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2025-12-22 10:16

125 TimeTreeのマーケティング方針 3つのポイント

Steve
Steve
Co-host

「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。


今回は「TimeTreeのマーケティング方針 3つのポイント」についてCEO Fredが話しました。


◎note記事はこちら

TimeTreeを10年やり続けてわかったこと

https://note.com/yasutofukagawa/n/nf589dae212fd


◎お便りお待ちしています!

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/hB76jJpQoD3feFzp9⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


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サマリー

このエピソードでは、TimeTreeのマーケティング方針について詳しく語られています。特にプロダクト自体が最大のマーケティング手段であることや、オーガニック成長を促進するためのアプローチが説明されています。また、新機能の展開方法や既存の価値を確認し拡大する戦略についても触れられています。

TimeTreeのマーケティング方針について
こんにちは、TimeTreeラヂオです。本日も私、代表のフレッド深川の一人語り会です。
今日はですね、先日、ICCというイベントを京都でやっているんですね。
ICCにイベントを呼んでいただいて登壇させていただきまして、
それがですね、ICCの中のCMO Initiativeという、CMO、マーケティングの責任者の方が集まって、
マーケティングのいろいろ考え方とか、悩み事とか、そういうのをディスカッションするというイベントに参加させていただきました。
そのイベントのパネルディスカッションの内容自体は、来てくださった来場者の方だけの内容でオフレコということなので、
そこについてはお話しできないんですけど、そこに参加するにあたって、
僕もTimeTreeってマーケティングってどんな風にやってるんだっけ、どういう方針だっけみたいなことを振り返って、
3つに絞ってまとめたんですよね。そのまとめたことが内容が結構しっくりきたので、
今日はその内容についてお話ししようと思います。
TimeTreeで意識しているマーケティング方針ですね。
1つ目が、マーケティング方針について話す前に、大前提なんですけど、
どういうマーケティングをやるかって、商品、サービスの性質、性格によって全然最適なものって違うと思って、
これが絶対正しいとか、こうすればうまくいくとかいうものではないと思っています。
あくまでTimeTreeっていうプロダクトにおいては、こういうやり方やってきたってだけですね。
1つ目が、プロダクトが一番のマーケティングであると。
これはもう本当にその名の通り、プロダクト自身が新しいユーザーさんに届いていくような、
新しいユーザーさんを呼んでくるような仕組みになっているのが一番最高だよなと思っています。
背景にあるのは、基本的にまだ知らない人に対して、
このサービスこんななんです、ここが便利なんですって伝えるのって、
広告出向とかいう形をとってお金がかかるし、
今、世の中の人々って広告をちゃんと理解して見聞きしたりとか、
簡単には伝わらないと思うんですよね。多いですし、広告も。
なので、そんな中で、やっぱり一番しっくりこのプロダクトはいいってメッセージが伝えられるのは、
実際、ユーザーさんがその周囲の人に伝えてくれること。
やっぱり友達とかから、これいいよね、いいよいいよ、おすすめだよとか言われたら、
すごい興味持ちますよね、皆さん。僕もそうです。
なので、その形を作れれば一番いいなと思いました。
プロダクトが一番のマーケティングっていうのは、ユーザーさんによる口コミと、
ユーザーさんがユーザーさんを呼ぶ行動、
ここをスムーズに最大化するみたいなことを一番大事に考えてきました。
口コミっていう方は分かりやすいですね。
これはおいしかったよとか、これはおすすめだよみたいなレコメンドですと。
もう一個のユーザーさんがユーザーさんを呼ぶの方は、
インバイトって社内で呼んでるんですけど、タイムツリーだと共有するので、
共有できるカレンダーですって言っても、
誰と共有したらいいのか、どうやってしたらいいのか分からないと、
それが機能しない。
なので、僕らはインストールしたらすぐに、
誰と共有しますかって家族、カップル、職場とか選んで、
この人たちと共有すればいいんだなってイメージしやすかったり、
それを選んだ後はどうやって共有するかは、
その国で一番使われてるメッセンジャーが起動するようにチューニングしてあったり、
タイムツリーはインストールした国によって最初に招待するメッセンジャーって違うんですよね。
中国で起動したらWeChatだし、日本だとLINEだし。
それが一番プロダクト自体が成長していく力を持つだろうかなと思っています。
ちなみにレコメンドとか結構難しくてサービスによると思うんですけど、
タイムツリーだとなかなかレコメンドはフィットしにくかったですね。
すごくカレンダーってプライベートなところもあって、
いきなりカレンダー何使ってるみたいな話とかってしにくいですよね。
なので僕らの場合はユーザーさんがユーザーさんを呼びやすいようにって方に結構力を入れましたね。
これも本当サービスによると思います。
2点目がマーケティングはオーガニック成長の角度を変えるため。
タイムツリーとかだと利用の仕方とかが認知されたり、
さっきのユーザーさんがユーザーさんを呼ぶというインバイトが機能し始めると、
広告とか打たなくても毎日一定の新規の方々が使い始めてくれるんですよね。
これをオーガニック成長とか自然像とかやってますけど、
この角度を変える、ベースを上げる、このベースを変化させるということのためにマーケティングをやる。
マーケティングで一時的に何万人のユーザーを増やしますみたいな、
そういういわゆる獲得施策っていうのはうちではやらないと。
これも正解があるわけじゃないので、獲得をやったほうが早期に
早く大きくユーザーベースを作れるんじゃないかとかいう論もあると思うんですけど、
それよりもうちはこういう方針でやってきて、
というのと、やらないって決めると考えることがシンプルになって楽っていうのもあると。
確認済みの価値を広げる戦略
楽性も立てやすくなる。
じゃあどうやってマーケティングの効果とか測るのっていうと、
僕らの場合は目的、誰と共有してこう使うっていう利用用途目的と認知度、
その認知度っていうのが上がれば、認知度に応じて毎日新しいユーザーさんが
行って入ってくるっていうのが始めてくれるっていうのが分かっているので、
これまでのマーケティングのいろいろで分かったので、
そういう認知度っていうのを世代別に定期的に測ったりとかしていますね。
3番目がマーケティングでは確認済みの価値を拡大するとしています。
これは新しい機能を作ってマーケティングでいきなり始めましてこんな機能できました、
ドーンってやるんじゃなくて、先にアプリの中で提供したり、
あるいはABテストで一部のユーザーさんにだけ使ってもらったりとかして、
その中でデータからこの機能は何回も使われるね、定着しているねっていうことを確認したりですね。
もしくはインタビューとかレビューとかから、この機能めっちゃ便利とか、
高校こんなときに役立ったみたいな、そういうハマっている人がいるのかどうかっていうその価値を確認して、
そのハマっているっていうのがどういうハマり方、どういう価値を感じてもらえているのかっていう、
その言語化をしてからそれをメディア、広告、マーケティングで広く拡大するっていうふうなやり方を原則しています。
これは言ってみれば時間をかかっているというか、ハマっている人がいる、この機能、
一部の先行体験した人たちにはものすごくハマっているってわかったら、
そのあと放っておいてもじわじわは広がっていくと思うんですけど、
そこを一気に広げる、知ってもらう、知ってもらえればきっとハマってもらえるっていう、
それをマーケティングでは確認済みの価値を拡大するというふうにまとめました。
というわけでもう1回3つのポイントを振り返ると、
プロダクトが一番のマーケティング手段であるようにこだわるというのと、
マーケティングは獲得じゃなくて、オーガニック成長のベース、角度を変えるためにやる。
そしてマーケティングでやることは、ハマっている人がいるという確認済みの価値を、
それをまだ知らない人に拡大するためにすることであるという3点でした。
というわけで本日のタイムズリラジオでした。ありがとうございます。
10:16

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