こんにちは、趣味を何でもむしゃむしゃDJいしかわです。
むしゃむしゃラジオは、毎回ゲストをお招きして、趣味のお話を聞いています。
知らない人の知らない趣味を聞くと、毎日の景色の中に新しい発見があるかも。
そんな日々の解像度がちょっとだけ上がる番組です。
日々生きていると、いろんなところで表現をしていると思います。
会議の中でどういうふうに喋るのかとか、友達と話しているときのLINEとか。
もちろん、僕にとってはこのポッドキャストもその一つですね。
今日は、そんな表現をすること、その表現を形にすることについてお話をいただきました。
それでは本日も、DJいしかわのむしゃむしゃラジオをいただきます。
DJいしかわ'sむしゃむしゃラジオ スタート
早速ゲストをお呼びしましょう。今回のゲストはこの方です。
西畑美穂です。よろしくお願いします。
西畑さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
フォローさせていただいたら、さらばさんのYouTube見ましたってDMまでいただいて。
そうなんですよ。
面白そうな方だなと思って、ゲスト出てもらえたら嬉しいなって思ったのもあって、フォローさせていただいたんですけど。
めちゃくちゃ嬉しいです。びっくりしました。あの時の。
本当にさらばさんの3年前とかになるんですけど、いまだに覚えてくださっている方がいるっていうのがありがたすぎますね。
西畑さんって、僕はXのアカウント拝見したのもあるんですけれども、軽くどんな方か自己紹介をお願いしてもいいですか。
普段は映像ディレクター、映画監督をしております。
基本的に関東を中心にやってるんですけど、結構いろんなところ、地元が福井県なんですけど、福井県で撮影したり関西行ったり、結構海外も行かせていただいたりとか、そういろんなところで映像制作をさせていただいてます。
わーすごい。Xのアカウントの中にサイトのURLが貼ってあったと思うんですけど、ちょっと見させていただきましたけど、めちゃくちゃ素敵な作品を撮られているんですね。
嬉しいです。
基本的に企業さんのCMだったり、ミュージックビデオだったりとか、ファッションフィルム、コンセプトムービーだったりとか、ドキュメンタリーとか結構幅広くやらせていただいてて、女性の感性っていうところを大切にした、人の心に響くような映像っていうのを大切に作っていて、なんか天職だなって思ってます。
素敵。このムシャラジーという番組でも3ヶ月に1回オーディオドラマを作ってたりとかもするので、まさにそんなクリエイティブなお話を聞きたいなとも思いつつ、この番組が趣味をお伺いする番組なので、必ずしも僕が聞きたいお話が聞けるのかと思いつつなんですが、早速行きましょう。西畑さんの趣味は何ですか?
私の趣味は表現をすることです。
天職ともおっしゃってましたけれども、仕事が趣味みたいなことですね。
みたいな感じですね。
ありがとうございます。聞きたいお話いっぱい聞けそう。
ぜひぜひ楽しみにしてきたので、私も。
ありがとうございます。
僕もね、このポッドキャストなんかもやってますが、だいぶ仕事と趣味直結してるタイプなので、気持ちもわかるなと思いつつ、ただちょっとその世界的に、業界的に、僕も知識がないところがあるのでお伺いしたいんですけど、映像ディレクターさんというお仕事なわけですよね。
ディレクターというのは、映像を作る上でどこからどこまでがそのお仕事の範囲になるんですか?
完全にそこのやり方だったり規模感だったりによるんですけど、私の場合は、まずディレクターと、ディレクターっていうのはそもそも演出をしたりとか、プロデューサーがいるとまた変わってくるんですけど、プロデューサーはいない現場として、
大体ディレクターが一番上の立場になるんですけど、私の場合で言うと企画から始まり、企画書いて、お客様とヒアリングして企画にして、そこから撮影。
撮影の現場では、そうですね、このクオリティを全部責任を持つというか、この作品自体を一番上の立場で、一番監督として作る立場なんですけど、編集も私は絶対、自分がディレクターした場合は編集もやりたいので編集もしていて、
ディレクターとは言ってるんですけど、一通りっていうような感じですね。
一気通貫で全部、最初のクライアントの課題からヒアリングして納品するまでを全部通してるってことなんですね。
基本的に、ただそのプロジェクトによってカメラマンを別に立てたりとか、その企画の段階にライターさん入ってもらったりとか、編集で声音に出したりとかっていうスタッフが入ったりとか、希望管理によってっていうような感じですね。
でも最近はもうミニマムでも2人以上でやっていることが多いかなっていう感じですね。
すごいですね。クライアントさんからお仕事がある場合って、こういうのを作ってほしいっていうのはどれぐらいの流度で来るんですか?
結構ストーリー的なものが、こんなことしたいんだよねとか来るんですか?それともこの水があったとして、この水がすごく綺麗な天然水なんだけど、それを訴求したいんですっていうレベルで来るのか?
まちまちだと思うんですけど、どういうパターンが多いんですか?
まちまちではあるんですけど、多いのは大体先ほど公社の方、こういう商品をよく見せたいんだとかっていうところから始まってだったりとか、会社の思いを聞いてそこから企画にしていくだったりとか、
先方さんによってこういうイメージっていうのがあれば、それを見て構成にしていったりとかっていうことが多いかな。
あとは最近は結構ドラマ仕立てのものも増えてきていて、結構ありがたいことに、私は映画作りっていうのもやっていて、そういうのも繋がり、そういうのを見ていただいて、そういうドラマ仕立てでCMにしたいだったり、ミュージックビデオを作りたいっていうこともあるんですけど、
そういう場合は結構西畑監督の世界観でお願いしますって言ってくださる方も最近多いかなって感じていて、ありがたいです。
ワークスのページとかもね、拝見させていただくと、そりゃあ西畑監督の世界観でって依頼したいなって気持ちは分かりますよ。
いやー嬉しいです。なんか最近増えてきてますね。商品を出したいとか性能を出したいじゃなくて、心に届くようなドラマとして描いてほしい。
だから商品はもう何の会社、ちょっと前にあったお仕事なんですけど、何の会社かも分からなくてもいいから、とにかく会社の思いをドラマにして伝えてほしい。
青春の雰囲気で撮りたいっていう風に言ってくださったIT会社さんがいて、なんか結構ドラマとして描きたいっていうご依頼も増えてきてますね。
割とその漠然とした状態でまず最初スタートをするっていうことなんですね。僕なんかは素人としてオーディオドラマを作っているからまた全然違うと思うんですけど、
一回テーマを与えられてからそれからお話を考えるっていうのをやってるっていうのもあって、最初例えば録音するとか撮るとか台本書くとかっていう前の、
なんか頭の中でもやもやしたものとかをなんとなくの方向性が見えるまで動き出せないななんていうふうに思ったりするんですけど、
西畑さんはそういうクライアントから課題があったときに、もう割と最初からパキッとゴールは見えるタイプなんですか?それとも、
いろいろな素材を集めながらもああでもないこうでもないをやって、書いては消して書いては消してみたいなのを繰り返して形作っていくんですか?
どの段階で完成形って見えるものなんでしょう?
いやー私もそのゴールがパッと見えるタイプではなくて、ただこれは完全に私の特性みたいなところだと思うんですけど、
なんか絵を一枚の絵として映像が浮かんでくることも結構あって、だから何て言うんだろう、この接点で見えてるものを断片的にあって、
そこを繋ぐ物語にしていくっていうことが後になることが多くて、
最近だとそのドラマ的なものになりますけど、ドラマの場合はもう一人脚本、シナリオを書く方がいて、
一緒にやることが多いんですけど、そこの線にしてもらって最終的に形になっていくっていう風なことが最近は増えましたね。
簡単に企業さんのプロモーション映像とかだったら、結構イメージって大体決まってたりはするので、
インタビューをして、会社さんの働いてる姿を撮ってっていうようなものはもう結構決まってきてたりはするので、
もう最初からこんな感じかなっていうのはあるんですけど、
ドラマだともう断片的に浮かんできたものを線で繋いでいって、
その物語になったものをまた物語として描くために絵にしていく。
私も頭の中でやるのすごい苦手なんですよ。
パッと描ける人すごいなって思ってて、
最終的にやっぱりロケ版に行って絵を切ってみてとか、
あとは本番中にやっぱり光が好きなので、光をキャッチできるところどこだろうって探しながら作ることも結構多いですね。
そっか、じゃあもう台本が描き上がっても絵コンテが描き上がっても、
それの通りに完成形がなるとは限らないんですね。
そうですね。やっぱり現場に行ってさらにいいものを見つけることが多いなって感じますね。
ときめきのままにみたいなところはありますね。
場合によってはクライアントさんからお話を聞いたときと納品するときでは、
全然思ったものじゃないなっていうポジティブな意味で、
最初に思い描いたこういうことになるかなって思ってたものと違うものを納品するなんていうことはよくあるっていう感じですか?
そうですね。どちらにせよ、多分ファーストの一番最初の企画案とどんどんブラッシュアップしていくので、
より良いものになっていくっていうのは毎回そうだと思いますね。
やっぱり撮影前に思ってたよりもさらに良いものになったっていうのは、
すごい編集の段階で気づくことも多くて、
ちょうど昨日ドラマ仕立てのミュージックビデオを撮影に行ってて、
ちょうどこの収録いただく前まで編集してたんですけど、
めっちゃいいやんみたいな。
絵コンテの段階で思ってたよりもさらに良いものが撮れてきたなって感じる。
ドラマも楽しくって、編集段階は本当にワクワクしちゃって、一気にやっちゃいますね。
今これを聞いてくださっている方、リスナーさんは音声でしか聞いていないと思うんですけど、
それで十分伝わっていると思うんですけど、
お仕事の話してるんですよねっていうぐらい、
仕事が辛いものとは限らないのはもちろん分かっているんですけど、
すごく楽しそうに西畑さんが話してくださっているので笑顔で、
いや本当に天職なんだなっていうのは伝わってきます。
めちゃくちゃ言われます。
だからこそ楽しい部分はいっぱいあるんだろうなと思いつつ、
さっきお伺いした通り西畑さんがやられていることって、
本当に最初の打ち合わせのところから納品のところまで至ることをやられているじゃないですか。
難しい質問なのかもしれないんですけど、
どのタイミング、その企画を考えているときなのか、
台本を書いているとき、絵コンテにしているとき、撮影しているとき、
編集しているときとか、もっと細かくいろいろあると思うんですけど、
どこが一番楽しいですか。
編集ですかね、やっぱり。
企画も好きなんですよ。