②が面白かったのが、今って多分AIに開発させる際ってみんなプロンプティング指示書みたいなのを書いて作ってもらう、実装してもらうみたいな感じだと思うんですけど、
このカンダートの発表は指示書とか要件定義書の部分を開発者が作って、その指示書を読み込ませた上でまずAIに実装計画書を作らせているみたいなんですよ。
AIのプロセスでいうと、プランをちゃんと言語化させて、何をやるかのチェックリスト一覧を作ってるみたいな。
それを人間がチェックして、これでOKだったら、例えば何番まで実装してとか、どこどこまでやってみたいな命令を出した後は作らせるみたいなことをやってるっぽいですね。
進捗管理も兼ねておりか。確かにこういうふうにやってって言ったら、まずリストを作りますねみたいな感じになって、一個ずつやっていくっていうのはありますが、それをここではイテレーションって書いてありますね。繰り返すんですね、ずっと。
この方の発表を聞いて、その日から僕もこれをやってみたんですけど、結構使ってみた体感は便利だなと思ってて。
実装計画書をAIに書かせた時に、やっぱり初っ端って期待値ずれてるんですよね。ここまでこういうことやらなくていいのにみたいな。
ってなった時に、じゃあ自分のもともとのプロンプティングの指示書が表現が広すぎたのかとか狭すぎたのかを振り返って、指示書を直して実装計画書をAIにもう一回作らせるっていうのを繰り返していくと、結構指示を出す時の勘どころであったりとかフォーマットが見えてきたなっていうのが言ってありましたね。
ここでイテレーションっていうのは気になったんですけど、実装してみて、人間がやる時もそうだと思うんですけど、設計にやっぱりこっちのほうがいいなみたいな感じになったら、それ自体も変更していくんですか?
それ自体も確か変更していくみたいな話はされてて、ただ第一なのは実装計画書を変更するんじゃなくて、あくまで最初の指示書、要件定義書側を変更するっていうのをすごい大事にされてるみたいですね。
そうすると、たぶん要件定義の変更履歴であったりとかも全部残っていくんで、後で終えたりもするんじゃないですかね。
なるほどね。
今、僕の場合はGitHub Issueに指示書というか定義書を書いて、クロードコードに実装計画書を作らせてっていう感じでやってるんですけど、割と使い勝手はいいなって思いましたし、
計画書を見ることによって、どこまでをやらせたら自分が法則でレビューできるかもいって判断がつくので、そこは結構重宝してるかもしれないですね。
あれですよね。やっぱこれ人間がやるときも一緒なんですけど、最初に設計をやることによって、自分の理解が人間側の理解が深まるんですよね。
ですね。
これもうなんか、最近よく聞くというか、型として多分これがほぼ正解みたいな感じになってきてますよね。
なってきてる気がするっすよね。
なので、むしろもう、じゃあそれをAIがもう型としてやってくれよって思うんですけどね。
何ですかね、コーディングエージェントの使い方みたいなのをいろいろハックを覚えたくないんですよね。
自由に使えるは使えるでいいとして、テンプレあってもいいかもしれないですよね、エージェント側に。
あのやり方でやってみたいな感じになってほしい。
それは確かにある。
何も言わんかったらこのやり方でやってほしい。
そうすれば、ある意味エージェントを統一するだけで一定組織全体にガバナンスというか、効かせられそうな気がしますもんね。
はいはい。
っていう話は面白かったですね。
他なんか気になったやつありました?
僕あと見れたの、最後の、初日の一番最後?
ていうと、閉会式直前とかのやつですか?
えっとですね、システムから事業へっていう。
なんかすごいエモそうなタイトルだ。
すごく自分に刺さったなーっていうのは覚えてるんですけど。
めっちゃ具体どんな内容だったかって言われると、えっとーって今ちょっとなってて。
刺さったことだけ覚えてるやつだ。
刺さったことだけ覚えてる。
よくあるやつ。
なるほど、資料があるな、見てみよう。
ありましたね。
なんか確か話の枠として、もともとSREとかDBREをやっていった中で、
いわゆるSREのプラクティスとかっていろいろあるじゃないですか、サービスレベルとかポストモデルとか。
の辺をいろいろやっていった先で、
ここって全部実際、その価値を分かってるのって結構SRE文脈のエンジニアたちは分かるんだけど、
事業まで含めた場合に、うまく評価まで結びつけるのが難しかったみたいな話を確かされていた。
これちょっと、序盤の過去の反省エピソードのところ、なんかきついっすね、見てて。
マジで、バージョンアップもう満体でできて当たり前でしょ?
そうそうそう、これって多分経験ある人多いんじゃないかなと思うんですよね。
結構、文脈的にはあれじゃないですか、SREとかってやっぱ、
起こさせて沈下するんじゃなくて、そもそも起こさせない方にフォーカスは一定してると思ってて、
そうなっちゃうと何も起きてないことが素晴らしいことなのに、
それをさも当然のように思われてしまうって言ってあるかなって思いますよね。
世のインフラ関係のことやってる人の。
みんな思ってる。
そうそう、そうっすね。
そうなんです。
で、これはどうなっていくんだ。
もう誰も報われない結果を生み出したくない。
事業価値を理解できてなかったことが原因だと、ご自身で内省をされていて、
信頼性を保つSREから事業に寄与するSREへと書かれています。
はい。事業の目標を理解していなければ、課題の優先順位も決められないから、手段を選ぶこともできないと。
この方がすごいのが、やっぱりその事業を理解するために、
事業に近い部署で事業企画の仕事に携われば、そういう目線が身につけられるんじゃないかっていうのを考えて、
行動に移しているってことがすごいなって思いましたね。
だんだんね、そっちの側に寄っていきそうではある。
まあでもあれじゃないですか、三長さんもこっち寄りじゃないですか。
いやー、この方の発表を聞いて、全然まだ僕はこっち寄りじゃなかったなって思いました。
なるほどな。
どうしても取組を説明責任を果たしていく中で、一定、事業目線に対するアピールというか、
結びつけがあんまり強くなかったなって思う。振り返るとそう思う点が多々あったので、
多分その時すごく刺さったんだと思います。
なるほど。刺さりそうですな、これは。
そうなんです。SREのプラクティスとかでやった方がいいことはもちろんたくさんあるんだけれども、
それをやった先でどういう未来を描いているのかっていうところまで、
事業の戦略込みで説明ができないと、広い範囲でそういうことを進めていくのって一定難易度高くなっちゃうなって思っちゃいますよね。
SREの話でこれ出てくるの、業界の成熟みたいなのを感じるな。