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2025-04-04 11:16

『NHK MUSIC』ブランドに見るNHKのグローバル戦略 #913

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藤井風が示す新時代ヒットの生まれ方と『NHK MUSIC』ブランドに見るNHKのグローバル戦略(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d7884307023cc2641464581aa06415b429348939
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サマリー

NHKの加藤プロデューサーとのインタビューを通じて、藤井和の世界的ヒットとNHK MUSICブランドのグローバル戦略が議論されています。特に、音楽番組が海外での日本アーティストの展開をどのように支援しているかについての洞察が得られています。

藤井和の世界的ヒット
はい、こんにちは、アルグリです。今日はですね、NHKの加藤さん、エクセプトプロデューサーの加藤さんの紅白歌合戦とか、NHKの音楽番組を手掛けている方にインタビューした際の
記事のちょっと後半側のご紹介をしたいと思います。ファミニアスに寄稿した記事は、藤井和が示す新時代ヒットの生まれ方とNHK MUSICブランドに見るNHKのグローバル戦略ということで、
紅白ではなく、藤井和さんのNHKスペシャルの話を中心にお伺いしたんですけども、
これがね、個人的にめちゃめちゃ思い入れのある話だったんですよね。これ、実は僕自身が日本のアーティストの海外展開について興味を持ったきっかけが、
藤井和さんの死ぬのがいいわの世界的ヒットについて、NHKが放送して、NHK MUSICスペシャル、2022年のやつですね。藤井和いざ世界へって、これNHKさんからすると2本目だったそうですけども、
これがやっぱり僕の原点なんですよね。だからこの番組の中でそのヨーロッパの人とか海外の人が藤井和さんの死ぬのがいいわを、
インタビューの時に口ずさんでくれるって日本語で。こんなことあるんだって。僕自身は日本のアーティストが世界で勝負したかったら、少なくとも英語の歌を作らないとダメなんだっていうふうに思い込んできた世代だったんで、
これやっぱりめちゃめちゃインパクトあったんですよね。それに影響を受けたんで、Yahoo!ニュースに藤井和さんの死ぬのがいいわの世界的ヒットの分析記事みたいなのを書いたら、
これが結構読んでいただけたんで、楽しくなってそういう記事をいっぱい書くようになったら、ユーアスビのニューミュージックの方にお話を深くお聞きできたりとか、
それこそ新しい学校のリーダーズのアソビシステムの中川さんにインタビューさせていただいてみたいので、ちょっとこう、
にわか音楽解説者みたいな感じでNHKさんにも出させていただいたりしましたけども、
これ、このNHKミュージックスペシャルがなかったら僕の人生こんなことになってないですよね。
NHK MUSICブランドの発明
このスペシャルを企画されて担当されてたのが加藤さんだったんですよ。
この加藤さんから実はオファーをいただいて出演したのが、そのNHKスペシャルのJ-POP新時代っていう番組だったんですよね。
オファーをいただいた、電話のオファーを加藤さんからいただいて、
僕は藤井和さんのスペシャルめちゃめちゃ音楽団体ですって言ったら、実はコロナ禍で藤井和さんの話をなかなかいろんなシーンで撮る機会がなかったんで、
映像のネタがあんまりなくて困って探した結果、あの絵が撮れたんだっていう話をお聞きしたんですよね。
ちょっとこれは面白いと思って、実はインタビューさせていただけませんかってダメ元でお願いしたら受けていただいたっていう経緯があります。
本当は藤井和さんのおかげっていうのも変な言い方ですけど、本当この藤井和さんとNHKスペシャルっていうのは個人的にもめちゃめちゃ重要なターニングポイントになってですね。
その裏側の話もめちゃめちゃ面白かったですね。
加藤さんも当時この死ぬのがいいわが海外でヒットしているってそのデータはあったんだけれども、やっぱり日本ではなかなか実感がないと。
だからそれをどうすれば絵にできるかっていうのを悩んでいたと。
しかも当時コロナ禍だったんで日本から海外資材に行けなかったんですよね。
NHKさんのネットワークで各国のコーディネーターにリサーチしてもらったら、実は彼らの知り合いにSNSの繋がっている人に藤井和ファンの人がたくさんいたんで、その人たちにいろいろ聞いていったと。
そしたら取材でインタビューした4カ国ほどのファンの方々が死ぬのがいいわの詳しいの意味とか藤井さんの伝えたい表現を驚くほど正確に理解しているんです。
これは完全前例がないヒットのパターンだったんで、やっぱりこれで番組1本作れるっていうので、その路上での歌っているシーンを撮るみたいなことに挑戦したっていうことですね。
そのくだりで僕も影響を受けてこっちのエンタメ側の記事を書くきっかけをいただけたのは本当に感謝しかないんですけども。
そういう意味でやっぱりNHKさんとしても藤井和さんの海外展開っていうのに対しての角度が一つ違うからこそ、今のNHKミュージックスペシャルで藤井和さんはもう何回目なんだ?
1、2、3、3回やって、こないだ5周年の総集編みたいなのやってますから4回とかやってるんですよね、1人アーティストで。
当然、夜遊びとニュージーンズの特集の反響が良かったから、それをもとにJ-POP新時代っていう、私も出演させていただいたブリッグマンバンボーンとかナンバーアイとか、新しい学校のリーダーズが特集された回もあるんですけれども、
それがあるからこそ藤井和さんとか藤井和さんのこのNHKスペシャルをまた先行して5番、NHKワールドジャパンで1年間公開したりとかですね。それこそタイニーデスクジャパンも藤井和さんでしたし、みたいな。
NHKミュージックとっても藤井和さんというアーティストとの取り組みっていうのがまずこの音楽の世界、特に日本から世界に、アーティストの音楽の日本の音楽を世界へっていうのを支援するっていう意味で、やっぱりシンボル的な存在なんだと思いますね。
もう一つ面白かったのは、ナンバーアイのコーチェラ出演帯同とかもやっぱり加藤さんはかなり重視されていたみたいで、ちょうどブリッグマンバンボーンはニュアソフィとニュージーズの特集が良かったので次をやろうっていう時にクリーピーナッツの取材から入って、コーチェラも行ってみたところナンバーアイがサプライズで出演したんで、それも追っかけてたっていう順番みたいですね。
やっぱり加藤さんの視点からすると、特にやっぱナンバーアイがコーチェラに出たことによって日本のテレビで取り上げられた大きさとかファンのインパクトはやっぱり大きかったんじゃないかと、その結果やっぱりそこを軸にこのJ-POP新時代を作るっていうことに繋がっていったみたいですね。
で、当然クリーピーナッツと新しい過去の印刷、ここ3本立てでしたけども、やっぱりすごい印象深いなと思ったのは、今回ミュージックアワードジャパンもNHKさんが中継に参加するんですけど、その日本のテレビ局からしたらYouTubeで全世界配信されるものをNHKも入るっていうのは結構画期的じゃないですかみたいな話を聞いたんですけどね、やっぱその配信とテレビって敵だっていうふうに考えているテレビ業の方が少なくないので、
加藤さんからするとこれはやっぱり逆に中継させてもらえるのはありがたいんだとおっしゃってて、放送と配信は対立するんではなくて日本の音楽を世界に届けるという共通テーマに向けて、共存を共有する方法を発明していかないといけないっておっしゃったのがめちゃめちゃ印象的でした。
加藤さんからすると、実はNHKミュージックっていうブランドは元々なかったんですよね。NHKの音楽番組は複数あったんだけれども、それを繋ぐブランドとしてNHKミュージックっていうYouTubeチャンネルを作ったことによって、実はNHKミュージックっていうブランドができて、これもだから一つの発明だったとおっしゃってるのが印象的でした。
日本アーティストの海外展開
これによって、その婚博の時には少なくともNHKの音楽番組のチームは連動してたんだけども、よりこのNHKミュージックのYouTubeチャンネルによって横の横断の仕組みができた。
で、これは実はミュージックアワーズジャパンが5団体、垣根を越えてセーパーを設立したのと、NHKに似たようなもんだ、トプタコンソングスチューディーワンワンが、それまではその婚約に向けては連携してたんだけども、実は番組としてあんまり連携してなくて、当然キャスティングとしてはライバル関係だったのが、NHKミュージックのブランドによって中の多分連携もすごい強化されたっていう。
やっぱりこの今までの縦割りのものがデジタルとかいろんなものによって壁が取り払われて横が繋がって、それによってより大きなことができるっていうのは、実はミュージックアワーズジャパンって日本の音楽業界全体もそうだし、NHKミュージックも実はNHKの中も同じことが起きている。
それによって、やっぱり日本の中でキャスティングとか主張率とかで戦うだけじゃなくて、日本のアーティスト世界へっていうところを見えるようになってきているのかなっていうのは、非常に興味深かったですね。
これは当然NHKみたいな大組織でやるのはめちゃめちゃ大変だと思うんですけど、加藤さんはやっぱりもう多分本当ライフワークとして楽しそうにされているのがめちゃめちゃ印象的でしたし、この発明っていうのがめちゃめちゃ重要だと思うんですね。
どうしても日本の音楽産業、日本は特に音楽産業だけじゃないですけど、従来のやり方っていうのを伝統としておもんじて、これが常識だからそれを破るやつ、空気読まない悪いやつ、足を引っ張るみたいなものが多々にして起きるんですけど、
そういうのじゃなくて、こうやって新しいことを発明して挑戦して、それによってやっぱりこういう藤川さんの世界展開は、NHK自体もサポートするみたいなことが可能になっているんだな、みたいなちょっとね、すいません、一人で勝手にしぶしぶとしているんですけども、めちゃめちゃいい話だなと思ったので。
最近NHKのライブミュージックスペシャルとか ベニュー11のドキュメンタリーとか
すごい良い番組が立ち続けに出てますけれども
多分 視聴者があれをもっとNHK仕事として頑張って世界に出されて
背中を叩くと多分加藤さんのシーンになって
より藤井和さんのNHKスペシャルみたいに
NHKオンデマンドでしか見えない映像が英語版だとYouTubeでも見れるみたいなのが増えて
それがまた日本のアーティストの海外展開に寄与するみたいなのがあるんじゃないかなっていう
やっぱりNHKが日本の音楽の応援団としてサポートするっていうのがすごい重要だなと思いましたのでご紹介です
良ければ記事の方もご覧になっていただければ幸いです
はい ということでこちらのチャンネルは
日本のエンタメの明るい未来を応援すべくエンタメのSNS活用や
お仕事の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております
他にもこんな話してますよって方がおられましたら
ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです
では ありがとうございます
11:16

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