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2024-02-28 11:50

平野紫耀デジハリCMに学ぶ、SNS時代のテレビCMの可能性 #608

たった1回の放送でトレンド入り。平野紫耀デジハリCMに学ぶ、SNS時代のテレビCMの可能性(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7ecb73253bfe1e869d3dba33cf106b6a32087bca
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、平野さんのデジハリCMが非常に面白い立て付けになってましたので、
ちょっとYahoo!ニュースに記事を寄稿したんですけど、ご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、たった1回の報道でトレンド入り、平野紫耀デジハリCMに学ぶ、SNS時代のテレビCMの可能性、というタイトルにしてみたんですけど、
まあね、あの、No.1でデビューして、テレビどういうふうに復帰していくんだろうと思って注目していたら、マサントリーの
水陣草だかな、のコマーシャルが決まり、でそのコマーシャルが流れたタイミングで今度はデジハリの新CMも決まり、そのウェブCMが話題になったかと思ったら、
テレビCMの放映を、これだからMステの番組内の枠なんですよね。で、60秒で流したということで、これが見事にトレンド入りしたっていうので、記事にさせていただきました。
これね、ほんとその、コマーシャル見ていただくとわかるんですけど、デジハリの宣伝もあったりしてないんですよね。
60秒のほんとその、後半へのアドバイスっていうたてつけになってて、実はちゃんとそのヒラノさんの目線の先に座っているのは2Bのガチ後輩が座っているっていう裏話の開示もその後されてましたけど、
まあやっぱりそのいわゆる旧事、ジャニーズ事務所を対象して新しい挑戦をしたヒラノさんならではのメッセージをコマーシャルで流すっていう。
実はこのデジハリのCM、このみんなを生きるな自分を生きようっていうタイトルの企画はこれ数年前からされててですね、僕はスカイハイさんのプチ追っかけを、まあプチ追っかけがスカイハイさんを持っちゃう自称してるんですけど、
2022年がスカイハイさんなんですよね。Bファーストを成功させた後のタイミング。その前の年が欅坂を脱退してソロ活動を始めた平手裕美さんで、
去年がルセラフィムでデビューした宮脇咲良さんだったんですよね。だからいわゆるこう、
ある意味そのまま残っていればそれなりの成功が望めたはずの組織に所属していた人たちが新しい挑戦を始めるというのを、
毎年毎年象徴的な人を起用している企画で、
Web CMがメインなんですけど、Mステの枠にテレビCMを流すっていうのを実はずっとされてきている枠になります。
でも今回はやっぱりなんつっても平野さんっていうのもありますし、それがMステの枠で、
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今年再デビューを果たしてまだ音楽番組が決まっていないタイミング。今ちょうどベニュー101の出演が決まりましたけれども、
Mステの出演して欲しいなぁと思っているファンの人たちからすると、まさにその音楽番組の最中に平野さんが出るっていう意味でも、やっぱり話題性がめちゃめちゃあったので、
話題の山がすごいんですよね。13,000件とか投稿されてますからね。
これだから、さすがにMステのハッシュタグには当てなかったのかな。なんか2位、3位、4位みたいなのを取ってたみたいなキャプチャー見ましたけど、
デジタルハリウッド大学、イランのショー、みんなを生きるの自分を生きようっていうアンジュタグがプロファイルにズラッとなる。
何万人のファンは本当にそのSNS投稿を、ある意味組織的にちゃんとやるのが、今もうずっと練習を繰り返してたしかって、
もう誕生日とか当たり前のように世界一を取ったりしますからね。それがうまく噛み合った結果、この結果につながったってことだと思うんですけど、やっぱりデジタルハリウッドさんのこの
みんなを生きるの自分を生きよう企画の中でも多分最大の話題になったんだと思いますね。これは本当面白いなと思いました。
一般の方からするとちょっとこの面白さはわかんないと思うんですけど、テレビCM本来はその番組をたまたま見ていた人たちに見てもらうために流すんですよね。
そうすると番組のファンの人たちがテレビCMを見てくれて、それで商品とかブランドの認知が上がって売上が上がったらいいなっていうのが基本的なテレビCMの構造なんですけど、
これ1回しか流してないんですよね。そのMステの枠で。デジタルハリさんは全力でここで流すから見てねって紹介してるんですよ。
テレビCMの構造としておかしいんですよね。テレビCMってその枠のお金を払って、そこの番組を見ている人に見てもらうために買っている広告なんで、
それをその事前に見てくださいって全力で宣伝するっていうテレビCMの意味ないじゃんって一昔前だったら言われてもおかしくないアプローチなんですよね。
でも実はこれが僕、これからのCMの使い方の一つの新しいパターンになるんじゃないかなと思ってたんで、これはすごい面白いなと思って記事にまとめたんですよね。
実は過去にもこういうパターンがあります。僕は勝手にマーケの世界で師匠の一人と及ばせていただいているエステのアゲさんっていう方がいるんですけれども、
いわゆる召集売り切って、ミゲルくんが歌うコマーシャルを東日本大震災の時に企画された方で、この方が実はそのミゲルさんのCMを見て西川貴則さんがカンコピしたみたいなライブの前に投稿していたツイッターの投稿をファンの人が教えてくれたんでコマーシャルに寄与するっていうのがあったんですよね。
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で、その時に西川さんのライブにミゲルさんがサプライズ出演して召集売り切を2人で歌うっていうライブをやってるんですよ。これを60秒のコマーシャルにして流すっていうのを実はエステさんされてます。
これもね、動画見てもらうと、今回の平田さんの後半へのアドバイスと同じで、召集売り切どこいったって話なんですよね。召集売り切って歌ってるからまだ宣伝要素あるかもしれないですけど、
完全にライブの動画です。最後に召集売り切のロゴと書類がチラッと出るだけ。これがだから2011年ですね。もうだから12年前か13年前か。
個人的にはこういうコマーシャルが当時増えればいいなと思ったんですけど、やっぱりなかなか増えてはいないんですよね。やっぱり影さんがすごい先進的だったんだなって改めて振り返ってますけど。
でもやっぱり当時も西川さんと影さんがその事前にコマーシャル放送を宣伝されていて、面白いことするなと思ってたんですけど、今回のデジハリのコマーシャルもある意味同じだと思うんですよね。
そのやっぱり平田さんであったり、西川さんのようなアーティストの方々のファンがいるから、実はファンの方々にコマーシャルを届けることによって、
そのコマーシャルが話題になったり、そのコマーシャルを通じてブランドを好きになってもらえれば意味があるっていうアプローチですね。
従来だったら何の文脈もなく番組を見ている人、当然番組の出演者のコマーシャルを流したりみたいなのありますけど、基本的には番組を見ている不特定多数をターゲットにしていたのが、逆に本当のファンに向けて流すパターンっていう。
当然、翔翔力はあくまでそのミゲル君が翔翔力って歌うコマーシャルがメインで、東日本大震災の後、テレビコマーシャルをみんなが自粛する中で、あえてその世の中を明るくするために流すというので、非常に評判になったコマーシャルですけど、これも実は売り上げめちゃめちゃ効いたんですね。
今回デジハリさんのCMで、ヒロムさんもデジハリのCM全然してないから、こんなの売り上げに繋がらないからダメなコマーシャルなんじゃないかみたいなコメントをちらほら見ましたけど、本音もないですよね。
本来は多分その、なんとなくやっぱり今テレビコマーシャルもインターネットのバナー広告化していて、だんだんダウンロード誘導とか説明帳のものっていうのが増えてるんですけど、やっぱりコマーシャルってブランドを好きになってもらうためのものなので、
実は好きになってもらうためのアプローチっていろいろ選択肢があるんですよね。だから当然今回のヒロムさんのコマーシャルとかこのメッセージに勇気づけられる人はたくさんいると思いますし、このメッセージをキャッチコピーにしているデジハリいいなって思う人は当然子供もいるだろうし、その親もいると思うんですね。
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そうすると子供がデジハリ行きたいってなった時に、親がなんだその大学知らない、ちょっと待ってってならずに済むみたいなのは間違いなくあると思うんで、このコマーシャルの効果はすごい大きいと思うんですけど、それを従来であればテレビコマーシャルはたくさん買って流すっていう構造だったのが、それこそヒロムさんとか目黒さんとか最近アンバスダー就任でコスメの売り上げ540割とかそのフェンディーの商品が売り切れるみたいな事例が、
出てきてて、実はテレビCM流さなくてももうそのアンバスダー契約で十分なんじゃないみたいなケースも出てきてるんですよね。じゃあそういう時代においてのテレビCMはどうあるべきかっていうものの一つとして今回のヒロムさんのパターンは面白いなと思います。
僕からすると広告ではなくて作品を作るっていう表現でさせていただきましたけど、
ちょうどロッテがアドさんと一緒にショコラカタブラのMVを一緒に作ってますけど、実はその企業がアーティストと一緒に組むことによって、従来だったらそのコマーシャルと歌とか作品とインタビューとそのコマーシャルは別だったかもしれないですけど、
実はそれを企業が支援することによってよりクオリティの高いものをアーティストと企業が一緒に作り、それによってファンが喜んで間接的にファンがブランドを好きになることによって売り上げが上がるみたいなのが全然あり得るなと思うんですよね。
今回本当にファンの人からすると、イランさんのインタビューも長尺の3分ぐらいですけど上がってますし、これは感謝です。ファン化して嬉しいですよね。今メディアロスがペッてるところでこうやって生の声を動画でしっかりと見せてくれるみたいな、しかもそれを60秒バージョンにしてMステの枠で流してくれるみたいなのはある意味応援広告的な感じなんだと思うんですよね。
企業がアーティストの応援広告をファンの代わりにやってくれたみたいな感じになると、当然その同じファンとして好きになるみたいなのがあるんじゃないかなみたいな、ちょっといろいろとコマーシャルというものについて考えさせられる取り組みだったのでご紹介です。
興味があれば記事の方も見ていただければ幸いです。
こちらのチャンネルでは日本の円溜めの海外展開を密かに応援したいなと思っていますので、他にもこんな話してますよって方がおられましたら是非コメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、また会いましょう。
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