スタッフエンジニアの設置
はい、TimeTreeTechTalk始まります。
はい、いつものテンションが高いんだか低いんだかよくわからないスコットが、今回もお送りしますという形で、
今回ちょっとゲストなしで一人でブツブツ言うという回になるんですけれども、
一人で話すってなると、テーマを考えるのがすごい難しくて、最近あったことをちょっと思い返していて、
これちょっと収録してるのが9月の末、末っていうことでもないか9月の20日なんですけれども、
9月の1日からTimeTreeは組織の形をある程度大きく変更して、チームの作りとかをちょっと変えたんですけど、
その中でエンジニアの組織の中でも1つロールを追加して、
そのロールを担ってもらうメンバーにこういうことをやってほしいですよっていう話をしたりしたところがあって、
具体的に言うとそのスタッフエンジニアっていうロールを追加しましたということで、
ちょっとそれについて自分が考えていることだったり、設置した意図みたいなものというかいうのを話してみたいなと思います。
ちょっと本当に時間が持つか分からないですけど、とりあえず話してみようかなと思います。
本当心配です持つかどうか。
背景としてはTimeTree、プロダクトも成長しているし、組織も成長しているしっていう中で、
エンジニアの人数がちょうど40人を超えるぐらいの人数になってきてるんですね。
これまで、去年まで2023年まではエンジニアのそのいわゆる人事評価みたいなところも含めて、
僕一人でエンジニアについてはやっていたんですけれども、
さすがに40人超えてくるとそれぞれ一人一人がどういう行動をコミットして、どういう活躍をして、
どういう考えを持っていてみたいな細かいことまでもさすがにちょっと目が届かないなみたいなところは、
その2023年の段階からもぼんやり感じてはいたところだったりしたんですね。
評価をやっぱり細かいところで見れないというところもそうですし、
それに伴ってやっぱりその人のためのフィードバックが全然できないなっていうところを課題に感じていて、
特にもともとそうですけど、僕なんかはキャリアがずっとバックエンドだったんで、
例えばiOSだったりAndroidのエンジニアについてあなたはこうした方がいいですよっていう、
特に技術的なアドバイスはもう全然できないわけですよ。
そこもずっと課題感を抱えたまんまどうしようかなどうしようかなと思っていて、
その中でいろいろちょっと自分なりにインプットをしていく中で、
こういうロール、いわゆる各コンポーネントごとに日々一緒に仕事をしている中で、
もうすでに長老というかリーダーというか、
そういう感じの中でいわゆるコードベースをよく知っていて、
いろんな背景に詳しくて面倒見もいい人みたいな人っていうのがすでにいたので、
そういう人に役割をお願いして、そういうところをフォローしてもらえないかなというところで、
スタッフエンジニアっていうロールを設定してみたというような感じになります。
スタッフエンジニアっていう名前はちょっと前に書籍とかも出て、
すごいエンジニアの界隈の人だったらたくさん知ってるような言葉なのかなとも思うんですけど、
ちょっと僕その本はすごいまだ30%ぐらいしか読んでなくて、
本当に書籍に書かれている定義通りのスタッフエンジニアなのかみたいなところは、
すごい不安を感じながらやってるんですけれども、
あくまで僕が言うスタッフエンジニアっていうのはタイムツリーにおけるスタッフエンジニアという役職、
ロールみたいな感じで聞いてもらえればなというふうに思います。
そもそも結構スタッフエンジニアっていう名前がエンジニア以外はあんまり知られてなくて、
スタッフっていうとすごい一番下って言った例で言うと語弊があるかもしれないですけど、
その一般職っていうんですかね。
そういうスタッフっていう言葉そのものにそういう認識があって、
最初スタッフエンジニアっていう名前のロールにしたらどうかっていう話をしたときも、
それだとわかんなくないみたいな話は当然出てですね。
ただ僕の気持ちとしては、いわゆるその中で話した何とかかんとかリードみたいにしたらどうっていう話も出たんですけど、
僕の意味としては何とかかんとかリードとかにすると、
すごいマネージャーっぽくなっちゃうんじゃないかなっていう不安というか懸念がすごいって、
あんまりそういうふうにはしたくなかったんですね。
あなたはこのロールをお任せするからマネージメントしてくださいみたいなふうにはしたくなかったので、
何とかかんとかリードだったり何とかかんとかマネージャーみたいな名前には絶対したくなかったというところがあって、
どちらかというと、さっきも話したようにもうすでにそういうふうに面倒見が良くて、
いろいろ知ってる人っていう人がいたわけなんで、
そのまま活躍してほしいなって思ってたんですよ。
スタッフエンジニアになっていると基本的に僕はその人たちには言ってるんですけど、
スタッフエンジニアになったからといって動きは変えないでください。
今まで通りでいいですっていうふうに伝えてお願いしてるところはあるんですが、
普通にみんなはエンジニアリングをやりながら、
それで困ってる人を助けてあげるっていうすごいサポーティブっていうか、
みんなを助けてあげるっていうそういう視野も広くて、
そういうふうに助けてくれるっていう人がそういうのがすごい僕もいいなと思っていて、
マネジメントマネジメントしなきゃというよりかは、
そういうある種方式の心と言ったらいいのかわかんないんですけども、
誰か困ってるから助けてあげようぐらいの気持ちでサポートしてくれるっていうこと自体がすごくいいカルチャーだと思っているし、
そういう人がエンジニアのロールモデルとしてあってほしいなというふうに思ったので、
なんとかマネージャーというよりかは今のままであってほしいし、
ただちょっと説明として言語化する必要があったので、
そういうふうに組織のためにというか組織のためっていうか、
自分の技術、なんていうか自分が持っている技術スキルで助けられる人を助けてあげて、
その助けてあげてほしいというような感じで設置したみたいな感じのロールになってるわけですね。
スタッフエンジニアの運用と影響
そんな感じで設置して、実際ちょっとまだそれこそ9月から始まったばっかなんで、
3週間経ったばっかでそういう人たちともワンワンしながら話してるんですけど、
まだちょっとあんまりみんななんていうんですかね、
スタッフエンジニアになったからガラッと変わったみたいなことも多分ないし、
それで僕はいいと思ってはいるんですが、そんな感じで運用を始めましたよみたいな感じの話ですね。
ちょっと本当もつか心配になってきたなこの後。
いやいやいや、何人ぐらい、すでにいる方々もそういうロールに変わったり変わらなかったり人によって違う。
そうですね、だからタイムツリーはiOS、Android、フロントエンド、バックエンド、SREって5つぐらいのコンポーネントのエンジニアのそれぞれのチームがあるんですけど、
それぞれにだいたい2人から3人ぐらいは在しているというところですね。
そうそう、だからなんとかかんとかリードにしたくなかった理由の1つに、1人にしたくなかったっていうのがあるんですね。
例えばバックエンドのことをなんとかかんとかリードであなた1人っていう風にするんじゃなくて、
スタッフエンジニアっていう役職、ロールにして3人ぐらいアサインすることで、
より1人1人は見る範囲は狭まると思うし、上司みたいな感じにもならないと思うし、
そういう感じでバックエンドに詳しい奴はこいつ、みたいな感じのやつをよく知らない人でも分かるようにしたかったっていうのも側面としては、
だからAndroidについてはこの人たちにとりあえず聞けばいいっていう意味でスタッフエンジニアっていうのを設置しているという側面もあるっていう感じですね。
そうするとエンジニア以外の人から見たときに、
例えばiOSで聞きたいことがあるってなったときに、じゃあとりあえずスタッフエンジニアの人に聞いてみようかみたいな感じで、
話とかをしてもらえるのもコミュニケーションのパスとしても分かりやすいかな、誰に聞いたら分からないっていうところよりかは、
とりあえずスタッフエンジニアに聞いてみるか、みたいな風になったほうがコミュニケーションとしてもハードルが下がるんじゃないかなというところもあったりしますね。
スタッフエンジニアの導入
そういうのも一面として考えてるところではあったりしますね。
なので基本的には結構人数アサインしたの多くて、何人ぐらいだ、
10人ちょっとぐらいいるのかな、11人かな。
今一応スタッフエンジニアとしてアサインしている人はお願いしている人は11人いる形になるというところですね。
だから結構40人のチームに対して10人ぐらいなんで、4人に1人ぐらいはスタッフエンジニアみたいな割合的には感じになってますね。
こういうふうに役割みたいな感じでお願いしているところだったりするので、
いわゆるエンジニアの昇進するにあたってスタッフエンジニアになるかというと一概にはそういう言えないし、
基本的には現時点ではその役割として設定しているものなので、
昇進のラダーというかそういうところにスタッフエンジニアは今のところない状態にはなってます。
これもたかたかまだ本当に運用し始めて1ヶ月も経ってないのでまだ何も分からないという状態だったりするし、
当然課題がいっぱい出てくると思っているので、運用していく中で当然お願いする責任みたいなところも変わってくるだろうし、
どういうふうな人にお願いするのかみたいな話もその基準というほどでも明確に設けているわけではないんですけど、
どういう人にお願いするのかみたいなこともちょっとこれから都度都度変わっていくのかなというふうには思っているんですが、
とりあえずその細かいことまず1つはその細かいことを見れなくなったので見てもらって、
その人のスキルアップであったりキャリアアップだったりみたいなところっていうの、
キャリアアップはちょっとあれですけどスキルアップですね、スキルアップっていうところですね、
しっかり見ていってもらえればなというふうに思ってスタッフエンジニアというロールをですね、
設定してみましたというところでございますね。
この先どうなるか全然わかんないですけど。
今後の展望
どうなっていってほしいみたいなのはあります?
そうですね、何だろうな。
でも何というかスタッフエンジニアの人が頼られるようなエンジニアカルチャーというふうになったらいいのかなというふうに思ってて、
特に最近入られた方だったりとかすると誰が詳しい人なのかみたいなのってやっぱ初見ではわかんなかったりして、
ミーティングとかを通じてこの人詳しいのかなっていうのが分かったりするっていう状況もちょっと想像ですけどあったりするのかなと思ってて、
そういう時に実際業務中に困った時にスタッフエンジニアに聞くだったりとかっていうことができるようになると、
チームのコミュニケーションもある種活性化というか分かりやすくなるだろうなと思いますし、
そういうことで何というかヘルプを出しやすくなるのであればすごくいいんだろうなというふうに思ってますね。
今後どういうふうに社内で育っていくのかは気になるところですか?
そうですね、この感じでうまくいけばいいなと思っているんですけど、
特にやり方変えたわけでもないというか、すでに存在している、そういうふうに動いている人にラベルを付けただけっていう状態だったりするので、
この状態は続くんだろうなと思うんですけど、それがもたらす変化みたいなものがポジティブな方向になるように、
それこそスタッフエンジニアの人と話し合いを続けて改善していくっていうのを引き続きやっていきたいなと思っているところですね。
どうなるんでしょうね、本当。
そこは全然未知数。
未知数。すいません、もうちょっとこうすればこうなるんだみたいなガッと言えればいいかもしれないんですけど。
組織のことに関すると結構そこはわかんないですよね。
そうですね、ちょっと話がめっちゃ反れちゃうんですけど。
やっぱりその人がどう動くかみたいなことっていうのは、やっぱり予測難しいよなっていうのは思うところであるところですね。
ちょっと話めっちゃ反れるっていうのが、最近ちょっと読んだ小説で、
アイザック・アシオモフっていう作家のファウンデーションっていうのがあるんですけど、
この小説がすごい面白くて、SFで宇宙の隅から隅まで人類が広がって、
何千億人だっけ、ちょっと人数はわかんないんですけど、とにかく人類の人口がすごいことになりましたと。
そういうふうになると、人類の行動が向かっていく方向っていうか、
人類が向かっていく方向っていうのが広角率で予測できるみたいな、ちょっとSF的なフィクションの科学があって、
それに基づいて歴史を予測した人がいて、その通りに動いていくっていうストーリーのSFがあって、
すごく面白かったんですよね。そうなると人類を予測できるのかなっていう妄想もするし、
一方で個人の行動っていうのは予測できないんだなみたいな話ですごい面白いので、興味あれば読んでほしいなというところですね。
例えとして正しいかわかんないんですけど、空気の一個一個の分子の動きって予測できないじゃないですか。
だけど空気が大量に集まると、圧力を押せば圧力が上がるとか、
動きが予測できるわけですよね。ニュートン力学の世界になって。
人の動きみたいなのをそういう世界観で捉えるみたいな話で面白かったですね。
これ理系の人以外わかんないんじゃないかこの例え。
なかなかでもマニアックな本読んでます。
結構有名なSF作家さんで、多分有名な本なはずです。ちょっと昔の本ですけど、
Kindleにもなっているのでぜひ。
ということでこんな感じでタイムツリーの組織でエンジニア組織において、
9月からスタッフエンジニアというロールを設定しましたということを紹介しました。
これが何の参考になるかよくわからないですけれども、
誰か聞いた人が何か面白いなと思ってもらえればいいなと思います。
ではこんなところで今回のタイムツリーテック投稿を終わりたいと思います。
ありがとうございました。