コーチングの基本
まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、「何かやりたいんですよね」の人は、どうやったら何かを決められますか、をテーマにお届けします。
根本Deacon雅子
何かやりたいんですよね。どうやったら何かを決められますか。というように、何かアドバイスを欲しいなというふうにしていらっしゃる方っていうのも、体験セッションだといらっしゃいます。
そうすると、コーチングっていうのはね、お聞きの方、ご存知の方多いかもしれませんけれども、アドバイスっていうのはコーチは基本的にしないんですよね。
アドバイスをするのではなくて、コーチがするのは質問なんですよね。
人間、質問されると答えを答えなきゃいけないというふうに脳が動きますから、答えなきゃいけない答えを自分の中では出てこなかった質問が質問されることによって、
自分の新しい機会が広がる。そこから新しい視点、そして気づきといったものが生まれるのがコーチングなんです。
そうなんですけども、どうしてもやっぱりアドバイスをもらえると思っていらっしゃる方っていうのはいらっしゃいますよね。
でもそうすると、そういう方に何が起きるかというと、自分の中で考えたことがない問いが来ると、
その問いに対して答えなければいけないといったところから、その答えをするのが答えるのが辛いというような現象も起きてしまうんですよね。
でも辛いというのが、実はそこがもうボーナスポイントにすでになっているはずなんですよね。
つまり、答えるのは辛いぐらい自分の視点の中では考えていなかった方向性の問いである。
そこを掘ってあげることによって、何かをご自分の中でやってみたい、あるいは自分の中では見えていないけれども見たい世界があるのかもしれない。
特に何かやりたいというふうに思っていらっしゃる方は、ご自分の中で非常に前向きに何かを切り開いていきたいという思いがあるわけじゃないですか。
その思いの甲斐が答えるのは難しいんだけども、というようなところの一歩行くと見えてくるかもしれないというのがあります。
考え方の転換と新たな視点
根本Deacon雅子
そして、この何をやりたいか、その何かをどうやって決めるかって言った時に、3つの問いをさせていただくことがあるんですね。
まず1つ目が何をしたいですか。英語で言うとWANTですよね。何をしたいか。
そして2つ目が何をできますか。CAN。何ができるかって言った時に、今までのご自分のキャリアの経歴って言ったところがこのCANのところにリンクしている場合もありますし、
ご自分のキャリアとリンクしていなくても、趣味でこういうことをやってきたとか、直近じゃないけれども、昔はこれをやっていた。そういったところもCANの中に入ってきます。
そのしたいこと、できることと同時に、その最後の3つでも非常に重要なんですけれども、何がしなければいけませんか。MUSTなんですよね。
例えば、やりたいこと、できることだけを追求して、来月のお家賃払わなきゃいけないとかっていう風にして払えるだけの収入になっていないんだとすると、
MUSTとしては一定のある金額の収入が入ってきている状態というのはMUSTという状況の方もいらっしゃるかもしれないけど、自分にとって何がMUSTなのかを知っておくことが必要になりますよね。
先々日、2回前にワインのライターさんのお話をさせていただいたと思いますけれども、その継続をすると大きくトランスフォーミューションが起きたワインのライターさんですけれども、
彼女もそのWANTの中でワインが好きだから、ワインのことをもっと日本人の人に広めたいなっていうのが最初のWANTのきっかけだったんですよね。
そのWANTのきっかけを聖書の中で見ていくことによって、記事を書いてみたいっていうWANTにどんどんなって。
そしてCANのところ、彼女はとにかくワインが大好きですから、ワインの知識がたくさんある。ワインのことは知っている。ワインの記事だったらひょっとしたらいけるかもしれないって言ったところがCANですよね。
マストって言ったところで、ワインの販売のところでお仕事を続けるっていうのは彼女の中ではマストだったんですよね。
一つがそこの売り場にいることによってワインの新しい情報がどんどん入ってこれる。
そしてワインに触れ合える。月々のサラリーって言ったものもきちんと入ってくるって言ったところがマストだったんですよね。
これを融合させていって何をやりたいか。その何かって言ったところがだんだんフォーカスして考えられることによって、日本人向けに記事を書いてそれを公のところで掲載していくといったところになってたんですよね。
当然彼女の中ではそれが思った時にはできるという確信は全然なかったんですよね。今素晴らしくやってますけども。
WANTとCANの時点ではできるという確信も全然なかったんです。
でもそのWANT、CAN、MASTOが見えたところでやってみようかなっていう一歩が出たわけなんですよね。
つまり一歩出せる勇気が出たんです。
一歩出してみたところで、もっとワインのことを自分としては知っていきたい。しかもそれを自分の理解を深めていきたいというようなところから、フランスの巨匠に連絡をしてみたいっていう方向にもなってたわけですよね。
一歩踏み込んだところで自分の2本目のWANTがね、どんなことがしていきたいのか。彼に会って彼から彼を直接インタビューしたい。
でも私なんて私なんかが連絡して変に思われないかな文字文字文字文字って言ったところもそのWANTとCAN、そしてMASTOに支えられて連絡しよう。そして連絡という2本目の勇気になった。
そして実際に行ってみるっていう3本目4本目って言って形になっていってそのWANTとCAN、MASTOの結晶体のようなものはね、今彼女が毎月書かれている記事になっているということなんですよね。
ですからここのところを考えてみると非常にいろんなものが開けてくるところかもしれません。どうでしょうマティさん。
まてぃ
本当にそうだと思います。一歩踏み出してみるのがすごい大変だと思いますけれども、WANTがあれば次何するかって割と決まりますよね。それを見つけるまでがすごく時間がかかると思うんですけど。
根本Deacon雅子
そうなんですよね。そのWANTって言ったところを考えることをちょっとストップさせてしまうような思考を持ちがちなんですよね。っていうのが会社員でいると自分がしたいっていうよりも会社がこれをやってくださいっていうことをやることの方が先決になってしまうので、自分がしたいことっていうのを考えるスイッチをオフにしちゃってる可能性が高そうなんですよね。
ですからちょっとそのオフにしちゃってる部分を今からちょっと解き放していただきたいなと思います。
まてぃ
それどうやったら解き放てますか。
根本Deacon雅子
そこをね解き放す。実はですね、明日じっくりお話したいと思います。
ですから今日はその前のプレイクエスチョンという感じで、今日の問いに行っていいでしょうか。すいませんマティさん。
まてぃ
大丈夫お願いします。
では今日の問いはですね、皆さんにとって何をしたいか何をやりたいかがわからない方だとしたら、まず今日は何ができますか。キャンの部分。つまりどんなことをやってきましたか。そこをちょっと考えてみてください。そうすると何かヒントが見えてくるかもしれません。
ここでお知らせがあります。9月26日火曜日21時からねもとさんのWebインターがあります。テーマはワークショップ。自分の強みを最大限に生かすストレングスファインダーの使い方。強みを知る編です。ぜひご参加ください。
これ多分キャンにもつながってきますよね。
はい。
強みの生かし方って。
根本Deacon雅子
はい、それできます。全然できます。
まてぃ
ということでご質問やご要望リクエスト等がありましたら、スタンドFMのコメント欄かレター、ツイッターのハッシュタグ、TFCチャンネルか私金本さんのツイッター手にお送りいただければと思います。本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。