1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #32 初めて「オンラインサロン..
2021-03-14 22:47

#32 初めて「オンラインサロン」を運営してわかったこと

一般会社員が3ヶ月オンラインサロンを主催・運営してみてわかったことについて、うまくいったこと2つ、失敗したこと2つにわけて話しました。
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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くということの改造度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方エヴァンジェルスト田中健士郎がお送りします。はい、ということでですね、今日は妻の実家に来ておりまして、
録音する場所がなかったこともあって、まとなりに0歳の息子が寝ている状態でですね、この録音をするという非常に緊迫した中、やらせていただいておりますということで、ちょっといつもより声が小さめかもしれませんが、そういった理由でございます。
ということで、はい、先週はですね、妄想ワーケーションという形で、はい、皆さんいかがでしたか。はい、かなりね、ライトな企画だったんですけど、一度そういう軽めな企画をやってみたいなと思ってたんですけれども、はい、意外と反響などもあってですね、やってよかったなと思ったこととしては、やっぱりこう、これからね、コロナが落ち着いた後、ワーケーションだったりとか、旅行とか、
移住とか、いろんな場所をまたね、移した働くということ、暮らすということをやっていきたい人ってまた増えてくると思うんですけど、そういったときにいろんな国を旅したりとか、うちの妻は旅行関係の仕事を10年以上やってるというところもあるので、そういった世界の情報をね、発信するようなラジオがあっても面白いのかなって思いました。
ちょっと前回はかなり突発的にね、やったんであんまり下調べはできなかったんですけれども、次回はいろんな国のことをね、さらにもうちょっと調べて、より、そうなんだ、この国にワーケーションだったらこんなことがあるんだっていう、ちょっと気づきもあったりね、するような会ができたら面白いのかなと思ってます。
ということで、今日はですね、またオンラインサロンについて話をしたいと思います。
私のツイッターとかを見ている方はご存知かもしれませんが、今ですね、クラウドカレッジというところでライターゼミというオンラインサロンをですね、運営しています。
はい、ちょうど3ヶ月が経つということで、ちょうど2期生の募集なんかもね、する直前というところになります。
このラジオでもね、このオンラインサロンネタっていうのは定期的に発信していければなと思います。
これから企業とかがオンラインサロンを作って、企業のファンを増やしていくような活動だったりとか、個人でもそういったことに挑戦する方がどんどん増えてくると思うので、そういった方向けにオンラインサロンの運営とか経験を何か少しでもお伝えできればなと思っております。
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はい、ということで今日はですね、オンラインサロン3ヶ月続けてみてどうだったかという話をしたいと思います。
ちょうど3ヶ月前にですね、今なぜオンラインサロンが必要とされているのかというようなタイトルでラジオを放たせていただきました。
その時はですね、まず理由として2つですね、まず情報型になっている話とマジョリティの不安という話をしました。
情報型っていうのは、世の中ね、今インターネットこれだけ発展してきて、本当に情報が溢れすぎていると、人々の価値観も多様になっているので、それぞれ欲しい情報はバラバラなのに、その情報自体もたくさんあって、どれを選んだりか分からないという状態になっている。
そういった中で、オンラインサロンのような場で、自分の価値観だったりとかキャリアビジョンとか、そういったものに近い人から情報を得るっていう、ある意味情報ソースを一定項を絞っていくっていう中で、こういったオンラインサロンは必要とされるんじゃないかという話をしました。
昔で言うと、何々新聞を定義構築するみたいな感覚とちょっと近いって話をしたんですけども、ライターゼミにも新聞をずっと読み続けてるっていう人もいたりして、そういうのと近いのかなと思ったりもするんですけども、
そういったある意味情報ソースとして、こういったオンラインサロンが一つ、それぞれの人が何か一つや二つのオンラインサロンに入るっていう時代が来るのかなというふうに思っていたりします。
あとはですね、マジョリティの不安ということで、まだデータを少し紹介したんですけれども、いわゆる会社員でいるっていうことが、今までは一番幸福であるというふうに言われていたわけですけれども、
今それが逆転していると、フリーランスの方の方が幸福度が高いみたいな調査があったというところで、やっぱり誰かと同じであるっていうことが安心という世界から、むしろ本来人間が持っている一人一人の個性というものをもっと輝かせて、それが共鳴していくような世の中になっていくような、そういった社会変化の中でですね、
とはいえやっぱり個性で生きていくってすごく不安だし孤独だったりすると思うんですよね。そういった時に自分の仲間を作るっていうこととか、自分のファンを増やしていくっていうことはすごくかけがえのないものになるという中で、こういったオンラインサロンでね、お互いのファンを作っていくとか、また今やっているライターズミとかはお互いのファンになろうみたいなことをね、一つのコンセプトというか行動指針にしたりするんですけども、
そういったことをやる中で自分がより挑戦できるような気持ちになっていく。誰かの挑戦を他のメンバーが心から応援したりっていう循環がですね、本当に生まれてきているなと感じがしています。
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ということで、前回はですね、3ヶ月前になりますけれども、オンラインサロンが広まる理由について話しましたが、今日はですね、実際オンラインサロンやってみてどうだったのかという話をしたいと思います。
Twitterでも書いたんですけれども、難しいです。すごいね、やっぱり答えがないですからね。仕事って大体そうですけれども、やっぱりうまくいかないことも多いし、正直ね、自分の中でもどうしたらいいんだろうってね、やっぱり結構やめちゃう人なんかも、独立する時期なんかもありまして、
結構自分的にもどうしたらいいかわかんないっていう感じになったんですけれども、最終的には、最終的にはというかまだ2日半ですけれども、有志のメンバーがですね、一緒にやりますよって言ってくれたというか、手を差し伸べてくれたっていうところがすごく大きくて、本当にだいぶ心が軽くなったなっていう、
学生時代の度活なのかな、わかんないですけどね、ちょっとそういう熱いものをね、個人的には感じたりしています。ということで今日は、まずやってみてうまくいったことっていうところですよね。最初から考えて、僕もいろいろ本とか読んでね、今回臨んだわけですけれども、うまくいったこと2つ、逆にうまくいかなかったということを2つ、今日は話をしたいと思います。
まずはね、うまくいったことっていうところで、1つ目はアウトプットの機会を作るということです。オンラインサロンで多分入ったときに、だいたいぶつかるのが、自分何したらいいんだろうっていうことなんですよね。
自分もオンラインサロンに1つ入っていまして、自己紹介ぐらいまではするんですけれども、そこから先何やったらいいかわからなくなるんですよ。で、なんとなく寝る意味あるんだっけってなって、離れていくっていうのがよくあるんですね。
で、そこでライターゼミでやったのは、学び日誌っていう形で、週に1回、全員が当番制で毎日、ライターゼミって割と学びの場だったりするので、日々学んだこととか、あるいは誰かに聞いてみたいこととかっていうのを書いて、それをシェアするっていうのをやったんですけども、
それはある意味、最初は割と義務っぽくね、やることによって、週に1回、私は金曜日書かなきゃっていう感じで、とりあえずまずそれを書く。それさえ書けば、とりあえずなんかゼミに参加しているっていう感覚になるっていうところをまず作ったんですけれども、あれはやっぱり結構良かったかなと思っています。
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その他にも、みんなで月1でノートとかを使ってね、記事を書くっていうような練習もやったりとか、やっぱりアウトプットする場を作ったっていうのはすごく良くて、もちろんそれ自体が学びになるっていうこともあるんですけれども、結果としてこのオンラインサロンの心理的安全性みたいなものですかね、安心・安全というか、そういったものができたかなと思います。
結構、大丈夫かな、みんなから反応あるかなってすごい心配になりながら発信すると思うんですけれども、それに対してスタンプがたくさん来たりとか、コメントが来たりとか、そういう流れの中で、だんだんこう、自分が発信してもいいんだっていう気持ちになっていく。それがですね、ゼミの全体の安心感とかにつながっていくということで、これがこの3ヶ月やり続けてきて、非常に大きな成果だったかなという気がしています。
もう一つですね、うまくいったことというところは、相互理解というところですかね。最初からお互いのファンになろうみたいなことも言っていましたし、やっぱりゼミの仲間同士に対して興味を持つというか、なるべくその人を理解しようとするっていうのを結構意識的に言ったりとかしていました。
まず僕自身が皆さんをちゃんと理解するっていうところに結構時間がかかりましたね。やっぱり最初はいきなり30人とか入ったので、もうそのメンバーを誰なのかっていうところからね、理解するのはやっぱり最初は時間がかかったし、そこが追いつかなかったメンバーっていうのも結構いるかなっていうのが最初の反省ではありましたね。
やっぱり僕自身がライターじゃないので、ある意味全く同じ考えだね、私もっていうふうに僕自身はなかなかならないことも多くてスルーしたりしてたんですけども、まず相手を理解するっていう話をこのラジオでも一度したと思うんですけれども、興味が違ったりしても、その人をまず理解してみようというふうに努力すると結構ですね、いろんなことがわかってきたりとか、
なので、なるべく皆さんの日報に一言コメントを書くとか、書くことでその人の日報を読むのですごく理解できたりとか、ツイッターの発信とかもなるべく見て反応するようにとかしてですね、
多分メンバーもそれぞれそういったことをやったと思うんですよね。そういったことをする先にオンラインサロンの心理的安全性というものができてきたかなという感じはします。
特に最近特徴的だった事例としては、新しくオンラインサロンに入ったメンバーが、自分でインタビューをやってみたいということでオンラインイベントの中でインタビューをやるってやったんですけれども、その時にその方もね、すごいいい感じでインタビューしてくださったんですけれども、
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それをゼミの十数名がオンライン上でニコニコしながら温かい眼差しで見守るっていうシーンがありまして、僕はその瞬間がすごい印象的だったんですけれども、やっぱりこれって3ヶ月前のライターゼミが始まった頃にはなかなかなかった空気かなという感じがして、
やっぱりこれはお互いが理解をしたりとか、お互いに何かやり取りをし続けた結果、生まれてきた空気感というものが、今回新しくメンバーが入った時にその人を温かく迎えてみんなで応援するっていう空気ができたのかなというところは感じました。
ということで、良かったことはアウトプットの機会を作るということと、相互理解とかお互いのファンになるということを積極的にやっていったということだったと思います。
一方ね、うまくいかなかったことということで、2つ紹介させていただければと思います。
まず一つ目はですね、過ごし方を限定してしまったということですね。オンラインサロンって多分ビジョンとかが必要で、熱量が必要だって僕は思ったんですよね。
こういうふうな振る舞いとか、動き方をすると素晴らしいんですよ、みたいな感じの説明をしてたんですよね。
お互いに寄付しようとか、積極的にアウトプットしようとか、いうふうに言ってたし、積極的にアウトプットした人は良いですねっていうふうに持ち上げるって言ったら変ですけれども、そういうふうにしたんですけれども、
やっぱりね、そこがやっぱり短期的に成果を求めれば、例えば2ヶ月とかすごい短いスパンでみんなで合格を目指しましょう、みたいなコミュニティだったらそれでいいと思うんですよ。
なぜなら合格がゴールなので、それに向けて一番適した動き方をする。
クラウドカレッジでも1ヶ月のコースっていうのがあるんですけれども、そこはある意味、こう行動してくださいっていうことを明確に伝えて、こうやった人はうまくいきましたよ、真似してくださいってコミュニケーションするんですよ。
ただ、オンラインサロンってちょっとそれとは違うかなというふうに思うんですよね。
最近だと、オリエンタルラジオの中田さんが、YouTube見た方いますかね、自分の顔出しを引退しますって言ってましたけれども、今後一切顔出しなくなる。
ただ、オンラインサロンだけはプライベートな場で自分の顔出しますよって言ったんですよね。
オンラインサロンっていうのは、自分の素を出せる場所とか、そういうふうに定義していたっていうのがすごく面白くて、
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やっぱりライターさんとかも結構ペンネームとかで活動してて、顔も出してない方とかっていると思うんですけれども、オンラインサロン上では結構お互い顔を見せ合ったりとかしている部分があって、
そういった素を見せられる場とか、何か本当に心の拠り所になるような安心な場を作るっていう時に、例えば学校のクラスとかですよね。
学校のクラスとかで、この人は素晴らしい、こういうふうにみんな行動していこうって言ったらしんどいじゃないですか。
僕はそこが十分理解できていなくて、こうやって行動しようっていうことを示したつもりだったんですけれども、
やっぱり中には、私はちょっとあんまりみなさんに気分ができていないのでっていう理由で抜けてしまうメンバーだったりとか、
あまり積極的にアウトプットできていないのでとか、そういった形でやっぱり脱出しちゃうメンバーがいた。
でも元をたどれば、この学びのシェアとかオンラインサロンって別にいろんな過ごし方があってもいいと思うんですよね。
なので、複数の過ごし方を提案するっていうところをできてなかったっていうのが良くなかったのかなというふうに感じています。
なので、これからオンラインサロンでの過ごし方みたいなものを複数プランみたいな形で提案しようかなというふうに思っています。
タイプがいくつかあったら、自分はこれに近いかなって思うとですね、その通りに過ごしていけば一定安心かなと。
それが全くないと、自由に捨ててくださいって言うとそれはそれで難しいんですよ。
やっぱり一定こういうことをやれば、ここにいる意味がちゃんと出ますからねっていうのを示してあげる必要があると思うんですよね。
そういった中で、例えばオンラインサロンだったらアウトプットを中心にするような過ごし方もOKですよ。
積極的にアウトプットしていろんなことを試してみましょう。
一方でインプットを中心にするっていうのもアリなんですよね。
たくさんの学びがそこら辺に転がっているし、動画も常にアーカイブしているし、
勉強の素材とかもいくつか用意しているので、そういったものを自分が欲しいものを取ってインプットして勉強するっていうのもアリですよと。
それもね、一つの過ごし方じゃないですか。
あとは、自分はどちらかというとオンラインサロン自体をどう盛り上げていくかということに興味がある。
このタイプの過ごし方もね、僕もそこなんですよね。
オンラインサロンってこれから絶対に一つの市場になっていくから、そういったものをいかに盛り上げていくかっていうところに興味があるんですよね。
やっぱりそういうメンバーも中にいるので、そういうメンバーは逆にこのコミュニティ全体を企画するところに入ってもらう。
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あとは、どうしても日々忙しいと思うので、インプットもアウトプットも、この1ヶ月きつそうだという場合は一回休んでもいいよみたいな、休憩してもいいよみたいな、そういった過ごし方もアリですよ。
複数の、いくつもこういった過ごし方のパターンというものを示すっていうのを、ぜひ次のフェーズではやってみようかなというふうに思っています。
うまくいかなかったことの2つ目としては、これちょっと最初に言った話ともつながるんですけれども、主催者が動きすぎたというところですね。
オンラインサロンとかって、お金払って参加してもらっているから、皆さんお客様だっていう感覚が心のどっかではあったんですよね。
みんなで作っていくものだよみたいなことはもちろん言ってたんですけれども、やっぱり心のどっかでお客さんだから、あんまり皆さんに負担をかけちゃいけないみたいな気持ちがあった。
これが逆に良くなかったかなというふうに思っています。
特にさっきの過ごし方でいうと、コミュニティ自体を盛り上げることが一つの楽しみであるとか、自分の今後のキャリアにつながるっていうメンバーも中にはいるんですよね。
でもやっぱりそこをちゃんと理解しないで、自分で何でもやるしかないって思うとですね、そういうメンバーもモヤモヤしちゃうし、そもそも一人でやるなんて無理なんですよ。
僕はそんなに能力がないので、いろんなことを自分で企画してやろうと思ったらパンクしちゃうっていうところがあって、
それでこんなにいっぱい動いてるのに、まだこの取り組みいつまで経ってもやってくれないのでやめますみたいな。
ほほ笑ったりとかして、それもやんなきゃみたいな感じだったんですけれども、これはどうやら主催者が動きすぎているっていうのが結構問題だったみたいです。
そこで僕が、やっぱりそんな状況を見兼ねて、1期生のメンバーが手を差し伸べてくれたっていう、
なんかDMで大丈夫ですかって、心配の連絡をいただいたりとか、
あとアンケートを取ったんですよ。あれもすごくよかったですね。アンケートを取るとよくわかるんですよ。
オンラインサロンの価値をこういうふうになったらもっといいのにとかっていう、提案とかをたくさんくれる人ってどちらかというと、
さっきのコミュニティ自体を盛り上げていきたいという人だったりするんですよね。
そこでいろんなアイデアをくれた人に個別に声をかけて、企画側に回ってもらうっていうのは結構やった。
そういったところで、逆に主催者が企画しなくても、メンバー発信の企画がどんどん生まれていくっていう。
この流れをまず作っていくっていうのがおそらく大事だったんだろうなと。
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やっとこの3ヶ月目にしてそういったことができるようになって、いろんなメンバー発信の企画っていうのが最近動き始めたっていうところはあるかなと思います。
なので今後の文化づくりとしても、試したいことをどんどん提案しようっていうことは、いっていこうかなと思ってます。
ただその提案するっていうのにも、やっぱり心理的安全性は一定重要なので、
やっぱり最初のアウトプットの機会を作るとか、相互理解するっていうのがベースにはなると思うので、
この3ヶ月目ぐらいでそういった流れができていったのかなっていう感じもちょっとしているっていうところですね。
ということで失敗としては、過ごし方を固定してしまったことと、主催者が動きすぎてしまったということですね。
これからコミュニティを運営する方は、ぜひそれを参考にしていただければなと思っております。
僕自身もまだ3ヶ月なんで、たぶんこの先3ヶ月はまた壁にたくさんぶち当たると思うんですけれども、
今、一定のメンバーとの結構絆みたいなものを、僕が一方的かもしれないですけれども、非常に感じてきているので、
そういったところで一緒に乗り越えていけると嬉しいなと思ったりもしています。
たぶんこのラジオを聞いているメンバーも多いと思いますので、そういう個別のメッセージっぽいものも言ってしまいましたが、
非常に僕自身はそれも含めて楽しんでやっているので、このラジオでもですね、
定期的にこういったオンラインサロン運営系のネタっていうのはお伝えしていければなと思っております。
ということで今日は以上にさせていただきます。また来週お会いしましょう。
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