2025-08-27 53:12

S1-04 [考察編] ポツンと一軒家は幻想かも? (石濱さん HAMAYA / 長野県 池田町)

ローカルダイバー_01:⁠⁠⁠
石濱 和宏さん (長野県 池田町)⁠
https://www.instagram.com/kazuishihams/
石濱さんの拠点(山奥の地域)訪問の印象 / ドキュメンタリー撮影の挑戦 / 石濱さんの地域での発見と学び / 伝統と自給自足 / 地域コミュニティの協力と絆 / 一軒家でポツンと暮らすことは… / 都市と地方のコミュニケーション・価値観の違い / 豊かさの定義のアップデート
ーハッシュタグー
#ローカルダイバーズ
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ーパーソナリティー
前原 誉宜 兵庫県出身 ポッドキャスト制作者+地域おこし協力隊 
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ー各種リンクまとめー
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ーお便りフォームー
https://forms.gle/tE126g2VTuNXLziS8
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ー各種配信先ー
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ー書き起こしサービス「LISTEN」はこちらー
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※OP映像には生成AIを一部使用しています。

サマリー

このエピソードでは、長野県池田町の地域活動や石濱さんの生活スタイルが深く掘り下げられています。夫婦の対話を通じて、地方の人々とのつながりや自給自足の重要性が語られ、地域社会でのコミュニケーションも強調されています。長野県池田町でのコミュニティ活動を通じて、効率だけではなく、人とのつながりの大切さが再認識されています。多様なバックグラウンドを持つ人々との出会いが地域の魅力を深め、互いに支え合う関係の重要性が強調されています。石濱さんが長野県池田町で実践している地域貢献や共同体の絆について深く考察されています。住民との信頼関係の構築や共同作業の重要性について語られ、移住者としての経験もシェアされています。長野県池田町での石濱さんとのインタビューを通じて、地域の人とのつながりや豊かさの新たな定義について考察されています。特に自然の美しさやコミュニティの重要性が強調され、田舎暮らしの魅力が語られています。

地域活動家との対話
スピーカー 1
地域に潜るドキュメンタリー、ローカルダイバーズ。このポッドキャストは、地域に深く潜り込み、活動している地域活動家、ローカルダイバーの活動を記録していくドキュメンタリー番組です。
こんにちは、長野県池田町在住のポッドキャスト制作者、前原貴則です。
第1回目の取材を終えて、考察編に入っていきます。
1人喋っててもバラけそうなので、聞き手に入ってもらいます。
今回聞き手にまいさんに入ってもらいます。
スピーカー 2
はい、妻のまいです。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
たぶんまいは、なんだろうな、今止めちゃってますけど、夫婦内政の時間で一緒に喋ってる妻になります。
スピーカー 2
妻になります。
スピーカー 1
ファンが多いです。
そんな感じで聞き手になってもらいます。
一応1回目から3回目まで、一応前にも聞いてもらって、そこらへん気になったところとかも聞ければとは思うんですけれど、
まだ一回、石山さんのとこに1回ぐらいしか一緒に行ったことはないんだけど、
その時の印象だったりとかを、もしあったら聞いてもいいですか?
スピーカー 2
印象。
あの地域だったりとか、山菜を旅に行ったじゃない、天ぷらに行った。
私たちは結構こう、コンクリートが結構多めなところに住んでるじゃん、同じ町といえど。
スピーカー 1
平場でね。
スピーカー 2
そう、なんかこう見通しが良いみたいなところに住んでるけど、なんか全然違う場所に行った気分だった。
山を登ってて、峠を越える感覚で着いたら着いたで、人が住んでるのかっていうくらいの感じだった。
本当にここで会ってるみたいな。
スピーカー 1
家があってもってことだよね。
スピーカー 2
そう、家あるけど、なんだろう、そういう場所に住んでる知り合いがいないから、そもそも。
なんかここって入っちゃっていいのかなみたいな、どこからが敷地で、道路がそのまま一直線に入って行った先にあるみたいな感じだったじゃん。
スピーカー 1
道も、なんだろう、普通のコンクリートの、なんて言うんだろうね、黒色じゃなくて。
スピーカー 2
砂利?
スピーカー 1
砂利だったりとか、林道っぽいところを抜けてって、灰色のコンクリートで、そのなんて言ったらいいんだろうね、アスファルトじゃない、そういう感じの場所でどこからが確かに指導なのか。
なんだろうな、建道とか村道とか町道なのかわからないようなとこだったとは思うけど。
スピーカー 2
だからそれが一番びっくりしたかも。
どこまでが石浜さんの敷地なんだろうとか、どこから入ったら家になるの?みたいな作りをしてたりとかしたから、なんか結構新鮮だった。
スピーカー 1
うん。
前は東京で育ってるから、特に、なんていうの、おばあちゃん家に遊びに行くみたいなのなかったもんね。
スピーカー 2
ないね。おばあちゃん家も横浜とかだから。
そういうことね。
そうそうそう。近すぎるんだけど。
スピーカー 1
多分、だから都会の人にはすごい新鮮に見えるんだろうなーとは思うところだったんだけど、
言っても私も田舎ではあるけどベッドタウンでちゃんと整備されてるようなところに住んでたから、そんなに、なんだろうな、前と変わらない印象というか新鮮すぎて面白いなと思ったところなんだけど。
今回3本撮らせてもらって、1本目がドキュメンタリーで、2本目3本目が通常のポッドキャストの対談形式で撮らせてもらってる中で、1回目のドキュメンタリー、あれが結構自分の中では挑戦に近い撮影だったんですよ。
ああいうのって、学生時代に一応芸術大を出て撮影とかをやってたけど、あんなに動き回ってカメラ片手にマイク片手に、で梅の収穫もやるみたいなのがなかなか大変だったんで、画角的に、なんだろうな、ちゃんと見やすい状態になってるかっていうのがわからない部分であるんだけど。
スピーカー 2
そう、ドキュメンタリーの中でほとほぼほぼ石浜さん以外の人は何人か会ったことあるんだけど、結構初対面で。で、冒頭に出てくる売り主の宮本さんっていう方がすごい気さくに話してくれて、いろいろ教えてくれたんだけど、まず最初びっくりしたのがビクっていう、魚のカゴと書いてビクっていうやつ。
スピーカー 1
あれを既製品だと思ってたら、宮本さんのおじいちゃんが作ってたっていうところがまず衝撃的で、これ作ってんのかというのも思うし、ポッドキャスト編でも言ってたけど、あの地域に集まってる世帯で醤油と味噌を1年かけて蔵に保存してたというか、作って保存してた。
自給自足の生活
スピーカー 2
で、大豆までそこで育てて、全部自分たちで調味料作ってたっていうところが、平場で田舎に住みたいなと思って来たけれど、意外にそのスーパーもあったりとかしてる中で、あんまり田舎感なかったんだけど。
スピーカー 1
奥地に入っていくと、その不便さがあるからかな、その中でどうやって暮らしていくかっていうのを昔の人は本当に考えて、自分たちの近くにあるものを利用してどんどん作って、で、なんだろうな、生活の豊かさをもらうんじゃなくて、自分で作ってたっていうのがすごく刺激的で。
こういう生活できるようになると、今自分たちが享受している豊かさじゃないものを得られそうな気がして、体験してる中ですごいワクワクしたっていうのは自分はあったんですよね。
前は見ててなんだろう、梅の収穫とか多分やったことはないと思うんだけどさ、もらってきた梅でシロップ漬け作ったじゃないですか。梅ジュースね。梅ジュース美味しかったけど。
ああいうのが身近にあるっていうのって今までなかった感じ?
スピーカー 2
梅自体を取って漬けるとかはなかったけど、うちは母がさ、結構手作りするのがいろいろ好きでさ、梅ジュース作ったりシソジュース作ったりとかいろいろやるんだけど、
だからそこの自分で手作りなるべくしようっていう感覚の中で教育されてきてきたから、そこに関してはあんまりいいよねっていう感じ、私もそれは賛同する。
いいことというか、すごい素敵なこと?自分の職だったりとか、生活にまつわるもの、いろいろ自分の手で作る知性品に頼らないっていうのはすごく豊かなことだと個人的に思ってる。
反面、時間がかかる。
スピーカー 1
そうね、だいぶかかってたね。
スピーカー 2
タイパーコスパと言われる現代だけど、便利さと時間がかかるっていうところのバランスがすごく難しいなと思って、
人手がいれば、それこそ早く終わるかもしれないけど、人手を集めるのにも大変とか、来てもらうにも時間がかかるとか、梅を一から育てるにも時間がかかるとか、
たぶん宮本さんのおじいさんがいた時代は、スーパーがそもそもなかったと思うんだよね。おじいさんとかお父様とかがいた時代はコンビニない、スーパーない、ガソスタギリギリあるかな、みたいなくらいだったと思うんだよ。
って考えると、どこに住んでも、私たちが今住んでる部屋のところに住んでも、山の方に住んでも、たぶんそんなに不便さがすごく変わることはなかったと思うんだよね。
でもそれがどんどん差が開いてきちゃってるっていうのは正直あるかなと思う。
でもそれでも山の方に住みたいってなった時に、じゃあどうやってやりくりするかっていうところのヒントがすごいあったなと思う。
周りと協力するとか助け合うとか、そうやって自分たちで作れるものを手作りして備蓄していくとか、それは面白いなと思ったよ。
スピーカー 1
集まってる人たちもそうだけど、同じように自給自足というか、豊かさの定義が多少一致してる人が多くいたりとかで、そういう仲間が集まってるというよりかは、石山さんの本当に人だと思うんだけど、
そのコミュニケーション能力というか、人と仲良くするっていうところですごいポジティブにいろんなことを備えて取り組んでいく人だから、やっぱり惹かれるものはいっぱいあるんだろうなっていうのも思いつつ、
地域との繋がり
スピーカー 1
山の中じゃなくて平場で暮らしている自分とか周りのコミュニケーションを見てるとかなり違うなと思った。
スピーカー 2
どういうこと?
スピーカー 1
挨拶とかも田舎にまだ来たから挨拶とか結構するレベルだったんだけど、そんなレベルじゃないぐらい密なコミュニケーションというか、
スピーカー 2
こんにちはで終わらない。
スピーカー 1
終わらないかな。隣の人が急に来てこう話しに来たりとか、今度のこういうことについてみたいなのが結構深い話が繰り広げられたりとか、
じゃあ次来週このぐらいこういうのしようと思ってるけどみたいなとか、なんだろうな、本当に近所付き合い以上の人間関係が構築されてるというか、
スピーカー 2
その土地の管理とか自分たちの生活の管理を隣のお家の人とか身近な世帯の人たち全員でやってるっていう感じ?
スピーカー 1
そうだね、あとは自治会とかで集落がちょっと離れてたとしてもそこの団結というのかな、そういうのがあって、どうだろうね、あれがそういう団結はすごく見ていて魅力的だなと思ったりするし、
田舎暮らしに憧れてる都会の人というか自分もそうだったけど、ぽつんと一軒家に憧れたりしてたけどさ、限りなく不可能だなっていうのは思った。
人と助け合わないとそんなぽつんと一軒家で暮らしてなんかいけないなっていうのは、こっちに来て取材をしてみてやっぱり思ったりはしたかな。
スピーカー 2
なんかその石浜さんの住んでる地域のさ、年齢層私はちゃんと知らないんだけど、多分石浜さんは若いよね。
スピーカー 1
若い方だと思う。今40代ぐらいかな。
スピーカー 2
周りの方々がどんどん動けなくなっていく年齢になる中で、やっぱり自分が動けるから頼ってもらえるっていう部分とかで地域に入り込みやすいのかなって思ったし、もともとの経験とか新しくできるようになっていきたいみたいな、なんだっけ。
スピーカー 1
大型特集。
スピーカー 2
そうそう、免許取ったりとかさ、それこそ今まで使ったことなかった道具とか使えるようになって、周りの人のサポートができるようになっていくとかきっとあったじゃない。
自分がこの集落というか自治会の中でどういうことができるかっていうのをお互いに見せていって、じゃああなたはこういう男をお願いしたいなっていうのがどんどんできていくのかなってちょっと思ったりした。
スピーカー 1
この一員としてのちゃんと交流だったりとか動きをできる人、なおかついろんな人たちと仲良くなれる人だから、何て言うんだろう、ああいう少し町と離れた部分。
で、密に交流する人たちが限られている状態でもうまくやっていけるっていうのは本当に石浜さんだからっていう感覚を私は思ったんだよね。
スピーカー 2
チームプレイをやってきた人だと入り込みやすいだろうね。
石浜さんの経歴とかもさ言ってたけどさ、建築業界って言ってたじゃん。不動産じゃないと思うけど。
で、ってなったら職人さんと一緒に何かやらなきゃいけないとか、こことここの調整をしなきゃいけないとか、多分いろんなところ周り見て自分のポジションとかを考えていくような仕事をやってたんだろうなと思って。
で、なると溶け込みやすいとか、まあコミュ力もそうだし、自分がもらってばっかりじゃなくて自分から与えに行こうっていう姿勢とかが周りの人にすごく受け入れてもらいやすいんだろうなってちょっと思った。
石浜さんだからっていうのはもちろんあると思うけど、何だろう、多分都会の人もやってることだと思う。あなたもやってることだと思う。
コミュニティの価値
スピーカー 1
なんかそうではあるんだけど、都会の仕事とかでの効率性を求めた動きとはまた違う感じはするというか、今回の梅の選別、みんなで輪になって梅の実を広げて、こういう傷があるのは一旦除きましょうみたいなとかをやっていったけど、
あれ効率求めてったら、あの人数でやるのはすごい効率がいいように見えるけど、じゃあその分対価としては多分限りなく発生しない作業だとは思うんですよね。ただその梅を出荷するっていうだけのことだと。
なんかそうじゃなくて、あそこにいて一緒に仕分けをするっていうことにちゃんと価値を感じるような人だから、一緒にいれるというか、そんな感じがするかな。都市でもやってはいるんだけど、目的がなんか違うかなっていう感覚はあるな。
スピーカー 2
目的か。
スピーカー 1
何だろう、稼ぐことを目的にするとやっぱり、何だろうな、そんなにワークしないというか、気がするんですけど、2話目3話目で出てきたけど、豊かさの定義が徐々に変わってきた人たちだから、あそこでこう一緒に笑いながら、ひよこの話もしながら、できる。
あの環境はやっぱり都市にはないような気がしたんだよな。
スピーカー 2
なんかその場所によると思うけど、仕事っていう中だとすごくその、たかがさっき言ってくれたみたいに、効率とか利益とかを意識するコミュニケーションとかを動きをすることが多いと思うんだけど、
例えばサークルがありますとかっていう時は、効率とか考えてないじゃん。利益も埋めないじゃん、そのサークルとか趣味の中で。なんかその趣味の範囲に近いのかなってちょっと思った。
スピーカー 1
そうだね、趣味なんだけどすごく生活に密着してるというか。
スピーカー 2
それで言ったらさ、趣味でやってたことが生活に活かせるってめっちゃお得じゃないって思ったけどね。
考え方があれだけど。
スピーカー 1
お得とはまあなんか違う感じがするけど。
まあでもなんかちゃんと言語化できないけど、すごく生活面で、人間関係ってこうだよなとか。
スピーカー 2
落とし入れようとしてないじゃん。誰も誰か落とし入れようとか意地悪しようとか、こいつ仕事できねえから省いてやろうとか、そういうのがないじゃん。
で、それってやっぱ趣味に近い、なんだろう、趣味って言うとなんかあれなんだけど軽くなっちゃうんだけど。
競争とかがない、自分たちの好きとか興味のあることとか、これをやったら自分たちの人生とか生活が豊かになるよねっていうことが分かった上で集まってる。
っていうそのコミュニティの感じが良かったのかなと思った。
スピーカー 1
コミュニティかもしれない、その。あそこで集まってた人、いろんな人がいて。
いたね。
例えばどういう人がいたかっていうと、スティールパン、ハンドパンの創社の方がいたり、あとは和太鼓創社の方がいたり、
あとシステムエンジニアやりながらカレー屋さんやってる人がいたり、生体師やってる人がいたりとか、結構面白い人たちがだいぶ集まって、
なんかいろんな人の人生というか考え方を垣間見て、なんでここに集まってるのかとか、で何を考えて今地域で取り組んでいるのかみたいなことを見えたりとかして。
何て言ったらいいかな。今回取材した長野県の池田町に来て、私は魅力的だなと思って来たんだけど、町の中とか周辺の友達とかに会うと、なんで池田町なのみたいなことをよく言われて、
なんもないみたいな話をされるんだけど、いや全然面白い人たちいっぱいいるじゃないみたいな。
それ以外に来てない人も、こういう面白い人いるよっていうのも聞いたりして、なんかそういうコミュニティーがあそこに行けば出会えるというか、いろんな人の人生に触れられるような感じがして、
そこすごい効率とかでは変えないというか得られない時間ではあったなと思って、そこがなんかすごい私的にはすごい楽しかったし、出会えたことが嬉しかったなって感じでした。
ポジティブな視点
スピーカー 1
なんでまた前も行ければ一緒に行って梅の収穫とかなんかやりたいんですけどね。
じゃあ次の対談編で闇編と光編っていうのをやったんですよ。
で、その中でちょっと失敗したというか、失敗ではないのかな。
闇編に関しては石山さんの考え方がすごいポジティブだったから、闇も全部光に変わるというか。
いいことだよ。
ほんとすごいなと思って。
自分の特性で考えると、一回最近いろんなセミナーというか、それに参加してわかったことが、自分が好きなこととか物語を特徴で、だいたいバッドエンドを挟んでからハッピーエンドになる話が好きなんだっていうことが自分でわかって。
スピーカー 2
あたかが好きな話のストーリー?
スピーカー 1
私が好きなストーリー。
で、今回の構成も闇を挟んでから光に持ってくっていうのがその特徴が出てて、そういうちょっと苦しい部分とかを聞いてから幸せになるようなことを聞くと、すごい自分が何か知らないけど満足感がある構成になるっていうので、今回の無自覚にそういう構成にして番組を作ってるなっていうのがわかったんだけど、
そう思ってんのってやっぱ自分なんだなというか、石浜さんの場合は最初に出てきた物件の購入とかで、やっぱり池田町だと北アルプスが見えるのがすごい一番の目玉というか特徴だったりするんだけど、
まずそこが借りれなかったっていうところだと、なんか他諦めて違うところだけど山が見えるとか探したりとかっていう風にするかなと思ったんだけど、そうじゃなくてまた違う方向で北アルプスはなんだろうな、その時見えないと思ってたけど今見えるっぽいけど、
ここもいいとこあるよねとかっていうので、そこに住む人たちと交流をして、買うっていう選択をするためにいろんな人と話したりとかして決断するというか、そこが自分だったらそこまで時間をかけられなかっただろうなっていうのを思って、
スピーカー 2
そこらへんもすごくポジティブに物事を捉えて前に進んでいこうっていうところが見習いたいなって思った。自分は結構闇の部分を見がちなんで、そうなんだよね。
最初に見てた物件がその内山目でなくなっちゃって、で、2件目を探してたわけじゃん。例えば北アルプスだけにすごくこだわってたらさ、ぶっちゃけ最初は見えてないわけじゃん。
だから、北アルプス見えないんだったらやめときますって言えるじゃん。そこが一番の優先順位なのであれば。多分その優先順位をいろいろ思っていて、その中でここがいいなって何か引っかかるところがあって、かつ周りの人たちがすごく良さそうでとか、ここだったら自分も楽しく生活できるみたいなイメージがつきやすかったのかなと思ったんだよね。
なんかそれって一つだけの要素じゃないじゃん。
スピーカー 1
いろんなことを経験して話してってことだと思うね。
スピーカー 2
なんか値段がいいとか、眺めがいいとか、なんかそれだけじゃなくて、ここに住んでた人がすごく良い人で、これをちゃんと守っていきたいって思ったとかさ、その周りの人が協力的な方ですごくウェルカムで嬉しかったとかさ、
なんかその服語的な理由であそこがいいって決められたのは石浜さん自身がすごく行動していたとか、それこそその人柄の部分だったりとかなんだろうなっていうのはちょっと見てて思った。
スピーカー 1
5年かけたって言ってたから、私たちというか主に私だけど、私たちがこっちに来るときは結構急だったじゃないですか。
どちらかというと半年以内に決めたというか、私の体調が著しく悪くなって、どうにか田舎の方に行きたいみたいなんで。
スピーカー 2
一回休むとかじゃないんだよね。
引っ越すぞってなったんで。
スピーカー 1
そういうふうなんだとやっぱり今も池田町についてそこまで知ってるかっていうとそんなに知らなかったりとかするので、本当にその土地に住んで定着しようっていうふうに考えると、
5年ぐらいかけて家は探すんだなとかっていうので、その方が仲間も増えるし、その地域の細分化した中の集落の特性もわかるだろうし、
そのぐらい時間をかけた方が自分が好きな町っていうのはわかるのかなっていうのは話聞いてて全然ステップが違うんだなっていうのを思ったね。
スピーカー 2
人によると思うけどね、それこそ直感できて、いい物件が見つかって、ご縁でつながってっていうトントン拍子の場合もあると思うし、
自分の目的がこの町を好きになるじゃない場合もあるわけじゃん。
例えば山が近いからここに住んでますみたいな。
でも山が近いから住んだけど、徐々に周りを知っていって、住んでよかったなってなる場合もあるじゃん。後付け的に。
だから最初から期限長めに見とくっていうのはいいことかもしれないけど、長く見て長く見て、やっぱり違ったってなることもきっとあるじゃん。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
だから自分が歩み寄るというか好きになっていくポイントを自分自身で見つけていくっていうのに時間をかけることも大事なんじゃないかなっていうのは思う。
スピーカー 1
あとはキーマンに出会えるというか。
スピーカー 2
でも出会った時キーマンって思わなくない?
思わない。
そうだよね。
後々、例えばうまくいろいろ回ってきて、例えば移住希望者の人にどうやってそこまで来れたんですかって聞かれたときに、あの人がキーマンだったかもって振り返って初めてわかるじゃん。
スピーカー 1
そこもいろんなとこに顔を出して情報をどうやって得るかみたいな話をしてたけど、やっぱそこなんだろうなと思って。
自分を開示して、シェアハウスだったりもそうだけど、もともと役場に勤めてた人がやってるカフェに行って、そこは偶然見つけたかもしれないけど、いろんな場所に顔を出して地域の情報を得るっていうのは、
引っ越しする前には何度も何度も足を運んで話を聞いた方がやっぱり仲間が増えていくから、いきなり行っていきなり拒否されるみたいなのもある人はあるから、そういう話も聞くし、
ってなるとね、どっかに顔を出して、あの人の知り合いですって言ってたら急に話がうまく進むみたいなことも実際にあるから、本当に。本当に知り合いというか仲間を見つけるっていうのが、なんか重要。本当に地方だと重要なんだなというか。
スピーカー 2
でもなんか全部の物事そんな感じがする。お仕事ばかりにいたと言って申し訳ないけどさ、じゃあ例えばイベントやりましょうってなった時にさ、自分が初めましての人からさ、突然イベントやりましょうって声かけられることってあんまりないじゃん。
人となりを知っていってとか、この人の実績知っていって、この人とこの人とこの人だったらなんかいいイベントできそうだなって、イベンターの人が思ってイベントが始まるわけじゃん。
それに近いなと思って、自分こういうことやってます。こういうこと将来やっていきたいんです。で、なんかこういうこと得意なんでやりますよとかっていうのを、そういうことをタカが言ったみたいに自己開示していって、
あ、じゃあこの人にこういうこと頼めるなっていうの思い出してもらう?種まきじゃないけど。っていうのは必要だろうね。何をしたいかにもよるけど、普通になんか淡々と暮らしたいんだったら別にそんなこといらないと思う。
共同体の絆
スピーカー 2
けど、そういったこう自給自足的な丁寧な暮らし豊かな暮らしみたいなをしてみたい場合とか、もっと畑みたいなことしたいなとか、何か挑戦したいなと思った時には、やっぱり人の力を借りるためには自分で動くみたいなプロセスは必要なのかな。
スピーカー 1
それはそうなんだけど、仕事だと利害関係があるじゃない。そういうのなしで、こういう困ってることがありますって言った時に、じゃあ知り合いにこういう人がいるからこの作業はやってもらえるよとかって、利害関係だけの状態だとなかなか得られないかなっていうので。
スピーカー 2
そうね。お金払いますって話じゃないし。そう。なんかちょっと仕事とはやっぱり違う感じはするんだよね。うん。でもそうなると難しいよね。お金払ったらやってくれる。お金をもらったらやりますっていう関係の方が楽な場合もあるじゃん。
でもそうじゃない。別の形で、この人だったらって思ってもらえる信頼関係を作るとか、話した相手によって変わったりもすると思うんだよね。こっちの人みんないい人だから、基本なんか教えてくれたりとかする人の方が多いイメージがあるけど。
スピーカー 1
そこ、なんだろうな、知らない人に教えてくれるっていうところよりももっと深いレベルで、家族ではないんだけど、同じ集落に住む人間、なんて言ったらいいんだろうな、同じ共同体の中にいるっていう自負があるようには感じたというか。
スピーカー 2
そうね、確かに。責任を持ってるというか。
スピーカー 1
実際にそこ、なんだ、この前に大雨があって、土砂崩れがあって、その道に土砂が出ちゃって、それを石山さんが、なんて言うんだろうな、もともと雪かきをするために、ブルドーザーを動かすために大型特殊免許を取って、みたいなことだったんだけど、今回もそれが大活躍というか、
一緒にいる住民の人と土砂をブルドーザーで道路から出して通れるようにしてとか、それ自体で今の自分たちの住んでるところで、じゃあ隣に住んでる人とそんなことするかっていうと、やらないしできないじゃない。
だからもうそう、なんて言ったらいいんだろうな、運命共同体に近いのかなというか、何かが起こった時には一緒にどうにかするっていうところでも、絆が全く違うというか、厚みが違うというか、そこら辺はなんだろう、さっきの例えの仕事のやつだとなんか違う感じはしたんだよね。
なんかそのぐらい絆なのかな、厚い絆というか意識、この地区を守っていくぞというか、ここで、ちょっとカメラの電源切れちゃったんであれです。
スピーカー 2
絆が厚いっていう話だよ。
スピーカー 1
集落というか、の中で絆があるっていうのがなかなか、今自分たちが住んでるところでもそんなに感じないというか、まだ都会的なコミュニケーションだなと思ったから、やっぱもうちょっと集落的なところに私は入っていきたいなっていう気持ちが、今回梅の収穫して話聞いて、ちょっと芽生えたかなっていう感じ。
移住者の経験
スピーカー 2
なんかやっぱりその場所が好きとか、その場所維持したいとか、暮らしていきたいからみんなで協力してるんだよね。
その分のリソースを割いて、でも暮らしていきたいって思えるっていうのはすごいことだな。
スピーカー 1
で、そこを地元の人、そこに住んでた人が思うのは普通なんだと思うんだけど、それを2年ぐらいか引っ越してきて、5年ぐらい通ったとしても、移住者の人がそう思うようになるっていうところにすごく私は興味が出て、
この番組自体も移住を考えてる人に何かこう、いい知恵になったらいいなっていうので始めた部分もあるし、自分もまだ移住者としてまだなじめてるのかなみたいな部分もあったりもするから、
石山さんが思ってるように人の顔がちゃんと見えるようになって、この人たちのために、でそれが大きく広がって町のためにとか地域のためにって、その気持ちが変わっていくところが早く自分もそういうところまでたどり着けたらいいなっていうのは思ったりして、まとまらんけど。
スピーカー 2
いろんな人に会いに行こう。
やっぱいろんな人に会いに行った結果、なんかこいつには別に何も与えねえみたいな感じにならないように、ならないようにって言ってあれだけど、真摯に誠実にその人たちとコミュニケーションをとっていくっていうのは大事なんだろうな。
否定してやったらもう終わりだからね。否定をせずお互いの価値観を受け入れつつ、自分のできるところをやりますよっていう気分。
それが広津地区の場合は、元からいた人も石浜さんもそれができているっていうところが一番うまく移住がうまくいったすごく大切な要素な気がしていて、どちら側にもそれがかけちゃってると、やっぱりなんだいけすかねえやつだってなっちゃうから。
そうなんだよね。都会はこうだったとかさ、田舎はこうだからとかっていうの持ち込んじゃったらもうアウトだからね。
やっぱそれを気をつけてはいるけれど、やっぱりここはこういう決まりだからって言われたときがあるわけですよ、私としても。
言ってたね。
スピーカー 1
いや、なんでそんな効率悪いのって、やっぱそれこうだからってビシッて言われると言いたくなっちゃう。いやそんな効率の悪いことみたいな。
そもそも効率を求めてない場合もあるし、なんだろう、本当にこれは直さなきゃなと思いつつでもどう直したらいいんだろうで停滞してる部分もあるから、本当に都会のスピード感で何かを変えようと思うのは不可能に近いんだなっていうのは感じたというか。
スピーカー 2
自己満に近いよね、それって結構。効率的な方がいいじゃないですか、それはあなたの考えで言いたいな。
スピーカー 1
そうなんです。だからね、まあ難しい部分もあるし、本当に人が人同士だから、合う合わないの問題にはなってがくるんだけど。
スピーカー 2
でも1個思ったのは、そのコミュニケーションの仕方とかが、私は都会にいたときは結構自分がコミュ障だなと思ったのよ。
で、こっち来るとみんなすごいなんかフランクに話してくれるというか、なんだろう、壁が感じづらい。
なんか都会にいるときは余計なこと言いすぎてもいけないし、踏み込みすぎてもいけないし、なんか当たり障りない会話しかできないっていう感じだったんだけど、こっち来ると、もっと自分のことを聞かれる機会が多い。
何してるの?とか、どこから来たの?これから何やりたいの?とか、なんかそれに応えられる自分の中身があまりないなっていうのをたまに感じるんだけど、
そういうコミュニケーションの仕方がすごく違うことを認識した上で、自分ももっとこっちの、なんていうか、今住んでる地域の人たちともっとフランクに話せるような状態になりたいなっていうのは常々思います。
そこも苦手意識持ってる人もいるかもしれないけどね、人によっては結構、なんだろう、小さい町だからさ、「あなたここいたよね?」みたいなことを結構嫌う人もいると思うから、そこら辺を良しとできたほうがいいんだろうなとは思うけど。
よくない?だって、スーパーでバッタリやってさ、しゃべるとかさ、すごいうらやましいなと思う。
うん、あるよね。なんか。
あなた結構声かけられるじゃん。
結構あるからね。
その役割的に。
私結構そういうのないからさ、えーいいなーって思う。
スピーカー 1
ほんと。
スピーカー 2
そういう面では、だから結構その地域に今ちょっとずつ溶け込んでってる。でもそれは役割があったから溶け込んでってんだなっていうのを感じてて。
なんかその溶け込める役割もなければ、そういう機会もないっていうのはちょっとコンプレックスというか。
うん。
って思って。だからそういうこう溶け込む機会を石浜さん自身は自分で取りに行った。役割がなくても自分の行動によってそういう役割とかコミュニケーションの機会を取りに行ったんだなって思う。
うん。
どのぐらいだったか覚えてないけど、敷地が5000坪っていうのを仕立てて。
あー、書いてあったね。
スピーカー 1
結構その初めて取材の前に何回かお会いする機会があって伺った時に、値段とかその中にそのいろいろ個物がある時も見せてもらってたけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
あそこを買って自分でそのゲストハウスとシェアハウスにしようっていうその覚悟というか勇気とかはもうすごすぎる。全然自分だと多分勇気が出ないレベルだから。
うん。
だから実際聞いてる人も開業したら行ってほしいし、石山さんのインスタグラムを見てほしいんですけど、あのレベルのもの買うってすごいなーと思ったね。
本当にあそこまでは自分は手が出せなかったというか、それを手を出すためにもちゃんと考えてたというか、
言うとその一人だとやっぱり負の遺産になっちゃうから、それをじゃあ隣に住んでる人たちと団結をしてじゃあ農地の草刈りをするとか手入れをするとかっていうところも関係値は作ってるし、
じゃあいろんな人を呼んで柿の木のオーナーさんを探したりとか、梅の木のオーナーさん探したりとか、なんだ収穫をしてっていうのはなんか想像がついたんだけど、そっか木のオーナーをするっていうのそういう考え方あるのかとか面白いなと思って。
それを考えるとその畑だったりとか、もうそこにあるこう資産がいっぱいある。自分たちの知らない言ってたその山菜だったりとか、あとは和草とかも、あとは杉の木を切って材木にするとかっていうところも。
牧助かるって言ってたね。 そう。もうなんか考えられないぐらいこういろんな人にとって役に立つ資産がいっぱいあるっていうの、ほんと捉え方を変えるだけで山奥で不便で住みづらいっていうところがいろんな人が分かち合える宝物になるっていうか、そこをちゃんと考えて購入されたっていうところがやっぱり自分のそのなんだろうな、
0.5で物事を進めてしまうところと明らかに違うところなんだろうなっていうところ。
スピーカー 2
タカノユ0.5を知らない人のために説明をしてあげて。
スピーカー 1
そうね、私は思いついたら全然01になる前の発想の段階で動いてしまって、後々こうあれ足りなかったこれ足りなかったが結構出てくる人間であんまり計画性がないので。
そう、そういった自分と石山さんを比べるとそこら辺のその、なんだろうな、未来はぼやーっと見えてるぐらいでいいとはおっしゃってはいたけど、全然私よりも考えて、考えて。
みんなで運営はするけれど、経営をする人は1人。で、ちゃんとその意思決定ができて、ここをうまく残していって、広築区の人も池田町の人も、じゃあそこを訪れる人もみんな豊かになって幸せになるような運営方法をずっと考えてたんだなっていうところ。
で、やっぱりそのぐらい考えてないと、広大な5000坪の土地を買ってよしやるぞとはならないだろうなっていうところで、そこはね、なんだろうな、学びというか、もうちょっと考えようっていうすごいざっくりとした話になっちゃうけど、でも本当にそのぐらい覚悟というか考えてないと本当に負の遺産になっちゃうから、そこの覚悟は本当に素晴らしいなと思っても、
頭が下がるんだけど。
石濱さんの役割
スピーカー 2
なんかでも一人で頑張ろうとしないっていうのもいいなと思ったんだよね。
買うときもそうだと思うけど、買った後の運用とか、買う上での課題とか、なんかそういうのってやっぱ一人で悶々と考えてもしょうがないことじゃん。
周りにどれだけ頼れる人がいるかとかっていうのをその5年かけてさ、人脈作ってさ、これだったら手伝えるよとか、それこそヒヨコを持ってくるよとかさ、梅の収穫手伝うよとかさ、なんかやっぱそういう会話を通じて自分自身のやり方を見つけていけたのかなっていうのは、インタビューの中では多分なかったと思うんだけど、なんかそれはちょっと思ったりしたね。
もともとの知見とかもあると思うけど、本当にいろんな人に話聞いたんじゃないかなと思って。
もしかしたら最初は0.5、タカと同じ0.5だったかもしれないけど、具体案にしていくっていう過程で本当にいろんな人の力も借りたんじゃないかなって思った。
スピーカー 1
なんかそこで言うと、売り主さんとまだつながってて、梅の収穫を教えてもらうっていうその関係性すごいなと思って。
スピーカー 2
素敵だよね。
スピーカー 1
普通の不動産の感じだと、売り主さん売ったらもうそれで、もうやった売れたみたいな状態で、関係性なくなりそうなんだけど、そこが保たれててっていうところも面白かったし、それは多分宮本さん自身が先祖代々の土地っておっしゃってたけど、そこに対して思い入れもあって、
まあ多少その複雑な感情はあるんだけれども、ここが残っていい状態になるっていうのを望んでくれてるから、ああやってこう時間を使って来てくださってたりとか、なんかすべてがこう、すべての歯車が合わせるような本当に素晴らしい人間、人間って言ったらあれだな、素晴らしい人たちがいっぱいいたんだなっていう。
本当に広津地区のその石山さんおっしゃってたそのいろんな人を受け入れるっていうことが起こってたっていうのもあるんだとは思うんだけど、すごくいい地区だなっていうのは違う地区に住んでて改めて思ったから。
スピーカー 2
みんなわかるもんね。すごいちっちゃい世帯数だよ。だからどこどこにあの家は何とかさんとかさ、そういうのが、なんかみんなでわかるくらいの規模感っていうのもいいのかもしれないね。
スピーカー 1
そうだね。
たぶん、なんだっけ、人間が認識できるのが200人ぐらいまでが限界なんだっけ。
スピーカー 2
なんか聞いたことあるよ。
スピーカー 1
だとするとあそこは60人、50人ぐらいだから、本当にちょうどいい連携が保てる状態なのかもしれない。
スピーカー 2
あとは一人一人とね、密に話ができるくらいの距離感を持てるんだろうし。
いやー、なんかね、この5000坪を買う覚悟ってたかさっき言ってたじゃん。
なんか、ネットだけでもしあの物件出てきてたら買わなかったんじゃないかなってちょっと思って。
買えないと思う。
そう、それをさ、人を買いして知ったわけじゃん、あの物件を。
で、実際に売り主さんとも多分お話された上で買ってる。
ってなると、本当に買えば良いよねって思った。
そうだね。
スピーカー 1
そう、ただの不動産取引だと絶対に候補に上がらないものだと思う。
あと別で、あそこの物件だからこそ考えられることかもしれないんだけどさ、その豊かさの定義みたいな話をしてた時に、
やっぱりコンビニとかスーパーがあるから、そのために使っちゃってるみたいな話があって、
それまさに今自分たちな感じはしててさ。
東京にいた時に比べてだいぶ頻度減ったんだけど、
スピーカー 2
それでも近くにあるっていう言ってしまう部分あるよね。
スピーカー 1
まあ便利ではあるし足りないものが買えるっていうのはある意味で豊かなんだとは思うんだけど、
ないことによってじゃあ作ろうとか、
じゃあないんだったらじゃあ調味料備蓄するためにみんなで協力して作っておけばいいよねとか、
じゃあこの時期はこういう山菜が採れるし和装が採れるよねとか、
じゃあそれ詳しくなかったとしても、じゃあこれは毒性が強い和装だから食べない方がいいよとかっていうのを、
一緒に経験しながら教えてくれる人がいるっていうところで、
幼少期から今まで30ぐらい超えるまで都会、田舎から都会に暮らしてっていう中で、
豊かさってお金でしかどうにもならないもんだと思ってたのが、
こっちに来て、で特に石山さんにお会いしてそういう話を聞いてガラッと変わったというか、
こういう豊かさもあっていいんじゃないかなとか、
そのお金を使う豊かさももちろんあっていいと思うし、
自分たちで自分たちの面倒は見れるところまでちゃんと見る、
で、なおかつその生活水準っていうものを、なんだろうな、お金とひも付かない形で豊かさを追求するっていうのは、
自分はそっちの方が魅力的に感じたから、何年かかるかわかんないけど、
そういったところに住むかわからないけど、見置く頻度を増やして、
豊かさの新たな視点
スピーカー 2
自分の中での豊かさっていうのをアップデートしていきたいなっていうのも思ったな。
スピーカー 1
あと最後の方に聞いた豊かさでいうと、その浜谷で見れる景色について。
スピーカー 2
言ってたね。
スピーカー 1
今自分たちが池田町のまだ平野の方に住んでるけど、
それでもその山の景色がどんどん変わっていくというか、
天気によって雲一つない時もすごくきれいだし、
雨が降った後のちょっと霧が出てる時とか雲が熱い時も山はすごいきれいだし、
それでもなんだろうな、すごくリフレッシュする。
毎日違う景色が見られてすごいリフレッシュするっていうのはすごい僕は好きなんだけど、
その中でももっとすごいというか、
毎日ここよりも標高の高いところで朝に日の出を見ることができるっていうのってここではそんなにないというか、
ここでも結構きれいなんだけど、それよりもっときれいに感じるんだろうし。
スピーカー 2
空に近いからね。
スピーカー 1
あと雲海とかも私見たことないんだけど、それが毎日見れる。
僕は登山をそんなにしないからわかんないんだけど、
それでもやっぱ登山しないと見れない雲海が条件によっては広がってるっていうのはすごく都市にはない豊かさの新骨頂な感じはするし、
そういったものってなんだろうな、便利さでは全く手に入らない豊かさだなっていうので、
どうまとめていいんだろうな。
地域活動の意義
スピーカー 1
まとめ方がわかんないんだけど、とにかく自分の語彙力の問題かもしれないけど、
本当に話を聞いて感動しかなかったというか、こういうふうに暮らしたいし、年を取りたいっていう感じにはなった。
あとやっぱり次やるんだとしたら、石山さんのところでやりたいことが明確に2つあって、
1つは醤油と味噌作り、これ絶対参加したいなっていうところ。
あともう1つが木の伐採をするらしいんですよ。
ちょっと育ちすぎてる木があるからそれを切るっていう話があって、それぜひ参加したくて。
なんでそんな参加したいかっていうと、私は都市に住んでるときにチェーンソーの免許を取ったり、草刈り機の免許を取ったりしてて、
それを試せるところが全然なかったから、ぜひそういうので実際に体験したいっていうのもあるので。
スピーカー 2
いいな。
スピーカー 1
またそういうのも、石山さん編は一旦これで終わりにはなるんだけど、
ポッドキャストでまた追加しようと思うので、そこらへんまた上げていくので、また見てくれたら嬉しいなと思います。
スピーカー 2
都会の頃から田舎に憧れを持ち、なぜかスキルだけを先に取得し、
実践の機会がなかったとかが実際に使っていくよっていう甲斐があるってことね。
スピーカー 1
そうね。なかなか見れないと思うので、そのミソを作るとかっていうのも、あと木を切るとかっていうのもYouTubeあるかもしれないけど。
スピーカー 2
YouTubeね。興味のある人見てるかもしれないけど。
スピーカー 1
素人の私が。
スピーカー 2
初心者。
スピーカー 1
本当にあの、なんだろうな。
スピーカー 2
怖いな。
スピーカー 1
なかなか怖いからね。そんなこともやっていこうかなと思ってます。
なんか本当に話がどちらかってまとまるのが苦手で申し訳ないんですけど、でもやっぱり田舎で暮らすことって、これからもなんかだいたいここに着地しそうなんだけど、
スピーカー 2
やっぱり田舎で暮らすためにというか、そこに地域で活動するためにやっぱり必要なのって人柄なんだなっていう、そこに着地するなっていうのは思った。
スピーカー 1
あのコミュニティは本当に石山さんだから構築できてるし、あそこを買って運用して自治会の人とも関係をちゃんと作って話をしお酒を飲み、
で、売り主さんともちゃんと関係を作り共感を得て協力を得てっていうところは石山さんじゃないとできないことなんだなって思うと、
そういう人たち、地域で活動する人、ここではローカルダイバーって呼ばせてもらってるけど、そういう人たちが地域にいっぱいいることによっていろんなコミュニティが生まれていくんだなと思うんで、
人柄ってどうやって鍛えたらいいか、磨いていったらわかんないけど、
スピーカー 2
人柄かも。
その人に合う地域が必ずあるような気はする。
スピーカー 1
でもそれを見極めるには多分4、5年かかったりするのかもしれないけれど、
そういう人たちを今後も取材していきたいと思うので、今後も見守ってもらえたら嬉しいなと思います。
じゃあ今回取材した石山さんの会は今回で一旦最後になるんですけれど、
インスタグラムを載せておくので、ぜひ浜屋の開業だったりとか、今何をしているのかっていうのがチェックできるので、
ぜひ石山さんのインスタグラム見ていただけたら嬉しいです。
それではエンディングです。
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次回のローカルダイバーは現在取材中で、長野県池田町の方に取材予定です。
それではまた更新を待っていただければと思います。
今回はここまでです。
お相手は高子と前原貴則と、
スピーカー 2
前井でした。
スピーカー 1
次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
スピーカー 2
いたがった?
53:12

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