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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くということの解像度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方エヴァンゼリスト田中健士郎が、皆さんの眠りを誘うゆったりとしたトーンでお送りいたします。
はい、今日もお聞きいただきありがとうございます。今日はですね、エピソード50ということで記念すべき50回の放送になります。
なんか毎回、なんか祝ってる気がしますね。はい、祝うの好きということでね、今日もやっていきたいと思うんですけど。
なんかせっかく50回なので、50回を振り返るみたいなことやってもいいかなと思ったんですけれども、ちょっと話したいこともあったので普通にやっていきます。
はい、ちょうどですね、クラウドカレッジのライターゼミの第3期の募集が開始したということで、まあ久しぶりにまたコミュニティについて話す会をやってみようかなと思っていたりします。
本当に知る人と知るコミュニティなんてね、最近、はのこさんというメンバーにインタビュー記事書いていただきましたけど、まさにあんまり知られていないところからですね、じわじわと口コミで話題が広がり、説明会兼公開ミーティングっていうところにもかなりたくさんの方がね、来ていただけるようになったっていうのはすごい嬉しいなと思いつつですね。
そもそもオンラインサロンって何のためにあるんだっけみたいなところね、また話していきたいなと思います。
実は、オンラインサロンが必要とされる理由みたいのはね、去年の12月ぐらいに話していて、そのときに話していたこととしては、まあ世の中で情報があふれすぎているので、本当に自分が必要な情報を得られる環境を作るというところが一つ。
あともう一つは、マジョリティの不安というところから、個人で働くとかそういったことが求められるようになっていく。そうなってくると孤独になるよみたいな話をして、だからこそ仲間が必要って話をしましたね。
特にその後半の個人で働くと孤独になるっていう話と、コミュニティがそれを保管するっていうところのその間について、結構解像度が上がってきたかなっていう感じがするので話してみたいなと思います。
やっぱり個人で働く、これは副業も含めてなんですけども、競合がたくさんいるわけですよね。競合と差別化をしていくために自分の個性とかスキルみたいなものを磨いて戦っていかなくてはいけないっていう世の中になっていくんですよね。
そうなった時に、それってすごく孤独な道なんですよね。普通に考えると。だって別に会社と違ってチームで何か数字を追っているわけでもないし、一緒に何か挑戦をしたりリスクを取ったりっていうこともなかなかなくなっていくわけですよね。だからこそコミュニティみたいなものが必要になってくるという話をしました。
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昔は会社っていうコミュニティがあって、ここもなんかもう忘れかけてますけど、毎週のように飲み会に行ったりとか、場合によっては昔は社員旅行みたいなものもあったらしいですよね。そういった形である意味会社っていうものがコミュニティであり、コミュニティでありかつ仕事自体もそのチームでしている。
一緒に同じ目標を持って挑戦をしてリスクを取っていくみたいなところから、個人で働くってそれとは全く違うので、もちろんそのコミュニティ的な要素もなくなっていくわけですよね。
その時にやっぱり人ってそんなに強くないので、孤独にやっていくのって結構しんどいんですよね。だからじゃあ会社員に戻った方がいいんじゃないかっていう風になっていくと。
でもやっぱ会社っていうのも、今は会社にいるだけでは安心できないし、どうしたらいいんだっていうところで、やっぱり今オンラインサロンとかコミュニティというものが注目されているのかなという風に思っています。
その居場所っていうのが、昔は会社一つ、一つのコミュニティだけに所属している。これがリスクが高いっていうところであるとしたら、複数のコミュニティに身を置く、居場所を複数作るっていうことで、これからの働き方にマッチしたような居場所作りみたいなものができるようになるんじゃないかなという風に思っています。
じゃあ居場所って一体何なのっていうところを今日は話していきたいなと思うんですけれども、なんか居場所なんて、僕友達いるし、地元の友達もいるし、家族も一つの居場所だしって思うじゃないですか。
で、それも全然間違いじゃない。家族も地元の友達も自分の一つの居場所であると思うんですけれども、やっぱりその会社っていう居場所がなくなったとき、あるいはその居場所だけに依存しないということを考えたときに、居場所として必要な要素っていうのが僕はあるかなと思っていて、それが3つなんですよね。
はい、まず一つ目はやりたいと言える場所。
二つ目は助けてと言える場所。
三つ目はダメだよと言ってもらえる場所っていうところですね。
はい、どうですか?皆さんの周りにそういった場所ってありますかね?
はい、確かに会社ってその3つを満たしていたと思うんですよね。
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まず一つ目はやりたいと言える場所。
なんか自分がやりたいことがあって提案をして、よし、じゃあそれやってみようよって言ってもらって会社でプロジェクト任せてもらうみたいなね、経験って会社員の方はあるかもしれないですよね。
はい、でもじゃあフリーランスとか副業で働くときにそれがあるかっていうとどうですか?
いやいや、私はやりたいことがやりたくてフリーランスになったんですよって方ももちろんいると思いますし、それが実現できる人もいると思うんですけれども、やっぱりフリーランスとか個人で働いていくときに重要なので、まずクライアントにどんな価値を提供するかっていうところですよね。
クライアントにいかに喜んでもらうかっていうところが基本的な仕事の価値になってくると思うので、なかなか自分がただやりたいとかっていうことだけで提案が通るわけではないですよね。
私こういうことが好きなんで、こういうデザインにしてもいいですかとか、こういった記事を書きたいんですけどって言っても、それがクライアントが全然求めてないものであれば全く仕事にはならないじゃないですか。
そういったところって、それは会社でももちろんそうなんですけれども、会社と個人で比べたときにより個人の方がやりたいと言える機会って少ないんじゃないかなと思うんですよね。
なったときに自分がやりたいっていうことを言えるっていう場所はすごく貴重なんじゃないかなと思っていて、やっぱりオンラインサロンでも今まさに運営しているライターゼミっていうところは、一人ではできないチャレンジを仲間がいるからできる、そしてそれを続けられる場所っていうコンセプトを持っているんですけれども、
やっぱりコミュニティとかって、自分でこういうことやってみたいよっていうこと、もちろん周りの仲間がなるべく手を挙げてくれるものにしようとか、そういった部分は一定考えると思うんですけれども、やっぱりやりたいっていうふうに純粋に思ったことを言える場所、そのやりたいというのは別にこんな感じの飲み会をやりたいとかでもいいと思いますし、
今まさにライターゼミで起きているのは、なかなか習慣化とか継続が難しいから、目標達成コミュニティみたいなものを作りたいと。
みんなで毎月自分の目標、今日私は毎日ブログを書きますでもいいし、人によっては今月5万円を稼げるようになりますとかっていうものでもいいしということで、目標を言ってそれを一緒にその達成を目指していく、声掛けをしながら達成していく、そんなチャンネルを作りたい、コミュニティを作りたいみたいなことを提案してくださった方がいて、
それいいですねということでやってもらったりとか、そういった本当に自分がやりたいと思ったことを提案できる場所とかって結構貴重なんじゃないかなっていうのは思っていて、ライターゼミだと結構そういった学びとか、あと働くみたいなところに関連する話であれば結構いろんな提案をできるっていうところで、
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一つその居場所の価値っていうのはそのやりたいと言える場所ってところにあるのかな。二つ目は助けてと言える場所ですね。これ皆さんありますかっていうところですね。やっぱり会社とかでもなんか部長とか事業部長みたいな人に助けててなかなか言えないと思うけれども、なんかちょっと同僚とか先輩だったらちょっとこれどうしてもわからないんですけどって言えるってあるじゃないですか。
でも一方、個人で働くってなった時にね、個人で自分でスキルを身につけて、自分で一人でクライアントを見つけていくっていう世界において、クライアントに助けてって言えますかっていうとなかなか言えないですよね。
で、やっぱりその助けてっていうのを言える場所っていうのも会社にはあったけれども個人にはなかなかないっていうところで居場所の価値としてはすごく重要なところなのかなというふうに思ってます。
そのライターゼミはね、質問部屋みたいなところがあって、ちょっとクライアント向けにやらかしてしまいました、どうしましょうとか、これどうしたらいいんでしょうかとかね、ブログのサイトが壊れてしまってもうどうしようもないみたいな、どうやったらできるんだろうっていうのをこう嘆いていくことができる場っていうのができてきて、その質問部屋とかも最初はあんまり使われなかったですね。
多分なんか個人で働いている時の感覚ってやっぱり自立なんですよね。自分でスキルを身につけ、自分で働いて稼がないといけないみたいなマインドになった時に、同時に人に迷惑をかけてはいけないみたいなものが一緒に生まれてきてしまうっていうのがあるんじゃないかなと思っていて、やっぱりみんな忙しいし、
それぞれ個人で頑張っている仲間だから質問なんてしたら申し訳ないんじゃないかっていうことで、なかなか最初はそういうチャンネルもなかったし、チャンネル作ってもなかなか質問が出なかったんですけれども、だんだんですね、この人こんなこと聞いてる、いいんだみたいな、でも別に質問って誰かしらが答えればいいわけで、別に自分が答えなくてもいいっていう風になってくると、
結構気軽に、助けてくださいっていうのやって、結構その中でなんだかんだ特定の分野にすごく知識がある方だったり、あるいは同じような経験を過去にして失敗をしたことがある人とかがね、やっぱりいたらその人がこれってこうですよ、その人にとっては別にそんなに時間をたくさん使ってっていうわけじゃなくても、
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助けてあげたりということができるんですよね。こんな感じで、助けてと言える場っていうのはすごく居場所としての価値が高いんじゃないかなと最近思ったんですよね。
3つ目はダメだよと言ってもらえる場所ということですね。これはね、フリーとか個人で副業で働く時もクライアントさんから怒られるみたいなことって確かにあると思うんですけれども、本当に自分のためにダメだよと言ってくれるっていうところは意外とないんじゃないかなっていうのはなんか最近思っています。
ちょうどライターゼミの公開ミーティングでもね、周りの先輩ライターからそれはちょっと違うんじゃないのっていう指摘をもらえたことがすごく嬉しかった。大人になると周りの方からダメだよとか指摘を、フィードバックを受けられるような機会って少なくなるのですごい貴重だったみたいなことを言ったんですよね。
それまさにオンラインサロンの価値だなと。これは結構メンバー同士の関係性とか信頼関係できてないと起きないと思うんですけれども、それが起き始めているっていうのはなんか一つコミュニティとして成長してきたのかなっていう感じも感じたんですけれども、やっぱりクライアントさんからダメ出しを受けるみたいなことももちろんあると思うんですけれども、それはあくまでビジネス上に
置いてね、それを繰り返すと会社にとって不利益があるからっていうところの話になってくると思うんですけれども、コミュニティ内でダメ出しをするって本当にその人が今後働いていくだったりとか、いろんな挑戦をするときにこういったところは直した方がその人のためになるよっていう形で言ってくれる話になると思うんですよね。
会社でも上司部下の関係性にもよると思うんですけれども、上司の面とか成果に関わるから指摘するということももちろんあると思うけれども、やっぱりしっかり育てている上司であれば、その部下の長期的な成長を願ってフィードバックするみたいなことがあると思うんですけど、それに近い感覚ですよね。
クラウドカルチのライターゼミとかではライターさんが集まっているので、記事を実際にお互いに書き合ってそれをGoogleドキュメントに書いてお互いにフィードバックするみたいなこともやるんですけど、そこも結構厳しいフィードバックとか結構あって、クライアントさんのフィードバックだったらもうそんなに時間かけるよりもここが日本語としてなってませんみたいな、どうなってないんだみたいなところとかあると思うんですけれども、しっかりとフィードバックをする。
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これはなんかその自分がただフィードバックをするだけじゃなくて、自分もフィードバックしてもらえるからこそ相手にもフィードバックするっていう結構循環ができていたりしていて、それってこうなかなか個人で働くときに、そうやって本当に自分の今後の成長を願ったフィードバックを受ける、ダメ出しを受けるという場所はなかなかないと思うので、それも居場所としての重要な価値なんだろうなというふうに最近感じました。
ということで、会社という一つのコミュニティだけに所属する時代から、個人で働き、居場所を分散化させていく時代において、どんな居場所を選んだらいいのかというところで、やりたいと言える場所、一つ目。
二つ目は助けてと言える場所、三つ目はダメだよと言ってもらえる場所というところを定義してみました。はい、いかがでしたでしょうか。この三つができるようになると、いわゆるコミュニティの関係の質が高い状態なのかなというふうに思っていて、関係の質が高くなっていくと、チームとしても成果を出しやすくなるみたいなところは前のラジオでも話したかと思います。
個人で戦うような世の中なんだけども、ある意味仲間と一緒に戦っているみたいなところのハイブリッドみたいなものを目指していけるといいんじゃないかなというふうに思っていたりします。
最近はライターゼミの中でもね、こんないい案件ありましたよみたいな話が出てきていたりとか、実はまだあまり言えないんですけども、ライターゼミに仕事をお願いしたいっていうクライアントさんの話なんかも少しいただいていたりとかするので、そういった形で仲間でも戦うみたいなところもやっていけるといいのかなって最近はちょうど思っていたりします。
あと未来の話で言うと、コミュニティコインみたいなものは興味あったりしますね。いわゆる仮想通貨ですね。地域通貨とかあると思うんですけども、結構前にコミュニティの中で通貨を作ってやり取りするみたいなコンセプトを持ったサービスとかもあったんですけど、なかなか立ち上がらなかったんですよね。
で、それって僕何かって言うと、コミュニティっていうものの質がまだ高くない、さっき言ったまさに居場所としての価値が十分に高くない状態で、そういう通貨とかを導入しても多分うまくいかないと思うんですけども、それがある程度出てきた段階でツールを導入することによって、結構なんか面白い動きが出る可能性があるんじゃないかなというふうには思っていて、
そのあたりはね、そのうち実験してみたいなと思っていたりします。ちょっと興味ある方とか、それはなかなか難しいよとかね、他で経験したことがあるという方はぜひ教えていただければと思います。気軽にDMとかTwitterのリプライとかいただければ反応しますので、ぜひ今後も一緒にやっていければと思います。
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このラジオも僕にとっては一つの居場所になっているなと、一人で喋っているんですけど、みなさんとつながっている感覚があるというのはすごくありがたいなと思っています。ということで、ぜひまた来週もよろしくお願いします。おやすみなさい。