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TOKYO NORTH MOVEMENT-飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
はい、こんばんは。小篠光洋です。さあ、今月のゲストは衆議院議員の高木けいさん。3週目となります。今回も色々とお話を伺ってまいりたいと思います。
よろしくお願いします。
ちょっと積み残しみたいな話なんだけど、外交関係を築いていくときにね、高木さんが得意なご自身で色々料理されるじゃないですか。そこが随分生きたっていう話を聞いて、特に僕印象に残ってたのは、トルコの外交官と非常に意気投合したっていう話を聞いたんだけど。
トルコの外交官というか、IAという国際エネルギー機関の事務局長、実情のトップなんですけど、ファティヴィロルさんという人がいて、このファティヴィロルさんはトルコ人なんですよ。
最初にインドネシアでG20のエネルギー広大臣会合でお会いして、媒介談をやったときに、色んな話したんですけど、私はトルコ料理が好きだよねみたいな話をしたんですよ。ちょっと振ってみた。
高木さんがね。
ええそうなのかみたいな話になって。で、うちにはトルコの調味料のサルチャがあるんだけどって言ったら、なんでそんなものを持っているんだって話から。
たぶんね、これ聞いてる人でサルチャって言ったビートボックスのほとんどいないと思うよ。
まあそうなんでしょうけど。うちにもないのに、日本で買えるのかって話になって。いや買えますよと。
で、トルコ料理の話になって、僕はトルコ料理好きでっていう話になって、それから急に親しくなって。国際機関の長で一番親しい人は多分フィロルさんなんですよ、僕は今でも。
で、今年の2月にですね、IAの本部へ訪ねて行って、今度は本部でフランス料理をご馳走するからって言われて、時間がなかったら飯は食えなかったんですけど。
本部が訪ねて行って、いろんな重要な話をして、実はそういう関係が生きてですね、G7広島サミットで重要なIAから資料が出たんですよ。
これはクリティカルミネル、いわゆる太陽光パネルだとか、再生可能エネルギーのバッテリーとか作るときに、重要鉱物って必要じゃないですか、コバルトとかニッケルとか黒鉛とか。
これがいかに中国に河川化をされてるかっていう資料をIAが作ってたんですよ。
で、これ見てくれって言われて、この資料すごい良い資料ですねと言ったら、そうなんだよと。これ中国の河川化を示す資料ねって言って来たんで。
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この資料をG7の広島サミットでぜひ出してくれないかと。
それでG7でその話をしていただいて、首脳人に中国のクリティカルミネルの河川化がどのように進んでるか。
その生産から生化物までね。取るところから採掘をするところから精錬をして、生化物になるところまでの全体の河川化の状況が一目で分かる資料を出してもらった。
それすごい役立った。
これ多分ね中国大使館の人もこの番組聞いてると思うよ。
これ次は中国の外交官もトルコの香辛料の研究を始めるんじゃないかと思いますね。
なるほど。でも人対人だね。
いや本当そうですよ。
そういう意味ではね、人対人って言えば高木さんやっぱり北区の人対人っていうかね。生まれて育った北区のことについて。
これはもう聞かざるを得ないとか言うかねお聞きしたいと思うんですけれども。
ちょっとそんな北区の話に移っていきたいと思います。
ちょっと直球というかあれですけど、高木さんにとって北区の魅力って何ですか。
北区の魅力はですね、やっぱり僕は東京23区っていうのはそれぞれ特徴があると思うんですけども。
北区はね、やっぱり何と言っても僕はね歴史の深さだと思いますよ。
この23区の中でもやっぱり北の洋商っていうのかな。
これかねてからやっぱり北区っていうのはとても重要な位置にいて、今でもJR線が通っているし、駅が多いっていうことはこれ象徴されていると思いますけども。
過去からですね、街道も輸送っていうのかな。それが人の行き。
これ北区はやっぱりこの東京の北部の中心だったわけで、これはもう歴史的に事実ですから。
ですからそのやっぱり歴史をベースにしたね、そこにやっぱり最大の魅力があって、これがだからまだまだ活かしきれてないっていう部分がありはしないかなっていうのは一つの問題意識としては持ってるんですよね。
なるほどね。そういう意味ではちょっとお話踏み込みましたけれども、そういうことも含めてじゃあ課題はどういうことだというふうにお考えですか。
やはり自分のことをやっぱり知るっていうことがやっぱり大事で。僕は北区でずっと政治活動をしているからずっと言われ続けてきましたけども、自分で自分を過小評価しちゃいけないと思うんですよ、北区。
だから北区はこの程度でいいとかね、北区の伸びしろっていうのはこんなもんだよっていうような、そういうふうに今までの北区行政を含めて思ってきた節が泣きにし回らずで、もっと伸びしろあると思いますよね。
僕らもやっぱり民間にいても一世代前の人たち、ある意味ですごく堅実で足元をしっかり見つめながら歩んできた先輩がたくさんいらっしゃるんだけど、ある意味そこの裏返しの部分で、まあ所詮北区はみたいな話を見聞きしてて、ちょっとやっぱり残念に思ってたっていうことは確かありましたね。
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ですから例えばね、地下鉄南北線は何で赤羽岩淵で止まっているのという話とかね、本来だったら赤羽駅にジョイントしたっていいし、まあ他にね、もっと、まあ埼玉の方に行きましたから埼玉高速鉄道になってるんだけども、まあそういう都市づくりも含めてもっともっと北区っていうのは伸びしろがあったし、これからもあるし、
そういうことをこう一つの言い方からすると夢っていうの、北区の夢っていうのをやっぱりもっとね、具現化していくための努力が必要なんじゃないかっていうのが私の大好きな。
今お言葉の中にその都市づくり、まあ言い換えればまちづくりっていうことだと思うんですけど、確かにそのまちづくりっていうのは随分先の話も考えていくとすれば、歴史の連続性みたいなものを考えないと実はそんなにここですごいガラッと変えるとかそういうことって多分できないよね。
でこうやっぱり連続的なものの中で何かを物事を考えるから多くの人たちも納得性が出るとか賛同するっていう、そういうことですかね歴史を大事にすると。
でねそこにはまあどっかの会社の宣伝じゃないんですけど土地の記憶っていうね。
そうあれいいね。
土地の記憶があってさらにそれをどう伸ばしていくかっていう夢があって、それがやっぱり北区にとってやっぱり次の新記事訓なんじゃないかなって僕は思ってるんですよ。
ですからそういう意味ではだから自分のことをやっぱりよく知ること、そしてその伸びしろをやっぱりきちっと要するに定めていく方向性、私自身も政治家だから力を尽くしていきたいなと思いますね。
竹井さんは東京都議会議員の時代から北区だけでなくて東京全体の関東大震災からの帝都復興そういうところにも非常に着目しながらそういう流れの中で東京をどう作っていくのかっていうこともずいぶん力尽くされてましたよね。
東京の都市づくりは都市づくりの話をすると大体発端は江戸時代のふりそで火事から始まって、そして明治地震があったり関東大震災があったり戦争があって戦後復興につながっていくと。
その中で今の形ができていると。この今の形ができているこの東京を改めてどうやって変えていくのか。それはやっぱり都市の大改造っていうのははっきり申し上げると過去の歴史からね遡っていくと大きな災害があったとき、それから大きな戦争があったとき、そしてもう一つはやっぱり国家イベントなんですよ。
ナショナルイベントね。この3つの出来事をきっかけにする以外に都市の大改造はできなかったというのは今までの歴史なんですよ。ですから一つは大きな地震があったときには焼け野原になってそれから道路を作ったりして改造してきた。あるいは戦争の戦後復興もそうですよね。
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ナショナルイベントはこれは多分オリンピックだったと思うよね。昭和39年のオリンピック。この昭和39年のオリンピックから2020年21年の東京オリンピックまでのこの50年間に本来で言えば先のオリンピックついこの間のねオリンピックは昭和39年にできれなかったこと。あるいは昭和39年でやっぱり急いでやりすぎちゃったこと。
それを直していくための一つは都市改造のきっかけに僕らはしてきたかったね。してきたかったんだけどそれができなかった。残念ながら。だから次はどこを見据えていけばいいのかということはこれから考えなきゃいけないんだけども。
一帰宅だけ考えると帰宅はこれからねやっぱり駅前の開発だとか様々なところでいろんな都市開発が行われなければならないと思っているのでそういう一つ一つのきっかけを通じてこれからの帰宅の都市づくりの面で言えば一つの夢を実現していくべきなんじゃないかなと思いますね。
僕も全く同感なんですけれどもやっぱり帰宅の地域のためそこに暮らす人の生活を快適にしていくこれを一番目に考えるそれを大前提にしながらやっぱり帰宅が良くなっていくということが東京も良くしていくそして東京が良くなっていけば日本も良くなる。
その先を見据えながら帰宅を良くしていくっていう視点は僕はすごく大事なんじゃないかなと思ってるんですけどね。
もっとおっしゃる通りだと思いますよ。逆の見方からすると世界の中の日本で日本の中の東京東京の中の帰宅というふうに見ていくとその帰宅の役割とかねロケーションとして帰宅がどうしなきゃいけないかとかそういうものもだから帰宅だけが良くなればいいじゃなくて全体として本当に良くなる。
本当に良くなるためにはどうなんだということもやっぱり考える必要があると思うね。そうなると例えば帰宅の特性からするとJRが知っててね駅も多いと交通の利便性は非常に高い。
さらに王子駅の前を通過する北向きのバスっていうのはほとんど王子駅前を通過していてここで要は北側に向けての玄関口が開かれている。
いうようなことを考えると帰宅のポテンシャルは極めて高いと。さらにそれを発展させることが聞いては東京の北の玄関口としての役割も果たせる。それは東京が良くなれば日本が良くなると。
やっぱり帰宅の可能性を過小評価しちゃいけないっていうのが多分私は結論だと思いますね。
ただ一方でね前に高木さんからも資料を見せていただきましたけれどもその成長していくまでのための集積度とかっていうのはもう港区とかああいうところが圧倒的でなんか帰宅に限らないんだけれども
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都市枕とかそのぐらいですら全然追いつくようになるじゃないですか。っていうことはやっぱりそこ単独でっていうことじゃなくて今竹さんもちょっと触れられたけれども
例えばそういう東北の方とも連携していくとかそれから東京の中でも北千住と王子とそして池袋というところがどう連携しながら何かことをやっていくかってそういう視点も必要じゃないかなと思うんだけど。
そうですね当然だと思いますねまさにその帰宅は帰宅の生きる道があって先ほどのその再生可能エネルギーじゃないけどもバリアスパスウェイズなんですよ。
つまりいろんなね要はそのやり方があって駅前開発や都市開発がなんか確率的になりがちなのはみんなが同じようなことをするからじゃないですか。
じゃなくて帰宅は帰宅のやっぱり生き様があって夢や理想があってでそれのやっぱりベースになることっていうのは何かというと帰宅が積み重ねてきたやっぱり土地の記憶であり歴史だと思う。
あるいは文化だとかでそういうものによって帰宅はじゃあどうすべきなのかということをしっかり考える時期に本当に来たなっていう感じがしますね。
私の会長を務める東京商工会議所のメンバーの若い人たちそれからメンバー以外の人たちも含めてね今高木さんが言われたようなことを意識してるかしてないかともかくとして
このところなんかすごくその自分たちの周りをしっかり見せながらできることっていうのを着実にやってそれを何か外とも連携していくみたいなことが随分出てきたような気がして頼もしい限りなんですけどね。
そうですよね。人材は本当に帰宅は帰宅愛に溢れてる人が多いと思うんですよ。これはねやっぱり本当に帰宅のアドバンテージだと思うからこういう人たちは是非活かしてね。
あの商工会議所の会長である小島さんのリーダーシップ。引き出してほしい力を。
私その帰宅以外に住んでる特にその地方から出てきた方の何人かに同じことを言われたことあるんですけど帰宅の人って何か帰宅のことを知ってくれてるとかそういうことに何か発言するとものすごく喜んでくれますよね。
私の父が帰宅で仕事がしたことありますとかね。そういうのでもすごく喜んでる。他の区でこういうことないんですよって言ってね。同じことで何人かに言われてね。帰宅愛に溢れてる人多いよね。
あのそういう意味ではね4月に山田かなごさんが新しい区長になってまあこれは滝さんの知恵も入ってたと思いますけども帰宅新時代っていうスローガンのもとに一生懸命やられてるんですけどそういう意味でね山田区政に期待するものっていうのはどういうものがありますかね。
やっぱりそのみんなで作る帰宅新時代であってみんなが良くなることがねやっぱ大事だっていうことともう一つは今まで帰宅がそのやりきれてなかったことそういうことを一つずつやっぱりこう解決をしていくための政治文化をねあるいは行政の文化っていうかな少しずつ転換をしていってほしいなっていうのは私の期待かな。
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挑戦する。あるいはその伸びしろを自分でねキャップをかけない。もっともっと頑張れるだろうという努力を常にしていくっていうそういうふうにしてもらいたいなと。
それがまあみんなで作る帰宅新時代のスローガンのもとに山田新区長がね突破していってもらうっていうのは非常に我々民間としても期待してますよね。
そうですよね。それで今までねそのやってなかったことがいっぱいあってだからこそ新しい時代になっていよいよできるんだと。
そうするとねこういう発言がいいのかどうかわかんないけど周回遅れだったからこそいいものができるみたいなね。都市開発なんかまさにそうじゃないですか。
だからエビスガーデンプレイスがすごいなって出来上がったのも30年前だからそうするとね今やればもっとすごいものができるだろうということを恐れずに頑張るべきだと思うんですよ。
その都市開発だけじゃないんだけども今までできなかったことそれをだから突破してほしいなって思いますよね。
それは本当に民間サイドでも若い人たちの思いっていうのがフツフツと出てきてるんでいわゆる公民連携っていう言葉を私たちも使ってますけれどもそれが本当の意味でできるような時間帯になってきたかなと。
これは色々やらなきゃいけない喫緊の課題ってものがありますから一歩一歩進めていくってことになるんだと思いますけれども着実にやっていっていただきたいなというふうに思いますね。
着実かつ夢を失わないで頑張ってほしいなと。
そうですね本当ある意味ねワクワクしてるんですよね。
あんまり他のことで僕も夢がなくなってくる年代になってるんでね。
だけど元気でいれば例えば15年後に帰宅がこうなってるかなとかねそこに今若い人たちが中心になって活躍してくれてるかなとかっていうことに思いを馳せるっていうのはすごくワクワクしますよね。
はいということでございまして今回はトルコの香辛料の話から帰宅にフォーカスを移しながらお話を伺ってまいりました。
次週は広い観点から社会をより良いものにするための密集これについてですね渋沢一も絡めてお話を伺っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。