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2025-12-18 16:44

#107 サウナ×読経の企画で「ととのわせる」という新しい体験は?|ゲスト: 内田寛崇さん

【今月のゲスト】

大満寺副住職 兼 映像クリエイター 内田寛崇さん


【今回のトークテーマ】

・サウナ×読経の企画で「ととのわせる」という新しい体験は?

・お寺を多世代交流の拠点に。赤羽岩淵の歴史とまちづくりについて



東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が

王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きます。

情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。

グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。

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サマリー

今回のエピソードでは、内田寛崇さんをゲストに迎え、サウナとお経を組み合わせたユニークな体験を通じて、地域活動やお寺の役割について深く掘り下げます。また、岩渕地域の歴史とその魅力についても触れています。内田寛崇さんがサウナと読経を組み合わせた新しい体験について語り、岩渕の街づくりや防災の重要性、地域とのつながりが強調されています。

地域活動とお寺の役割
飛鳥山の窓から、TOKYO NORTH MOVEMENT。
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光弘さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。
情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは、小篠光弘です。今週も引き続き、大万寺副住職兼映像クリエイターの内田寛崇さんをお招きしております。
今回は内田さんの僧侶としての地域活動の話を伺っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
先週ちょっと聞き逃したんだけど、2022年に公開された映画は、岡室さんという映画で、内田さんがご自身のお坊さん役でご出演と。
なんとご実家の大万寺で、ごま抱きだとかお経など実際の様子をロケーションしたということなんですけど、これ大万寺的には画期的なんじゃないですか。
そうですね。意外と住職に相談しても、楽しそうじゃないかということで。
しゃばげてるからな、お父さん。
そういうのが好きなのでご留守いただいたんですけれども、これはホラー映画なんですよ。妖怪を倒すとか、そういった話なので。
いろいろ賛否両論ね、他のお寺さんからはあると思うんですけれども。
でも仏教の裾野を広げるという意味では、映画に出演なんかたまにいいんじゃないかなとは思ってます。
なるほどね。お寺ってさ、今例えば公園を中心にしたパークマネジメントというのがあるけど、お寺とか神社とかって古くは門前町みたいなのがあるし、それから御本堂の中でいろんなことをやるって、ある意味昔の方がもっと自由に使われてたような気がするんだよね。
そうなんですよね。
今はなかなかお寺に足を運べづらいっていうイメージが持ってくる方も結構いらっしゃるみたいで、そこをもうちょっとオープンにしていきたいね。
天井が高くて音も響くみたいな空間だから、チャレンジされたような演劇の舞台にするのもあるだろうし、それから音楽コンサートみたいなのはされてるお寺も結構割になるようなんだけど、
もっと区民・市民の自由に大満地を使っていただくみたいなこともやっていただけると。
これからの目標です。
サウナアイランドの体験
そうですよね。
そういうところも含めたお寺としての地域活動ということなんですけども、
お寺というよりは僧侶として、今年の3月でしたかね、開催した荒川河川寺でのサウナアイランド東京。
サウナは名前の通りなんですけど、そこにテントの中に内田さんが出張してきてくれて、土俵してくれてると。
土俵で整うっていうね、これに出てきてくださったんですけど、実際やってみていかがでしたか?
結構自分の中でも新しい体験でして、整わせるという体験をしたことがなかったので、
土俵でみなさん整ってくれてるなっていう新しい体験ができましたね。
実際にいろんな方が来られたと思うんですけど、どういう感想がありました?
でもやっぱり整いましたという。やっぱりお経の低音がずっと同じ音が続くっていうのが、
整うには大切みたいでして。サウナっていろんなパターンがあるらしいですけど、
アップテンポな曲を流しながらとか、ローテンポなみたいな。
そういうののどっちかというとローのほうで整ってくださった方が結構いらっしゃったみたいで。
なるほどね。
で、越野さんもおいでくださって。
僕もいい体験させてもらった。僕は誰もいなかったんで、わがまま言わせていただいて、
そのまま寝そばでやらせていただいて、頭に向かってお経を唱えていただく。
言ってみれば、亡くなった後にお坊さんが来てお経を唱えていただくみたいなシチュエーションでね。
でも自分もそれを体験したくてお願いしたんだけど、
いや、本当にいいリハーサルになったね。
いやいやいや。
あのね、なんて言うんだろうな。
本当にね、サウナに入ってるから体が温かいわけですよ。
それがね、少しずつスーッと抜けていく。
で、その時に鳥の声とかそういう声とかいろんなものが聞こえていくんだけど、
抜けていくプロセスの中でそれがね、スーッと遠ざかりながら、
お経の声だけになっていくんですよ。
これ臨時体験したんじゃないかと思うくらいね。
本当にね、まさにそれが整うだったのかなって思いましたけど、
貴重な体験でしたね。
お坊さんの前で寝そべるのは本当にできないんでね。
でもね、今度ね、みんな並べてやったらいいね。
本当に、別に僕は死に対してふざけているわけじゃないんだけど、
そういうね、心地よさがね、ぜひみなさんに感じてもらいたいなと思いましたけどね。
岩渕の魅力と歴史
ありがとうございます。
さてですね、修行僧の煩悩バーっていうのもやってる。
何これ?
やりましたね。
修行僧っていうのは酒が行く僧侶の僧っていうね、修行僧ね。
いつやったの?
これはですね、同じ3月ですけれども、私が最後の区切りの修行をですね、
終えたそのままの足で、京都から帰ってきた足でその日の夜にですね、
行った一日店長のバーなんですけれども。
王子のね。
はい、モンドラゴンさんで。
これはみんなで108杯飲みましょうという企画をやりまして、
本当に修行行ってきて何なんだっていう思われる方がいらっしゃるかもしれないですけど、
煩悩と上手く付き合っていくというのをですね、
自分の中に持っておりますので、
皆様のですね、いろいろな悩みとかをお聞きしながら語り合おうなんて、
そういうバーを開きました。
いいですね、これ。
またちょっと1回と言わず、
その時結構若い人たちが多かったんでしょうか。
そうですね。
今度ちょっとね、高齢者を集めていただいて。
ぜひ。
やっていただければなと思いますけれども。
しっぽりとお聞きしたいと思います。
渋沢フェスタで、
がいまんじはディズニーランドになりますって宣言してたっていう。
前回の朝霞山の窓から出演した時に。
おっしゃってましたね。
これはもう一度この背景とかちょっとご説明いただけます?
自分自身が何を隠そう、ディズニーファンでございまして、
どちらかというと、私はパークとかそっちの方が好きなんですけれども、
ディズニーランドのシーンも含めてですけど、
パークのマインドが好きでして、
パークは永遠に完成しないというウォルトがおっしゃってた言葉だったりとか、
みんなをどんな老若男女を全員楽しませられるコンテンツがたくさんあるじゃないですか。
ああいうところが大好きでして、
がいまんじにもぜひ取り入れたいと思っておるところでございまして、
それがその背景ですね。
なるほどね。
そういう意味ではだいまんじは地域の中心的な場所の一つであるわけなんだけれども、
岩渕という土地とお寺の関係性というのは感じるところはあります?
やはり昔から岩渕というのは宿場町でございましたので、
大名行列が来て、そこの休憩地点だったというのもあって、
結構中心にだったんですね。お寺が街の。
なのでたくさんの方が出入りする場所だったので、
改めて今この地域の中心となるというか、
再興しようかななんて思っているところですね。
地域とはどんどんつながっていきたいなと思っています。
梅まつりとかね。
はい。
1580年の企画展なんかも、
そうですね。
年は催されたというんですけれども、
ちょっとディズニーランドというイメージとは違うかもしれないけど、
人が集まって楽しんでコミュニケーションを取ってもらうという場所にしたい。
そうですね。
そういうことですかね。
多世代の交流の場所を作りたい。
岩渕の歴史のお話がありましたけれども、
内田さんご自身がずっとお住まいになっている岩渕、
この街の魅力というのはどういうふうにお考えですか?
やはりまた戦争の話になってしまうかもしれないんですけれども、
戦時中、岩渕は空襲を何とか免れた土地なんですね。
ですのでその赤羽の駅の近くですと、
結構区画整理が進められていて、
まっすぐなちょっと広めの道路が多いんですけど、
岩渕って細くてくねくねした道が多いんですね。
そういったあたりとかは、
歴史を残す上でもすごい魅力的な土地なのかなと思っていて、
サウナと読経の新しい体験
あの辺で畑をやっていた時代とかもあったなっていうところも、
これ歴史ですけれどもね、魅力の一つで。
あとは荒川に通じる途中の街ですので、
意外と長屋が多かったり、
まだ長屋が残っていたりとかする場所もあって、
そういったところも他の街ではあまり見られない、
古き良きが残っている魅力ある街かなと思ってますね。
あのちょっとね、今ど忘れしちゃってなんだけど、
探偵小説でね、岩渕のあの辺に探偵の事務所があるっていう、
そういう割と近年の書き下ろしの作品があるの知ってる?
知らないですね。
本当?ちょっと来週までにね、調べておくけどね。
やっぱりその作家の方も多分、あのちょっと狭い迷路みたいな感覚と、
それからその赤羽の街のちょっと、
わい雑ではあるけれども、
ちょっと観光地っぽい華やかさみたいなものとのコントラストに、
やっぱり注目されたのかなって思ってたんだけど。
これね、それこそね、
これ映画化とかされないかなと思ってる作品がね、あるんですよ。
ぜひ教えてください。
ちょっとまた今度、うちにありますからね。
読んでください。
ありがとうございます。
やっぱりそういうところって、
外から見た人が結構魅力に感じるところがあるのかもしれないですね。
かもしれないですね。
これ裏腹なのかもしれないけど、
岩渕の街づくりにそれなりにいろいろ関わられててね、
逆に課題っていうか、
これはちょっと解決していかなきゃって思うことある?
やはり皆様静かに暮らしてる方が多い場所ではあるんですけれども、
昔から結構住んでる方が多くて、
仕方がないのはあるんですけど、結構密集してるんですね。
木造の住宅が。
そうなってきた時に細い道に消防車が入れない、
なんていうところが結構多くありまして、
そこのやっぱり防災っていうところでは、
課題がかなり多い土地なのかなというのは感じております。
なるほどね。
防災ってやっぱりみんなで助け合わなきゃいけないっていうことなんだけども、
その時にやっぱり日頃からいろんなコミュニケーションができてるのとできてないのとは、
全然いざとなった時の効果が違う。
つまり日頃からお祭りだとか、
そういうものでね、
人のつながりができてるってすごい大事ですよね。
はい、もうおっしゃる通りで大事です。
そういう意味では、
やくも神社さんのお祭りみたいなのもあるだろうし、
大麻地さんが積極的にいろんなことをされることによって、
つながりができてることが防災につながるといいですよね。
そうですね。
やはり日常から防災にもっと触れられるイベントみたいなのをやっていきたいですね。
岩渕の街づくりと防災
それから岩渕下というのは、
荒川とのいわゆる川町づくりというね、
これは少し期間もかけてやっていく壮大な町づくりなんですけれども、
この荒川との関わりっていうのを、
サウナアイランドでもやっていただいたんだけども、
どんなふうにやっていきたいと思います?
やはり赤羽駅からなかなか岩渕の方まで足を運んでくださる方が、
今のところいないのと、
住宅街ではありますので、
川が盛り上がることによって、
また岩渕が動線というかになって、
外から来た人も中で住んでる人も一体となれるような、
そんな空間を今後作りたい。
みんなで街を、本当に街と街がつながっていく、連鎖していく、
そういった街の盛り上がり方は、
すごい理想というかにしてますね。
川ってね、もちろんあそこの区域というか地域というか、
そこでの価値というのもあるけど、
川って遠く埼玉、群馬の山奥からずっと荒川が流れてくるわけだし、
それから東京湾にも注いでいるというね、
要するに長い部分というのがあるわけで、
そこの中継点として、
さっき大名行列の話なんかもあったけれども、
その通過点だから通過されちゃうんじゃなくて、
こっちからもこっちからも来るっていうみたいなね、
そういう賑わいの街づくりができると楽しみかもしれないですね。
そうですね。
赤水門も重要文化財になりましたし、
僕はサウナ、まさにアイランドで使った河川敷の中にある中之島ね、
あそこがすごく素敵な空間で大好きでね、
本当にあまり時間ないんですけど、
時々フラッと文庫本一冊持って行ってみたいとかするんですけどね。
いやでも本当にそれが似合う場所ですよね。
そうですよね。
夕焼けとまた。
そういうものの、
でもそこにいっぱい人が来ちゃうとその空間楽しめなくなっちゃうんで、
その頃合いも含めてね、
いい街づくりをお寺としても内田さん個人としても頑張っていただきたいと思います。
はい、頑張ります。
来週ももう一週よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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