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2025-02-20 15:46

#64 電車、バスの「ほぼ相乗り」の文化が定着している日本では、欧米より可能性を感じるライドシェア。|ゲスト: 高原幸一郎さん

【今月のゲスト】

株式会社NearMe代表取締役社長 高原幸一郎さん

【今回のトークテーマ】

・電車、バスの「ほぼ相乗り」の文化が定着している日本では、欧米より可能性を感じるライドシェア。

・ソフトバンクアカデミアに選定!孫正義さんへ3分間のピッチをされたご経験。



東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が

王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きます。

情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。

グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。


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サマリー

日本の移動課題を解決するために、ライドシェアサービスが注目されています。特に高原幸一郎氏が率いるニアミーは、相乗り型サービスを提供し、コスト削減や環境負担の軽減を目指しています。日本における移動手段では、ライドシェアの文化が欧米よりも進んでいると考えられています。特に観光地や地方では、需要を満たすための新しいアプローチが求められています。

ニアミーの立ち上げ
TOKYO NORTH MOVEMENT 飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。情熱とアイディアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
今月は株式会社ニアミーの代表取締役社長を務めの高原幸一郎さんをゲストにお迎えしております。今週もよろしくお願いいたします。
先週最後は、いよいよ独立をして、株式会社ニアミーを立ち上げられたというふうな話まであったんですけれども、今これスタッフはどんな感じでされているんですか。
今フルタイムのメンバーが32人いまして、パートタイム入れると40人強ぐらいの体制でやっているスタッフですね。
結構いろんな方が集まっているという。
そうですね、やっぱり多様性というのは楽天に行った時も思いましたし、重要だなと思いましたし、やっぱり思い持った方は別にある特定の業界とか領域からではないと思いますので、そういう結構広く募集をして仲間として入ってくれている人は結構多様で、例えばアメリカ人とか台湾人。
国籍もいっぱいなんだ。
国籍もいっぱいですね。あと中国人も最近入りましたし、そういうのも問わずに広く。業界も本当にいろんな業界から入ってくれている感じですね。
モビリティのスタートアップという見え方が強いので、そうするとやっぱり結構、いわゆる移動系の会社から来ることも多いと思うんですけど、自動車業界とか。
それもありますが、どちらかというと街づくりとか、地域課題とか社会課題みたいなテーマに共感してくれたメンバーが多いように思いますね。
やっぱり着眼点としての移動というものの現代性というか、すごく今やっぱり必要性が高まってきているということですかね。
当時から必要性はあったと思うんですけど、あまりそこに着目してしっかりやろうという人がたまたまいなかったので、7年前に始めたんですけど、
やっぱり移動の課題を解決することが、地域課題に向け合うことでインパクトを出せるんじゃないかなと思って始めた。
ライドシェアの種類
必要性が高まってきたというよりも関心が高まり、またそこを解決していこうというムーブメントも社会としても起きつつある。
もちろんそこの原動力というか、まさにスタート切ったのが高原さんだったということだろうと思うんですけれども。
現在のサービスの内容については、いくつかカテゴライズされていると思うんですけど、どんな感じなんですか。
そうですね、一言で言うとライドシェアというので移動の課題に向き合っているわけですが、
ライドシェアという言葉がちょっとフワッとしているところもあるので、大きく二つに分類されるんです。
一つはライドヘイリングと呼ばれることの方が欧米では多いんですが、いわゆる自家用車のドライバーを活用したライドシェアはライドヘイリング。
日本語で簡単に言うと白宅だね。
簡単に言うと白宅。白宅を合法的に言うと違法だけど、それを自家用車を活用してドライバーを増やして移動の課題に向き合うというのが今行われている日本版ライドシェアとか、
公共ライドシェアと呼ばれるもの。基本的には呼んだら来るという配車アプリなもののスタイルで、呼ばれたドライバーが一般のドライバーというのがこのライドヘイリングがあたるもので。
この間僕も初めてハワイで使ったけど便利だよね。
本当にタクシーライクに使えるというか、すごく便利だと思うんですが、それが基本的には一人一台、一台に一組しか乗らないスタイルのいわゆるタクシーっぽい乗り方じゃないですか。
それがまず一つ。
もう一つがライドプーリングと呼ばれるもので、いわゆる相乗り方ですね。一台に複数人でシェアする。
一番最初の、待ってるんだったらみんなで乗りゃいいじゃんっていう。
その発想のところが実は私が体験したような課題以外にもいろんなところで解決できるんじゃないかと思っていて、
僕らはライドシェアの中でもライドヘイリング、ライドプーリングがありますけど、一台に複数人を乗せる相乗り方のライドプーリングの方をやっているのがニアミーで。
これを事業化したんです。
というのも、複数の人が例えば空港に行くのに一人一台乗ってたら、北区だったら1万円ぐらい、例えばしたとしたら、
それを3,000円ぐらいでできるようになれば、もっと多くの方が使えるようになるし、もっと少ない車両で多くの方を運べるようになると。
ドライバー不足っていうのがすごく深刻なので、それを解決する方法としても、このライドプーリング、僕らはシェア乗りって呼んでるんですけど、
移動の未来と課題
一人で複数組で空港に行けるようになれば、少ないドライバーで行けるし、環境負担も下げていけるし、
何なら利用者も3分の1ぐらいで、タクシーの半額以下で移動できるようになると。
こういうモデルでやれば、空港の移動もそうですし、いろんな移動課題に解決できるんじゃないかということで、
ニアミーはそのライドプーリング、シェア乗りにフォーカスしたサービスを、度圧負担のサービスをやっていると。そんな感じです。
なるほど。それはまさに今途中でもお話がありましたけれども、移動コストの、個人の払う負担を、個人の払う移動コストを下げるということにもなるし、
それからやっぱり最近で言えば脱炭素を払うというか、一台の車を有効に活用していこうという方向性になっているということですよね。
はい、まさに。
これ、先ほど僕もちらっと言いましたけれども、海外では結構、愛乗りの方も結構浸透しているという感じですか?
でもメインはやっぱりライドヘイリングの方なんです。ただライドヘイリングをやっている、例えばUberとかLyftとか、いろんな配車アプリがありますけれども、
その中でライドプーリングを一部やっているんですけれども、これも基本的には自家用車を活用するので、乗せてもあと一人ぐらいしか、一組しか乗せられないので、
やっぱり限界はあるんですよ、自家乗りするには。
でも日本はある意味、商用車が普及しているので、ハイエースぐらいの大きなバンで何組も乗り合わせることができるという意味では、
欧米よりももっと可能性があるマーケットとしては日本なのかなというふうに思っていますね。
それとすごく日本の雰囲気に合っているというと言い方が変かもしれないけど、みんなで乗って、
それからさっきの話の中で言うと、やっぱり今僕らちょっと不便さを感じるのは、定額タクシーなんかで空港に行きます。
でも友達と一緒に行って、友達の家で拾って、帰りも友達の家でまず落っことして自分の家に来るとか、そういうことはできないじゃないですか。
だからそういうことも含めて、愛乗りが発展するとすごく便利だなという感じがしますよね。
私たちとしては日本の方が馴染みがあるんじゃないかと思っているのは、やっぱり電車バスが発展していますので、電車バスって言ってみれば愛乗りじゃないですか。
それを当たり前にやっている国民性なので、言ってみれば大型のタクシーというか小さいバスとも言えると思うんですけど、
そういった新しい選択肢があることで今の移動課題に向き合えるんじゃないかなとは思いますね。
これは非常にナイーブな話になるんですけど、やっぱりタクシーの業界だとか、それからバスの業界だとか、既存で一生懸命今まで交通・公共機関を支えてきた方たちがいらっしゃるわけですけれども、
そこの辺との折り合いと言ったらいいのか、そういうのはどんな考え方ですか。
何も両者を壊すものじゃなくて、私はシンプルに保管するものかなと思っているんですね。
選択肢を増やすということだと思うんです。
今まではなかったんだけれども、技術であるとか、あれもAIの技術で裏側組み合わせの最低化をしたりとか、裏側に技術があるので複数人を乗り合わせてドア・ツー・ドアで移動できるようなサービスにできているんです。
これまでそういった技術もそこまでなかったので、できなかったというのは正直あると思うんですけど、
僕らがやろうとしているのはあくまでも電車バスがあってタクシーがあって、それを保管する、第4の選択肢を作るということなので、
まず考え方自体を理解いただくためのハードルというのは最初の何年かありましたよね。
何のためにやっているのかみたいなところは、しっかりコミュニケーションを各業界ととって、やっぱり膝をつけ合わせなければいけない局面も多いと思いますし、
やっぱり僕らだけの言葉で言っても通じないので、彼に対してどういう価値があるのかとか、何をしようとしているのかをしっかりコミュニケーションをさせてあげることで理解をしてもいただき、
実際にやってもらって実績を作って、こうだよねというのを証明していくしかないかなと思っていて。
僕らの苦労はまさにそういった、いわゆる球体前と呼ばれるやり方で積み上げられた方々に、こういうやり方もあるというのをご説明させてあげて、
ライドシェアの進展
こう示していくという繰り返しで、徐々にそういうやり方もあるんだねというのがわかってきたのかなと思いますね。
たぶん、例えば東京のように、基本的にもちろんいろんな交通機関もあるけれども、需要もたくさんありますというところでやり始める。
そういうところでやり始めるというのも、わりとそんな抵抗はない。
それから、もっと地方で、まるっきりバスも撤退しちゃいました。タクシーもありません。
ところで、自治体がとにかく何かやらなきゃいけないと言ってやるというのも、わりとあると思うんだけど、
その中間のところがなかなか難しい。
だけど、実際にはインバウンドで急激に需要が増えているとか、
いろんな事情で、公直的なものでは対応できない地域がありますよね。
やっぱりそこで、宝さんの会社のシステムが力を発揮するみたいな感じですかね。
まさにその通りだと思っておりまして、先ほどのライドヒーリングとライドプーリング、これ言い換えると量と質だと思うんです。
ドライバーの数を増やすためには、量を増やしていくのに、一般のドライバーも含めて2台手を増やすという工夫。
あとは質の方は、1台のスペースを有効活用してなるべく乗せていくという、この掛け算だと思うんですよ。
だから、どちらか掛けてもダメだし、ちゃんと量も満たさなきゃいけないし、質も上げていくと。
これを併せ技で考えたときに、確かに間のところが抜けてるなと思ってまして。
需要があるところは、それでも朝方とか、足りないとか、夜深夜足りないとかあるから、そこはやっぱり上げなきゃいけない。
地方部はまさにもっと深刻なわけです。
ただ、私の理解では、その中間、例えば佐渡市のように世界遺産が登録されて、今後もっと需要が増えていく、想定される中で、
中間はタクシーは増えていかないと。
そうすると、当然そこにギャップがあるから、勝つだけでやろうと思っても限界があるんで、
やっぱり質の方を上げて、なるべく乗り合わせるみたいな工夫が必要ですし。
結構観光客が多いような首都圏でも、例えば京都はわかりやすいところですけど、オーバーツーリズム。
普段はそれなりに需要もあるし供給もあるんだけど、もっと需要が増えちゃうようなケース。
例えば花見のシーズンとかこれから来る、あとは紅葉シーズンとか。
その時に、やっぱり一人一人乗っている場合じゃなくなるほど混雑するし、タクシーも捕まらない。
だからやっぱりシェア乗りして、なるべく需要をなめらかにしていくような工夫が必要なんですよね。
なのでここの規制もそうだし、やり方も含めて、あまり需要があるところとないところの間がないのかなと。
高原幸一郎の提言
これをしっかり取り組む必要があるというのは、僕らは思っているところですかね。
そういった本当にしっかりと地に足のついた企業家としての高原さんの動きというのが、
孫正義さんの目にも止まったというのかな。
ソフトバンクアカデミアというところで、孫さんにレクチャーしたの?提言したの?
レクチャーは相当大げさかもしれませんが、提言する機会をいただいて、こういうことをしたいという話をさせていただきました。
ソフトバンクの孫さんの後継者を元々は作るということを目的にした塾のような形なんですけど、
今は外部勢も入れて、テーマで僕らAI軍戦略を担う人材を広く募集されている中に、僕らもAIを活用した仕組みを作っていますので、
その文脈でソフトバンクグループの皆様と何かご一緒できる機会があるとか、
もしくは社会の方も多いので何か一緒に勉強してご一緒できる機会を作るみたいな、
私の学びと一緒にできることが何かというのを探るために参加したような形ですね。
実際の孫さんにも3分ほどでありましたけれども、ご提案というかピンチする機会があって、非常に刺激のある機会をいただきました。
それに対して孫さんのコメントというのは?
その時は具体のコメントはなかったですけど、ふんふんふんみたいな感じでした。
どんどんどんどん3分ずつの人が何組か。
そういう形でどんどん回っていくので。
具体のコメントはなかったですけど、一応お伝えする機会があったという感じですかね。
でもすごいね、高原さんはいくつになるんでしょう?
46になりましたね。
でもそこからやっぱりそういうところにまた出て学びということを考えて。
そうですね、あまり何かわざわざ学ぼうみたいなところではないんですけど、
結果そういう場所に身を置くことが多いように思いますかね。
そういうレベルの高いと言っていいか、いろいろ思いも高い人たちのところにいて、
切磋琢磨というのはもしかしたらアメリカでの学びとか、そういう体験もあってということだし、
その若さを失わないというのが経営者高原さんの魅力のひとつなんじゃないかなと思います。
ということでございまして、3週目もお話を伺ってまいりましたが、
来週はそのまとめというような形でお話を伺いたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
15:46

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