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2025-12-29 19:29

2025年の振り返り #TimeTreeTechTalk

Steve
Steve
Co-host

「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。


この放送はTimeTreeエンジニアによるテックなお話をお届けする #TimeTreeTechTalk です。


今回は「2025年の振り返り」についてCTO ScottとSREチームのマネージャーmiuが雑談しました!


◎お便りお待ちしています!

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サマリー

このエピソードでは、2025年を振り返り、TimeTreeのSREチームがAWSからGoogleクラウドへの移行プロジェクトを中心にさまざまな課題や成功体験を共有しています。メンバーの成長やチームの変革についても論じられています。2025年のSREチームの成果として、エンジニアたちはモニタリングとオブザーバビリティを強化し、データドックへの移行を検討しています。また、AIを活用したインフラ管理が進み、今後のチームの成長とサービスの拡大が期待されています。

00:01
それでは、TimeTreeTechTalk始めていきます。
今回も私、スコットがお送りします。
2025年のTimeTree SREの振り返り
今日は、もう2025年も、あと1ヶ月で終わってしまうという事実に ショックを受けているんですけど
弊社のTimeTreeのスタッフ、エンジニアと 2025年を振り返ろうという事で
今日はSREのリードをしているMiuに 来ていただいております。
よろしくお願いします。
Miuは、入社はいつでしたっけ? 結構前でしたよね、入社は。
2018年の1月に入社でございます。
じゃあ、僕より、僕の2年後ぐらいか。
なるほど、もっとギャップがあるかと思ったけど。
意外と近かった。
今、MiuはSREチームのリードをしつつ 当然、スタッフエンジニアとしてやってもらっているわけですけど
Miuにとって、2025年のTimeTree SREはどうでしたか?
そうですね、やっぱり、まず始めに来るのが AWSからGoogleクラウドへのメインクラウドの移行。
はい、めちゃくちゃ大工事でしたしね。
そうですね、もちろん作業も大変だったんですけど
将来、発生し得るであろう課題、問題に対して
割と長い間、計画を見ながらやってきた プロジェクトでもあるので
そうですね、今年の序盤に1月ですね、1月に
16ぐらいでしたっけね、確かね。16か17だったかな。
真ん中ぐらいでしたよね。
移行を実施したのが12かな。
年明け営業開始後の、次の日曜日に実施をしましたね。
そこからプロダクション運用が安定するまでさほど時間がかからずに
データ移行の成功とチームの成長
住み、ユーザーさんのデータも損失することなく
移行ができたので、良かったという感じですね。
良かったですね。
構想から言うと3年以上ですよね。
そうですね、それこそ本当に、さっき言うと2018年に僕が入った
企業側から、タイムツリー側から求められていたのが
インフラの運用をまずは任せられるというところで
最初にやったのは、これまたデータベースの移行だったんですけど
遥か昔、聞いてる人は知らない人もいるかもしれないですけど
マイSQL 3.6のRDSから
5.6でしょ?
5.6のRDSから5.7のAURORAかな
ありましたね。
あれも割としんどかったんですけど
そうですね。
その際に、タイムツリーのデータ量の多さにまずはびっくりしたんですよね。
全職の通信事業ではあったんですが
日本のこの規模のスタートアップでここまでデータを持ってるのか
びっくりしたのと、あとはやっぱり成長はしているので
その時点から今回の移行の根本の原因となる課題みたいなのは
持っていたという感じですね。
ただまだまだ余裕はあったので、いつかできればいいかなと
いうところだったんですが
具体的に動き出したのが3年前という感じですね。
実際決済とってやり始めたのは2023年末ぐらいだったので
1年以上かけて
計画自体は半年以上前から技術的な検証とかを始めていたし
それがようやく今年の頭に身を結んだという感じでしたね。
具体的な話を言うと
データの移行ですね、データの量の増加に対する
運用可能性、持続可能性というのが
その時点でのオーロラだとなかなか難しそうということで
シェアリングを根本とした打ち手みたいなところの
手段の一つとしてGoogle移行というのが候補になっていったと
結局Google移行に決定してそれが完了したことによって
タイムツリーが将来ぶつかるであろう大きな課題というのが
事前に回避できたと
プラスフルマネージド、クラウドスパナーというデータベースに移行しましたので
運用コストというのはほぼなくなったという部分においても
SREにとっても非常に成果のある移行だったかなという風に感じます
僕は実はシェアリング推しだったんですけれども
移行のコストを課題評価してもらったというか
みんなのところはあったんですけれども
結果本当にスパナーに移行できたことで
いろいろ可能性も広がったし
本当に良かったなと思ってますね
そうですね、僕以外はシェアリング推しの方が多かったんですけど
情熱が勝ちましたね
やっぱり観点が違う、立場が違うので
剣が分かれるというのはもちろん当たり前だと思っているんですけれども
いろんな事象があるじゃないですか
世間的にそもそもエンジニアが足りなくなっているとか
こういう条件があったり
シェアリングというなかなか技術的ハードルが高い運用を
今後も継続していくことの難易度みたいなのがあると思う中で
総合的に判断した上でフルマネージドはいいであろうというところを
ちょっと説明、共有、共感してもらったという感じですね
僕はもうミューがやるぞという覚悟を見せてくれたので
そう言いました
じゃあこれやってくれそうだなと思って
あの時一緒にやってくれたメインがやっぱりスコットだったり
あとはバックエンドのスタッフエンジニアのグレッグだったりしたじゃないですか
その2人はすごい技術力が高いので
もちろんシェアリング自前でできるという判断もできると思うんですけど
かたやいろんなエンジニアが一緒にやっていくことに対する難易度というのは
なかなかあるかなというのが
そうですね、いろいろ感じたり
これからスパナーは本当にいろんな機能が加わってきてて
そういう技術的な面でビジネスをサポートするみたいな意味でも
すごく有用だったと思いますし
本当に将来につながる変更だったなと思うところでしたね
それでそこがまだ1月だ振り返ろうと思ってたのに
こういう話でしたね
それ以降で何かトピックってありますか?
そうですね
私はSREのチームマネージャーをやってるんですけど
マネージャー観点でいうと
メンバーの技術力だったり設計力みたいなところの底上げ
というところが非常にできたなという
もともと成長自体はもちろん個人の頑張りとか
そういったものに起因するんですけれども
そういった機会が作れたことがチームとして非常に良かったなと思ってます
どういうふうに機会を渡していったんですか?
そうですね 先ほどの話からつながるんですけど
今までは正直AWSを開業当時から使っていて
2018年僕が入社してからほぼ1人みたいなもので管理して
で たまにレビューしてもらうみたいな
そういう状況だったので
だいぶ僕に依存していた部分だったんですけど
今回Googleクラウドに移行したことによって
良い学びの機会っていうのも創出できたかなと
なるほど メンバーがそれぞれで
担当は決してたでしょうけど 構築したりとか
そうですね
それで自分で作ったから中身も分かるみたいな話なのかな
はい そうですね
あとは 明確にマネージャーという立場というか
ロールみたいなのができたというところで
みんなにやってもらうという覚悟みたいなのも
できたというところであり
結果的にほぼ今は基本的な部分に関しては
僕はもう一切手を出さずに
チームのメンバーだけであるようになったという
そういう結果になったので
移行だったり社内の組織変革もそうですし
あと本人たちのやる気みたいなところの信頼ですね
という部分が全て総合していい機会になったかなと
というふうになってます
モニタリングシステムへの移行
そうですね
それこそもう2年ぐらい前とか
MIUが全部基本的な責任を持って
最後レビューするみたいな感じでしたけど
今もいろんなことが同時に動いてるっていう感じもしますし
MIUがすごい任せてるなっていうのも
チームの外から見てるとすごい感じるところだったりして
すごくチーム自体が成長したなっていう感じを
外から見ててもすごい思いましたね今年ね
すごい良かったです
いっぱい進みましたよね
そうですね
その中でいうと
僕が契約という意味で関わったところで言うと
データドックへの移行とか
モニタリング系をいろんな人たちが
いろんな観点でやってくれていて
必要なメトリックスだったりとか
やってくれてるなっていうのが印象深いんですけど
モニタリングに関しても
MIUが方針を出してみんなが動いていったっていう感じなのか
それともみんながやった方がいいと思って動いてたのかというと
どういう感じなんですか
はい
SREチームの成果
僕の方から言ったことは一つで
もともとチームの運用方式として
メンバーが各事業部だったり各ユニットに寄り添う
よく言われるエンベッドした形で
タスクとかそのロールを
基していくみたいなそういうやり方なんですけれども
僕の方から言ってたのは
よりエンジニアだったり企画の人たちと
コミュニケーションを取って
オーナーシップを取りながらやってほしいと
モニタリング・オブザービリティの部分に関しては
他のエンジニアリング・アプリケーションエンジニアの人とか
クライアントエンジニアの方にも
もっと興味を持ってもらえるような状況を作り出したい
ということを僕が言ったんですね
その結果
またあるメンバーベルっていう一人のメンバーがいるんですけど
もともとそのオブザービリティに非常に強い興味を持っているメンバーでして
実際に行動に移し始めたのは去年なんですけど
定点観測っていう各事業部各ユニットの
エンジニアのメンバーを巻き込んで
もともとはSREチーム主体でしか見ていなかった
モニタリングツールSaaSを利用した
継続的なモニタリングを開始したんですね
その結果SREだけではなくて
かなり他の分野のエンジニアの方々も巻き込むことができるようになって
それが今継続できています
さらにSREだけではなくて
他のエンジニアの意見を取り入れることで
より良いダッシュボードの設計だったりとか
モニタリングのそもそもの設計みたいなところが
大きく前進しているという結果につながっています
なるほどですね
継続していろいろみんな
今年いきなり急に花開いたっていうよりかは
ずっと続いていたところではあるけど
やっぱりすごい今年花開いたなっていう印象が出てきた
成果が出てきたところもあるのかなっていうところですかね
はい そうです
あと先ほどスコットから出たデータドックさえの移行というのも
もともと今まではニューレリックさんを利用させてもらってたんですけど
その前がデータドックさんを実は利用してたんです
使ってましたね 僕もログインしてました
そうなんですよね
その時にいろいろチャレンジというか
今後サービスの成長に向かっていく中で
その時の判断としてはニューレリックに移行した方がいいんじゃないか
という判断のもと移行したんですけれども
今回またニューレリックさんの場合は契約期間が3年というところで
3年の契約が終わるときにですね
今後の中長期的に見たときに
弊社としては今どういう選択をするべきかというところで
それに関しても僕の方から声をかけたんですけど
メンバーにじゃあデータドックさんにするのか
自前でグラファナだったりを使ってやっていくのか
みたいなところをオープンテレメトリズムを使ってやっていくのか
それともニューレリックを契約継続していくのか
みたいなところの判断みたいなところで情報収集だったり
というのはほぼメンバーに任せまして
最終的なその責任というか決定の部分に関しては
僕の方が入ったという感じです
そこら辺もメンバーが主体となって動けるようになっている話のうちの一つという感じですし
そこら辺を促していたミューのあれもあるんだろうなというところですかね
そうですね
SREっていうチームの動きを見たときにそうなんですよ
結構ちょっとさっきも話しましたけど多角化したというか
いろんな人がいろんな成果を出してくれるようになったなというのを
今年すごく感じたことでしたね
もう一個ぐらい
今年印象的な出来事というかトピックというか何かありますか
そうですね
どうだろうな
まだちょっとではあるんですけど
弊社をIACにテラフォーム利用している
ソースコードでインフラを全て管理しているというところで
ちょっとずつですけどAIによるコーディングみたいなのが取り入れることができているかなと感じています
やっていて感じているのが
インフラ設計 IACだったりするというのは結構メタ情報の集合体だったりするので
割とAIと判断がいいというか相性がいいというか
AIが聞きやすいソースコードではあるかなというふうに感じていますので
ここは来年の抱負などにもつながるんですけれども
もっとそういった全てAIが正しいと言っているわけじゃなくてですね
便利な部分をちゃんと取り入れて
効率化できるところは効率化
俗に言うみたいな撲滅みたいな部分は
ワークロードへ導入みたいなことをすることによって
今エンジニアが足りないという
市場に中も出てこないという状況の中で
サービスだったり会社の成長を支えるチームで
チームとして成長していければなというところですね
今AIエージェント社内ではいくつかツールを使えるようになっているところだと思うんですけど
ここからさらにもっとAIの利用活用レベルというのを上げていって
よりAIと働くと言ったらいいのかな
ちょっとこの辺の言葉は難しいところがありますけど
今個人がAIを使っているという感じになっていると思うんですよね
それこそクロードコードとかカーソルとかもそうだと思うんですけど
そこら辺をもっとチームの共有物としてのAIを育てていくみたいなことっていうのは
これから必要になってくるなというふうにも感じているので
もちろんその実行環境のクラウドインフラはSREチームが面倒を見ているところだと思うし
いろいろ協力して
SREという領域に限らず開発だったりとか
あとビジネスなんですよね
それを含めて社内のAI活用レベルを上げていったり
その辺のプロダクトにどう昇華していくのか
そういう話が一緒に議論できるようになっていければいいかなと思っていますね
ぜひお願いします
来年2026年も頑張ってやっていきましょう
いきましょう
今回のテックトークはこんなところですかね
今回は三浦に来ていただいて
AIの活用と今後の展望
2025年のSREを振り返っていただきました
ありがとうございました
19:29

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