長野・上諏訪へ訪問した帰り道、車中収録回。
今回の目的地は ReBuilding Center JAPAN。空き家や解体現場から“使える素材”をレスキューし、価値を編集して循環させる現場から、スモールエリア発のまちづくりを体感しました。
同乗ゲストは、町プロタウンの仲間でもある小林好輔さん。草加市の町工場小林鋲螺と Studio SCREW の二足のわらじ=「一級建築士 × 町工場アトツギ」という視点から、ものづくりと暮らしの距離を縮めるアイデア――サテライト工場、日常開放型の“町工場ビル”構想、までドライブしながら妄想を膨らませました。
聴きどころ
- リビセンが起点となった上諏訪のにぎわい
- スモールエリアでの面形成とリノベーション
- 町工場×街中:サテライト工場/プロトタイプ拠点という発想
- 梱包・検品・軽作業の共有化、キッズ&学びスペース併設の可能性
- 法律・条例/用途地域(住居・準住居・工業など)を踏まえた実装の勘所
- 「町工場ビル」構想:デザイナーや設計と混ざる共創ハブ
小林さんについての記事(町プロタウン):https://note.com/machipro_town/n/nade34b637dcb?sub_rt=share_b
サマリー
長野県上諏訪を訪れた経験を通して、地域活性化と町工場の重要性について考察されています。リビルディングセンターがもたらす効果や地域の魅力的な店舗、さらに町工場と地域住民との繋がりの必要性が語られています。上諏訪でのエピソードでは、町工場と地域づくりについての議論が展開されます。ゲストの小林好輔さんは、町工場ビルや町工場と地域社会との接点を増やす新たなアイディアについて話し合います。このエピソードでは、長野県上諏訪の町工場における住宅と工場の境界について議論が行われ、都市計画に関する複雑な規制や法律についても考察されています。様々な視点からのアプローチが、まちづくりの未来を探る手助けとなることが期待されています。
長野県上諏訪の訪問
はい、お疲れ様です。今は、車の中で収録をしておりまして、今日は、長野に、長野、諏訪、はい、諏訪市に行った帰りになっています。
一緒に乗っているのは、小林平良、スタジオスクリューの小林さんに、今日は一緒に二人旅をしてきました。
お疲れ様です。
お疲れ様です。
はい、ということで、小林さんは今、運転していただいているので、ありがとうございます、という感じなんですけども。
今日は何で行ったかっていうと、どこ行ったんでしたっけ?
リビルディングセンター、ジャパン。
リビルディングセンターに行ってきました。
諏訪市にある、建築の廃材、それこそ空き家とか、取り壊し予定になっている家とかから、廃材だったりとか、実はリユースすれば使えるものとかをレスキューして、
それを付加価値を高めて販売したり、物作りに転用して商品作りをしたり、そもそもレスキューされた廃材やら、物やらがたくさん、3フロアぐらいのすごい広いスペースでしたね。
そうですね、広かったですね。1フロア100平米ぐらいがあるのかな?
いや、本当になんか、めちゃくちゃワクワクするスペースで、小林さんはね、もともと、もともとというか今もなんですけど、建築士でもあるので、その視点から見てもいろんな建材があふれてて、すごい良い木材がこの値段で買えるんだ、みたいな感じのもありましたね。
ありました、ありました。激安でした、激安。物ももちろんいいので激安っていうと、リーズナブルでこの木材に出会えるんだ。
そうですそうです。なので、もちろんね、一つでかい木の板20万円とかするんですけども、いいものだと。で、それが僕みたいな素人からすると高いのか安いのかよくわかんないんですけど、小林さんからすると多分これ普通にそういう建材屋さんとかで買ったら、丸一個違うみたいな、何百万、
200万とかするみたいな。そういう意味でのね、リーズナブルで、いいものが手頃に買えるっていう意味での。
はい、いやでもね、本当なんかそのリビルディングセンターが何がすごかったかというと、たぶん作られてもうすぐ10年ぐらいの施設なんですけど、リビルディングセンターができたことでというか、むしろそれも狙ってたと思うんですけど、その地域がうわっとこう盛り上がって移住者めちゃくちゃ増えるし、
いろんなお店ができて、そこもリビルディングセンターというか、そこの麻生さんっていう代表の方がね、いろんなところのプロデュースにも入って、今ではもう組織的に街を作っていくみたいな流れになってて、
あれはね、ぜひ、何だろうね、武道さん関係の人だったりとか、街づくりとか地方活性とかやってる人にも、ぜひあの上諏訪?上諏訪ですよね。
泳ぎがそうですね、上諏訪に。
上諏訪駅周辺のエリアなんですけど、ぜひ見に行っていただきたい、いろんなカフェとか雑貨屋とか、どれもね、こうセンスが良くて、まあちょっと表現難しいですけどね、素敵なお店ばかりでしたね。
リビルディングセンターの影響
上諏訪駅周辺のところを、麻生さんがスモールエリアって言い方をよく言ってるんですけど、自分が背負いたいというか変えていきたいみたいな街のエリアをスモールエリアっていう、自分でこう目の届く範囲、足が運べる範囲って言って、それを上諏訪駅から少し東の国道までって定めてるんですよね。
なるほど。
その半径500メートルぐらい。
半径500メートルぐらい。
やるかなーって言ったところで、もう大体そこから、そこの空き家だとか、デスキューした場所をだんだん変えてきて、もうそこが、もう声が聞こえなくなってきたから、またちょっと輪を広げてみようかみたいな形で、また地方の商店街だったり、街の活性みたいなのは、ベネビーって感じ取れましたね。
そうなんです。なんで、リビルディングセンターっていう施設というか、授業をやってるだけじゃなくて、本当にその周辺のエリア全体を街づくりしていくっていうことを、多分当初から全て計画してやっていて、本当に街ができ、再度盛り上がってるって感じなんですかね、きっと。
いわゆる田舎町で、なかなか新しいお店がどんどんできるなんてことはなかったエリアだと思うんですけども、それがもう、今もう毎年のように新しいエリアができてて、住んでる人も本当楽しいみたいなこと言ってて、
僕この間、富士見町の方も行ったんですけど、そこにもちょっと近いような雰囲気と、またでも富士見とは違う魅力があったなっていう感じでしたね。そんな旅をね、2人でちょっとしてきたんですけども、意外にやっぱり車で往復4時間ぐらいですかね。
片道2時間かかるんで、いろんな話するんですけど、小林さんのね、建築士として、あとはものづくりに関わる人としての今後の進み方みたいな話もね。
お悩みそう。
お悩みそう。ちょっとしてて、いろいろアイデアとかね、生まれてきたので、ちょっと残しておこうかなと思うんですけど、その中で一つね、小林さんの大きなコンセプトとして、やっぱりものづくり、ねじ会社の後継ぎというか、
創業があるっていう立場と、あと建築士としての側面っていうのが両方あって、むしろそれをうまく混ぜていきたいっていう中で、その町づくり、町と町工場というかものづくりとか工場を混ぜていったり近づけていったりするのが一つやってみたいことだって話がありましたよね。
それはなんかどういう思いというか、こうなったらいいなみたいな。
そうですね。もともとで言うと、家の設計をお願いしますって町の人から来て、設計事務所で僕が図面を書いて、法務県さんに家を建ててもらいます。
ここにじゃあ手すりつけたいですってなった時に、例えば鉄工所さんに頼むんだけど、鉄工所さんっていわゆる町工場だと思うんですが、本当町の人って通クッションぐらいって全然知らなくて、設計する立場でも全然関わりがないっていう。
なんか距離感を感じてもったいないなっていうふうに思ってるのが最初で、だから町プロに入って僕は自社製品使ってますけど、結局町の人に直に届くっていうのは、もちろん2Cの製品だから手に渡ってるんだけど、
なんか直接的に町に還元されてるっていうか、消費者の好みとか、人の手に渡って喜び感じるのは嬉しいんだけど、それがこう、実際暮らしにどう役立ってるのかまで解像度じゃ見れないみたいな。
なんか、お金が町に落ちてるとかっていうことよりかは、なんか実際使われてたり、暮らしそのものが豊かになっていくってなると、町工場との距離感同理化したいな。そんな感じですか。
なるほど。だから町工場さんもすごくいいものを作って、場合によっては自社商品も作ってるけど、やっぱりそれが町の人の暮らしと繋がってない感みたいな。
そうですね、なんかめちゃくちゃ表現が難しいな。なんか、物を売って稼ぐっていうのと、2C向けに作るっていうのは、僕もまだチャレンジしてる途中なのでまだまだ浅いんですけど。
町工場との距離を縮める
なんか例えば町で開くっていうと、オープンファクトリーとかあるじゃないですか。そこにこぞってイベント的にやってるのって非日常みたいなところでは接点はある。なんか日常的に、あそこの工場の後に今日行ってみないとかって、仕事上難しいことはあるんですけど、距離もあるっていう。
なんでちょっと話が飛躍しますが、すでにある町の作られ方みたいな話にもなっちゃうんですけど。なんか、そもそも工場の現場と町ってめっちゃ距離あるよね。
なるほどね。
はい。スキームもそうだし、物理的な距離もそうだし、都市の計画でもそうだし。でも、昔はもうちょい近かったんじゃない?よかったよねみたいな思い出もあって。
これね、ちょっと僕も最近あの町プロタウンの畑栗役のおやすさん、栗原製機のおやすさんとも喋ってたんですけど、もちろんね、2C商品を作ることによって直接消費者の方に自分たちのプロダクトが届くっていう近づき方もあるんだけど、
おやすさんが言うには、もともと町工場とかってもっと町の中にあったんだよっていう話をしてて、それこそ分かる人は分かるかもしれないけど、オールウェイズ三丁目の夕日みたいな時代。
おやすさんはその頃に生まれて幼少期。おやすさんのお父さんが町工場を創業したわけですけども、ある日突然お父さんが家の半分を町工場にしちゃったみたいな。
本当に住宅を工場にするみたいな。でもそういうのが戦後のその時代って当たり前だった中で、その暮らす場所と町工場、作る場所っていうのが多分そんなに分かれてなかった。
だけども、そこから時代を経て、工場がもっと大きくなっていくとか、あとさっき小林さんが聞いた話だと、条例みたいな。
建築の法律と条例両方かもしれない。
法律とか、そういうのでやっぱり工業地帯と住宅エリアっていうのは分けましょうみたいな流れもあって、いつの間にか工場っていうのは住む場所から遠くなって、オープンファクトリーでバスに乗っていくみたいな感じになってきてるけど、本当にそれしかないんだっけみたいな話もね。
そうですね。機械がやっぱり大型化していったりだとか、やっぱり大量に生産して在庫を持ったりだとか、いろんな作業を効率的にやるのは広さが必要でっていう側面もあれば、それこそ匂いだとか音だとか、住む環境とはどうしても相入れないよねっていうのは法律で整備されてた。
実際今もそう思ったんですけど、今ってもうちょっとわかりやすく言うと3Dプリンターとかもそうだし、例えば働き方とかで工場ってやっぱり人手がどうしていないのって言ったら住んでるところが多いから。
実際話した性格だって豊かにはなったんだけど、超人口減少社会でなんなら工場を産経とか言われて、僕ら作ってる側は結構プライド持ってやってるんですけど、実際その言われてる風潮の中で未来の未来ではその逆風潮に来るのかっていうと、もうちょっとその楽しそうな現場を設置してほしいし、
僕らのプライドみたいなのが機械かっこよくないっていうところを見れる機械すらないっていうのはどうにかなっていうのがあって、でかかったり匂いがしたり音があったりっていうのは難しいけど、今はいろんな機械があるし、裁判がされてるし。
何なら組み立てだとか工房だとか、何ならもうすごい具体的だとか、パートさんにお願いしてる部分だとか、全然町の中でもできたりとかっていう部分もあるわけですよね。
っていうところで、まず完成品の製品に触れてもらうだとか、そういうような機械を工場地域の中で回すのではなくて、町の中にもう一回できるとこから始められたらなみたいなちょっと思ってます。
面白い。そうですよね。だから、それこそ会社でいうとサテライトオフィスみたいな感覚で、サテライト工場みたいなものがあって、そのおっきな製造装置とか、工場はちょっと郊外にあるんだけど、その出荷前の準備のところとかをあえて町中に置いてとか、
ちょっとそういう音とか匂いとか発生しないようなものは、ちょっとそういう町中、住宅エリアとか、場合によっては商業エリアとかで、何でしょうね、もう本当に商店街のちょっと入ったところぐらいに工場があって、しかもそこが町の方とつながってて、
ちょっとした、ちょっと休日とかにたまにオープンファクトリーって言って、なんか大規模にやるっていうよりも、今日入っていいよ、みたいな。
そうですかね。なんか身近な存在でやってっていうのがいいのかなーとか思いしますね。
全く接点ないまま、やっぱ町工場っていうものをほぼ認識しないまま、僕も実際なかったですね、小林さんは家がそういう町工場だったから、もちろん意識はしてきたと思いますけど、
僕なんか全くそういう家じゃなかったんで、町工場という存在があること自体ほぼ認識してなかった気がしますね。
今もその住宅ぐらいの、住宅よりかはちょっと大きくて、それこそ下に工場があって、うちもそうですけど、下に工場があって上に住むみたいな、
町工場の現状と接点の重要性
住居近接の町工場さんがたくさんあるんですと、やっぱり少なくなっていくし、かといってじゃあそこでオープンファクトリーとかして開いてるところもあると思って、
日常的に触れるって機会もやっぱりない。触れる必要もたぶんないのかもしれないんだけど、なんか触れたらいいことあるんじゃないみたいな漠然とした、
たぶん通しすべきところで言うと、後継って話につながるんですか、継いでくる人がいなくてとか、そもそも接点持ってましたっけみたいなところがあって、
そこのリクイクのことを考えるのであれば、なんか触れていったほうがいいし、なんか一本も豊かになるんじゃない。
いいですよね。なんか純粋に接点不足みたいな話は割とありますよね。
もちろんプロダクトを通じて消費者と近づくみたいなのも大事なんだけども、やっぱそもそも町工場という存在と町の人の接点を増やすっていうことにも十分意義はあるんじゃないかと、
いう中で、小林さんは建築士でもあるという中で、なんかできそうなことなんかあるって考えてたんですよね。
さっき原子炉さんと話してて、町工場ビルジングみたいな話出てたんですよね。楽しそうだな。
すごいね、ちょっと面白いなと思って町工場ビル。町工場がビルの中に入ってるという、町工場でテナントが埋まっているビルみたいな、ちょっと新しい構想がね、ちょっとさっき出てきましたね。
そうですね。何らかのそのサテライトのオフィスの中、サテライトオフィスって話があったと思う。
ありますよね、よく今ね。
なんかショールームが全部入ってるとかっていうよりかは、もうちょっと現場より、でも現場でガシャガシャ音を立ててるものは置けないかもしれないけど、何らかのその接点を埋めるような、
現場と近い工程の部分と何らかが街中にあって、でも現場とは違う役割を持ってて、みたいなものを町工場が一社入るっていうよりかは、複数社入るようなテナントビルがあったら、なんかまたそこで事業生まれるんじゃないかな。
いやー面白いですよね。
そういうビルがあれば、オープンファクトリーもめちゃくちゃ1年に1回大規模にいってよりは、今日入れますよみたいな土日使って、そのビルをちょっとオープンにするみたいな形で、
ちょっとしたオープンファクトリーとかワークショップ体験とかが、街工場の人と一緒にできるみたいな、そういうのもできそうですよね。
なんかハイビルとか秋ビルみたいな、地方郊外だとか、都内だとなかなかないと思うんですけど、半島近辺でも少し都市部から離れたところならなんかあるんじゃないかなと。
ビルって言っても、どうなんでしょうね。雑居ビルっていう表現があれだけめちゃくちゃ大きい賢かったオフィスビルってよりかは、もうちょっとその街中にあるような個人名がついたなんとかビル。
小林ビルみたいな名前がありますよね。
大きくても5階建てとかぐらいのものの何フロアか使って、一等○○が一番面白そうですけど。
一等○○街工場のビルとかね、めっちゃ面白いですし、そこにプロダクトデザイナーさんのオフィスが入ったりとかして、
みんな協力し合うみたいなのも面白いかもしれないですね。
プロトタイプビルディングじゃないけど、みんな開発をしたい街工場さんとか開発部署とか、なんか急にまたジャストアイディアですけど、
さっきサテライト的にとかって言ったときに、なんかショールームとはなんか違うんだよなってちょっともやもやしてたんですよ。
なんか開発だとか、自社製品って言ったときにどうしてもやっぱり開発っていうテーマが出てくるんですよ。
なんかそこの開発的な機能を企業をまたぎながらもできるようなビルだったらいいなっていうふうに思います。
そうするとデザイナーとか、なんかそういう設計者とか、なんか垣根を越えて一つの開発だとかプロトタイプを作るんだとか、
市場に対して何かこういう役目のもん作れないかみたいなことに向かって各企業がそれを考えているんだけれども、
なんか見てる先のどこかは重なり合う部分があってみたいなのを一等で上下回転できたら楽しいな。
いやー面白い。まさにマチプロタウンとかでオンラインでは起きつつあることですよね。
街コバ同士が横でつながっていて、ちょっと新商品作るときになんかやっぱり仲良くなった街コバ同士が今結構コラボ商品とか作ってるじゃないですか。
そんな感じのやり取りが実際にさらにオフラインのビルの中で一回下がればできるみたいな。
なったらいいですね、思います。
よりスピードもね上がりそうですよね、開発の。
場合によってはなんだろう、そういうある程度機材とかも共有しながらユーズしながらなんかお互いに使ったりとか。
そうですね、なんかいろんなアプローチがあるけど、実際法律で言ってさっき建築ので言って実際このぐらいのパワーがあるともう置けないみたいなのもあるんですけど、
地域社会との連携
パソコンとかは全然OKで、モーターとかそういうのが入ってくるとどっか線引きがあって、
なんかそれで決められる部分の設備の話と、なんか実際のどこで開発、じゃあ全部開発っていうなら全部オフィスだろうみたいな話でさっきの現場と距離、
現場の距離を街の人に感じてもらうみたいなコンセプトとは全然また離れてくるから、なんかどうなるんだろうみたいなのがまた矛盾してくるなっていうふうに思ってるんですけど、
なんかあるのかな、組み立てだとか製品だとか、量産ではないのかもな。
量産するものを都市部でわざ住宅地でやるメリットがあるか。
でもあれじゃないですか、働き手の確保はしやすいんじゃないですか。
そうですね。
うーん、なんかあの、
ね、だから複数の会社の仕事を受けるとか、
仕事を受けることがあって、
あ、そういうことか。
やっぱりその製品って、
そうですね、パートさんであったり学生さんであったり、こういう製品やってるんだって触れてもらうことに少し別の価値を感じればやる意味は全然ありますよね。
なんか、だから複数の会社の仕事を受けるとかもできるんじゃないですか。パートのおばちゃんがA社さんとB社さんとC社さんの梱包作業、時間によってちょっと場所変えながらやるとかね。
そしたらどこかの1フロアはそこの働き手に合わせた、なんかキッズルームのもっとでっかい場だとか。
ハマってもいいかもしれない。
学習宿みたいな。よりその働き手に合わせて、街工場だけっていうよりかはそこに来てもらう人に合わせて、1フロアなりスペースを作るっていうのも楽しいかもしれない。
いやそうですね、だからなんかもしかしたらシェアオフィスっぽい感じで梱包作業をするフロアと開発をするフロアとみたいな、要は複数の企業がそこに入居してるのかもしれないですね。
確かに。複数の企業がスペースを貸し合ってて。
でもシェアオフィスみたいなスキームなんじゃないですかね。それの街工場版みたいな感じで、会員登録取得とかそういうのもあるかもしれないですし。
文化的に街工場でシェアオフィスをするっていうのは多分ないと思うんですけど。
いやないですね。
その結果が根付くのかって考えてた方が実は近道だったり。
面白いですね。ファブラボ的なのっていうのは結構昔からあって、個人のクリエイターさんたちがそういう3Dプリンターとか工具とかが置いてあるシェアオフィスに行って、
自分でカバンを作ってみるとか、こういう自分で使うプロダクトとかそれを実際に売ってみるとかっていう。
割と個人のクリエイター寄りなんですよ、それって。
クリエイターがものづくりできるよっていう文脈なんですけど、
メーカーさんがクリエイティブなことをするための場みたいな感じかな、どっちかっていうと。
確かに。
クリエイティブだけじゃなくてもいいと思うんですけど、
でも多分自社商品とか作ってる今製造業増えてるんで、やっぱり梱包とか発送とか、その辺の業務ってみんな発生するじゃないですか。結構大変じゃないですか。
検品とかも。
検品とかも。はいはい。
なんなら最後清掃とか、歌とか。
そう。
もうちょっとできる工程、ゲートシップでできそうなのは研磨とかができるかな。
研磨、なるほど。
溶接なかなか面白いですね。ビルの中でベベベベって。
夜中めっちゃ光りそうだ。夜やらないかもさすがに。
冗談もありつつ、塗装とかも匂いだけだな。匂いが大丈夫なら塗装もできるかな。
なんかね、そういうやっぱり今自社商品作ってるマチコーバーも増えてきてるんで、なんかそういう会社さんたちが入って、ある程度リソースを共有しつつ、
でやっぱなんか自社商品とか発送とかもね、もう各社でやってるともう仕方ないから社長がやってるみたいなのも聞いたりする。
確かに。
でもとはいえ、だからそういうのもみんなで共有しつつ、なんかそういうのをやってくれるバイトの方に時間単位でお願いできるとかね。
なんかそれこそ全然マチコーバー関係なくて、BPOセンターって言うんでしたっけ?
ありますあります。
BPOセンター的な感じでまとめていくとなんか一個楽なこと、そうで、なんかだんだん楽な方向って言っちゃうとよくないのか。
何かいいメリットはありそう。
そうですね、面白いんじゃないですか。
クリエイティビティとね、生産性のバランスをどうとっていくかとかもあると思いますけど、
でもなんか無駄は無くしつつ、クリエイティブなことをみんなの力を合わせて、アイディアとかやっぱり多くあった方がいいと思うんで。
そういうマチコーバービルディング面白いんじゃないですかね、コンセプチュアルで。
もちろん街の一つのエリアをそれに見立てて開発していくっていうのも面白いと思いますけど、
今日の上諏訪のような感じで、物作りと暮らしが近接していくようなエリアを開発していくっていうのもありだし、
一等のビルを妄想してカルチャーを作るっていうのもある気がしますね。
そんなことができたらいいな、できたら僕は今住まいをどうするかみたいなのから、
そこにどうにかして法律のことも僕が頑張ってクリアして、ワンフロア住み込んで管理するとかできたらいいな。
ビルの管理人になりながら。
いやいいじゃないですか、めちゃくちゃね。
この話ね、やっぱり小林さんだからできるというかね、やっぱりその辺の法律の壁をどう超えるかとか、
あとはやっぱり物作りなので耐震構造とかも多分あると思うんで、耐震構造というかちゃんとビルとして。
そうですね、ちゃんと壊れない、周りの人に壊れちゃったら迷惑かけない、人死なないみたいなやつはさすがにそうですね、そこはプロ側でできますね。
なんかここはもうブチ抜いて大丈夫だとか、いろいろありますよね、空間の使い方も。
もうこの部屋狭いからこの3部屋まとめていい、1部屋にしよっかとかはできるできないとかは分かると。
そうですよね。
いやーちょっと現実的になんかなっていくと、ちょっとそれの事業形が変えて、
実際どうなんですかね、なんかその商業エリア、工業エリアみたいな話は結構ハードルになるんですか、それやろうと思った時に。
いやーと、実際めちゃくちゃ調べたいなっていうふうに思ってるところなんですけど、
住宅エリアに工業エリアは、工場は作っちゃいけないっていうのは例えば法律であるんですよ。
逆もしかりで工場エリアに住宅は建てちゃいけないっていうのはもう明確に書いてあるんですよ。
住宅と工場の境界
でもじゃあそれぞれどこからが住宅でどこからが工場かっていうのは明文化されてないことが結構多いんですよ。
なるほど。
例えば住宅、工場になんで、工場に住宅建てちゃいけないって書いてあるけど、じゃあ何が住宅なのって言ったら、
例えばある詩で言うと、お風呂とトイレとキッチンがついてたらそれは住宅ですみたいな話があったりとかする。
物理的に決まりがあって。
じゃあ逆に風呂なしアパートだったら建てていいのって言ったら、それはもう行政によって考え方が異なっちゃうみたいなのもあるんですよね。
アパートも住宅の意味だとしたら、人が住むの住宅なんですけど、そうするとじゃあ風呂なしアパートにして、風呂どっかで入れるようにしちゃえば工場の近くで住めるじゃっていう風にもなっちゃうんですけど、
じゃあなんでそうなってないのかって言ったらなんか変な暗黙の了解があったりとか、あったりもするんですよ。
で、工場はどこからかっていうと、営業の仕方みたいなところとか、色々暗黙の法律じゃないところで各行政が基準を持っていたりだとか、
物理的に言えばこの原動機っていうような表現がされたりだとか、火薬の積んでいる量がとか、こういう月々のなんとかの物量が何トンを超えるみたいな、いくつかの基準が書いてあって、
そこら辺をちょっと網羅的に洗っていけば、各行政によっては違うけど、どこかのボーダーラインで立てられる立てられないっていうのはまずある。
なるほど。
で、それぞれまた住宅エリアと工業エリアって言ったんですけど、次に純住宅エリアとか、純工場エリアとかっていうのがあるんですよ。
なんかいけそう。
そういうところになっているとさっきよりちょっと緩くなってくるんです。それが一個一個すごく細かかったりとかするので、細かいんだけど実は全然網羅できてないじゃんみたいな、なんかすごい難しいんですけど表現が。
めっちゃ頑張って組み込んでいけば答えは見つかる可能性がある。
多分僕がこうやりたいだとか、こうやりたい、何ができるんだろうって考えると無限になっちゃうので、これをやりたいってことに対して、行政だったりその法律をしっかり読み込んで、フィードバックを得ればできそう、できなさそうみたいなのはわかるかなって気がしますね。
突破効果が見つかりますね。
まあビジョンが描ければ、あとは交渉と調整と場所探しとみたいな、じゃあちょっとなんかいい物件がある方がいらっしゃればぜひ教えてください。
少なくとも新築じゃないんでしょうね。今、法律クリアするときの速さもあるんですけど、この住宅エリアにでっかいビルを建てたいのは法律的にはほぼ無理だ。
今すでにビル建ってないところにビルは建たないので、なんで大きさ的に言ったら今こういう建物があってそれをどう使い直せるかみたいなのは考えやすいし、そこから始めていくのかなって気はしますね。
まちづくりの未来
多分リノベーションなんだろうなって感じはします。
なるほど。
気になりますね。
エレベーターとかはあった方がいいですよね、きっとです。
そうですね、エレベーター、階段でもいいですよ、健康的に。
メーカーで階段で運ぶのめっちゃ大変。
荷物用のエレベーターとかもある。
なるほど、そういうのをつけるとかもなくはないのか。
全然できると思います。それは全然できると思います。
そういうのも物作りに特化しちゃうってのはありですよね。
給食運ぶ給食のサイゼとかの物盤とかね。
そっかそっか。でも人が乗るわけじゃないから。
そう、ちっちゃいし。
確かに。いろいろ夢が膨らみますね。
面白い。
じゃあちょっとそんな夢を膨らましつつ、それにこれをどこに公開するかわからないですけど、引っかかる方がいればぜひ連絡ください。
果たして公開されるのか。その頃には僕は授業が組めてるといいなって思って。
いいです。授業計画もぜひ作ってください。
作りますよ。
ビジョンが見えたので、ぜひそれを進めましょう。
ということで、車からお送りしました。
じゃあまた。ありがとうございます。
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