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2023-05-31 08:52

「ゼルダの伝説」最新作にみる「クラフト」ゲームの新時代 #423

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大反響の「ゼルダの伝説」最新作にみる「クラフト」ゲームの新時代(徳力基彦) - 個人 - Yahoo!ニュース
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ゼルダの伝説最新作の売上とクラフト要素
はい、こんにちは、徳力です。
今日はですね、ゼルダの伝説の最新作がいよいよ出て、めちゃめちゃ売れているということで、
裏側というか、個人的にしみじみした点をYahooに寄付をしましたので、ちょっとその辺をご紹介したいと思います。
ゼルダの伝説はね、これ皆さんやったことありますよねって言って、意外にやったことない人がいるゲームだと思うんですけど、
その動物の森的に男女を含めて幅広くっていうより、比較的男性が好きなタイプのゲームだと思うんですけど、
今回、ほんとバカ売れしてるんですね。
当然、前作はTwitchが発売されたばっかりで、まだ普及台数が少なかった頃なんで、
今回のほうがTwitchがたくさん売れてる状態で発売されているので、当たり前っていう面はあるんですけど、
なんつっても3日で1000万本突破っていうのは、ニンテンドーとしても半年ぶりとからしいですからね。
僕、ゲーマーなんて、当然ゼルダは買うんですけど、どんなゲームであろうが。
今回やっぱり、明らかに従来のゼルダと売れ方が違う気がするんですよね。
ゼルダっていわゆるアクションロールプレイングに分類されるゲームで、
どちらかと言うとストーリーをクリアするのが好きなタイプの人が選ぶゲームだったと思うんですけど、
前作のプレス・オブ・ザ・ワイルドから自然を楽しむ、山に登るのか、そこに山があるからかみたいな感じの、
山の上に登るとちょっとしたご褒美もあって、山登りが楽しいみたいなのが、
プレス・オブ・ザ・ワイルドがオープンワールドの新時代を開いたみたいに言われている上だったりすると思うんですけど、
正直前作がすごかったんで、今回はそのままで続編だねっていう感じになるんじゃないかなって、
結構多くの人が予想してたし心配してたと思うんですよね。
でも見事に予想を裏切ってすんげーゲームを作ってくれましたっていう。
何かって言うとクラフト要素なんですよね。
今回本当クラフトゲームです。
当然ゼルダなんで敵を倒して強くなっていくっていう要素がメインなんですけど、
特殊能力でクラフト能力を今回ゼルダリンクは身につけてしまったんですよね。
それによって面白工作がいっぱいできるようになってまして、ゼルダ版マインクラフト状態なんですよね。
ゼルダっていうのは必ず謎解き要素がいろいろあって、
そこをハマるときもあれば、それを乗り越えたときが爽快みたいな感じのゲームなんですけど、
その乗り換え方がこのクラフトによってめちゃめちゃ選択肢が増えてるんですよね。
とにかく丸太繋げて何とかするとか、空から何とかしておきますね。
僕はゲーマーなんですけど、
前作との違いとクラフト要素によるゲーム性の変化
どっちかというと昭和のゲーマーなんでシナリオをクリアする側の方が好きなんですね。
ドラクエとかファイナルファンタジーとか。
ある意味事前に決められたパターンのシナリオをクリアしてエンディングを見るっていうのを繰り返してるタイプの人間で、
エンディングがないタイプのマインクラフトみたいなゲームって時間を延々に吸われてしまうので、
限られた時間でたくさんゲームをやりたい人間からすると良くないんですよね。
理由だけ密度の濃いエンディングがある時間制限のあるゲームをやるっていう。
僕はコールオブデューティーとかマルチもあるやつはシナリオだけプレイしてやめちゃったりっていうのをやったりするんですけど、
今回ゼルダっていうストーリーをクリアするのがメイン目的のはずのゲームにクラフトゲームが組み合わさった結果、
ツイッターの口コミ量が謎に多いんですよね。
本当不思議な動画がいっぱい上がってるんですよ。
ガンダム作ってみましたとかこういったですね。
こんなの作れるよって。
その結果やっぱり明らかにツイート数が、通常のゲームってゲーム発売日とかがドーンと上がって、
結構シュッとあっさり下がっちゃうことが多いんですけど、
結構今も日々ゼルダに関するツイートがツイッター上で話題になってたりするんですよね。
これやっぱりゲーマーとしては寂しくもあり時代が変わったなと思ったりもするっていう。
特に時代は変わってるんですけど、
世界で一番売れてるゲームってマインクラフトなんですよね。
2億3千8百万もって。
結局オーソドックスなクラフトっていう要素がずっと子供たちにも人気で、
新しい世代がどんどん取り込まれていくから販売本数を伸ばし続けてるんですけど、
シナリオのあるゲームだとこうはいかないんですよね。
シナリオクリアしちゃったら終わりだって。
シリーズ類型とかではなおこうにはなり得るんですけど。
クラフトゲーム的新時代
これフォートナイトとか、ある意味動物の森とかもある意味クラフトゲーム的なゲームです。
自分で何かエンディングに向かって目指すんじゃなくて、
こう自分で作るっていう。
フォートナイトはシューリングの中にクラフト要素があるだけですけど、
クリエイティブモードっていうね。
クラフトの先を行くゲーム自体を作れちゃうモードもあるんで。
やっぱね、これ明らかにゲームというものが、
僕みたいな昭和のゲーマーはどっちかというとゲーム会社が与えてくれたゲームをプレイするっていう。
側のプレイヤーなんですけど、
今の子供たちってそのスクール側なんだと思うんですよね。
SNSも結局従来メディアが発信しているものを受け取るだけだった我々読者、視聴者が、
ソーシャルメディアによって発信する側に回れることによってみんな発信者になっちゃったっていうのが、
このTwitterとかブログとかノートとかそういうSNS時代の象徴だと思うんですけど、
YouTubeとかTikTokとかそうですけど、実はゲームもやっぱりそうなっているんじゃないかなっていう。
プレイするだけはプレイするだけで別にそれはそれでありなんだけど、
今はもうプレイするだけじゃなくて、プレイしているゲーム実況をしたり、
こうやって自分自体がゲームの楽しさを新しく生み出したり、
ゲーム自体をクリエイトしちゃうっていう。
プレイヤーが自由なクリエイター側にシフトしているから受けるゲームの軸が、
従来のドラクエ的なシナリオをプレイするものから、
そういうもののゲームだったはずのゼルダですら、
こういうクラフト要素満載になるっていうことなのかなっていうのをちょっと思ったので記事にしてみた。
ゼルダのすごいのは、一方でクラフトゲームにしちゃうと、
ゲームとしてはクソゲーになりがちなんですよね。
自由度が高すぎる結果、ストーリー通りにならなくて、
ストーリーが薄くなっちゃうっていうのがありがちなんですよ。
ゼルダの場合は、絶妙に敵の強さとか地形の特徴とかで、
ある程度シナリオ通りにやらなくてもいいんだけど、
クラフトシナリオ通りにやったほうが、楽しめてシナリオも楽しめるっていう作りになってるのは、
ゼルダのすごさとクリアへの挑戦
本当にすげえなと思うんですよね、ゼルダの開発チーム。
僕も当然、ボリュームめちゃめちゃありますからね。
30時間とかクリアにかかるらしいので、まだ全然エンディングまで来てないんで。
実際に神ゲーなのかどうかクリアしてみないと結論を出せないと思うんですけど、
このクラフト要素だけでも、今年のゲームオブザイヤー確実なんじゃないかみたいな評判もありますので、
ゲームに興味ない人もおられるかもしれませんが、
ゲームに興味ある人は絶対やっておいたほうがいいんじゃないかなと。
多分歴史に名を残すゲームになっていると思います。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
ありがとうございました。
08:52

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