00:05
朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術、今日は武術会です。
2本目の放送なんですが、昨日稽古中に気づいたことをどうしても話しておきたかったので、撮ってみます。
昨日は朝から、航空自衛隊の基地の中である実業団で空手の練習をしてきました。
何人か子供たちを連れて行きましたので、総勢10人ぐらいでの参加です。
我々の勢力が一番大きかったんですけれども、自衛隊基地、結構立派な体育館がありまして、そこで週末は借りることができるタイミングがあって、
ときどき月に1回ですね、流派を越えておじさんたちが集まって汗を流しています。
そして子供たちも参加できるようになっていて、今回は初参加の子らが来てくれてて盛り上がりましたね。
そんな中で、私も昨日久しぶりだったので、
ミッド打ちを丁寧にというふうに心分けてやりました。 特徴として、実業団の稽古の中でさせてもらえる良いことが、大人がいっぱいいるので、
ミッドを持って、ミッドを打つという時間を結構長くとれるんですね。 たくさん打てるということです。
昨日のミッド打ちの中で、一番学びがあったのは、
両手に小さいミッドを持ってワンツーの稽古をするというタイミングがありました。
でかいミッドで蹴りを受けてくれるというふうではなくてですね。 それがなんで良かったかというと、
小さいミッドでワンツーを受けるようにすると、受ける方はですね、
自分の体の横に両手をね、
開いて差し出してワンツーを受けるような形になります。 つまり、
相手がここにいると想定して打ちなさいという持ち方になるんだけども、 人間の体はそのミッドのある位置にないわけですね。
そうすると錯覚するんですよ。
何を錯覚するかというと、 ミッドの方に向かって打つのではなく、
打つ人は身体を、 ミッドを持っている人の方につい向けながら、
ミッドを打ってしまうという、 誤りというかですね、そういう習性ですよね。
発生してしまうんですね。 子供たちなんか特に顕著で、初めて参加した子らはちょっとわからなくて、
03:07
ミッドを打つんだが、顔はそのミッドを持っている先生の方を見るみたいな、 よくわからないことになるわけですね。
つまり、 ミッドとそのそこに立っている人の位置がずれているので、
相手がイメージできてないと、 相手を想定して打てないと、正しい打ち方ができないということになります。
ミッド打ちってあんまりたくさんやらなかったので、今まで気づかなかったんですが、
相手を想定してやるとなると、そのミッドを持っている人の足の位置とかが結構気になって打ちにくいですね。
なので、やっぱり人の体に打ち込む傾向をする方がいいなということをすごく思いましたね。
もちろんグローブをつけてやればいいですし、寸止めでやるということもできるので、 威力を出すフォームの確認なんかの時は、ミッドではなくてサンドバックを使って、
大きい的がある、どこが中心かっていうのを理解した上で打つ。 そしてワンツーとか連続技みたいなフォームのチェックをするときは、
相手をイメージできるように、 人に立ってもらってそこに打ち込むというのが一番いいんじゃないでしょうか。
というのが機能を持ったところです。 とにかくミッドを打つときに、
打つミッドが相手のどの部位かということをしっかりイメージして打つということを心がけて、さらに言えばその打つ部位、
ミッドが相手だとして、相手の足がどの辺にあって、 重心がどの辺にあるかっていうのを具体的にイメージすることで、より効果のある
傾向になるなということを感じました。 これねひょっとして格闘技のガチの練習している人にとっては当たり前のことかもしれませんけれども、
素人から見たらなかなかできないなって思いましたね。 なのでミッド打ちって、ちょっと後悔あるなと。
良いところもあれば変な癖がついてしまう可能性もあるので、 気にしてやらないといけないなというのを今回感じました。
子どもたちに安易にやらせるわけではなくて、しっかりポイントを抑えて一緒に稽古したいなということを今日は感じました。
昨日の稽古で得た学び、ちゃんとミッドといえども、ミッドの中にイメージした相手の姿をイメージして打つということですね。
06:03
今日はここまでです。 こういったマニアックな内容を
自分の気づきとして、想定 視聴者は自分ということでお話をしていく回も作っていきます。
もし興味がある方がいれば、こういう放送も楽しんで聞いていただければと思います。
こういう放送がつまらないよって方は、武術会ですって言われたら飛ばしていただくといいかなと思ってます。
みんなが強くなる必要はないと思うので、よろしければ聞いてください。
ではおやすみなさい。