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スピーカー 1
地域に潜るドキュメンタリー、ローカルダイバーズ。このポッドキャストは、地域に深く潜り込み、活動している地域活動家、ローカルダイバーの活躍を記録していくドキュメンタリー番組です。
こんにちは、長野県池田町在住のポッドキャスター、前原貴則です。今回は前回に引き続き、長野県池田町で活動しているローカルダイバー、発酵と暮らし、おはこを運営する西山智希さんと奥さんのあゆみさんです。よろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
前回、トモキさんにお話を伺ってたんですけど、今回は発酵と暮らし、おはこっていう飲食店を運営されていると思うんですけれど、発酵の話とかをぜひあゆみさんにお伺いしたいなと思って来ていただきました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは、あゆみさんの自己紹介とかもいただいても大丈夫ですか?
スピーカー 2
はい。西山あゆみと言います。4年前、移住したのかな?に、福岡から夫と共に移住をしてきました。前職はリハビリの言語聴覚士という仕事をしてまして、移住してからはもうしてないんですけれども、こちらの方で夫と共に発酵と暮らし、おはこという飲食店を始めました。
スピーカー 1
ちなみにトモキさんの方も、奥さんとお二人で運営されてると思うんですけど、僕全然知らなかったことがあって、今ちょうどカメラに映っていると思うんですけど、今、エンブレム、おはこの王なのかちょっとそこら辺わからなかったりするんですけど、このおはこさんのこのエンブレムだったりとか、そのおはこっていう名前をなぜつけたのかとか、そこら辺ちょっとお二人にお伺いしたくて。
まず名前の由来ですけど、これ発酵から取ってるんですよね。おはこ、ネーミングかわいいな、覚えてもらいたいなが一つ。あとここら辺ではないんですけど、長野のとある地域では発酵のことをお発酵とか、お発酵物みたいないう文化があるみたいで、
お発酵っていうんだったらおはこってちょっとキュッとしてっていう思いもありますね。なので、18番っていう意味、これはほとんどないんですけど、覚えてもらえるんだったら既存の何かしらの名前とかぶっててもいいかなっていうような感じで、まずおはこという名前にしました。
で、エンブレムなんですけど、これはうちの小民家にですね、八角形の窓が踊り場にあるんですよね。で、その八角形の窓から見える光とか、そういう見た目がとってもかわいいなっていうところがあって、それを踏まえて、この家に結構八角形を模したものがたくさんあるなっていうのに気づいたというか気づかされた。
いろんな人から言われて。で、そうだねっていうので、この八角形っていうのをイメージして何かロゴを作ろうっていうところから、ちょっと粗いデザインなんですけど、粗いデザインはこの家のちょっと粗さ、古いところもいいっていうとかもイメージして、あとはちょっと不揃いなところも唯一無二な感じも埋めて、
最終的にこういうデザインになったって感じですね。何かありますか。
スピーカー 2
っていうのをデザイン会社さんと相談して作っていただきました。
スピーカー 1
ちなみにそれはデザイン会社の名前とか出しても大丈夫なとこです?
いいんじゃないですかね。ブルーレイクさんっていう千野にある会社なんですけど、近くのパン屋さんがロゴをまず作っていて、で、妻が一目惚れをして、そのロゴに。で、紹介をしてもらってわざわざ。それで交流が始まって、もうお店のオープンが決まってたんですね。
11月にオープンしよう。2023年の11月オープンだって決まってたんですけど、もうロゴはまだ4ヶ月前でも決まってなかったんですよ。で、それを2人3客で3ヶ月間一緒に考えて、代替案もたくさん出していただいて、自分たちのコンセプトから一緒に考えてもらったような感じです。
じゃあもう結構ここら辺はこのシンプルなものになるまでは、結構右右曲折あって伴奏してシンプルな形に落ち着いたというか。
千野 はい、そうです。
じゃあここから食事だったりとか、お箱さんがメインで僕も定食とか食べたことあるんですけれども、そこら辺のお話聞いていきたいんですけど、そもそもどうして発行と暮らしというタグラインがついているのか、その発行に対しての思い入れっていうものがわからない部分があったので、そこら辺ってどういう思い入れがあって発行っていうものにたどり着いたんですか。
スピーカー 1
おもしろいですね。現在はそういった感じで、今やっていると思うんですけど、じゃあちょっとここからゲストトーク入っていこうと思うんですけど、前トムキさんの方やっていただいた闇編と光編っていうのがありまして、地域に根付くにあたって、どっちが話したいとか、ちょっと苦労したとこがあるなっていう場合闇編だったりとか、苦労したとしてもここはいいとこだったみたいな光編があるんですけど、
あゆみさんどっちが話したいとかありますか。
スピーカー 2
どちらでも。
どちらでも大丈夫ですか。
大丈夫だと思うんですけど。
スピーカー 1
困ったこととか喋ったら。
スピーカー 2
困ったこと。
スピーカー 1
闇編行ってみますか。
スピーカー 2
そうですね、困ったこと。移住してから、それこそ都会にいると、ご近所付き合いってそんなにないじゃないですか。
それにちょっと戸惑ったりしたことはありましたけど、でも何だろう、皆さん決して悪気があるわけでもなくて、良かれと思ってっていうところもあったりするから、何だろうね。
スピーカー 1
もし、ちょっと人がわかるとあれかと思うんで、言えるところで戸惑ったところってどんなことがありますか。
スピーカー 2
言えるところが。
難しい。
スピーカー 1
かぶり物するか。
スピーカー 2
言葉の選び方が難しいね。
スピーカー 1
前原さんは、僕たちが住んでたアパートに今、前原さんが住んでいただいてて、多分自治会とかって入ってないんじゃないですか。
あそこはまだ入れてない。
入らなくていい、みたいな感覚だと思うんですけど。
多分、家買ってとか、アパート離れて違う地域に住んだら、多分入ることに入った方がいいよ、みたいな推奨がある気がするんですけど、やっぱり入ったら入ったで、物理的な面ですよね。
年会費かかったりとか、お祭りがあったりとか、自分たちが今までなかったスケジュールが入ってくる経費というか、お金もかかってくる。
ここはやっぱりどうしても戸惑うところではあると思います。
ただ、地域に住んでいる人たちはそれが当たり前だったので、それを突っ跳ねてもいいことは確実にないので、なじむことが一番かなとは思いますね。
やっぱりなじめない人もいると思います。
僕たちが今ありがたいなと思っているのは、そういう地域の清掃活動は自治会の人たちがやってくれたりとか、僕たちも時間があれば出ようと思ってるんですけど、やっぱり飲食やってるとどうしても出れない時が多いので、申し訳ないなと思いながらもやっていただいている。
そこに対して、もしかしたらいちもつ持ってるかもしれないけど、特に何か言ってくるわけではないので、本当に感謝ですねって思っています。
あとはゴミステーションとかも近くにあって、きれいにしていただいている。
そこもまだ僕たちも自治会に入って2年目なので、かかりみたいなのがいると思うんですけど、そこにはまだ該当してないので、そのかかりの人にも感謝だなとは思ってますが、
そのかかりがどんどんどんどん何重にも担当することがあるらしい。
それで困ったっていう人も見ているので、なんか実際にやりたくもない班長とか、そこの自治会長をやってくれとか、それがNOとは言わせないみたいなのも、
うちじゃないですよ、うちではないけど、その町に引っ越してきた方でいらっしゃったりするのを聞くと、やっぱりそういうしがらみはあるのかなっていうのは思っちゃいますけどね。
確かに自治会の方は、僕も仕事とかで自治会の人と関わることはありますけど、やっぱりそういう自治会長をやりつつ他のものも兼任して、
平日仕事を休んで役場の自治会の協議会に出てみたいな方もいらっしゃるので、
たぶんそこらへんは都会の働き方見て全部その仕事以外の地域の仕事というか、そういうものがあったりするので、そこらへん戸惑うことはありつつ、
だからといって確かに突っ跳ねたりっていうのだとあんまり、なんて言うんでしょうね、どちらも不幸になる感じがするので、
そこらへんも関わり方だとかも、個人の場合考えた方がいいと思います。
いろんなところで自治会をなくすみたいなのが全国的にあったりすると思うので、それは自治体のお仕事かもしれないですけど、
そこの関わり方はいろんな地域に移住しようと思うと、ちょっと気にしたりとか関わるのが大丈夫かなっていうのを、そこのイベントまで足を運んで見てる、見る必要はあるかもしれない。
特に多分自治会とかって都会から来る人って、都会で住んで都会で暮らして田舎の経験がない人は知らない世界だと思うんですよね。
僕も実際知らなかったので、それって多分空き家買って初めて来ましたっていう人は面食らうと思います、正直。
だからこそ移住したいなと思ったところがあれば、そこの池田だったらお箱でもいいので、飲食店とか協力店みたいなところに行ってもらって話を聞くと、
スピーカー 1
本当に見えない細部が見えるので、闇って言うと違うかもしれないですけど、気をつけた方がいいよみたいなところをアドバイスしてくれるかなと思いますね。
ちゃんと仲間を移住する前に見つけておくっていうのは確かに重要かもしれないですね。
そうですね。やっぱり知らない人に土地あげたくないって思っちゃいますからね。やっぱりあの人が言うんだったら、紹介するんだったらっていうのは多少あるとは思います。
ちなみにちょっと闇編からずれるかもしれないですけど、それでもとてもいい人たちがいるとは思うんですけれど、その中でこうなんでしょうね、これはなんか戸惑ったけどこんなあったかい感じなんだなみたいなのがあったりとかってありますか?
難しいな。あるんですよ。あるというか、地域?地域かわかんない。これ地域じゃなかったら聞いてくださいね。こっちに池田に移住してめちゃくちゃ嬉しかったことが、私ね、前回言ったように地域おこしで来てたんですけど、
それの一環でもあって、池田町ってマウンテンバイクが盛んなんですよね。地域交流で中学の子たちとも一緒にマウンテンバイクをするっていう機会があって、それで先生が海外の先生なんですけど、その先生とも一緒にやっていて、何回かやっていて、とある時に取材が来たんですよ。
テレビの取材が来て、中学生と先生たちが一緒にマウンテンバイクをしているっていう絵を撮った後に、最後に集合写真撮りますって言って、集合写真を撮るんですけど、そこに僕はちょっと大人というか見学側に回っていたんですけど、その集合写真撮るときに海外の先生、池田在住の先生が僕のことともきって呼んで、入れ入れって言われて、俺いいのって言ったら、
その先生がともきも仲間だよって言ってくれて、めっちゃいい。俺もう泣きそうになりながら写真を撮ったっていうことが忘れられないというか、仲間に入れてもらえて幸せだなと思いましたね。でもちょっと街とは関係ないかもしれないけど。
まあ街とは関係ないですけど、なんていうの、街と関係ないかなどうだろう。いや、なんだろうさ、でも街に溶け込んでいる外国の出身の方もいらっしゃるってことで、そこの方もちゃんとその街の子供たちと交流をして、で実際に地域に溶け込んでいるっていう状況はあるってことですもんね。
まずすごい、やっててよかったなっていう。前回の信頼チョキみたいなもんですけどね。
ありがとうございます。
ちょっと違う、ちょっと違いました。
スピーカー 2
難しいな。地域、地域のことについて話したらいいのかな。
スピーカー 1
地域に入ってみて、まあ闇でも光でもいいんですけれど、例えばこれは希望だというか、なんか熱意を持って活動するために、なんだろうな、ここはいいところだなと思ったこととか、ちょっとやりづらいところあるなみたいなんとか、そこらへんが聞けると、次ここの地域に入ってくる人の助けになる。
ちょっと気をつけようとか、ここやっぱいいんだなとかっていう判断しようになるようなところがあればいいなと。
スピーカー 2
なんかこう、移住したての頃はお店をしてたわけでもないので、で、私は外に働きに出てるわけでもなかったから、会話をする人は夫だけだったりとか、そのスーパーのレジの方ぐらいしかなんかあったんですけど、それが徐々にこう、まあ夫の関係の方だったり、町の人と少しずつ関わりが増えていく中で、関係性は深まってはいったんですけど、
まあ夫が地域おこし協力隊だったっていうところもあるから、私もどこまでを町の人たちに本音を話していくかがわからないっていうところで、ちょっとこう、なんだろう、完全に心から心を開いて接することができない時期もあったんですけど、
でもここ最近、移住して4年ぐらい経って、例えばスーパーに行って、誰かしらの知り合いに会うっていうところで、前はそれがわーって思ってたところが、なんだろう、ちょっと変わってきたというか、その逆に知り合いに会えたことが嬉しかったり、なんか、割とリラックスしている自分に気づいた時に、
あ、都会でそんなに知り合いにスーパーで会って、東高高校とかなんかあったりする中で、これいいとは言わないですけど、スーパーで会って30分ぐらい立ち話をしてみたりとか、いろいろしてるのが、なんだろう、ちょっとこう、あったかいなってふと思うっていうのを田舎に暮らしてみて、最近は感じるというか、どこもあるし、やっぱこう、結構持つもたれつなあったかい世界が多いなと思ってて、
スピーカー 2
じゃあ畑で何かが採れたから採りにおいでとかくださったりとかすると、じゃあうちも代わりにじゃあこれをどうぞっていう話をあげたりとか、その現金だけじゃないブツブツ交換で成り立ってる世界があったりとか、っていうのもすごくなんかあったかいなあって思いながら、最近はすごく住んでて、そういったところが楽しいなって思います。
スピーカー 1
あれですね、思えるようになってきたって感じですね。
じゃあ最初はちょっと手交換あったけど、徐々に慣れていったというか。
スピーカー 2
そうですね、なんか多分人となりもお互い分かってきたりっていうところもあるのもあるんでしょうけど。
スピーカー 1
ちょっと気になったが、そのブツブツ交換みたいなもので、僕もなんか、昨日でしたっけ、キュウリもらいましたよね。
なんかそれで、今って畑とかはこの購入したところについてるとか、そういうところが今なんか育ててたりとかっていうのはずっとやってらっしゃるんですか。
スピーカー 2
そうですね、畑、物件についてたところもあるので、移住してくる前までは土も触ったことなかったりっていうような世界だったんですけど、移住して、この物件を購入する前から何かしらちょっとつながりだったり、畑のある関わりをしてみたいっていうところがあったので、
池田と安住の地域のオーガニッククラブっていう、その町の方のみんなで一緒にお野菜作りましょうとか、ノウハウを学びましょうとか、移住じゃない方関係なくちょっと交流しましょうみたいな会があって、
で、そこに参加して、畑のやり方を少し学ばしてもらって、で、畑実際始めてからは、その方たちの関わりだったりとか、自分で調べれる範囲でなんとか畑をやってるっていうところもあるので、なんかこう、自分で食べれるものを作れる喜びはだいぶあるかなと。大変ですけど。
スピーカー 1
確かに、田舎の何ですかね、醍醐味みたいな生活が多分お二人のところに広がってる感じがして、まだ僕はそこに行きつけてないので、じゃあちょっと質問の内容を変えようかと思うんですけど、お二人今の生活っていうものもすごく楽しんでらっしゃるように僕は感じてるんですけれど、
その未来でこういう過ごし方というか、どういうふうにこう、ともきさんがおっしゃってたこう、杖の隅かっていうふうにおっしゃられてたので、もうここにそのお箱をやりつつ、あとはゲストハウスもボードゲームの構想もありつつ、どんなふうにこう人生を終えていくというか、そこら辺のイメージというか、どんなふうに暮らしていきたいっていうのはあったりしますか。
お二人の中でその共通の認識でもいいんですけど、それぞれのこういうふうに自分の人生は完結させていきたいみたいな、ありますか。
スピーカー 2
なんかどうしてももともと病院に勤めてたりとかしてた時は、あ、組織なので自分の納得のできないこともやっぱり組織だとやっていかなきゃいけないことがあったり、なんか自分ではどうしようもない気持ちの持ちようだったりっていうところがあったりしたので、
なんかそれが今移住してきて自営業始めて大変なことも、やっぱ責任も全部自分たちに降り注いでくるのであるんですけど、でもやりたいようにやれるだったりとかっていうところはあるので、一番大切にしてるのは、まだできてはないですけど、頑張りすぎないというか、
楽しむっていうところを日々中心に考えて生活できればいいかなとは思ってて、楽しむために頑張りすぎなきゃいけないところもあるんですけど、それを無理してるっていうふうに感じず過ごせる心持ちというか、そういう気持ちのゆとりだったりとか、違う角度で自分を見れるだったりとかっていうところの気を張らないっていう生活が、
続けばいいかなっていうふうに思ってます。
スピーカー 1
トモキさんどうですか。
そうですね、結構明確にあって、やっぱりサラリーマンじゃない都会から離れたってなったら、年収は下がると思うんですよ。
なので、逆に言えば年収にこだわらない生活に切り替えた。
なので、幸福度という尺度で生きようという決意をしました。
なので、正直お店をやっていて利益がめっちゃあるかって言ったら、そこまであるわけではないです。
自分たちが幸せに暮らせるぐらいの経済、経済というか、経済回せるお金でいいやと思ってますと。
なので一番大事にしているのは、自分たちが幸せかどうかっていうのを一番大事にしてます。
なので何か歯車が違うなと思ったら、まずそこに立ち返るようにはしてますね。
それであとは、生き方、さっきうちの奥さんも言ってくれたんですけど、やりがいみたいなところあるじゃないですか。
僕がサラリーマン、前回言ったんですけど、サラリーマン向いてないなっていうところ。
モチベーションとして、仕事ってなるとちょっと自分は苦手になってしまうんですね。
なのでこういう自営業をやっていて、何ていうか、すごい自分の中でスッと最近落ちたのが、
仕事だと思わないことにしちゃえばいいんだっていうのを最近すごい思っていて。
例えばですけど、自宅兼店舗っていうのも掃除をしなきゃいけないとか絶対あるじゃないですか、自宅だから。
だけど掃除することはすごい嫌なわけですよ。苦手な分野。だけど店舗も掃除はしなきゃいけない。
これが家も店舗も一緒に掃除をできるんだったら、これはもうしょうがないからやろうっていう風になるわけですよね。
実際お皿洗いもそうで、もちろん分けてますけど、自分たちで食べるやつとかも。
でもそういう仕事と区分けされない生き方みたいな、仕事だと思わないで働く環境みたいな、
そういったところが多分自分に合ってるんですよ。
うちの奥さんはまた多分違う考えだとは思うんですけど、自分はそこの落としどころでうまくできているところもあるので、
なんていうかそのマインドみたいなのはすごい大事にしているかなとは思います。
なんかそのワークライフバランスみたいなのが都会の頃は考えてましたけど、もうなんて言うんでしょうね。
ワークもライフも一緒くただけど、でもそれでも夢中でできることがお二人はあるっていう感じですかね。
そうかな。でもやっぱり本当に性格というか大事にしているところが結構違うんですよ。
それは夫婦絶対皆さんそうだと思うんですけど、それがいい時もあればものすごい圧力を生む時もあるので、難しいです。
ちなみにその大事にお互いしているもので、言葉にできるものってお互いなんかこう一言でこれこれだみたいなのがなんかあったりします?
さっきあの楽しくっていうのもそうだと思うんですけど。
僕はね、まあこれマインドですよ。
マインド。
僕は働きたくないがマインドなんです。
さっき言ったように働いていると思わないような生き方をしたいと思ってます。
なのでお店をやってみんなと楽しむみたいなところが自分の中で働いていると思わない領域なので、それをするためにいろいろ仕込んでいるとか。
ボードゲームもそうですね。
それでみんなが楽しんでいただいてさらに収入を得られるんだったらこんなに嬉しいことはない。
それが叶う環境にしていきたいというのが自分の目標ですね。
なんで働かないみたいな。
それは大事だと思います。
多分僕もこれを旗から見れば多分仕事なんですけど、僕やりたくてやってるから。
仕事というかただ楽しくてお二人の話を聞いて、それがなおかつ人に届いたらいいなっていうような形なので、なんかそれは移住してくる人のヒントになるような気がします。
そうかもしれないですね。
スピーカー 2
そうかもしれない。なんか移住してくる人の理由ってそれぞれだと思うんですけど、私たちはなんか移住してまで、ちょっと言い方に語弊があるかもしれないんですけど、
あまりストレスを抱えて自分のペースを崩したりバランス崩してまで働きたくないというか、働きたくないって言ったら語弊があるんですけど、
自分たちを大事にしたいっていうところでのスピード感で動こうねっていうところがあるので、私は多分そこがちょっと頑張りすぎちゃうというか逸脱してしまうときもあるんですけど、そこをまた上手に性格が真逆な夫が止めるというか、とこもあるので。
スピーカー 1
週7働きたくないね。だけど、なんだったら24時間働いちゃうタイプなんですよね。なんで、常に言ってますね。24時間働いたら一時的にはお客さんのためになるかもしれないけど、それで体壊して店を閉めちゃったら、みんなさんすごい長く楽しめないでしょうっていう。適度に休もうっていう話をよくしてますね。
なんかすごいいいバランスですね。僕もどっちかというと24時間やっちゃう系で、妻も24時間やっちゃう系で。
そうなんだ。
大丈夫かみたいな雰囲気になるので、すごいバランスがいいんだろうなと思います。
でもそうですね、いいところは本当にそうだと思います。どちらかというと職人気質で、僕は経営気質で、そこはできない。突き詰められないし、だけど通じは苦手だし、とかがすごいあるので、いいっちゃいいかな。
スピーカー 2
そうだね。いいって言うときとちょっとって言うときがありますけど。
スピーカー 1
はい、そうなんです。
スピーカー 2
似たような感じで、何か対話の考え方というか、否定も肯定もしないというか、都会の人は都会の人で田舎の人はこうだからねっていうのも違うと思うし、田舎の人が都会の人こうだからねっていうのも違うと思うから、
そういう生活感とか考え方もあるよねっていうのをお互いに理解しつつ、何だろう、否定はしないというか、そうだよねっていう考え方、だから入らなきゃ入らなきゃって思う必要もないし、入りたいと思えば入ればいいと思うし、
必要だったら生えるとこも必要だけど、でも違うと自分で感じるところは、そういう考え方もあるかもしれないけど、でも自分はこうなんでっていう、さっき言ったせんびきというか、そういったところは必要なのかなとは思ってますかね。
スピーカー 1
そこめっちゃ僕苦手やと思う。
せんびきとかも結構ここ以上はもうやめてっていう時があったりするんですけど、でもそのさっきおっしゃってたその田舎の人とか都会の人ってやっぱ主語がすごい大きくなると、そんなわけないとは思うので、やっぱ個人個人全然どこに住んでても全然違うと思うので、そこは自分も気をつけなきゃなって今聞きながら思ってたんですけど、
スピーカー 2
やっぱり認める、認めるなんて言うんでしょうね、その否定も肯定もしないけど同意するというんですかね、そういった姿勢でやっぱり自治会はこういうものなんだねっていう、自分はこういう考え方を持ってますっていうのは、表明するのは全然ありかもしれないですね。
スピーカー 1
まあ難しいですけどね。
まあまあ確かに。
言語化しなくてもいいような気がしちゃうんですよね。難しいな。
スピーカー 2
言語化してしまって角が立つなっていう時は別に、せずに距離を置いてもいいのかもしれない。
スピーカー 1
そうだね。
そこは多分田舎、都会とかあんま関係ないですよね、多分。
そうそう。
やっぱりね、あれですよ、前回ナイターソフトの話をしたと思うんですけど、ナイターソフト参加してて、地元の人たちなんですね、自治会でナイターソフト出てる人は、ある一定仲良くはしてもらってるんですけど、それ以上はもう踏み込めないんですよ。
やっぱりちっちゃい頃からずっともう仲良いから、下の名前であだ名で呼び合ってるし、僕はくんづけの苗字で呼ばれてるので、やっぱりそこはどうしても行けないし、でも行かないでいい領域だなとは思うんですよね。
そっからじゃあ飲み会に毎回誘われたらすごい嫌だなとも思いますし。
なので、向こうは向こうでちょっとこう、せんびきどこだろうっていうのは思ってるところはあると思うんですよ。
だから本当につかず離れずで、向こうも誘いたいと思ってんのか思ってないのかわかんないけど、まあこのままでいいやみたいな、本当多分それがちょっとちっちゃい世界のしくずというか、そういう世の中じゃないかなと思いますけどね。
なんかわからないジャブを多分打たれてる気はするんですよね。
確かにまあ行きたければまあ行ってもいいし、そこら辺はまあ人によってだとは思いますけど、お酒好きな人はどんどん行ってもいいでしょうし。
でもね、年に1回そのナイターソフト終わった飲み会というか、お疲れ様会だけは行くようにしてます。
それは誘われるしっていうところですね、極力行こうと思う。
なんていうか、やっぱりそこも行かないと言うとかなり距離があるなみたいな。
あるので、なんかまあさじ加減ですかね。
そうですね、そこも感覚を徐々に養うというか。
ごめんなさい、最後に1個だけ人生の話になってたんですけど、
おはこさんとしてお二人が今後どういう場所にしていきたいかみたいなのがあれば、そこをお伺いしたいです。
そうですね、まあ引き続き皆さんがこの場所に来たら落ち着ける環境であり続けたいなとは思います。
なんていうか、来たことあるような、だけど初めての感覚というか。
で、美味しい料理が食べられて、心も体も癒されて帰っていただく。
そういったところはずっとそうであって欲しいなと思います。
それは形を変えても、宿を始めるとかなっても、そのコンセプトはずっと続けたいなと思いますね。
でももうそれ以上でもないかも。
ずっとそうであって欲しいですね。
スピーカー 2
なんか食でも人でも空間でもいいんですけど、来た人がお箱に来てよかったなって思ってもらったりとか、
ちょっとこう、ちょっとでも少し力をもらって帰れたなって思ってくれたらいいなと思って、
少しでも安らいだなとか、美味しいもの食べて元気出たなとか、
友達と会えてすごく楽しかったなとか、そういうちょっとポジティブな気持ちに少しでもポッてなんかちょっと心が温かくなって帰れる場所になったらいいなっていうふうには思います。
スピーカー 1
めっちゃいいと思います。
そう、なんですかね。
僕もなんか知り合いっていうのもあったかもしれないですけど、できる限りなんか機会があったらいける機会をずっと伺ってるみたいな。
本当です。
忙しい、なんかどうにかいけないかなみたいなっていうのは伺いつつ、いける時といけない時があるんで、なんかいろいろ、そうですね、イベントだったりとかあると、
僕も足を運びますし、これ聞いている方も足を運んでいただいて、お二人と話していただいてもいいですし、僕もその時いたらぜひ話したいと思うので。
お箱さんいる可能性がありますからね。
確かにありますからね。
そう、なんでこれ聞いた方お箱さんに足を運んでもらえたらすごい嬉しいと思います。
じゃあ前回もお伝えはしたんですけれども、お箱さんのインスタグラムがありますので、それをチェックいただいて、何か始まる時とかいろんな情報載っていると思うのでチェックいただければと思います。
じゃあそれではエンディングいきます。
あなたが地域に繰り出すきっかけを作るプログラム。
地域に潜るドキュメンタリーローカルダイバーズはいかがだったでしょうか。
もし気に入っていただけたらお使いのポッドキャストアプリで星5評価やいいねをいただけるととても嬉しいです。
この番組はシーズン開始は毎週水曜日の朝に配信します。
シーズン開始は不定期になるため通知を受け取れるように番組のフォローやチャンネル登録をいただけると嬉しいです。
番組の感想やお便り、あとゲストへの質問など概要欄のGoogleフォームからお送りください。
番組のハッシュタグは全てカタカナ複数形でローカルダイバーズをつけて番組の感想などをつぶやいてくれるとチェックしに行きます。
概要欄に各種情報があるのでご覧ください。
それでは今回のローカルダイバーは発行と暮らしお箱を運営しています西山智希さんとあゆみさんでした。
今日はお時間いただいてありがとうございました。
ありがとうございました。