1. 目からウロコの理科ラジオ #めかラジ
  2. #94 身近にもあるガリウムの話
2026-02-24 41:27

#94 身近にもあるガリウムの話

<ハイライト>

ガリウム・フランス・雄鶏

メンデレーエフに予想されていた元素

閃亜鉛鉱52キロ

30度で融解→冷却剤

青色LEDの窒化ガリウムGaN

パワー半導体?

ガリウムビーム


<参照URL・文献>

PS5 分解、新技術「液体金属」でコストダウン
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nmc/18/00086/00001/?P=4

GaNパワーデバイスとは

https://techweb.rohm.co.jp/product/power-device/gan/23842/

青色LEDが照らす、明るい未来

https://www.cirfekikin.imass.nagoya-u.ac.jp/history.html

メンデレーエフの元素周期表誕生150年

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/67/6/67_262/_pdf


元素発見の歴史

https://www.amazon.co.jp/元素発見の歴史%E3%80%881〉-メアリ・エルヴァイラ-ウィークス/dp/4254102178


元素の名前辞典

https://www.amazon.co.jp/元素の名前辞典-江頭-和宏/dp/4798502103


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<使用BGM>


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ジングル「Turn the Switch On」

Keido Hondaさま

https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play17955.html


ジングル「Rave the Machine」

Anonyment さま

https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play14531.html


エンディング「You and Me」

しゃろうさま

http://dova-s.jp/bgm/play13806.html

サマリー

今回の「目からウロコの理科ラジオ」では、パーソナリティのガリウム、ひのえひね、さいぼうが、身近な元素であるガリウムについて深掘りします。ガリウムの名前の由来は、発見者の地名であるフランスの古い呼び名「ガリア」にちなむ説と、発見者ポアポードラ氏の名前(ルコック=ニワトリ=ガルス)にちなむダブルミーニング説が紹介され、フランスの国鳥がニワトリであることとの関連も語られます。 ガリウムは、メンデレーエフが予言した「エカアルミニウム」であり、その発見は周期表の信頼性を高める上で重要な出来事でした。発見には、閃亜鉛鉱52キログラムを溶かすという気の遠くなるような作業と、分光分析という手法が用いられました。現代では、ガリウムは青色LEDや、スマートフォン充電器、EVなどに使われるパワー半導体(GaNパワーデバイス)の材料として不可欠な存在となっています。さらに、PlayStation 5の冷却システムにも液体金属として利用されており、そのユニークな性質が様々な分野で活用されていることが解説されます。

オープニングと雪の話題
目からウロコの理科ラジオ #めかラジです。
こんにちは、目からウロコの理科ラジオ、通称めかラジオをお送りします。
パーソナリティは、雪が積もったの今シーズン何度目と思っているガリウムと、
雪が積もったから、この後の買い物どうしよっかなーって思っているひのえひねと、
雪での休校をありがたく思わなくなってしまった細胞です。
よろしくお願いします。
このラジオは、理系の話題が好きな人が集まるオンラインコミュニティ、理系トークラボの3人が身近にある科学、科学の理事ネタ、歴史上の出来事を科学で読み解いたりする番組です。
ということで、日本ではあちこち雪が降っていて、私住んでいる愛知県ですけれども、雪ね、今シーズン3度目かな、積もったの。
うちは雪積もうときは、わりと3センチから5センチぐらいは積もっちゃったりして、今朝もそれで。
雪の日って静かですよね、朝。
静かですね。
いつも言っているようにすごく静かになっちゃって、明るいし。
でも朝の明るさになるのはちょっと時間がかかるからっていう状態で、また積もっちまったよっていうところで。
今ね、2月の何日だっけ今日は。
8日。
2月の8日ですけれども、雪がまた積もってしまいました。ちょっとめんどくさいです。
で、ひえさんは東京の方住まいで、そちらも雪が積もった。それはニュースでも聞いているんですけれども。
雪積もるとね、動きが、それこそ自転車とかも難しいしね。
そうなんですよね、自転車なんでどうしようかな、路肩溶けてるから、まあ行けるかな、でも寒いよなっていうところで悩んでますね。
まあでも、まだ自転車だったらまだ行けるとか、これバイク全く無理だからさ。
バイクは絶対無理なんで雪が変に残ってるときってバランスが取れないし、ゆっくり走るができないから。
だからもう歩くか車使うかどっちかしかないなっていう感じはありますね。
買い物をね、明日になったら雪は減ってるかもしれない。ただし凍ってるかもしれないっていうところの悩みところですね。
そしてさいぼうさん、休校が雪で休校するのありがたく思わないなということなんですけども。
学生のときはね、休校したらよし今日はちょっとラッキーみたいなとこあったけど、
実際今度休館になってしまうと、あの授業進まなくなっちゃうよってところですかね。
そうなんですよ。もうおっしゃる通りで。
休校になるな、休校になるなって望む自分にね、絶望しました先々週から。
もうなんか、学生じゃないんだなーって。
当たり前ですけどね。
そっかー、それはまあ学生とも少しずつ距離が出てくるよなって思ってしまいましたね。
まあ結局そのまあ休校になって、この問題、この問題1ページかな分の問題やったら、
別にまあそれ以上何もしなくていいからって言ってみんなにメール送ってこれだけ今日前に終わらせてねって言ってやったんですけどね。
まあでもね、もう変わっちまったなって思って。
子供の時はね、雪積もったら学校お休みで例えば雪遊びとか雪だらば作るとかってなるんだけど、
それはあれですかね、雪の降らない地域の話なんですかね、もしかすると。
雪の多いところの子供はそんなにいちいち雪でキャッキャ言ってる場合じゃないような気もするんだけど。
斉藤さん、青森に住んでたことがあるって話前されてたけど、その時ってもうそういう年じゃなかった年でした?
いやいや、全然雪楽しかったですよ。もともと出身が神奈川なんで、雪そんなに短いじゃないですか、冬降らない年もあるしなんなら。
だからやっぱり青森に住み始めたのが19、18ぐらいからなんで、
雪が短いじゃない人生のほうが長かったんで、雪は楽しかったですよ。
雪が降ればウインタースポーツもできるじゃないですか、特にスノボをやってたんで、
スノボやっていけるなって。楽しかったですね、あの頃は全然雪いいなと思ってましたし、
いまだに雪見る分にはいいですよ、旧婚2歳にならなければ正直。楽しいですよ、いまだに。
子供が遊んでるの見るのも好きですね。
なるほど。
それぞれ雪に対するいろんなことを思い出すっていうことっていう話をしてきまして、
今回のメカラジュもぜひ最後までお楽しみください。
ガリウムの名前の由来と発見
今回はガリウムの歴史について紹介していきたいと思います。
ガリウム、たぶんあんまりなじみのない幻想だと思うんですけど、どういうイメージがお二人にはありますか?
どうだったかな?
どうだったかな?
何もない。
ガリウムの。
申し訳ないけど。
ガリウムの綴りがGAだってことぐらいはわかるんだけれども、実際なんだったっけなっていう。
そうだ、前になんか調べたときにちょっとちらっと見たなと思ったら、
これガリウムって温度が低い有点だって書いてあるの。
それの話をどっかでしたことある?
そうですね。水銀あたりの話でしたような覚えがありますね。
水銀ほど低くはないんですけど、でもまあ室温で液体にはなるぐらいには有点が低い金属ですね。
すごい。
30度っていうのはだいぶ低いですね。それこそ日本の夏場だったら溶けちゃう。
そうですね。夏場だったら溶けますね。夏場とか、それこそ雪国の家の中の暖房の前とか。
なるほど。確かにね。はい。いいなところですかね。
元素の名前としてはちょっと聞いたことあるけど実態がよくわかんないだろうガリウム。
私は結構身近な元素なんですけど、そんな元素についてちょっと今日は紹介していきたいと思います。
はい。楽しみ。
ガリウムの名前の由来から話していくんですが、これ発見者の地名が由来と言われてます。
人じゃないんだ。
人じゃないんですよね。
ガリウム、1875年にフランスの科学者であるポール・エミール・ルコックド・ポアポードラによって、文工学的手法によって発見されました。
このポアポードラの出身地であるフランスの古い名前がガリアであるため、ここからつけられたっていうのが一般的に言われています。
フランスは昔ガリアって呼ばれてたってことですか?
そうですね。
そうなんだ。初めて知ったよ。
たまにガリアっていう綴りというか名称はファンタジー系のものとかそういうのでちょっとちらって出てきたり、いった感じはありますね。
そうなんだ。
はい。そして面白いことに、もう一説にはポアポードラが自分の名前をこそっとつけたとも言われてます。
どういうことだ?
どういうことだ?
もう一度ポアポードラのフルネームを言いますね。オール・エミール・ルコックド・ポアポードラ。
どこにガリウムに近いものがあるのか?そう思ったのではないでしょうか?
そうですね。ないよね。ガが入ってないよね。
途中にあるルコック、これフランス語でオスのニワトリ、オス鳥を意味します。
ニワトリを意味するラテン語がガルスになります。
これにちなんで命名されたとも言われてます。
そうなんだ。
ダブルミーニングですね。
面白いね。
ちなみにこのダブルミーニングはフランスにも使われていまして、フランスの国長、国の鳥がニワトリナですけど、その由来も今言ったラテン語の名前と古い地名の名前が似てるからっていう。
そうなんだ。
こんな感じで結構向こうでは身近らしい。
国長がニワトリっていうのもなんか、ニワトリってどっちかっていうとすごく人間の社会に近い動物、生活時代だって食料にしたりするものだから、それを国の鳥にするっていうのはなんか不思議な感じが若干するんだよね。
もっとなんか気高い動物とかだったらなんかわかるんだけど、ライオンとかワシとか。
アメリカだとワシですもんね。
なんかそっちのほう確かにしっくりくるけど、ニワトリってなんか面白いチョイスですね。
歴史上すごくあんのかな。
いや多分名前が似てるからって安直なノリな気がしますけど。
面白いですね。そういう背景でつけられてたっていうのが。
はい、ということでちょっとこの辺興味ある方は調べていただいて、続きに入っていきます。
このガリウム、科学史においては結構極めて重要な元素になります。
ちょっと話に変わるんですが、今使われている周期表、これ元提唱したのかの有名なメンデレーフ、ロシアの科学者ですね、になります。
当初3つ新元素があることを、この周期表の提唱とともに予言しました。
エガホウ素、エガアルミニウム、エガケイ素ですね。
原子力とか科学的性質も込みで予言したんですが、それを予言してから10年20年で3つ全て見つかるという、ある意味大事件が起きまして、
その初めて見つかったエガアルミニウムこそがガリウムになります。
エガっていうのはどういう意味なんかしら?
エガっていうのは、確か未知のとかそういう意味だった気がします。
やばい、調べたのに忘れた。
アルミニウムに近いっていうやつ。
アルミニウムに近いものとか、エガケイ素だったらケイ素にちょっと近いものとかそういうのがあるだろうっていうような予測をしたってことかな。
そういう感じで捉えてもらえれば大丈夫です。
やっぱエガ元素で調べたら速攻出てきた。
そうですね。
この元素の一つ下に…違う、どういう意味だ?
でも、仮定とかそういう意味がいいですね、やっぱり。
ちょっとこの辺は調べてもらえるといいかもしれないです。
科学史に関係すると、一つ一つ取り上げていくと多分とんでもないことになるので。
時間がかかる。
そういう分野なので、私も理解できているところは結構少なかったりします。
そうですね。
目を見つかったわけで、メンデレーフの周期表が今のように一般的に用いられる第一歩になりました。
分光分析による発見手法
そんな重要なガリウム、どうやって見つかったか。
先ほど文工学的手法によって発見されたと言いましたが、
この文工学的手法というのは、過去にヘリウムの回で太陽のスペクトルからヘリウムを見つかったという話をしたときと同じ手法になりまして、
そのとき詳しい話をしていなかったので詳しい話をするのですが、
ヘリウムは太陽光なのでちょっと例外に近いんですが、基本的には光石などをしたときの光をプリズムとかによって文工してきたときに出てくるスペクトル各色の線。
虹みたいな感じですね。虹がもっと幅広く、色ごとにちょっと離れて出たりするんですけど、
その何色がどれくらいの強度で出たかとか、何本出たとか、そういうのを見る手法になります。
いつ頃からこれが使い始めたかっていうのはちょっと調べきれてないのですが、
いつからかこのスペクトルが元素に固有であるということが判明しまして、
それから元素導入、元素発見の手法としてこの時期にはよく使われるようになりました。
もちろん今では全然違う方法ですね。
あ、そうなんだ。
今は多分、多分じゃないですね。
やばい、あんま調べてない。
今は割と量子力学的な、物理学的な感じの計測とかで想定とかされてるはずですね。
それこそ、そうじゃん、自分の仕事でもやってるじゃん。
X線だったり放射線を当てた時に出てくる特性X線が元素由来、固有のものを出すので、
それを基にして想定とかしてますね。
ただ同位体とかになってくるとあんまりよくわかんないんですけど、
文工学的にっていうのはあんまり行われてないですね。
そっかそっか、特性X線ね。
なんかやったような気がするな。
なんかどっかの会で話した気はします?
いや、私が昔やってた分析系の仕事で特性X線が何とかって言ってたような気がするので、
それをちょっと今思い出してる。
あるね、確かにね。
それで見つけるんだ。
特性X線であればちゃんと分離ができる。
だいぶ解釈が難しいですけど、一応分離はできるので。
なるほど。
どうして見つけたかっていうのは、
ボア・ボーランド15年に渡る研究の中で、
同じ属の金属であれば同じような配列のスペクトが出るっていうことを見出してました。
そこで、まだ見つかってないアルミニウムとインジウムの間、
これがエカアルミニウムになるんですけど、
3つの元素を見つけようと考え、
エールフィットさんの、
これ何て読むんだろう?
調べてなかった。
千アイエンコウじゃないかな。
千アイエンコウでよかったですか?
うん、多分そうだと思う。
千アイエンコウ52キログラムを
溶かして、
その時に出てきた
沈殿物を調べると、
これまで見たことのない2本の線が見つけられたと。
ただ、
その沈殿物を生成して、
それを取り出すにはその沈殿物の量自体が少ないから、
どうしようねってなって、
そこからあれこれあって、
ちゃんとガリウムだっていう童貞化されたというものになります。
アイエンって原素番号がガリウムの1個前なんですね。
そうですね。
アイエンコウの中に似たようなものが入っているという仮説だったんですかね。
多分そうですね。
どうしてここの鉱物を選んだのかっていうのが書いてなかったので、
そこを調べる必要あるなっていうのがあるんですが、
どうやら貰ったらしいんですけど。
貰った?
貰った。
鉱山儀式から貰ったらしいんですけど、
どうしてその鉱山儀式を送ろうとしたのか、
そういう細かいところは触れられてないので、
機会があったら調べたいなと思います。
なるほど。
そして、他の珪藻発見史に紐解いていくと分かるんですが、
この頃の珪藻発見史、
微量分析が今ほど発達してないので、
それなりの生成物を得る必要があるということで、
平気で鉱物を数十キログラム使う実験をやってるんですよね。
手作業で。
さっきの52キロって言ったしね。
そう、52キログラムとか、あれを手作業でやるので、
もちろんそんな機械で、自動でとかやってくれないんで。
いやー、よくやるなーって。
岩石を砕いて細かくして、何かしらで溶かすとかしてっていうことだよね。
あ、そうですね。
52キロ。石の52キロって言ったらサイズどのくらいだろうなって今想像してた。
生物にやるでしょうけど、とんでもない重労働だよなっていう。
分析するのもね。
この時代ぐらいまで、
機器分析とか発達してきたり、分量性が発達する前の科学者って、
割とガラス細工も自分でできたりとか、こういう作業も自分でやったりとか、
それでいて、文献ベース、理論とかもやれたりするんで、
同じ人間なのかなって思うときはちょいちょいやりますね。
力仕事もやし、精密作業もするしね。
頭もいいし。
体がいくつも欲しいところです。
実際には助手とかいたんでしょうけど、いや、だとしてもだよなっていうところがありますね。
そんな感じで見つかったガリウム。
ガリウムの現代での利用:青色LEDとパワー半導体
じゃあ実際、今どういうふうに使われてるかっていうのを話していきたいと思います。
最初にお二人に聞いて、イメージがわからないっていうことは、
それほど使われてないと思うかもしれないんですけど、結構使われてるので、
意外なところあるんだっていうところで聞いてもらえればと思います。
今そこ台本の中に青色LEDって書いてある。確かにあれ、ちっかガリウムだよ。
そうです。だいぶ前のメカラジの前身のトコートでちょっと触れてますね。
それこそ私の実装の回で触れた気がしますね。
じゃあせっかくなんで青色LEDから触れていきます。
青色LED、赤、緑、青の中で一番最後にできたものになります。
ノーベル賞も受賞した青色LEDに関する技術なんですが、
どうしてノーベル賞を受賞するほどのものなのか、
どうして最後に実用化されたっていうのか、
そういうところにちっかガリウムっていうのはかなり大きく関与しています。
ちっかガリウム作るのが難しいのかな。
ちっかガリウムをサファイア基板の上に綺麗に結晶成長させるっていうのがすごい難しかったっていうのがまずあります。
結晶の構造が全然違うので、
うまく例えれないんですけど、
ハニーカム構造あるじゃないですか、8角形か6角形かの。
6角形のハニーカム構造の上に四角形の柱を立てようとしているようなもんですね。
どういうこと?
6角形をそのまま伸ばしていったら綺麗にいくじゃないですか。
6角形の壁の途中で四角形に変えて、四角形のまま成長させていくっていうような感じですね。
そういうことが、そういう制御をしないといけないということか。
それがうまくできなかったのが、
途中でバファ層?
干渉層みたいな、結晶格子が違うもの同士をつなぐ中間のものを挟むことで成長しやすくさせるっていう
試みがうまくいったことにより、綺麗に成長できて、
そこからも他いろいろあったんですが、青色LEDの開発につながったっていうものになります。
今ね、ウィキペディアにそのチッカガリウムの構造の絵がちょっと載ってるんだけど、これは確かに難しいね。
こういうもんだっていうのをわかってても、じゃあ実際作るとなるとなかなかっていうところなんだろうな。
そうですね。さっきのバファ層も、バファ層自体もチッカガリウム使われてまして、
静脈するエピタキシャル成長をするときのモンドを低くして、やんわり成長させて、結晶格子の歪みを少なくするっていう感じですね、確か。
エピタキシャル成長は半導体関係とかでもよく出てくる結晶成長の手法ですね。
ガス化させたものを吹き付けて成長させるっていうものになるんですが、ちょっと難しい話なので、これもどこかでお話ししたいと思います。
はい。いろいろね、それを説明するための言葉がまたちょっと難しいっていうのの繋がりになっちゃう。
なので、まず一つここで使われています。
そして、半導体に使われてる、青色LED半導体じゃないですか、半導体に使われてるっていうことは別の用途の半導体ももちろんあるわけで、
よく言われるパワーデバイスとかに、次世代半導体としてチカガリウム注目されて、今実用化され始めていますね。
パワーハンドウタイ、パワーデバイスって言われても多分ピンとくる方はチカガリウムが何なのかってわかっちゃってるはずなので、何なのかっていう説明すると、電気を清除するための半導体ですね。
半導体で最初にピンってくるメモリーであったりとか、それこそ2なのがどうのこうのとか3なのがどうのこうのって言われてるCPUとか、
あの辺はロジック半導体と言ってまた別になるんですよね。
パワーハンドウタイの方はめちゃくちゃ身近なところで言うと、スマホの中にも入ってますし、スマホを充電する中速充電器とか、車のバッテリー関係、EVなんかはもう大量に使われてますね。
だったりとか電車とか、それこそ発電所のデッカイモーターとかタービンのあの辺とか、変電所とか、なんかそういう高電圧とか高電流、そこまで行かなくても小電圧小電流とか、電気を清除する場面で使われてます。
へー、そういうもんなんだ。
これも従来はシリコンだったんですが、今はSICが、窒化ガリウムとかが主流にしようということで、どんどん置き換わりつつあるっていう段階になります。
窒化ガリウムが大量に作れるようになったから、こっちの方も使われるようになったっていうイメージでいいのかな。
どうだろう?
窒化ガリウムが、シリコンよりバンドキャップが大きくて、
バンドキャップが大きくて。
これは本当に難しいので、ここでは割愛するんですが。
難しい言葉がいくつも出てくる。
反動体の性能を示す指標というか性質ですね。
簡単に言うと、バンドキャップが0の状態が普通の金属の状態。電気を何でも通すよっていう。
これがめちゃくちゃでかいと絶縁体。電気を通さないよっていう。
状況によって通したり通さなかったりするのが反動体。
なので、そのあたりにあるバンドキャップでちょっと絶縁よりの方が、
いろいろ難しいことはあるんですが、その分期待できる性能が大きくなるっていうものになります。
窒化ガリウムです。ごめんなさい。
CANって書くので、ガンって読むことが常回では一般的なので、ついガンって読んじゃったんですけど。
窒化ガリウムが実用化されると、結構従来よりも短時間でスマホが充電されるようになったり。
充電器とかって熱持ちじゃないですか。あれが抑えられますね。
なので、熱損失が少なくなるから省電力になるっていうことにもなります。
実際に売られてます。窒化ガリウムの充電器は。
ちょっと高いのであれですが、従来よりは結構いいものなので、お金に余裕があって興味があるっていう人はそういうのを買ってもらえると面白いかもしれないです。
確か結構小型にもなるので、カバンに忍びやすくなるっていうのもありますね。
ということで、普段目にすることのないところで結構活躍してるガリウムなんですが、
ガリウムの現代での利用:PlayStation 5と液体金属
もっと身近にっていうか、他にもありまして、
発売されてから意外に時間が経ってるPS5。
プレステ。
プレステです。
あれのCPU関係の冷却にこのガリウムが使われてます。
ほう。
正確には合金なんですが、でもメインの金属はガリウムでして、液体金属を使った冷却というので、当時すごい注目を集めました。
そうか。さっきね、30℃って言ってたもんね、ガリウム。
冷却に使ってるので、まあ低温下でもちゃんと動かないといけないので、多分もうちょっと魚光点を下げてるんでしょうが、そういう冷却にも使われてたりします。
なるほど。面白いな。そういう風な方法もあるのか、ガリウム使うのに。
熱伝導率が違うので、熱を吸収しやすくて放出しやすいという意味で、効率がいいっていうのがありますね。
ただ、どうぞどうぞ。
どうぞどうぞどうぞ。
いいですか。ガリウムはちょっと厄介な性質がありまして、アルミニウムを腐食するんですよね。
おお。
アルミニウムもよく使われる素材じゃないですか。
腐食しちゃったらあかんじゃないですか。
ダメですね。PS5に使われてるっていう裏取りをちゃんとするために調べてる時に、本当に発売当初の初期モデルとか、割とちょっと漏れ出したりとか、漏れ出すまでいかないですけど、
ガリウム由来の不具合が生じ始めてるっていうのはあって、多分そういうところが関係してるのかなーみたいな。チラッとしか見てないんであれですが。
ただ、それは初期モデルの話で、今はちゃんと改良されてるので大丈夫ですね。
ガリウムの腐食は割とYouTubeとかでも調べれば出てくるので、見てもらえれば面白い光景が見れますね。
金属が金属を腐食するっていう普段見ることのない現象なので。
なので、飛行機にガリウムの液体を持ってってドバーってやると死にますので、くれくれもやらないように。
死にますか。
死にますね。
毒性とか。
毒性もあったような気がするんですが、あんま調べてない。
そんな毒性の強いもので有名ではないので。
毒性が強いって言ったら、どうしてもクロム、ろっかクロムとかそっちの方が上がってくるので。
私はあれ思ったんですけど、ガリウムってレアメタルに入るのかなっていう、レアかどうかっていうところがちょっと気になったもので。
今ちょっと見たら、ボーキサイトとかあえんの生成の時に副産物として回収されるって書いてあるんだけれど、自然界では単体ではほぼ存在しないって書いてあるね。
いや、そんだけガリウムがいろんなものに使われてるんだったら需要はあるんだろうけど、じゃあガリウムの生産量としてはどうなんだろうなと思って。
そこはちょっと気になったんだけど。
少ないと言っても、たぶん少ないの、比較対象がアルミニウムとか鉄とか、ほぼ無人像と言ってもいいほどのやつなので。
そっかそっか。そっから取れるんだったら大丈夫だね。
海底から取ってこないといけないレアアースなんかに比べれば十分大丈夫なのかなっていう。
あの辺はそうですね。レアメタル、レアアースって別に貴重だからレアってついてるわけじゃないんですよね。
それはね、その話はして、生成するときにいろいろめんどくさいからっていう話だったよね、確か。
生成するときにめんどくさかったり、あとは酸質地域がすごい偏在してて、取れるところと取れないところで大きく差があるとか、そういう感じの意味合いで使われてますね。
英語系の意味と日本語の意味がちょっと、すい違いが起こっててから生まれた悲劇というか誤解なので、
この辺もちょっとややこしかったりするので、調べてもらえればいいと思います。
ただ、レアメタルの中にはコモンメタルよりも量が多いものがあるので、本当にレアじゃないんだなっていうのはよくわかります。
おや?そうなのか、そういうのもあるのか。
どれとどれの話だったか忘れましたが、どの話をレアアースとかの第一人者の講演で聞いた覚えがあります。
なるほど。なかなか面白いな、ギャップが。
はい、そういう話でした。
ガリウムの現代での利用:FIB加工装置とSIMS
あとは使われてるのは、普通じゃないところで言うと、私の職場の話になるんですが、
TEMですね、透過型電子顕微鏡に使う薄片を作るための装置、FIB加工装置っていうんですが、そのFIBのビームイオン源、イオンビーム源がガリウムですね。
あ、そうか、イオンビーム源のね。
ガリウム。
FIBってなんだっけ、切り出しをする装置だったっけ?
そう、切り出ししたり薄くしたりするやつですね。
ガリウムイオンを高電圧で引っ張り出して、加速させてぶつけてっていう。
あったね、そういえば、ガリウムで。
なんかね、私が前に使ってたTOFSIMSっていう装置の中でも、なんかそういうのがあったような気がしたけど、あれは。
TOFSIMSは。
TOFSIMSがあったもんで。
はい?
いや、SIMSはダイナミックSIMSとスタジックSIMSっていう動的と静的の2つがありまして。
はいはいはい。
TOFSIMSってどっちだっけ?
ダイナミックではないと思いますよ。スパッタリング機能とかもついてはいたけど。
毒あれか、ソフトマテリアル、やめましょうこの話は。
再現がなくなります。
分からない話になってしまった。
簡単にSIMSとは何かって説明しておきますと、
イオンをぶつけて、ぶつけた時に被産する元素を質量計で分類して、どの元素がいるかっていうのを特定する手法になります。
はい。SIMSはSIMSでセカンドイオンだよな確か。
あ、そうですそうです。
SIがセカンドイオンのマススペクトロメトリーです。
数年間仕事で使ってたことがあります。
TOFSIMSあんまメジャーじゃないので、なかなかレアなものを。
あんま作ってるメーカーいないんじゃないのかな。うちが使ってたのはアルバックファイだったかな。
ファイとカメカのニサぐらいじゃないですかね。
あ、そうなんだ。
劇分析の話になっちゃいましたが、この辺でガリエムの話を終わりたいと思います。
エンディングとコミュニティ紹介
細かい話になりましたね最後は。
はい、どうもありがとうございました。
科学の話ができる話し相手が欲しいけど、家族は付き合ってくれないし、職場で話の会う人もいないなぁと思ったことありませんか。
他に大学院に進学したはいいけれど、同期はもうほとんどいなくて孤独になっちゃったなぁとか。
それならオンラインコミュニティの理系トークラブはいかがですか。
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ということで、今回のメカラジはここまでです。
お聞きくださりありがとうございました。
お相手は、理系トークラブをラジオ部メカラジのひのえひえと、
さいぼうと、
カディウムでした。
さよなら。
次回もお楽しみに。
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