人格破綻してるし、今で言ったらもうハラスメントの嵐みたいな人でも、でもいいものを作るからしょうがないよな。
社会性持ってなくて、もう大丈夫。 生きていけるというか。
プロデューサーは極論で言えばクリエイターではない。映像にそんなに興味ないの。
ふくらちぃ、ふくらちぃ、ふくらちぃ、ふくらちぃ。
シング佐藤のつくらずにはいられないラジオ、始まりました。THINGMEDIAの佐藤和樹です。
この番組はですね、渋谷のイケイケスタートアップ、THINGMEDIAがお届けするトークプラグラミング。
毎回THINGMEDIA佐藤がですね、主観で厳選した究極のつくらずにはいられない人、
略してつくり人をゲストにお呼びして対談しています。
つくることへのこだわり、仕事術、失敗談、ルーツ、なぜあなたはつくるのか、なぜあなたはつくりたいのか、
などなどをお聞きしながら、つくり人の思考を深掘りし、
このカオスな世界の中で本当に自分がつくりたいものに出会うヒントが見つかるかもしれない番組にとる。
番組を始める前にね、今回は初回ということで、いろいろ自己紹介していこうと思うんですけど、
もう先に振っちゃいます。一緒に番組をやってくれてます、パイセン薬師田本さんです。
薬師です。よろしくお願いします。
心細かったんで。
つくり人っていうテーマで、つくらずにはいられない人と言ってるんですけど、
僕別につくらなくてもいられるんで、それが初回のゲストでいいのかっていう気はするんですけど。
まあそうですね、なんでちょっといろいろ、まずですね、この2人の自己紹介、どんな人物かを軽く。
じゃあタコ紹介しますか。
タコって言いますか、まずは。
シング佐藤って、僕からすると前前職の後輩なんですけど、
業界的にはスタートアップシングメディアを立ち上げた社長だと思われてる節があって、社長じゃないんだけど。
COOです。
COOでしたね。あれでしょ、佐藤君の会社でしょって言われることがすごい多い。
COOです。
で、1984年神奈川県生まれ。
2007年に、これ社名言っていいのかな。大手広告映像会社って書いてあるけど、青いプロに入社しましたね。
で、プロダクションマネージャー経て、プロデューサーとして活躍。
これ2016年にはJACが主催する、この時はベストプロデューサーみたいな名前だったんだよね。
リマーカブルか。
リマーカブルだった。
リマーカブルプロデューサーオブザイヤーですね、取って。
で、2018年3月にシングメディアを創業。
高校の同級生の田中君と一緒に創業。
中学です。
中学か。
で、2022年からJACアワードのプロデューサー部門の審査員なんかもやって、
終わりシングメディア、現在9期、9期目ということで、最前線でバリバリやってるというプロデューサー。
兼経営者ですね。
田本さんに先行っちゃいますね。
田本さんのプロフィール、頂いてるプロフィール読んできます。
読んできます。
パリの撮影コーディネーターとしてキャリアスタート。
パリ。
学生でいたんだけど、全然勉強もしないで遊んでてバイトで始めたコーディネーター会社っていう。
フランスから帰国後は、現青いプロ、当時青いプロモーションに所属し、
プロデューサーとして数々のテレビCMやMV、ミュージックビデオを制作。
その後、ホープインクを経て、
今年2026年3月からシングメディアになんと電撃賛成。
現在はクリエイティブプロデューサーとして多方面で活動していると。
これまで映像プロデューサーとして企業のテレビCM、ウェブ動画、ミュージックビデオなどを多数作りまくった。
かなりすごい人です。
代表作、これも言っちゃいますね、AKB48のあのミュージックビデオ恋するフォーチュンクッキー。
あとGoogle Chrome、BetaWeb初音ミックテレビCM。
ダレエさんが神さんに訓する丸亀生命のテレビCMシリーズなどがあると。
そうですね、パリの撮影コーディネーター2年半、3年弱ぐらいやってて、
学生のバイトからそのままビザ取ってもらって、
働いているときに知り合った青井の、青井以外の制作会社の人もいっぱい知り合ったんですけど、
うちの1人から1人2人から、日本帰ってくるんだって、うちで働かない?みたいな、誘ってもらって、いいっすねって。
いくつか誘ってくださった会社はあったんだけど、
東北新社とか?
東北新社はないです。
東北新社は、僕の父親が東北新社のプロデューサーだったんで、
知ってる人はすごいいたんですけど、逆にやりづらすぎて。
親父がいる会社には行かなかったんですね。
そうなんですけど、ライバル会社に入っちゃって、
制作からプロダクションマネージャーから始まって、
7年目かな、プロデューサーになって、
足掛け20年ぐらい青井プロにはいましたね。
20年?
だから、数えたことないけど、制作本数で言うとたぶん、
年間で平均すると20本ぐらいやってたから、
20年で400本、500本近くやってるんじゃないかなと思います。
何かしらを。
佐藤君と初めて会ったのは、今も忘れもしないですけど、
2006年の現場で、また大学生だった佐藤和樹が、
大学4年生ですね。
インターンで現場に来てて、その現場のプロダクションマネージャー、
その時僕はプロデューサー1年目かな。
1年目なんだ、あれ。
相当なオーラでしたけどね。
で、その時にプロダクションマネージャーで現場についてた、
名前はいいよね、その人が相当ポンコツで、
ポンコツ?
ポンコツで現場で怒られまくってて、
その人が説教で連れてかれちゃって、彼が。
で、空いた穴を学生の佐藤和樹が埋めるっていう。
確かに、埋めた記憶がある。
佐藤くんが色々、その時携帯電話の仕事だったんだけど、
携帯電話整理しているところに戻ってきたポンコツが
手出そうとしたら、お前手出すなって言われて。
確かに。
和樹だけが整理をするっていう。
なかなかないですよね、お借りしている商品を。
感のいい学生さんでした。
それが出会いのあれでしたね、確かに。
きっかけというか、最初の記憶ですね。
確かに。
僕から見た多分さんは、
相当業界人でしたけどね、パッと見の。
絵に描いた業界の人。
だから怖かったですよ、単純に。
でもそういう演出もしてたかもしれないですね。
してましたよね、完全に。
だから覇気というか、
プロットの世界には大きく壁があるなっていうのを実感したし、
そこに入ったら、
雑魚からというか、
初心者から始めなきゃっていうか、
ゼロから食らいつかなきゃっていうのは感じた。
全体的にそういうところはあったと思うし、
僕が入ったばっかりの時も、
上の人たち怖い人たちばっかりだったし、
そういうもんだと思ってたから、
それなりの立場になったら、
そういう佇まいをせねばならないと言ってたっていうのもあるし、
やっぱり業界人っぽいみたいなのが、
かっこいいと思ってたしもあったので。
かっこよかったですもんね、現に。
今の学生さんから見るのと、
当時の学生さんから見るのって感覚ちょっと違うかもしれないけど。
20年くらい前ですもんね。
20年前だね、2007年。
僕が入った時も30年前なので。
じゃあちょうどダウンさんと僕が10年くらいあるんですね。
僕、キャリアがスタートしたコーディネーターで初めて現場に行ったのは
97年なので。
ほんと30年前ですね。
そんな10年敗戦の多聞さんをですね、
記念すべき1回目のゲスト、
兼今後こっち側に回る人になるとは思うんですけど、
このシングウィーナーのポッドキャストをやっていこうと思います。
まずテーマちょっと1個言っておきますか。
そんな2人で今日やっていく番組ですかね。
何を話すのかっていうね。
シング・サトウの作らずにはいられないラジオということで、
あなたは何を作りたいですか?
これちょっと僕が昨日一昨日、
思いつく限り返ってたんですけど、
作品、仕事、信頼、お金、
友情、愛情、仕事仲間、ライバル、友人、家族、
人脈、キャリア、喜び、感動、笑い、恐怖、映像、
作品、時代、人生。
多聞さんもさっき言ってましたけど、
自分は作ってないよっていう人もいますし、
自分は逆にめちゃくちゃ作ってきたっていう自負がある人とか、
逆に作って満足したりとか、
別に作りたくないしっていう人もなんかいるし、
あと正直よくわかんないとか、
そういうこと考えたことないとか、
惰性でやってきてますみたいな。
結構この業界、特に映像の作ってる業界の界隈には
めっちゃいろんな人がいるんで、
作り手ばっかりですよね。
普通の世界と、いわゆる普通っていうのはよくわかんないけど、
この作り手業界にいる人たちは、
本当変な人たちばっかりなんで、
そういう人たちにあえて
あなた何を作りたいですかと聞いていこうかなと。
聞くことでいろいろ思考を深掘りするっていうのが
最近流行ってるんで、
それに便乗していこうかなと。
作るのどこの観点で作るっていうふうに言うかっていうところはあると思うんだけど、
社会一般から言うと作ってる側の人たちの一員である
という感覚はあって、
いろんなものを作ってきたなと思うけど、
でもその中でもいろいろグラデーションがあって、
本当に意図して作りたいから作ってるみたいな人を目の当たりにすると、
いや俺なんかが作りたいとか作ってるとか言ったらおこがましいなって
思ってしまうんだよね。
それがよくある、
細かい話のことですよね。
一般的には作ってる人ですから。
クラウドからすると作ってる方。
よく例えるのが野球選手に例えるんですけど、
野球選手に例えるんだけど、
一般の人からすると野球選手ですよねっていう、
とかスポーツ選手ですよねっていうところのぐらいの幅で言うと、
確かにそうなんですよっていう。
でもピッチャーなのかキャッチャーなのかファーストなのかによって、
本当にポジションによって仕事も違うし、
そのうちのあなたはピッチャーですかって言われたら絶対違いますっていう話なんだけど、
年取って最近特に思うのは、
若い時というか、
カズキーがバリバリやってる人だこの人って、
思ったぐらいの自分?
その頃の自分を考えると、
30代、そこそこの時の自分。
考えると、すごいスタープレーヤーと呼ばれる、
大谷翔平とまでは言わないけど、大リーグで活躍する選手だったり、
プロ野球の一軍でローテーションピッチャーやってるみたいな人と、
一緒に試合をするポジションにいたと思うから、
だからその時はあんな球俺投げられないし、
ピッチャーなんかやるのおこがましいしって思ってたんだけど、
広く社会全般で言うと、
作る人っていうね、
全くそんなのに携わったことない人から言うと、
すごい球投げるじゃないですか、みたいな感じに。
プロ野球で言うと120キロぐらいの直球と、
90キロぐらいのカーブって、
どうしようもない選手じゃない?
年報すらもらえない、
雇ってもらえないぐらいのレベルなんだけど、
草野球とかに行けば、
それなりに重宝されるというか、
あの人カーブ投げられるらしいよ、みたいな。
ぐらいで重宝されるみたいな、
そういう世界線もあるなって最近分かってきて、
そういうところでの楽しみみたいなものは最近増えたけど、
作りたいっていう欲求はそんなにないんだけど、
新しい何かを生み出す、
今までなかったものに携わるみたいなことは好きかな、個人的に。
自分としては新しい、
確かにタムさんずっと言ってる気がしますね。
新しいものというか、ないものとか。
秋っぽいんですよ。
だからスキームを作るとか、チーム作るとか、
座組を作ってそれがうまく回り始めると、
その中で同じ仕事をするのが嫌になっちゃう。
作ってOKみたいな。
作ってうまくいったから、
そのうまくいったのは誰かがやってくれたら良くて。
それ中深掘りするのは何なんですか?
なんで秋っぽいんですか?
なんでなんだろうね。
職人さんって95点とか98点とか、
すごい高いレベルのものを仕上げて、
限りなく100点に近づけて。
本人は本当にあと1点足りなかったとか、
周りから見たら美さで何言ってるかわからないようなことでも、
突き詰めてずっとやり続ける。
同じクオリティで100個作ることをまず目標とするけど、
今度は1000個同じクオリティで作るのだみたいな感じで、
ずっと研ぎ澄まして作ってる。
そういう人がいるのは頭では理解するんだけど、
自分はもうとても耐えられなくて。
3回くらいやったらもう本当に辛いですみたいな感じになっちゃうんですよ。
でもそれってあれですよね。
意外と初手がというか、
割といいものだからっていうのもありませんね。
じゃあどうなんだろうね。
こんなもんだの基準が僕は比較的高い人だと思ってますよ。
それは主観なので、
周りが判断することなんじゃないかなと思うけど。
そこの能力がすっごいある感じ。
ありがとうございます。
能力っていうかセンスなんですか?
何なんですか?
1000匹は結構シビアじゃないですか。
あんまり主観叶わない。
でもあれですよね。
いろいろキャリア20年くらいやって、
いろんな巧みな人たちとやったことで
基準がどんどん上がっていったみたいな。
それはあると思いますね。
その上であんまり極める方に何回も何回も行くよりは、
いいじゃんこれでっていうところが1個例えばできたら、
それを突き詰めるよりは新しい何かに行った方がいいかな。
新しさを作るってことですか?
かっこよく言うとそうなんだけど、
その道を歩いてると自分よりすごい人が絶対いるじゃないですか。
そっちはニュアンスなんですか?
すごい人いて、
なんかすごいなって思う。
戦おうって思うんだけど、
2,3回戦ってこれ勝ち目ねえなって思ったら、
次のフィールド探そうかなってなるのもあるかな。
これでもあれじゃないですか。
僕もだいぶシングルでやってきてるのと一緒ですよね。
今日がいないとこに行くとか。
隙間探しの旅みたいな。
強い人たちと戦っててもラチが開かないから、
さっきの言った通りの話ですよね。
何も知らない人から見たらとか、
草野球から見たらとか、
地域リーグとかやってみようとか、
そっちの会話で行くとプロとして行ける。
プロとして認めてくれる。
そこを探せば自分の培ったもので、
自分たちと一緒にやってくれる人たちが、
至ってないとかそういうことじゃなくて、
そこで出した必要が最高と言われることが多いから。
戦略的に逃げというか、
戦略的飽きなんじゃないですか。
単純に飽きっぽいっていうのはあると思うんだけど、
それにロジックをつけると、
そういう側面もあるのかなみたいなことなんじゃないかなと。
田本さん、飽きっぽいからだって言われてた方が、
いいってこともありますからね。
あの人すぐいなくなるなみたいな。
そういうのもあるか。
もうだいぶ出ちゃったな。
つくり人っていう話で言うと、
僕はさっき回し始める前にもちょらって言ってたんですけど、
究極のつくり人に巻き込まれた人みたいなこと。
気がついたら巻き込まれてたとか。
もう嵐の中心にいるから、
ここから脱出するよりは目を目指そうみたいな。
緊急避難的にやれることをやってたら、
生き残ったっていうだけの案件が結構多いかもしれない。
じゃあ、究極のつくり人の近くにいたが、
勝手につくり人になされていた薬師田本ってことですか?
そうだと思う。
だから今、大河ドラマでね、
豊臣兄弟ってやってるけど、
ヒデヨシとヒデナガって兄弟の、
ヒデヨシかヒデナガで言ったらヒデナガのポジションにいたと。
ヒデヨシではなかった。
巻き込まれたくないのに巻き込まれたから、
頑張ってその場で反射神経的にアイデア出したとか、
やれることやったら解決できたみたいなことが結構連続してたかもしれない。
これ見てたんですよ。
ザ・CM知ってますか?
懐かしいですね。
これ何ですか?ここの本は。
これはJACという、さっきのリマーカブル・プロデューサー・オブ・ザイヤーみたいなやつの
主催しているJACが、業界団体が出した本で、
これもともとJAC50周年記念として、
JACがリマーカブル・ディレクターというのと、リマーカブル・プロデューサーというのと、
いくつかやっていて、
それのうちの、僕は第2回のプロデューサー・オブ・ザイヤーだったんですよ。
2008年かな。
2007年からこの制度が始まっていて、僕第2回の受賞だった。
第2回目なんですね。
僕2回目だったと思う。
3回目、4回目、5回目まで5人集めて座談会やろうって言って。
そういうことか。
座談会をやったものをまとめたやつで、
ディレクターの会もいくつかあって、
中島信也さんとか早川さんとか森本さんとか、
業界の住人、僕が入った時の巨匠みたいな人たちを集めた座談会の会と、
あとはプロダクションが憧れるクリエイター、代理店クリエイターがしゃべるみたいな会。
それが制作会社に求めるものとか、
どっちかというとアイデアよりは制作過程にこだわって話すみたいな座談会があって、
それを3つの座談会を一冊の本にまとめましたみたいな。
20年前くらいですよね、これ出たの。
10年前くらい。
20年くらい前だよね、本当。
10年、15年くらい前。
これちょっと見てまして、
日本のテレビCMを振り返り、これからの広告を考えるっていう。
その時点で振り返ってるからね。
コピーをして、田本さんの座談を見てたんですよ。
田本さん覚えてるか覚えてないかわかんないんですけど、
1個だけ質問したいことがあって。
質問が、
付箋貼って持ってくるじゃん。
その業界の若手、バキバキなこれからのプロデューサー5人が座談してるんですよね。
2、3年目のプロデューサーですから。
その人たちが、最後の締め。
次の世代がワクワクする業界にというコーナーで、
最後にこれから日本のCM業界を担っていく皆さんとして、
今後この業界をどうしたいか教えてくださいっていう質問が最後あったんですよ。
何言ったか全然覚えてない。
全然覚えてない。
担う立場としてですよ、発言してるのが、
あくまで個人的な意見ですが、
プロデューサーは極論で言えばクリエイターではないと思いますって言ってるんですよ。
この後ちょろちょろ話してますけど、
これがタモンさんは今話しても一貫してますね。
それはそうだと思います。
映像とか突き詰めたいになったら専門職というか、
ディレクターになればいいしとか。
ここで言ってるのは、
自分が求められることはCM制作の土台作りだと思うんです。
求められたものになるべく応えられる自力をつけておきたいです。
クライアントを言いまかすのではなく、
会社に持って帰って社内でプレゼンしてもらいやすいようにしたい。
それがいいCM作りにつながると思います。
周りの人たちは割と海外側とか、
カードで採用するものを作りたいですとか言ってるのに、
日本のCMはとか、日本ってかっこいいと思われるとかいろいろ言ってる中で、
すごい異質ですね。
そうかもね。
究極、映像にそんなに興味ないのかもしれない。
そうですよね。
だってCMの話というのに、
職業とか役割の話を主にしてるっていうことじゃないですか。
CMは父親がやってたのもあって、
子供の頃現場連れてってもらった経験があるんですよ。
かっこよくて、いる人たちが大人たちがかっこよくて、
小学校、高学年ぐらいのとき連れてってもらったんだけど、
テレビでしか見ないタレントさんはいるし、
今考えるとよくタレントのいる現場に子供連れてくなんて思うけど、
大らかな時代だったんですよね。
タレントさんは役者さんとか言ってるし、
父ちゃんのこと、お前呼ばれてんじゃんみたいな。
見たこともない照明の数がスタジオでバーっと。
こんな環境で育ってたんですか。
かっこいい業界だと思っていたわけ。華やかな。
自分もうまく潜り込みたいなと思ってたんだけど、
思ってるのがどっかにあって。
映像を作りたいとかっていう思いで入ったわけでもなくて。
そういう動機じゃないってことか。
パリでコーディネーターのアシスタントやってたときに、
現場に初めて行くようになって、
ディレクターの人と話す機会とか、
現場で何してるのかとか初めて見るじゃない。
役割として何やってるのっていう。
当たり前だけど何か決めなきゃいけないときに、
みんな監督よ監督よって言って、一斉にその人の方を見るわけ。
それでこっちにしようみたいな。
究極の選択みたいなことを。
これ捨ててこっちやろうみたいなことを言ってるのを聞いて、
すげえ責任ある立場だなって。
何基準にこの人選んでるんだろうとか。
こっちのAとBをね。
こっち捨てようって。
何基準で捨ててんだろうかなとか思って。
なかなかプレッシャーかかる。
どのポジションもプレッシャーかかる仕事ではあるけど、
作るってことに関してのプレッシャーに耐えるほど、
自分は信念を持って何か作れないなって思った。
ディレクターって無理だなって思ったよ。
最初に自分がおこがましいと思ったのは、
ディレクター、ちょっと憧れあったわけ。
ディレクター、監督。
作るの一番分かりやすいのは監督。
CMやるんだったらディレクターって監督って思ってたんだけど。
20歳の時ね。
これはおこがましいなって思って。
日本帰ってくる時にディレクターで誘ってくれた会社もあったの。
アシスタントディレクターでね。
興味あるんだったら上官から入るみたいな。
プランナーからだけどみたいな。
っていう会社もあったんだけど、
いやこれおこがましいだと思って。
結構おこがましいがあるかな常に。
おこがましいってどういうことですか?
失礼にあたるってこと?
失礼にあたるというか、
自分ごときがというふうには思ってないけど、
でもものすごい高いレベルの人を想像しちゃうから、
その道のプロというとね。
信念ある人たちのこの仕事を見て、
自分がこういうことをやるべきではないというか、
自分はそこまでしもないし、
であれば違う方面というか。
例えば自分がカメラマンでね、
カメラマンやりますっていろんなカメラマンいるから、
たぶん仕事ができるようになるっていうレベルで言うと、
なれるのかもしれないけど、
その時に基準として考えるのがね、
滝本みきや。
カメラマンの滝本さんだったりとか、
あまり具体名出すとね、
俺の名前言わないのかみたいになるから言えないけど。
誰も聞かないから大丈夫ですもんね。
そういう人を思い浮かべるとね、
とてもじゃないけど、
おこがましいなカメラマン目指すとか言えないなと思うみたいな、
そんな感覚に近い。
それは最初にどこを目指してその職業をやるのか、
みたいなところかもしれないけど。
でもなんかすごいあれですよ、
今話聞いてても。
出す基準が高いというか。
滝本さんとかじゃなくていいじゃないですか。
飯を食うということだけで言うんであれば。
そのプロフェッショナルのさらなるあれですよね。
最近僕がまとめた、
ミトマの1ミリ論というか、
あの1ミリに本当に有象無象の強者がいるというか、
その人たちの中の人たちにも別に光と影があるじゃないですか。
成功する人とそうでもない人。
でも本当それを人につかむためのところに、
切磋琢磨した最強の人たちの、
じゃない人たちもいっぱいいて。
その1ミリの人たちが違いを生むクリエイティブというか、
作ることへのすごいものを作っている人たちだなという意味では、
究極の作る意味では、
1ミリの中に入っている人たちなんですよ、僕も。
わかる。
そういうところに自分もいたいなと思っていたし、
今なんかちょっとマインドも変わってきているので、
映像制作のそこの部分だけじゃないところ。
講義な意味で。
講義な意味でみたいなところはあるんだけど、
そういう1ミリの差を生み出す人たちの横で見ていて、
そこから脱落したくないなみたいな気持ちはあったかもね。
そうか、そういうことか。
脱落したくないというか、限りなくその人たちの仕事をするには、
自分がそのディレクターを目指してしまうと、
そういう人たちよりも違う世界で生きることになるから、
横に肩を並べるとか、
その人たちの真横で仕事を見るんじゃないんだけど、
いや、俺もやれよって話なんだけど。
そういうことがあった結果、
プロデューサーが一番見つけたポジションだったのかな。
一番逆に見つけたポジションとしては最強のポジションですよね。
当時ね。
なるほど。
いや、おもろ。