1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #180-1 「やめる」をポジティ..
2025-03-01 22:46

#180-1 「やめる」をポジティブに!「みんなのよめ」としてのリスタート(よめじるし代表 藤澤佳織さんゲスト回 1/2)

○今回の聴きどころ

前回ゲスト回から1年での変化

製本業からの撤退とよめじるしの開業

テキトーフォーミーを大切にしてきたから「やめる」ことを選択できた

Voicy番組「終わりも始まりもテキトーフォーミー 」

1社の嫁から、みんなの嫁へ

よめエージェント事業の構想とは?


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よめちゃんがパーソナリティを務めるVoicy番組「終わりも始まりもテキトーフォーミー」

https://voicy.jp/channel/821825


藤沢製本、撤退note

https://note.com/fujisawabb/n/nee64b96189f1

サマリー

藤澤佳織さんがゲストとして登場し、自己表現を大切にする働き方や、過去の経験から得たポジティブな「やめる」ことの重要性について語ります。また、彼女が新たに始めた音声配信プログラムの内容についても触れます。藤澤佳織さんは「みんなのよめ」としてリスタートし、便利屋的なサービスを提供する経緯や意義について言及します。彼女は、家事を仕事にすることで、多くの人々に役立っていることへの充実感を表現しています。

藤澤佳織の自己表現
田中健士郎
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表 働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように、情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間作りをしていくポッツキャスト番組になります。
皆さん、自己表現していますか?
はい、ということで、今日のゲストはですね、2回目の登場になります。
早速お呼びすると、よめじるし代表の藤澤佳織さん、通称よめちゃんにまた来ていただいてます。
よめちゃん、よろしくお願いします。
藤澤佳織
はーい、よろしくお願いします。
田中健士郎
はい、ということで、もう1年ぐらい前に出てきていただいて、
よめちゃんとは、まちプロタウンとか、まち工場系のコミュニティでも、いろんなところで一緒になってるので、もう仲良しって感じで、
たぶん1年前よりもだいぶ近づいてる感じはあるんですけれども、
でも、この1年でけっこう変化があったというか、まず肩書きが変わっているし、
働き方ラジオリスナーの方でいうと、たぶん前回、中小企業のよめっていうところで、その覚悟を決めて社長になり、
その中で生まれたテキトーフォーミーっていう考え方、そこに紐づくかばおうさんっていうキャラクター、
ある意味そのキャラクターを作るっていうのは、実は幼少期からやってて、ある意味よめちゃんの自己表現的なものであり、
それを商品化していったり、みんなでニコニコな世界作っていけるといいね、みたいな話も最後聞いて、
終わったのが確か前回だったと思うんですけど、そこからの変化をまず聞きたいなっていうところで。
藤澤佳織
もう1年前ですかね。いつになるんですかね。
田中健士郎
えっと、2023年の12月なんで、1年前、1年越えてますね。
藤澤佳織
ね、なるほど。
田中健士郎
そう、ちょうど。
藤澤佳織
12月、あ、2023年12月はちょうど、
田中健士郎
はい。
藤澤佳織
その、栃木崎の藤沢製本の本業を撤退したタイミングですね。
田中健士郎
そうだ、だから確かこの収録をした、ほんと直後とか、公開した直後ぐらいに撤退しましたっていうノートだったかな。
藤澤佳織
はい、ノートを出しました。年末のたぶん。
はい、年末に、なんか1週間くらいかけて毎日、長ったらしい撤退劇を本当に発表するというのをしまして。
田中健士郎
あれは衝撃的なね。
藤澤佳織
そうですね、結構何万ビューって、
田中健士郎
そうですよね。
藤澤佳織
いっぱい見ていただいて、ほんと昨日も初めて会った方に、あのノート見ましたって言われて。
田中健士郎
へー、なるほど。
藤澤佳織
なんかやっぱすごいなと思いながら、だったんですけど、ほんと年末に撤退っていうのをして、
テキトー・フォーミーの理念
藤澤佳織
で、そっからはですね、会社自体ももう畳むっていうことを、2024年の前半はずっとしてましたね。
田中健士郎
やってて。
藤澤佳織
で、実は会社の、会社を続けながら、嫁印っていう今の野望なんですけど、
この個人事業っていうのを、去年の3月とかですか、分業を撤退して、2、3ヶ月で開業したんですよね。
田中健士郎
おー。
藤澤佳織
なので、会社の役柄。
田中健士郎
ゼロから開業ですね。
そうです。
藤澤佳織
売業もして、で、藤沢香里個人として、やるっていうのを同時に始めて、
で、ちょうど、まだ1年経ってないんですけれども、個人事業なので、12月でね、決算みたいな形で。
あー、そっかそっかそっか。
田中健士郎
そうですよね。
藤澤佳織
というのが終わって、2期目みたいな感じになるんですかね。
田中健士郎
今ちょうど。
藤澤佳織
うん。
田中健士郎
会社は撤退して、いろいろ生産とかあるから、同時にやってるみたいな感じなんですかね。
藤澤佳織
そうですね。
田中健士郎
なるほど、なるほど。
いやー、この撤退の話は、めちゃくちゃこれまた話すと、それだけで3時間とかになりそうな気がするんで、
ぜひ、バツッタというか、非常に見られたノートを、また概要欄とかにも貼っておくので、気になる方は嫁ちゃんに何があったのか、藤沢製本の話をね、見ていただきたいなと思うんですけども、
でも、あれですかね、前回、やっぱりテキトー・フォーミーっていうコンセプトについて、いろいろ教えてもらって、すごいそこは、僕らの自己表現というところとも重なる部分もあって、すごい共感したんですけど、やっぱりその考え方は、今も引き継いでいる感じなんですか。
藤澤佳織
あ、そうです。やっぱりテキトー・フォーミーであった結果、会社も撤退っていう選択をしたし、自分で新しく企業っていう選択もしたし、なんか全部本当にテキトー・フォーミーでできようっていうベースがあったから、なんか起こったことと、私は自分では思ってますね。
田中健士郎
確かに。そうですよね。なんで、こう、誰かが決めた正解とか、なんかこうあるべきみたいなところじゃなくて、自分にとってのテキトーというか、自分らしさ、テキトーっていうのはね、ある意味ポジティブに言ってるのがテキトー・フォーミーだと思うんですけど、そう考えたときに、撤退っていうのも結構こう、世の中的には重い決断みたいな感じで、こう、ね、ちょっとある意味ネガティブだと思うんですけども、
ネガティブに聞こえるみたいなものもありますけど、それをこう、テキトー・フォーミー、自分にとってのテキトーっていうところで選択できたっていう感じなんですか?
藤澤佳織
そうなんですよね。だから、特になんか後悔とか、ひけ目もないし、なんか自分はダメだったなって言い切りすることもないし、もうすごい今良い決断だったなとは、良い選択だったなとは思います。
田中健士郎
なるほど。なんかちょっとそこに結構関連するところで、嫁ちゃんもね、音声配信を始めたとか、そんな噂もあるんですけども、ちょっとその話も重ねながら聞きたいなと思うんですけど、今どういうことをやってるんですか?
藤澤佳織
今、ボイシーっていう音声メディアでですね、これ、私実は駐車企業の嫁を名乗り出した頃、4、5年前くらいに1回、なんかエントリーしてるんですよ。それで、蹴られちゃって。
あれですよね。知らない方に説明すると、ボイシーって結構、芸能人とか、承認された人しか配信ができないっていうことで有名で、なので、ポッドキャストとか別に誰でもブログみたいなの始めるんですけども、ボイシーは審査があるっていうところで、そんな簡単に通らないみたいな話もありましたよね。
田中健士郎
そうなんですね。で、その時は、なんか嫁としていろんな発信したいって思って申請したんですけど、音沙汰なくですね、ダメだったんですけど。
藤澤佳織
で、今回は、撤退した経験とか、辞めるっていうことを、もうちょっとポジティブに触れられるような人を増やすために、そういう発信をしたいですっていう形で申請したんですよ。
そうしたら、通りまして、で、タイトルもちゃんとそこにも適当込みで入ってて、うちのボイシーのタイトルは終わりますっていうのも適当込みっていう名前で、なので、始める人も終わる人も適当込みで行こうよみたいな感じの内容ではあるんですけど、
本当に辞めるっていうのを、ちょっと肯定的に社会が辞める人とか、辞める選択に対して寛容になるみたいな、そういうところを目指して発信してるっていう番組を今やってますね。
音声配信の新たな試み
田中健士郎
いや、いいですね。もうタイトルもまさに、さっきの撤退の話ともちょっと重なりますけど、終わりも始まりも適当込みっていうね、まさにその終わりを選択したっていうところがね、さっきの話で、さらに自分の授業を始めるっていうところが重なったタイトルになって、今発信してるって感じなんですね。
確かに。日々どういうことを喋っているんですか?
本当に、私が撤退ノートを出してから、結構、実は私も辞めたいと思ってるんだとか、そういう人からのコンタクトが結構あるんですよ。
はいはい、なるほど。
なるほど、確かに辞める。もちろんその事業の撤退みたいな、会社の畳むとかっていうのももちろんありますけども、ちょっとした、例えば会社を転職するの意味の辞めるとか、あとはその新規事業を社内でちょっと畳むとか、
そういうこと全てにおいて、結構ネガティブというか失敗したみたいな、転職するのも申し訳ないみたいな感じがありますよね。日本特有なのかちょっとわからないんですけど。
藤澤佳織
特有なのかなーって思います。
田中健士郎
なんかそんな感じしますよね。
藤澤佳織
なんかこれって、自分のマインドもそうなんだけど、やっぱ周りの目みたいなのって結構日本人ってすごい気にするじゃないですか。
うーん、そうですね。
世界が辞めることに対して、やっぱ今までネガティブに言い過ぎた、捉え過ぎたっていう代償がちょっと今来てて、辞めるに辞めれない状態で苦しんでる人結構いるんだなってことを、最近やっぱよく感じますね。
田中健士郎
そういう、あのノートを出して辞めるって言ったことで、埋もれていたというか、あまり外に出せなかった人たちの声が届いたんですね。
藤澤佳織
そうなんですよ。嫁ちゃんもなんだ、みたいな感じで誰かあったのか、結構相談が来るようになって、こんなにいっぱい悩んでる人がいたんやなーとか。
田中健士郎
そうっすよね。これは確かに、なんかいろんなところに効いてる感じがしますよね。
社員が辞めることを会社も隠したいとか、いろんなところで辞めるに対して、無意識にネガティブになることが相互作用してるような感じはありますね。
藤澤佳織
あとなんかこう、本当に続けるに対しての無条件の崇拝みたいなのが、強いのが多いのでいて、そこも相まって余計と辞めるっていうのがネガティブになっちゃうのかな。
田中健士郎
いやー、そうっすよね。なんかその一筋、それ一筋で続ける美学みたいなのが。
いいことだと思うんですけど、行き過ぎて逆は良くないみたいな、2本同時とか途中で辞めるとかは良くないみたいなことにちょっとなっちゃう感じですよね。
藤澤佳織
そうなんですよね。
田中健士郎
なんかその実際、でも辞めてみて、新たなよめじるしも始めてみて、改めて今辞めるっていうことを、よめちゃんはどういうふうに捉えてるんですか?
藤澤佳織
めちゃくちゃポジティブ。
田中健士郎
ポジティブに。
藤澤佳織
ポジティブ。なんかほんと辞めないとできなかったことだらけ。
田中健士郎
そうっすよね。
みんなのよめの役割
藤澤佳織
なんか事業としても、今よめじるしって事業として何してんのっていう感じなんですけど、ほんと言ってしまえば便利屋さんみたいな感じで。
やっぱ中小企業の嫁を11年とか12年とかやってきた中で、いろんなことができるようになってたんですね。
田中健士郎
そっかそっか。
藤澤佳織
割とあらゆる業務をやるんで、それを嫁業っていう括りにして、嫁業を提供しますっていう感じで。
田中健士郎
なるほど、そっか。だから何でもやるんですね。
藤澤佳織
そうなんですよ。だから商品開発手伝ってほしいっていうクライアントもいれば、デザイン手伝ってほしいっていうクライアントもいれば、
この店にこれ置きたいんだけど、ちょっと遠いから嫁ちゃん営業代行に行ってくれないとか、
そういうのもあれば、この補助金取りたいんだけど、書類作成とか苦手でやってくれないとか、ほんとに嫁業なんですよね。
ほんとに藤沢政法嫁時代に散々やったことを、他の中小企業や個人事業の人さんに提供してる感じなんですよね。
田中健士郎
今まで10年間やってきたし、ある意味当たり前のことだと思ってやってきたことが、結構役に立ってるっていう感じ。
藤澤佳織
そうなんですよ。だから、自分個人としても、すごい人の役に立ててるっていうのが、今まで藤沢政法の嫁だけだったら、もちろん藤沢政法の役には立ってたと思うんだけど、
田中健士郎
それをやっぱり、もっとたくさんの人に提供できるってなるとですね、しかも報酬をいただけるってなると、すごい人のためにできてるなみたいな。自分にも自信につながるというか。
藤澤佳織
家事と一緒ですよ。奥さんが、家の中でどんだけ家事やったって当たり前じゃないですか。
こうしてもらえないけど、それを家事代行っていう事業にしちゃえば、お金もらえたり、ありがとうって言ってもらえたりするわけじゃないですか。
同じことやってるのに。そこの感じができてて、すごい自分にとってはすごく充実してるし、満たされている仕事をしてて、っていう感じですね。
田中健士郎
いやー、だからそういったことも感謝されて、やっぱりそういう充実した仕事ができているのも、やっぱり辞める選択をしてなかったら、何でしょうね、時間的にも精神的にもなのかな、なんかやっぱりできなかったなっていう感じ。
女性の力を活かす
田中健士郎
多分できなかった、できなかったという感じですね。
一社の嫁からみんなの嫁になっていくというか。
藤澤佳織
そうなんですよ。
田中健士郎
ちょっとそんな感じですね。
藤澤佳織
最近の自己紹介が、え、嫁って言われて、はいみんなの嫁ですって言うと、すごい語弊を生むんですけど、どういうことって言われるんですけど。
田中健士郎
でも、なんか最初のつかみとしては良さそうですね。
藤澤佳織
そうなんですよ。
嫁として、ほんとにキャッチコピーとしては、ほんとまるで嫁のごとく動きますっていう、やってるんですけど。
田中健士郎
そういう意味だとね、嫁ちゃんと同じように家の授業をずっと手伝ってきて、いろんなことをやってきた嫁ちゃんのパワーが、嫁たちのパワーって、なんかもっと社会で生かせそうみたいな感じがありますよね。
藤澤佳織
そうなんですよ。
田中健士郎
なんかそれを考えてて、嫁エージェント的なことを考えてて、うちがプラットフォーム的なところ、嫁印っていうのに登録してもらってですね、各嫁が。
藤澤佳織
こういうスキルがある、こういうスキルがあるっていう嫁がいて、クラウドワークス的な感じですよね。
田中健士郎
いや、そうですよね。
藤澤佳織
それを嫁印でできたら、やっぱりお嫁ちゃんたちってすごい業務をこなしてるにもかかわらず、やっぱり評価がちゃんとしてもらえてなかったりとか、
身内だからっていうので、最低賃金以下でですね、非常勤とかっていう形でね、毎こと経理的なあれですけど、やってたりして、自分がそこまでのことをしてるって自覚もない、すごいことやってるんですよって私は言うんですけど、
田中健士郎
そのスキルってすごいんですよって言うんですけど、なんか今まで当たり前すぎて、やっぱりすごい過小評価してるんですよね、自分の仕事。
藤澤佳織
なんかもったいないし、なんかもっと活躍できる場があればいいなと。
田中健士郎
僕も去年ちょうど、嫁ちゃんとある意味本当に近いタイミングだと思うんですけど、セッションクルーっていう会社を立ち上げて、今いわゆるコアメンバーっていう形で一緒にやってるメンバーが4,5人いるんですけど、
全員女性で、特に年上の女性もね、それこそりささんも含めているんですけど、やっぱり、もちろんりささんとかはね、家のまさにバイオリン工房の嫁としていろんなことをやってきた人だし、
あとそれだけじゃなくて、たぶん子育てとかもやってきて、僕なんかまだ子育て中というか始めたばっかりみたいな感じですけど、結構やりきった嫁たちの懐の深さとか、肝が座ってる感じなのかわかんないですけど、
なんか変に揺れない感じとか、すごい頼もしいし、あとエネルギーもすごくある。こっからもう一回面白いことするんだっていう、逆に男性の方が中年に、僕とかもそうですけど、人によっては諦めモードに入っていく方もいなくはないと思うんですけど、
なんか女性は、嫁ちゃんこっからしようみたいな、みなさんエネルギーがあって、なんか今ちょっとそこにも重なりを感じました。
藤澤佳織
そうなんですよ。
田中健士郎
今回もお聞きいただきありがとうございました。ちなみにこの番組は、読むポッドキャスト働き方ラジオとしてノートでのテキスト発信も行っております。
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