのは、それを当然伊藤園としてはコマーシャルで言ってもらいたいからそのために起用して契約したんですけど、
テレビCMをやめるっていう選択をされるんですよね。すごくないですかって僕が言うのもあるんですけど、テレビCMに起用する予定だった大谷翔平選手と契約してお金払うのにテレビCMやらないって決まるんですよ。
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だからもうそのこの状況でテレビCMで大谷翔平選手ににこやかに大洋茶おいしいよとかって言ってもらうのはやっぱおかしいっていうふうに伊藤園としては考えたと思うんですよね。
何をやったかっていうと、まず応援広告をするんですよ。2020年4月30日、世界67で大谷翔平選手への応援メッセージを掲載っていう。
皆さん忘れてますって思うんですけど、去年は5050超えてむちゃむちゃ活躍した年だったんでずっと調子が良かったように思ってる人もいてますけど、最初の頃すごい不調でしたからね。年始にあんなトラブルあったら不調になるわって話なんですけど。
そういう意味で、伊藤園さんは応援する方にもあるんですよね。この広告、広告業界的にはあり得ないんですよ。
ぜひクリエイティブ見ていただきたいんですけど、おい大谷さんって新しい季節が来ましたねっていう、おいお茶がおっと一息つけるときの一生になれば幸いですっていう。
どんな時でもどんなに離れていっても私たちは大谷さんのそばにいて応援おいお茶っていう。おいお茶が大谷さんを応援するっていうクリエイティブなんですよね。
お茶のペットボトル、ロゴが見えないんですよ。横向いてるんですよね。
これね、僕も前職でお仕事してたときにこういうの全然知らなかったんで、よく怒られたんですけど、写真を撮るときにロゴを前にしなくちゃダメだっていう。
ブログの記事とかね、SNSで投稿する写真とか。広告代理店の方はそこから多分出芸も教育されてるから、めちゃめちゃそこもしっかりやるんですけど、その広告でロゴこっち向けないんですよ。
これあくまで応援広告だから、スタジアムからおいお茶のペットボトルが大谷さんを応援しているっていう広告なんで、あえておいお茶を前に向けてないんですよね。っていう広告をまず展開するんですよね。
おいお茶が向いてるのは、横に出ているいつの日も僕のそばにお茶があるっていう大谷翔平選手の俳句に向かっているようなクリエイティブにしたそうです。
この応援を徹底するんですよね。なのでテレビコマーシャルの予算をこの新聞広告2等、OH交通広告に回すそうです。
世界中に大谷翔平選手の交通広告を出すっていう。
象徴的だなと思ったのはニューヨークのタイムズスクエアに出したのはヤンキー戦のタイミングらしいですよ。
9月9日、ニューヨーク、ロサンゼルスをジャスター、ニューヨーク、ヤンキー戦のタイミングで出すっていう。
そうすることによってある意味メディア露出をメインで、テレビコマーシャルの予算をメディア露出を狙う新聞広告と
交通広告で大谷さんを応援するフォーに回った結果、メディア露出がめちゃめちゃ上手くいったっていうことらしいですよね。
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結果的には大谷ちゃんも前年で世界の売り上げが5%伸びるっていう、こういう定番商品が5%伸びるのはすごいことだと思いますけれども、成果を出したらしい。
シェルターさんからするとまだまだ全然やり足りないっておっしゃったんですけど、実際に自分が担当者だったときに大谷翔平選手の周辺でああいうギャンブル報道が暴動されて撤退せずにいられるかとか、
その後、契約した後にこうやって広告の方針変えられるかって言うと、国は無理だなっていうのは伊藤園さんすごいなって思いましたっていうお話です。
ただそれだけなんですけれども、これ本当にすごい話だと思うんですよね。やっぱり広告って何なんだっけって。
ほんと今富士テレビの騒動でテレビコマーシャルが全部広告主が引いてしまって、そもそもテレビコマーシャル意味なかったんじゃないか議論みたいになってますけど、
やっぱりそもそも広告って何のためにやるんだっけっていうのを改めて考えさせられる事例で非常にいい話だったなと思ったのでご紹介です。
こちらのチャンネルでは、日本の円ための明るい未来を目指すべく、円ためのSNS活用や推し活の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。