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朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術、こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
今日も生産技術回としたいと思います。
今日は、ニエスについて話をしたいと思います。
皆さん、ニエスというと、どんなことを思い出すでしょうか?
ニエス、Sは何でしょう?
整理、整頓ですね。
この言葉を、あんまり生産技術では話をすることはないんですが、
ものづくりの重要な要素として、今日はしゃべってみたいと思います。
私は、生産技術だけでなくて、現場の管理というのも関わっていたことがあるので、
生産現場でニエス、もしくはヨンエス、会社によってはゴエスなんて言ったりする、そんな言葉があります。
これは何かというと、おおむね整理、整頓ということになります。
私の行っている会社では、ゴエスと言います。
整理、整頓、清掃、清潔、しつけという5つで話をするんですが、
今日は、より一般的なニエスまでの話をしたいと思います。
ニエスというと、整理、整頓。
きれいにしとこうよというだけでなくて、整理というのは、いるものといらないものを分けること。
整頓というのは、いるものだけを使いやすい形で置いておくことですね。
この2つ、結構重要になります。
まず、実感から話をしましょうかね。
実例で言うと、私は結構この整理、整頓みたいなことを今の会社に入って結構厳しく言われてきたんだけれども、
鬱陶しいなと思って5、6年は過ぎていきました。
その後ですね、アメリカに赴任しまして、整理、整頓ができていない現場というのを見ることがあって、
失って初めて分かるその大事さみたいなことがやっぱりありましたね。
整理、整頓ができていない、つまり一番悪い例で言うとゴミ屋敷みたいになっている部分があると。
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いらないものが現場の中にちょっとずつ増えていって、誰も無関心なまま片付けていかないと、
何が起きるかというと、いるものがどこにあるかが分からなくなります。
いらないものに埋もれてしまうのもそうなんですけれども、
本当にあと必要なものの置き場というのもだんだんなくなっていくわけですね。
そして最悪の場合ですね、出荷する製品にいらないものがくっついて出荷されてしまうとかね、そんなことも起きる。
なので整理整頓というのは、まずは一番重要なの品質に聞きます。
整理整頓ができている現場では異常に早く気づくことができるんですね。
例えば、私が経験したラインでは、基本的に生産ラインには本当に余計なものは置きません。
紙一枚置いてないですね。ペンもないですよ。
そういった余計なものがない、いるものだけがあるので、しかも休憩の時とかにたまたま見たとしますね。
そうするとすべてのものが定位置というんですかね、一応置き場所が決まっているわけですね。
あるべき場所にあると、逆に置いてはいけない場所っていうのもはっきりわかるわけですね。
そういうところだとですね、たまたま作業者が入れ替わることってあるんですね。
休憩ごとに入れ替わっても何か異常なものがあったりとか、
例えば部品がポロッと落ちて、設備の部品がポロッと落ちて転がっていたらですね、気づくことができるんですね。
なので整理整頓ができていると異常に気づきやすくなります。異常、いつもと違うってことですね。
人間っていうのは見えないものを見るっていうことができません。
なぜなら見えないことに、そこにない、あるべきものがないとかは気づくことはできないです。
なので、ないべきものっていうのかな、本来はあってはならない、何もないところにいきなりポンと何か余計なものがあれば
それが浮き彫りになるように周りをスッキリさせておくというのが品質の向上につながるというのが私が習ってきた理屈です。
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そして実際ですね、それが丁寧にやれているところはですね、私が習ったやり方で言うと、
現場の台車とかですね、タイヤがついているものには全部下に置き場所をテープで囲ってですね、ここにそれが置かれてますよというのがわかるようにしています。
あとゴミ箱とかもですね、あるべき、例えばドライバーとかハサミとかも置き場所はですね、囲ってここにハサミを置く場所ですよっていうことを決めたら
ここにハサミと書いておくぐらいの感じですね。そうすると、なくなった時にもわかるんですね。
あったものがなくなったことに気づくっていうのもものすごく難しいことですよね。
そこにもともとあったことを知らないと、なくなったことに気づかないので。
2Sっていうのをだんだんやっていくと、そういうところに行き着きまして、異常に早く気づけるようになるよと。
そして品質の向上に寄与するよっていうのが一番いいところかなと思います。
2Sがどんどん悪くなっていくと、まず品質が悪くなって、次に生産性が悪くなります。
なんでかっていうと、欲しいものを探すようになるんですね。
なので取り出しやすいように、よく使うものは一番取り出しやすいところに置いて、使わないものはもう捨ててしまう。
本当に隠してしまう。そういうことをすることで生産性も上げることができます。
はい、なので整理整頓。
いるものといらないものを分ける。
いらない、いるものだけを使いやすい状態に置くっていう場所を決めて置いておくってことが、
生産技術というよりは生産現場というんですかね、ものづくりの現場では非常に重要になります。
私は今ですね、常にものを作るような環境にはないんですが、
ドリップバックとかを作るときは周りに余計なものを置かないように一度机の上を全部片付けなくしてですね、
それで作業を始めるようにしています。
そうすることで食品にいらないものが混入したりとか、
あとは間違えて違うものを入れてしまったりとかそういうことはなくなるんじゃないかなと考えています。
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はい、今日のテーマは2Sでした。
あと、本当は生産技術という話をしたいんですね。
最初に燻製の写真とかをちょっと載せてみたんですけれども、
私の仕事はものの作るシステムではなくて固有技術の方なので、その辺の話も次回、もしくは次々回に少ししてみたいと思います。
明日は大阪に旅行に行きますので、ちょっとそういう緩い話になると思います。
クラフトビールもどこかで買えるといいなと思ってますが、またここで報告したいと思います。
はい、ではおやすみなさい。バイチャ!