年寄りの働き方
朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術、こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
だいぶ遅い時間になってしまいましたが、木曜日の放送としたいと思います。
今日は、年をとっても働き続ける社会ということで、
自分の周り、もしくは見聞きするお年寄りたち、先輩たちの働き方からですね、
自分がどんな働き方をしたいかを考えてみようという、まだね、結論は出ていませんけれども、考えてみようというお話です。
明日も続きの放送を撮りたいと思っています。
今日、まずはですね、触りとして、妻からですね、職場のお年寄りの話を聞いています。
妻の職場は、あるね、スーパーマーケットチェーンの中にある服のお直し屋さんなんですね。
そこはちょっと変わった業態でして、部合制で働く人が、プラットフォームを利用するという形になっています。
妻もそうですし、お年寄りが結構いっぱいいまして、
要するにですね、洋裁ができる人なんて若い人そんなにいないんですよ。
若い人は縫い物をするというよりはですね、デザインをやるとかの方がきっと興味があるんでしょうし、
服飾産業にそもそも雇用という人も多くはないと思っています。
妻の職場では、75歳、76歳、78歳、46歳、44歳という陣容で1週間を回しています。
その中でですね、やっぱりお年寄りが生き生きと働いているという感じがしています。
生き生きと言うと聞こえはいいですけれども、しんどいよって言いながら頑張ってやっているんですよね。
それでもですね、仕事を持って毎日張り合いのある生活をしていると、老いている暇がないという感じを受けています。
それはね、ある意味羨ましい感じだと思っていますね。
稼ぎがちょっと高くはないっていうのがあれですけどね。
一方、私の職場にいるもう少し若いお年寄りたち、60歳をちょっと超えた人たちですね。
定年して、今ですね、私の後ろのあたりの列にいる人たちがいるんですけれども、
定年しているのは1人2人なんですが、私がね、図面の書き方なんかを教えてもらった先輩、元上司みたいな人もいるんですよ。
その人、能力あるんですよね。ちょっと癖ありますけれども、
頼ってあげて、こういうものを作りたいんだけどちょっと図面を書いてくれませんかみたいな話をしたらですね、きっとね、ささっとできちゃうと思うんですよね。
それが今そういう人たちが何をしているかというと、
電表を書いたりとかですね、電子電表ですけどね、我々の部署150人ぐらいから集まってきた発注電表をまとめて調達部へ送る仕事とかですね、
大した仕事やってないんですよ。ぶっちゃけそんな仕事ではないんですよね。
ただ情報を整えるだけ、つまり人間のやる仕事じゃないんですよね。
そんなことを、僕はね、能力がめちゃくちゃ高いかっていうとそうではないかもしれません。
思いが強いかっていうとそうではないかもしれませんけれども、
もう少しですね、限定的にね、しんどくならない程度に任せてあげたら、ものすごいね、いろいろやってくれると思うんですよね。
結構ね、使いにくい人ではありますが、僕なんかよくしてくれてて、ちょっと助けてくださいって言ったらきっとね、
結構サクサクっとね、図面書いてくれるんですよね。
で、3Dデータをね、使ってちょっと工作をするようなことを専任でお願いしたりしたらですね、調べてやってくれるんじゃないかなと思って。
そういう使い方をできないっていうのが、僕が今勤めている会社の弱みだと思っています。
技能の活用とDX
お年寄りを、お年寄り扱いしてもちろんいいんですよ。
やっぱり若い時と同じ働き方はできませんし、今の僕ももうできないですしね。
なんだけれども、あの人たちをもうちょっと頼ってあげて、雑もやらされてますみたいな風じゃなくてですね、
残業しなくてもいいけど、こういうこと楽しんでやりませんかみたいなことができたら、もう少し老いるのが遅くなったりとかですね、楽しそうに仕事してくれたりとか、そういう風になるんじゃないかなと思っています。
そのために何が必要かっていうと、やっぱりAIやDXの活用ですよね。
それを整えるのは、もうちょっとちゃんと力のある人がやらないと、ああいう人たちの仕事がくだらない仕事になってしまいます。
せっかくですね、30年40年かけて蓄えた技術的なスキルですよ。技能じゃないんです。
もちろん技能も悪くないです。技能っていうのは手を動かして物を加工する仕事なんですけど、それとは別にですね、何かを設計するとか、何もないところから構想を考えて実現させるための段取りを整えるってことは、やっぱり価値のある仕事だと思っています。
自分ができる、がやっている仕事もその人とかから学んだことは結構多いので、なんかそうやって考えるとですね、もったいないなぁと思ってしまいますね。
で、その人たちはもう今は諦めてしまって、こういうくだらない仕事をしてあと数年過ごして、定年後再雇用の間過ごしたら、もうゆっくりしようみたいなふうに思ってると思うんですが、それはね、やりたきゃやればいいんですけども、もっとね、楽しい人生にしてあげれるんじゃないかなと。
そして会社のためにもなる。僕が楽になるっていうこともできるような気がしています。今私は現場の生産準備ですよね。自分で手を動かして、机に穴を開けて、ネジで軸を固定したりとかそういう仕事をしながら、原価企画みたいなことまでやっているわけですよね。
これって分業したらいいというわけではなくて、分業が僕は必ずしもいいとは思わないんだけども、同じ目的に向かって何人かのチームでそれぞれのスキルを磨き合いながら、3人ぐらいがいいですね。やれるともっと早くもっといいことができるんじゃないかなと思っています。
最後、責任を持つのは若いリーダーがやればいいんだけれども、お年寄りの技能技術が高い人たちをもうちょっと仲間に入れるような仕組みを持っていけたらなと今は思っていますね。
とにかくですね、DXが弱い。本当にクソみたいなユーザーインターフェースしか出してこないので、永久に人がつかなくちゃいけないみたいなことをまずは何とかしないとと思っています。
まずしばらくはですね、自分の一人値での生活が続きますけれども、あと年明けぐらいにね、誰か一人ね、弟子じゃないですけども仲間を作って一緒に高め合う仕事をやりたいなと思っています。
今日はここまでです。ではおやすみなさい。バイチャ!