1. 徳力のミライカフェ
  2. Netflix「地面師たち」にみる..
2024-08-05 10:41

Netflix「地面師たち」にみる日本の俳優陣の凄さ #734

Netflix「地面師たち」の反響から考える、日本の俳優陣が世界に見つかる日(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3c07fdf9e540347300eca31d65161ba78887d238
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63d3437e70af05f9d1fa0caa
00:06
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、Netflixのドラマ「地面師たち」が個人的にもうど真ん中のストライクだったので、
Yahoo!ニュースに、Netflix「地面師たちの反響から考える日本の俳優陣が世界に見つかる日」っていう記事を書いてみました。
今回、Netflixさんに試写会に呼んでもらったのもあるんですけど、これね、ほんとすごい、よくできてるって言うとなんかチンプな言い方になりますけど、
すごいんですよ。すごいんですよって言っても全然伝わらない。どうやって伝えればいいのか全然未だに分かってないんですけど。
もうね、地面師、詐欺師ですね。土地売買を行う頭脳派詐欺師集団のドラマで、
豊川さんと綾野さんのダブル主演になってるんですけど、周りを固める役者陣も本当濃い人たちが揃ってて、まあ素晴らしいドラマになってます。
なんといっても一番印象に残るのは豊川さんのこの狂気に満ちた悪役の演技がすごくて、
見た後の後味とかもなかなかな作品になってるんですけど、海外ものっぽい感じの作りなのかな。
監督側のエルピスの監督で、エルピス僕もすごい好きだったんでちょっと期待したんですけど、期待を超えた素晴らしさですね。
今回良かったなって僕は勝手に思ってるのが、ある意味当然っちゃ当然かもしれないですけど、
週刊のグローバル8位に入ってますね。あくまで非英語シリーズのドラマなんで、大ヒットっていうわけではないんですけど、しっかりトップ10に入ってきたっていう。
30カ国ぐらいでトップランキング入りしてましたね。で日本語トップ10では今多分1位を5日連続取ってましたけれども、
当然日本語の日本向けドラマなので日本で一番ヒットするのは当たり前なんですけど、ちゃんと海外でもヒットしたんだっていうのはちょっと個人的にしみじみしたんで、
あの記事にまとめてみた感じですね。ネットミックスで日本のドラマがグローバルでヒットみたいなの、僕も散々記事書き続けてますから、もう全然珍しい現象でもなんでもなくって、
いまあの国のアリスあたりから、当然全裸監督の頃から結構反響が大きかったみたいですけど、ランキングって意味だと、いまあの国のアリスのシーズン2がグローバル3位とか、
ゆうゆう白書が2位ですね。でワンピース、ワンピースはハリウッドのチームが作ってるんで、日本人俳優がやってるわけではないですけども、1位取ってみたいな。
ネットミックスで日本の人気漫画原作のものがグローバルでランクインするみたいなのは、シティハンターも映画でヒットしてましたけども、ドラマでも全然珍しくない現象ではあるんですね。
03:06
ただ、いま名前を挙げたやつってほとんどが、漫画原作でコアファンが多いっていうのもありますし、いわゆるVFXバリバリの、実写が日本の予算じゃ難しいよねみたいに言われたやつが、
ネットミックスマネーとしっかりした制作期間をかけて素晴らしい実写が成功してグローバルでもヒットっていうパターンだと思うんですよね。
当然サンクチュアリーとかファーストラブとか、演技が中心で漫画原作じゃないもののヒットもあったんですけど、今回の地面詞たちは何といってもこの詐欺、不動産詐欺がメインテーマなんで、
ビジュアル部合するアクションとかにはもうならない作品なんですね。そういうシーンも実はあるんですけどね。
でもメインは本当にもうその心理戦なんですよ。本人確認のシーンとか、僕大好きなんですけども。
疑う側、疑われる側のこの心理戦の役者の方々の演技は素晴らしいんですよね。
これがちゃんとそのグローバルでもトップ手に入るような評価をされるっていうのは素晴らしいなと思いました。
大根監督がその試写会の発表会で、僕の作品は業界では結構評価されるんだけどヒットしないんだよねみたいなことをおっしゃってたんですけど、
その枠は多分超えたヒットに今回なっていると思いますね。
こういう重厚な作品もちゃんと見てもらえるんだっていうのは改めてNetflixすごいなと思うシーンでもあるんですけど、
今回やっぱその試写会で役者の方々が来てその感想線みたいなのを繰り広げてたんですけど、
一番印象に残ったのが北村さんが撮影辛かったんですよねって司会の人から振られて、
何のことですかみたいな一回ごまかしたんだけれども、実はシーンの撮り直しが何十回とあるのが普通だったみたいな逸話が出てくるんですよね。
多分この俳優陣だったらNGで撮り直すとかじゃないんだと思うんですよね。
本当に監督がどうしても撮りたい映画があるから、それになかなかならないんで何遍も何遍も撮り直しをして、
会見でもおっしゃってましたけど、人はやっぱり疲れてきてからが本当にいい演技が出るんだみたいな話があって。
いわゆる多分日本の撮影現場で今それをやりすぎるとパワハラだったり、撮影のブラック化みたいな問題になりがちなのが、
ネットフリックスは多分お金もあるからこそ撮影にも時間かけられるし、これだけの俳優陣を拘束して何度でも抵抗を重ねて撮影ができるってことだと思っていて、
06:01
それによってやっぱりこれだけのクオリティの作品ができたんだなっていうのはちょっとしみじみしますね。
いわゆるこの漫画原作のファンが中心でVFXによるアクションものがネットフリックス経由で世界でヒットした。
これはもう本当に日本のコンテンツの海外の王道としてぜひ増えてほしいアプローチなんですけど、
一方でこういうある意味では地味な作品がちゃんとこの俳優の演技とセットで評価されるっていうのは、
すごい良い流れだと思うんですよね。
ちょうどこの記事をFacebookでさっきシェアしたら堀江さんから日本の役者の演技は昔から素晴らしかったけど、
日本のテレビゲフとか事務所が海外に出てなかったから知られてなかっただけですよみたいなコメントをいただきましたけど、
本当そうだと思うんですよね。やっぱりその流れが今ちょうど配信サービスの普及とそのコンテンツが世界ネットを通じて繋がったことによって、
やっぱり見つかり始めてる感じがすごいあったですね。
ちょうどその将軍、真田博之さん主演プロデュースで作られた将軍がエミリー賞に最多25ノミネートみたいな話もありましたけども、
日本語の日本の作品が海外でたくさん見られるのがどんどん普通になってきてるんですよね。
東京バイスとかネットフリックスでも本当にいっぱい増えましたけど、
これはね、だから将軍はFXが作ってるんで、ハリウッドによる日本人、役者日本語の中心のドラマですけど、
今後それこそ自明史たちとか日本の制作人で日本の俳優人が作った作品がグローバルでヒットするっていうことによって、
エミリー賞の俳優人がノミネートとかっていうのは全然あり得るなっていう。
実はもうその最大の成功事例がイカゲームなんですよね。
韓国のドラマ人が作ったイカゲームがグローバルでめちゃめちゃヒットした結果、
なんと主演のイジョンジェさんがジェダイマスターをやってますからね。
このスターウォーズアップライトも僕、すげー好きなタイプの作品なんで楽しみましたけど。
ちょっと悔しいですね、この作。
ちょっとこう、ジェダイマスター、侍っぽい感じもあるので、
ここは真田裕之さんとかにやってもらいたかったなみたいな役なんですけど、
結構今回のマスターソルが二面性がある役なので、
イジョンジェさんがたぶん白花絵が立ったんですかね。
面白いのはイジョンジェさん、実は英語そんなに得意じゃないらしいですよね。
得意じゃないですってある程度できたんでしょって話で言われるんですけど、
英語メインの作品で主役級の役を張るにはやっぱり足りなかったから、
09:04
英語の発音からしてめちゃめちゃ練習させられて、
舌の動きが全く違うから舌が痛くなったみたいな逸話があるぐらい大変だったそうなんですけども、
一回断じたりしようかと思ったみたいな逸話もありますから。
でもそれぐらいの英語力でもやっぱこうやって主役級の対策ドラマに
ニカゲームみたいなものでヒットして、プロデューサーとか監督の目に止まれば
抜擢があり得る時代になってるんで。
これは同じことが日本の役者でも、今までも当然ハリウッドの映画でも
ホンネルズのタカさんが出たりとかそういう影響はあるんですけど、
でも改めてそういうのが今後増える時代に入ってるなっていう。
特に今回の自面主たちみたいな、やっぱり俳優陣の演技自体が
海外のプロデューサーとか監督の目に止まって、
海外の対策に引っ張られるパターンっていうのは
これは本当あるなって思わせてもらえる作品でしたので、
まだね、公開されて1週間ちょいかな。
なのでまだ見てない方の方が多いと思うんですけども、
これはぜひ見ていただきたいなと思いますので、ご紹介でした。
こちらのチャンネルでは日本でのための密かに応援したいなと思っておりますので、
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、
ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、ありがとうございます。
10:41

Comments

Scroll