センスと知識
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働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表 働き方エヴァンデリストの田中健士郎です。
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このラジオは、誰もが自己表現をするように、情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間作りをしていくポッドキャスト番組になります。
皆さん、自己表現していますか? まず、最初にも言ったんですけども、センスっていうのは知識の集積であると。
なので、センスっていうのは、なんかこう、ひらめきで、めちゃくちゃこう、クリエイティブな人がポンと出てきたひらめきみたいなものだと、割と思われがちなんですけども、
そういうひらめく方こそ、知識をめちゃくちゃ蓄えてるっていうんですよね。
なんか、突拍子もないことをきらめいて、提案する人がクリエイティブディレクターっていうふうに思われがちですけれども、
実は、その突拍子もないものよりも、ありそうでなかったものとかね、まさに自分の言いたかったことを代弁してくれた商品とか、
アーティストとか、そういったところに人は共感するわけですよね。 なので、ありそうでなかったっていう意味で言うと、結構こう、普通のものを意識しながら、
ちょっとずらすみたいなところなんですよね。 ってなってくると、やっぱりこの本で書いているのは、普通をよく知っているのが大事だっていうふうに言ってですね。
普通を知るみたいな大きなキーワードだったりしましたね。 例えばですね、これ一つの例で、センスの良い家具を選びたい。
でもなかなかセンスの良い家具を見つけられません。 そもそも私にはセンスがありませんからってね。
よく言うんですけれども、水野さん曰くですね、 人はそもそもインテリアについてさほど知識がないということで、せいぜい家具を選ぼうと思って何件かインテリアショップに行ってみた程度、
雑誌を数冊読んだ程度で、自分にはセンスがないからわからないとなるんですというところですよね。
なので、まあやっぱり、とにかく情報を集めましょうっていうところで、やっぱり家具の情報、歴史、知識をたくさんインプットしましたかっていうところですね。
まあその興味があればそこに、昔から私家具オタクなんですみたいな、まあオタクですよね。
オタクぐらい知ってたら、ある意味そこで、今はこういう家具が王道としてはやっぱり人気で、でも僕はその中でももうちょっとこういうひねりがあるものが好きで、センスがいいと思うんだよねとかね、
あの、こうわかってくるわけですよね。 なので、センスに自信がない人はまず自分がいかに情報を集めていないか、
客観情報がいかに自分の中に少ないかをまず自覚しましょうと。 はぁーって感じですね。これ非常に、なんかメカロウロコ的な感じじゃないですか。
だからこそ、あの計算することによって誰でも手にできる能力だし、生まれつきの才能みたいなものではないんですよと。
いやー、そう言われるとでも結構ね、力湧いてきますよね。
情報収集の方法
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で、この本ではですね、もう少しとは言われても、ただインプットしたらいいって言われても難しいから、どういうふうに情報を集めて知っていくのかっていうところでヒントが書いてありました。
まず、3つのコツがありますというふうに言っていて、1つ目は王道から解いていく。2つ目が流行しているものを知る。
3つ目が共通項や一定のルールがそこにないかを考えるっていう、この3ステップですね。
まず王道から解いていくっていうところで、例えばセンスの良いジーンズを知りたいっていうことであれば、やっぱりレヴァイスですよね。
レヴァイスの中でも501っていう方がもう歴史的にも非常にスタンダードで最も売れているものだからこそ501っていうものをもっと調べてみるとかね。
あるいはファッションだったらやっぱりユニクロを避けて通るわけにはいかないなとかね。ユニクロもうちょっと調べてみよう。
ユニクロの中でもセンスが良いものとそうじゃないものがあるとかね。ある意味王道のものっていうのはセンスの話で言うと、
数値化できない辞書の吉橋を判断して最適化する能力っていうふうに言ってましたけども、最適化されてるんですよね。
いろんなこう様々な歴史を超えてですね最適化されているのがリーヴァイスだりユニクロであるっていうわけですよね。
でその王道基準にさらに高品質なもの、さらに手軽なもの、さらに機能的なもの、さらに言うと新たな意味を見出せるものみたいな感じでここからですね
派生して考えることができる。そもそも王道を大して知らないのにセンスの良いものを考えるのが
ファッションとか僕結構ユニクロめちゃくちゃ見るんですけど、それで言うとファッションに興味なかった時代も結構あったんですけれども、
一つファッションにまた興味を持つきっかけになったのはユニクロだったんですよね。ユニクロがとにかくスタンダードな王道を教えてくれるからそこから
ちょっとハイブランドとか古着とかドメスティック海外のブランドとか派生してそこに興味を持っていくわけですよね。
それすごい僕はしっくりきました。でもう一つ次ですね、2つ目は今流行しているものを知る。
で今流行しているものっていうのは例えばジーンズとかだったら結構今はあの
第二次対戦モデルみたいなね、古着業界とかだと結構ビンテージデニムみたいなのがめちゃくちゃ流行してるわけですよね。
あのキムタクがそういうの発信してたりとか、なんか今ヴィンテージ着てるんだなぁとかそういうのも一つあると思いますし、
あとはまあその最近またこう流行ってきているファッションブランドみたいなものもあるかもしれません。で流行しているものを知る時にテッドルバエーノは雑誌っていうふうに書いてありました。
はい雑誌ですよね。最近読みますか。昔ほど読まなくなりましたよね。なんか結構こうあのインスタとか流行のものってウェブで撮るようになってると思うんですけれどもやっぱりウェブの情報って結構古いものと新しいものが混在してたりするみたいで雑誌の方がまさに今流行っているトレンドとかをまあ取り扱ってるし僕も感覚的にわかるんですけども
大衆受けするっていう流行ももちろん扱ってるんですけども結構マニアックなものとかこの領域の今の流行みたいな結構狭いニッチなものを扱ってするんで確かに雑誌めちゃくちゃいいなぁと思うんですよね僕も洋服の雑誌とかちょこちょこ買ったりしますけど
まあなんか確かにそう言われるといろんな雑誌読んでもみようかなみたいな値段もそんな高くないですねあの雑誌は流行を知るという意味ではおすすめ
で そんな王道と流行を知った中でそれらに共通項とか一定のルールがないかっていうのを考えるみたいなことですよね
はいということをまあ日々いろんなことのインプットするときに続けていくとそれが対象が音楽でもいいですし
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ガジェットでもまあいいかもしれないですし美術アートとかそういう領域でもいいと思いますししたところでまあ王道と流行してそこに共通項や一定のルールがないかっていうのを考えていくということをしていくことがセンスを磨いていくコツになるということですね
思い込みと感受性
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でじゃあこのセンスを磨いていくとき一番の的になるものは何かっていうと不勉強と思い込みっていうふうに言ってました
はい 不勉強っていうのはね先ほどあの自分がどれだけ情報を集めていないかって話あったと思うんですけど思い込みっていうのも結構
あれらしくて 結構その自分の考えている範囲がすごく狭くなって言って絶対これはこっちだっていう
こう思い込みでそれを自分のセンスだと勘違いして絶対こっちのがいいよねって言って外すんですよね
はいでセンスのいい人っていうのはたくさん勉強してインプットして思い込みだけじゃなく自分の幅広い範囲の情報の中から最適なものを答え出せるからこそセンスがいいんですよ
じゃあその思い込みを外すために何ができるかみたいな話がちょっと書いてあってこれいいなと思ったんですけど一つは散歩って書いてましたこれ
安西さんがまさに言ってたことですよねいつもと違うルートで歩くっていうこと 普段
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えっと歩いている道と違う道をちょっと歩いてみるとか あるいは
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普段電車で移動しているところをちょっと歩きで移動してみるとかねこういったところもいいと思います あとはあの誰かにプレゼントをあげてみるっていうのもいいみたいですね
何が欲しいですかって聞かないでその人が何を欲しているのかなとか何をあげたら喜んでくれるかなっていうのを感じ取ってあげるっていうのもきっと彼女はあれが欲しいはずだって思い込みから一旦外れて
客観的にいろいろ見ていくみたいのもいいらしいですねあとやっぱり旅 日常から離れる非日常ですよね
はい僕旅すごく好きなんですけれどもあのやっぱり旅っていうのは思い込みの枠を外す意味がある っていうふうに言うんですよねはい
で そうかそうかとなんか結構センスってそう言われると着実に積み上げていけそうだなと思い込みの枠を
外して情報をしっかりとインプットして王道流行意識してインプットしていくということで でもなんかセンスある人ってなんか感性が豊かな感じしませんみたいな
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はいそれもね事実らしくてやっぱりあの感受性とか好奇心が強い方っていうのはやっぱり それだけいろんな情報インプットしてるんですよ
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あれこれなんかいつも違うかもとか あとはもう好きだからどんどん調べちゃう好奇心があるから調べちゃう
そういう人ってどんどん知識をインプットするんですよね なのでちょっと感受性が低かったり好奇心が低くなっている時もあると思うんですけども
僕もそういう時ありますけどそういう時ってインプット減るんですよ 僕がインプットが減ったことをめちゃくちゃ感じたのは働き方ラジオやる前ですね
あの コロナだったんですよコロナの時に人と会うことがなくなり人と話すことが減り家族と会話する
ことぐらいしかなくなった時期ってあったじゃないですかあの時にすごく思ったのが インプットがなくなったなって思ったんですよね自分の別に
自分から本読んだりネットで調べればインプットなんていくらでもできるはずなのに なんかインプットがなくなったでやっぱりその時はやっぱりなくその自分の好奇心
みたいなものが減ったんですよね誰かと会ったりするとなんかそういうのあるんだ なんか自分の知らないことを知ったおかげで
じゃあ自分でも調べてみようとこうやってインプットしたりするんですけどそれがなくなった だからこそ働き方ラジオを始めて自分で発信することによってあの
なんか喋ることインプットしなきゃもそうですし1回喋ったことでそれが次の問いにつながってまた新たな 本を読むとかねインプットするみたいな流れになっていったみたいなところでやっぱりその好奇心
みたいなものあるいはそれを感じ取る感受性みたいなものはやっぱり大事だからこそ センスがいい人っていうのはある意味あの感受性が強いとか
年配者からの学びの重要性
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そういうところの因果関係は確かにあるんだと思うんですよでもそれって意識して インプットすれば超えられるところだと思いますし
センシティブってなんかネガティブにねよくあの言われますけれども 感受性が強いっていうのはセンスがあるってことだと思うセンシティブっていうのは
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センスがあるっていうふうにも言えるんじゃないかなと最近思ってますはいきっとそういう 意味な気がしますよねはい
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であともう一つは年配の方ねあの まなべレイさんゲスト会聞きましたか皆さんはい
年配の人こそイノベーションを起こせるんじゃないか意味のイノベーションは大人の イノベーションなんじゃないかって話ねあったのでぜひ聞いてない方聞いていただきたい
んですけど なぜ年配の人がイノベーションを起こせるかというとやっぱり知識とか
知恵っていうものをたくさん生きてきた分持っているはずなんですよねそこには いろんな失敗とかも含まれているし失敗成功
いろんな試行錯誤 そこから得た知識とか知恵っていうのがあるからこそセンスの塊なんだっていうのはこの本に
をまさに書いてありましたはい なんで意味のイノベーションみたいなやっぱりこうセンスを必要とするような
イノベーション 革新っていうのはやっぱり年配の方あるいは年配の方からヒントを得るってすごい大事
だからこそちょっとあのハードルが高くても年配の人に話を聞いてみるというのもすごく いいと思いますよね
はい僕は本当にそういう意味だとリスペクトする年配の先輩が最近たくさんいらっしゃるので まあそういった方のね
センスを磨く具体的なアプローチ
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あのセンスを浴びながらあの活動させてもらってるなーって改めて思いました はい
っていうところですねまあこの書籍にはねこれの他にもいろいろと センスを磨くコツそれを具体的なデザインに落としていく方法とかそういったクリエイティブ
ディレクター的な部分も含めていろいろ書いてあるのでぜひあの気になった方に読んで いただければなというふうに思います
でじゃあここから具体的にコンセプトとか企画をどういうふうに考えるの 意味のイノベーションってもちろん意味を見出せましたっていうところが
あの一つのステップではあるんですけれどもやっぱりそこから商品 企画として落としていく必要があったりしますよね
はいで そこをより深く知りたいなぁと思ってセンスってキーワードで探してたらもう一つ本が
あったんですねこれは今日ちょっと時間の関係で紹介できないのでまた 次回あの時間がある時にあの紹介したいと思うんですけれども
センスの良い考えには方があるという書籍がありますこれも気になる方ぜひ読んで いただければと思うんですけれども
まさにですね意味のイノベーションにおいて言っていることと結構重なる話がこれにも 書いてあってより具体的に企画やコンセプトにしていく
今日はあのセンスって基礎力をつける力をやったと思うけどその基礎力を持った上で どうやって企画やコンセプトを作っていくのかっていう具体的な話が
このセンスの良い考えには方があるっていう そのアイディアとか企画を出していくときの方を教えてくれる本なのであのこれも
またですね 非常におすすめな本になりますであのロベルトベルガンティって意味のイノベーション提唱した
教授もですね意味っていうのは送り手であるあなたとあなたが作り出した物事を受け取る 相手をつなぐものなのだっていうふうに言ってるんですね
ある意味意味のイノベーションにおいて商品とかっていうのは送り物なんですよね でそのあなた自身の内側から生まれた意味っていうのと送り物を受け取る相手ですよね
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まあいわゆるお客さんですねお客さんが見出す意味 それをつなげていく必要があるんですよね
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で 特にその相手にとって意味があるものを作るところっていうのは
インサイトっていう考え方がすごい重要になるんですよね はいこれ結構デザイン志向とかでも出てくる話なので100%意味の
イノベーションの話ではないんですけれども このインサイトっていうものをいかにうまくつかんでアイディアに落とし込んでいくかっていう
ところが今回のセンスの話ともつながる部分はありますし意味のイノベーションを やっていくときに非常に重要なポイントになるのでこれについても
またどっかタイミングで解説していきたいとおもいます はい
ということで今日は書籍センスは知識から始まる水野学さんの本を紹介させていただきました いかがでしたでしょうか
はいぜひ気になる方は読んでいただきたいですし あの働き方ラジオから生まれた会社セッションクルーはですねこのセンスを
みんなで磨いていこうということですね あのよく言っているのでセンスを磨いていきたい方あるいはまあエッセンスを持っている
クリエイティブディレクターあるいは編集を志したい方ですね あのぜひ気軽にですねあのお声掛けをいただければなというふうに思います
はいまた意味のイノベーション入門講座ですね こちらもまさにこのセンスを磨いていく仲間づくりの場というふうに位置付けていますので
特にですねあの3月にやる講座は意味のイノベーション中でも商品開発というところ にフォーカスをしてですね商品開発と意味のイノベーションという
掛け算でテーマを扱っていきたいと思いますあの商品開発していきたい方 機能性や利便性だけではなくて深い意味を見出して多くの人に愛されるファンに愛される
ような商品を作っていきたいという方ですね やっぱり意味のイノベーションは資金力があって技術力で戦える大企業ではなくて
中小企業ベンチャー企業こそが力を借りることができる 概念だと思いますのでぜひ興味ある方ねまたあの
入門講座一緒にやっていけると嬉しいなと思いますのでこちらも引き続き仲間を募集しております では今日の収録は以上としたいと思います
ではまた来週お会いしましょうさよなら 今回もお聞きいただきありがとうございました
ちなみにこの番組は読むポッドキャスト働き方ラジオとしてノートでのテキスト発信も行っております ポッドキャストと合わせてぜひフォローをお願いします
番組への感想はハッシュタグ働き方ラジオで投稿いただけると嬉しいです またコミュニティ運営音声配信その他広報 pr などのテーマでセッションクルーと壁打ちがしたい方はお気軽に私田中
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