1. TechnoEdge-Side
  2. #49 四月は君の歌(AI)

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4月になりました。松尾がSuno V3とChatGPTを使ってでっち上げた架空のバンドによる架空のアルバムを音楽配信する企画がスタートして、嘘が誠になってしまいました。そんなことを中心にお届けしつつ、Apple Vison Proパーティー第2回のイベントレポートもしています。

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番組への感想や取り上げてほしいネタはTwitterのハッシュタグ「tedgeside」や、お便りフォームでお寄せください。お便りを採用させていただいた方はテクノエッジ特製グッズをプレゼントいたします。
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▽ イベントレポート

イベント告知:Vision Proがドレスコードの「Apple Vision Proパーティー」第2回、秋葉原UDXで3月28日(木)開催。持っていなくても参加できます | テクノエッジ TechnoEdge

▽ お知らせ

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サマリー

4月になりましたね。4月といえば、4月になれば彼女はとか、4月は君の嘘とか、いろいろ名曲が思い浮かびますが、皆さん、SUNOで4月にまつわる曲を作ってみてはいかがでしょうか。テクノロジーの最新情報を解き明かす、MCは回答を待っております。情熱のひと時、Appleが最新のiOS 18を発表し、ホーム画面のアイコン配置が自由になる可能性があることが話題となっています。一方、日本ではNVIDIAがクラウドゲーミングサービスGeForce NOWを提供し、動画生成AIのオープンソース版であるオープンソラ1.0が公開されました。Apple Vision Pro Party第2回が開催され、Vision Proのアプリ開発やビジョンプロの活用方法についての講演が行われます。また、ユニティのたかはしさんが新たなVRゴーグルの装着方法を提案し、その他のプレゼンテーションでも魅力的な情報が共有されます。イベントの紹介、アジア有数のI&T展示会であるイノエックス、香港エレクトロニクスフェアについて。過去の香港エレクトロニクスフェアから始まったイノエックスは新しい技術の展示と発信を目的としており、空間コンピューティングとジェネレイティブAIの未来に焦点を当てたシンポジウムも行われます。松尾さんが新連載のお知らせとして、AIだけで作った曲を音楽配信する架空バンド「The Midnight Odyssey」の裏側について語ります。このエピソードでは、新しい曲やアルバムについての話が進められます。

目次

テクノロジーの最新情報 解き明かす, MCは回答待つ 情熱のひと時
テクノコア
テクノロジーの最新情報 解き明かす
MCはカイと松尾 情熱のひと時
12時からに放送 瞬間を刻む
ポッドキャスト 広がる未来へ
AIのファン数 未来への鍵を握れ
エッジの切った記事 挑むもののための場所
TechnoEdge-Side 時代を切り開く
常識の枠を越えて 未来を探る
koya
こんにちは、TechnoEdge-Sideです。松尾です。
4月になりましたね。4月といえば、4月になれば彼女はとか、4月は君の嘘とか、
いろいろ名曲が思い浮かぶと思いますけれども、
皆さん、SUNOで4月にまつわる曲を作ってみてはいかがでしょうか。
投げっぱなしにして。
カイ
レベル高い4月が来ましたね。
P2 - P30
koya
そうですよね。
さくらの歌を昨日作ってみたんですよ。
チェリーブラッサムとか、
ソメイヨシノとか、その辺のキーワードを使ってピアノの曲を作って、
どれだけ長い曲ができるかなと思ってやってみたんですけども、
10分が限度でした。10分50秒までいきました。
カイ
それでも10分は作れるんですね。
koya
有料分だと。
強制的に終わらせられる場合があって、
最初のやつで2分、最大2分できるんだけども、
1分50秒とかで終わる場合もあるわけですよ。
1回それで終わっちゃうと、もうその先進めないんで、
選びながら色々やっていって、
結局50分かけて10分50秒の曲を作りました。
結構いい曲ができたんで、後で流したいと思います。
カイ
ぜひぜひ。
生成AIグラビアギャラリー, 中国政府機関のIT機器からインテルおよびAMDプロセッサ排除へ
カイ
カイです。
先週は推し活を2つやってきまして、
1つは日本が誇る歌姫、島袋寛子の歌のライブ。
もう1つがMAZZELというボーイズグループのライブだったんですけど、
好対照すぎて面白かったですね。
島袋寛子はスピードというグループでデビューして、
芸歴も長く、場所もビルボードライブ横浜という落ち着いたところで、
お酒を飲みながら着席して歌を楽しむというような大人の雰囲気。
アダルティーナ。
一方のMAZZELというのはデビューしたてなので、
まだまだここから成長していかなきゃいけないし、
スキルを上げていかなきゃいけない上に、
豊洲Pitというライブ会場、スタンディング。
みんながイエーイキャーってすごい勢い、熱気のある会場の中、
僕が一番後ろでハイボールをくゆらしながら飲みながら、
イエーイ頑張れってのんきに応援するというですね。
koya
でもスタンディングなんでしょ?
カイ
スタンディングなんですけど、
スタンディングって結局みんな前に行きたがるんですよね。
だから一番後ろにいるとちょっと隙間が空くんですよ。
逆に居心地がいい。
下手に前に行ってもどうせ見えないから、
だったら一番後ろで飲みながら見てようと思って。
ありがたいことに、ボーイズグループって女性ファンが多いんですよ。
そうすると平均身長でいうと、
僕の方が若干高いんですよね。
なので後ろにいてもまあまあ見える。
逆に身長が170cmを超えている男性が前の方に行っても迷惑だと思うんで、
それもあって後ろの方でもの静かに堪能しておりました。
本年度も4月から始まって、
またいろいろお仕方していかなきゃいけないんで、
頑張って仕事もお仕方も励んでいきたいと思います。
koya
この番組はニュースサイトテクノエッジに掲載されたニュース、
おすすめの話題、編集部の最近の動きなどを紹介するポッドキャストです。
ポッドキャストバックスペースFMの協力を得て配信しています。
毎週月曜日正午12時から1時間の生放送を行っておりますので、
お時間のある方はライブもぜひご覧ください。
番組に対するフィードバックは、
XのハッシュタグTHサイトやYouTubeのコメントでお寄せください。
ということでいつものようにスタートしてみたいと思います。
先週のニュースランキング、ウィークリートップ5。
カイ
このコーナーではテクノエッジに掲載されたニュースのうち、
前週にアクセスの多かったニューストップ5を紹介します。
ランキングは今回の告知記事にも掲載していますので、
番組お聞きの方は併せてご覧ください。
今回ですね、無事トップ5全部記事だったんですが、
koya
諸事情によりですね、第6位からご紹介させていただきたいと思います。
カイ
まず第6位、3体リュウジキンの短編、
ルロー地球無料公開中、4月7日までということで、
ネットフリックス版も始まりまして、大人気の3体ですね。
この作者の方が書かれた短編小説が、
これ自体は普通に小説として売っているものなんですが、
このタイミング、おそらくネットフリックスで始まったからってことなんでしょうね。
カドブンというウェブマガジンで無料公開している。
本編を8文化して掲載しているので、頑張ればここで全部、
短編読み終わることができるという作品ですね。
これ自体は結構前の本なんですね。
中国では2000年発表というから、もう20年以上前のもの。
このタイミングでってことなんで、買う人はほとんど買っているだろうから、
プロモーション的に公開しましょうってことなのかなと想像しておりますが。
koya
このルロー地球というのは、ルローの地球という映画がすでに出ておりまして、
これはネットフリックスで中国版をだいぶ前ですかね、
3体が出たわりとすぐぐらいにネットフリックスで公開されて、
僕も見たんですけれども、なかなかダイナミックで、
SFXもよくできてて、
ちゃんと危機的状況を乗り越える人類みたいなテーマもしっかり描かれてたんですけども、
原作の短編小説を知っている人から見ると、
ちょっとこれ、中身だいぶ変えてるよねっていうふうな指摘があって、
僕はその後その短編、オリジナル自体を見る機会がなかったんで、
カイ
読む機会がなかったんで、これは本当にいい機会だと思いますね。
koya
ぜひ拝見したいと思います。
そして、このルロー地球というのは、地球が時点を止まってしまって、
天変地異が起きて、そのまま地球では進めないということで、
太陽系外に離脱していこうという、そういうストーリーなんですけれども、
地球のこれまでの光天周期から離脱して、木星のあたりまで行ったという、
この小説のちょっと先の部分を描いたものらしいですね。
カイ
なるほど。
koya
で、今度公開されるこのルローの地球の映画化っていうのは、
それの前立端、地球にこのロケットを装着してというか、
そういう推進機構をつけて離脱するという政治的なところとか、
いろいろその辺の初期の段階を描いたものだというふうに聞いております。
koya
中身から言うとですね、古いSFファンだったら知ってると思うんですけども、
妖精ゴラスという日本のSF映画がありまして、
それみたいなことをやろうとしていると。
カイ
妖精ゴラス、妖精は怪しい星と書いて妖精ゴラスですね。
koya
それは確か南極に巨大なエンジンというかロケットエンジンを装着して、
宇宙からやってくる巨大な隕石を避けるという、
そういう話だったんですけども。
なぜかそこで怪獣が出てくるという。
カイ
怪獣なんですね、やっぱり。
koya
名前が思いっきり怪獣っぽかったけど。
そういう感じです。
カイ
それでは次の記事をやりましょう。
第5位、生成AIグラビアギャラリー。
まさかのですね、ここに来てランクインしたという。
これですね、人気連載。
生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?
で掲載された生成AIグラビアの画像だけを集めた画像ギャラリー集団ですね。
以前に結構前ですね、これ作ったの。
少なくとも数ヶ月くらい前の記事なんですが、
これがなぜかこのタイミングでじわりじわりと人気集めて第5位にランクインしてきたというですね。
このすごくないですか、テキストの量の少なさ。
タイトル以外にたった1行、説明が入った後は全部画像だけっていう。
koya
ギャラリーですからね。
カイ
ギャラリーの説明もなんもない。
ただ画像をひたすら貼っていくだけというですね。
これを見るとクオリティのすごさがすごくわかるので、
ぜひ何かのタイミングで見てください。
パーッと流し見たら本当に気づかないと思う。
これ生成AIグラビアギャラリーって名乗ってるから意識して見ちゃう人はいるかもしれないけど、
普通に見たら本当わからなそうなクオリティの高いものがすごく揃っているので、
ぜひご覧ください。
これについてはあんまりそれ以上語ることがないんですけど。
それではニュースの方を続きまいりましょう。
第4位、中国政府機関のIT機器からインテルおよびAMDプロセッサ排除へ。
ARMとDisk5国産Linux主流の新ルール制定ということで。
中国がですね、これも書いてある通りなんですけど、
インテルとAMDプロセッサの使用禁止ということで、
基本的にはARMアーキテクチャー、Disk5アーキテクチャーを使うようにせよということで、
これはね、理由としては海外技術への依存を減らすため、国内半導体産業強化ということではあるんですけども、
ちょっとね、心配にはなりますね。
結局この辺のプロセッサがないと、
AIとかをね、やろうとするには大丈夫なのかな、物足りなくないのかなっていうところは、
若干こう、中国大丈夫かなという気はしますけども。
koya
ただこれ、X86、インテルとAMDっていうのは、
CPUは作って、AMDはGPUは作ってますけれども、
NVIDIAを禁止してるわけじゃないですよね。
カイ
なるほど、はいはい。
koya
だから推論とかファンチューニングに使うNVIDIAのH100とか、
その辺は多分使えると思いますが、
主流であるX86プロセッサーがここで禁じられてるっていう。
この中にはね、そのX86互換のプロセッサーを作れる企業も含まれてはいるんですけども、
それはインテル、AMDではないというところで。
カイ
なるほど。
koya
通常のPCは使えないっていうことにはなりますよね。
あとWindowsも排除されてるので、
Linuxのさらにディストリビューションで言うと、
中国産のLinuxでないと使えないというね。
カイ
さすがの中国ですね。
あれだけの大規模な人口のいる国だからこそできる。
すごい試作ですけれども。
koya
ただこれMacは禁止されてないっていう指摘もありますが。
カイ
なるほど。
koya
どうなんでしょう。
カイ
それはどうなんでしょうね。
koya
最初から考慮されてないとかね。
カイ
どういう方向性なのか。
確かにMac使えたら別にそのリージョンになりそうな気もするけど。
koya
ARMベースではあるし、Windowsではないから、
確かにOKなのかもしれないな。
カイ
面白い指摘ですね。
次のニュース参りましょう。
第3位。
Appleの最新iOS 18
カイ
次期iOS18ではホーム画面のアイコン配置が自由になる。
最大級のアップデートになる可能性ということで。
iOSですね。
iPhoneのOS。
最新バージョンからついにiPhoneのホーム画面を
アイコンを自由に並び替えられるんじゃないかという。
まさに最大級のアップデートが起きるんじゃないかという推測ですけれども。
いかがですか。
iPhoneを使い続けていらっしゃる松尾さん。
koya
やっぱり自由に使えた方が便利は便利ですよね。
僕、壁紙に神さんの写真を使ってるんですけど。
綺麗に顔の形が出るように配置するのは結構難しいです。
カイ
難しそうですね。
koya
だから上の方だけにアイコンを配置して、
顔のパーツにかからないようにしたりとか、
結構工夫しなくちゃいけないんだけれども。
それが今回のアップデートで自由に配置できるとすると、
上下左右、左右の上と下の方に配置すれば、
そこをうまくやれるんじゃないかなという期待感がありますね。
でもAndroidをユーザーから見ると、
今頃こんなこと言ってやらっていうところじゃないですか。
カイ
またこれがリリースされたらそういう
こぜり合いが起きそうだなという気はしていますね。
Androidの場合はアプリを置かないだけではなく、
さらにランチャーとかを使えるので、
ショートカットでアプリを呼び出せばできるんですよね。
僕、以前やってたんですけど、
ホーム画面にアプリ一切何も置かないっていう。
全部ショートカットで呼び出すみたいなことをやると、
ホーム画面の壁紙を全部きれいに表示できるんですよね。
そういう遊びの自由度の高さはAndroidは便利ではあるのと、
シンプルに松尾さんも言った通りで、
僕も最近iPhone14を買って使ってますけど、
アイコンを並べられないのがむちゃくちゃ不便だったので、
これはありがたいですね。
僕の場合はカテゴリごとにホーム画面を決めてて、
この辺は電子書籍のホーム画面、
ここは動画のホーム画面、
ここは仕事に使うやつっていうふうに画面ごとに
ジャンルを分けて整理してたんですけど、
それをiPhoneでやるのがむちゃくちゃ大変だったので、
これはすごく期待ですね。
ちょっとAndroidユーザーから見ると
ケッて言われる可能性はあるんですけど、
でもiPhoneのユーザーから見たら
本当に最大級って言ってくらい便利になるんじゃないかと思うんで、
ぜひこれが本当だといいなと、
サブでも使っているユーザーとしても期待しております。
せっかく市場最高っていうので、
これ以外の機能もいっぱいあるといいなと思いますけど、
楽しみですね。
このタイミングで、
Appleの開発者向けイベントWWDCが
今年は6月10日に開催されるということもあわせて
発表されておりまして、
おそらくここでiOSのATもそうですし、
ビジョンプロですね、
日本発売もされていますし、
ビジョンプロのOS自体もここで最新版
発表されるんじゃないかという期待のあるところでございますね。
koya
2.0っていうような期待感がありますね。
カイ
おそらくなんですが、
ハードウェアに関しては、
iPadが新しいモデル出るとずっと言われているんですけど、
これが大体4月、5月とか言われていたので、
おそらくWWDC前にハードウェアは
発表されてしまうのかなという気はしておりますが、
もしかしたらタイミングに合わせて来るかもしれないし、
今年の今年度の最初はまずiPhone系の製品が
いろいろと発表されるんじゃないか、
iPhoneじゃないですね、iOS系、
iOS系の製品がいろいろ出てくるんじゃないかと期待ですね。
koya
macOSも今はSonomaですけれども、
次のやつが名前とともに発表される。
カイ
次何になるんでしょうね。
もう全然予想つかなくなってきちゃったからな、最近。
koya
Appleの名前。
今のSonomaはドリキン近いところまで予想されていた。
カイ
そうですね、当ててましたね。
ほぼほぼ近いところをね。
koya
ワインどころというところでね。
ナパっていうふうに言ってますけれども、
別のワインどころのSonomaになった。
カイ
ワインっていうのは良い繊維ってことですね。
ナパとかは来ても面白そうな名前ではあるけど、有名すぎるのかな。
koya
ナパね、山勝でだいぶ焼けちゃったんで、
カイ
ちょっとネガティブなイメージがあったかなという。
なるほど、面白い。
というわけで次のニュース参りましょう。
NVIDIAのクラウドゲーミングサービス
カイ
第2、NVIDIA自家提供のGeForce NOW。
4月4日に日本でサービス開始。
RTX4080のアルティメットプランも提供開始ということで。
これはクラウドゲーミングサービスですね。
NVIDIAが自ら提供するゲームサービスで、
日本では元々AUとソフトバンクが提供していたので、
新サービスというわけではないんですが、
ソフトバンクが3月にサービスを辞めてしまう。
その合わせて、自分でやりますということで、
NVIDIAがやるということ自体が発表されていたのが、
実際にサービス提供されたということです。
AUは引き続きサービスを提供するので、
ソフトバンクの代わりにNVIDIAが入ったというところですね。
料金としてはちょっと安く。
koya
僕逆かと思ってた。
NVIDIAが自分で乗り込んでくるから、
ソフトバンクが強制的にやめさせられるのかと思ってたんですけど。
カイ
裏側はそれは分からないですね。
もしかしたらそれはあるのかもしれないですが、
AUが結局やめずに提供しているので、
そういう意味で言うと、
ソフトバンクが先にやめたのかなという気はしますけどね。
ちょっとその裏側までは分からないですが。
クラウドゲームということで、
ソフトインストールせずにプレイできますし、
スペックがそれを高くないパソコンでもゲームが楽しめると。
結構有名なタイトルが一通り出ているので、
パソコンでゲームをやる方にはいいサービスではあると思うんですが、
XBOXとかもいろいろサービスが出されているので、
ほぼほぼパソコン向けのゲームはタイトルが大体同じようになっているので、
便利ではありつつ、クラウドでできるメリットを取るか、
普通に自分のPCにインストールした遊ぼうを取るか、
選択肢が増えたという意味ではすごくいいことですね。
koya
昨今GPUも高いので、
この4080というのが2番目に強力なGPUですけれども、
それのアルティメットプランの料金はどのくらいですか?
カイ
アルティメットは月3000円から80円です。
結構しますね。
ゲームタイトルを月に1本買うくらいの人だったら安いと思うんですけど、
月に何千円かするでしょうから。
koya
微妙だな、それは。
カイ
このクラスのPCを持っていない人からしたら、
最大4Kの120FPSでゲームをプレイできるということなので、
体験にお金を払うという意味ではありっちゃありかもしれないですけどね。
なかなかハイスペックのPCを買う場所もそうだし、
お値段も一気にすごいかかるので。
やりたいゲームがあるときだけ、
4Kで遊びたいゲームがあるときだけアルティメットプランを使うとか、
そういうやり方もあるかもしれないですけど。
はい。
今週の第1位の記事ですね。
オープンソラ1.0の公開
カイ
動画生成AIソラのオープンソース版、
オープンソラ1.0公開。
AI同士を掛け合わせて高品質なAIを自律的に生み出す手法など、
重要論文5本を解説。
生成AIウィークリーということで、
今週も人気記事、生成AIウィークリーがね、
堂々のランク1位に輝きました。
koya
はい。
ソラといえばね、
オープンAIの動画サービス、動画AIなんですけれども、
1枚の静止画からテキストプロンプトで、
すごく自然に動くアニメーション、動画を生成するというサービスで、
ただしこれは全く公開しないで、
今のところごく一部のクリエイターに提供しているんですよね。
そのクリエイターが作った作品というのを、
サンプルとしてティーザー的に出しているという状況で、
この間もショートアニメとか作っているクリエイター集団にこれを提供して、
それでちょっと長めのアニメーションを出してたんですけども、
すんごいよくできてて、
不自然さはほぼ感じられないし、
もうこれ3D、CGでやったら、
相当な工数かかるよなっていうようなものをやってましたね。
カイ
ソラの公開した時のニュース自体はこのポッドキャスターも取り上げてはいて、
ただ皆さんまだ一般的に使えないというものが、
オープンソラということで、
これただ再現を目指すオープンソースなので、
ソラそのものが出したわけじゃないということですよね。
そうですね。
koya
ただ論文の概要的なところは出ていたので、
そこから推測して、
こういう手法だったら再現できるんじゃないかなというところで、
オープンソース実装をしたということですね。
カイ
面白いですね。
結局論文とか読んだら、
ある程度真似をできてしまうというか、
同じようなものを作れてしまうんだというのと、
クオリティがどれだけ違いがあるのかとかもすごい気になるところですけど。
koya
今のところまだ全然荒くて、
こういうプロンプトから動画を生成する技術っていくつもあるんですけれども、
その他のものと比較しても特に優れている感じではないんだけれども、
手法としてのスケーラビリティというか、
発展の需要はあるとは思うので、
これから上流とかファインチューニングをしていくうちに、
良くなる可能性はある。
オープンソースだからこれをさらに改良したものがいろいろ出てくれば、
さらに発展する可能性もあると。
カイ
まだ出たばっかりの1.0ということなので、
今後に期待ということも含めてちょっと面白いアプローチですね。
koya
こういうふうにビッグテックがすごいAIの技術を脱して、
ただし発表だけして、
そのコードを公開しないというのは他にも例があって、
例えばマイクロソフトが3秒の音声データがあれば、
それをそこから人間の声をテキストトゥボイス、
テキストトゥスピーチで再現しますよというのを出したんですよね。
Valleyというやつなんですけれども、
Apple Vision Pro Party
koya
ValleyXというものを出したんだけれども、
それをオープン実装したものを
公開した例があって、それもこの生成ウィークリで公開して、
僕もそれを基準にしたことがあるんですけれども、
そういう公開しないものに対しては
オープンソース実装を出してくるというところが
このコミュニティのすごいところだなと思いますね。
カイ
今後期待ですね。
公式が先に出すか、
こっちのオープン版の技術がどんどん上がって追いつくか。
これは僕も使ってみたいので楽しみにしております。
koya
今回まだ基準にはしてないんですけれども、
オープンAIがもう一個すごい技術を出してきてまして、
それは15秒ぐらいの音声データがあれば、
すごくリアルなテキストトゥスピーチができる、
感情を込めたようなボイスを再現できるという技術を出したんですね。
これもさっきのValleyXに近い技術なんだけれども、
これは公開しないで、
これはクリエイター向けというんじゃなくて、
特定のAI企業に提供してるんですよ。
僕が使っているLipSyncの技術を出している
ヘイジェンという会社があるんですけれども、
そこの音声再現技術に使っているらしいです。
ただしこれはヘイジェンのユーザー全員が使えるわけではなくて、
僕はそこで有料プランなんですけれども、
さらにその上のエンタープライズプランというのをユーザーしか使えないんで、
僕もまだ使えないと。
カイ
そうなんですね。
koya
すんごく限定してると思います。
カイ
すごいな。
今年度もまだまだAIいろいろ新しい技術と新しいサービスありそうですね。
koya
以上、今週のウィークリートップ5のコーナーでした。
それでは本編に戻りまして、
まずは先週私どもの方で開催しましたイベントの振り返りをしたいと思います。
Apple Vision Pro Party第2回というのを秋葉原のUDXで行いまして、
これが3月28日木曜日なんですけれども、
これの概要をかいさんの方でまとめてみたみたいな感じですよね。
カイ
イベントですね。第2回のVision Pro Party。
第1回が発売直後に開催して、最初は小規模でそんなに人数集まらないんじゃないかなって言ってたら、
あれよあれよとVision Proが17人も集まるという大人気イベントになってしまい、
ちょっと調子に乗って人数を拡大したんですが、
結果参加者で50人以上、
スタッフとか関係者含めて60人近く集まるイベントになりました。
だいたい倍ぐらいの規模ですかね。
この番組でもお伝えをしているんですけど、
前回はジャーナリストの方が登壇していただいてお話していただくに対して、
今回は発売されて結構時間も経っているので、
いろいろ製品を使ってこんなことをしてみましたみたいなユーザー視点で
ライトニングトークしていただこうということで、
いろんな方にライトニングトークしていただいたんですが、
これがものすごい面白かったですね。
いやー素晴らしかった。
koya
あのね、これ、このVR、XR、AR関係のレジェンドが集まってしまった。
カイ
なんならVRとかAR、XRを超えて、ITテクノロジーとして素晴らしいプレゼンテーションもあって、
いやーすごい楽しかったですね。
koya
なんせ冒頭がね、
ビジョンプロとは関係ないんですけれども、
関係ないというか関係あるんだけれども、
ビジョンプロそのものではなくて、
ビジョンプロを米国で発売されているんだけれども、
本来は日本では使えない技術だけですね。
技術的申請を通ってないので、
それをこういったものを通すために、
とあるところで働きかけを行って、
その結果、ここに集まった方々が、
日本で無事に使えるような状況になっていると。
そのきっかけを作った方にご登壇いただいた。
それが山田達史さんという、所属としてはNTTデータなんですけども、
デジタル庁にも勤務されてて、
そのデジタル庁でのお仕事として、
ギテキの特例申請っていうのをできるようにした。
ギテキそのものは昔からあったんですけども、
結構がんじがらめで、
実際みんなが活用できるようなものではなくて、
例えば使いたい、試したい、
開発したいデバイスがあったとしても、
それを日本に持ってきて、
おっぴらに使うってことはできない状態だったんですけども、
それを申請するだけで、
申請すればそれでOKになるという仕組みを作られた。
カイ
その辺の解説を詳しくしていただきました。
koya
この山田さんはさらにですね、
PDAといって分かる方は、
かなりの古株の方だと思うんですけども、
パーソナルデジタルアシスタントと呼ばれる製品ジャンルがありまして、
今のスマートフォンのご先祖様的なもので、
その中でも特にポピュラーだったPALMというデバイスがあって、
カイ
そのPALMの日本語化をされてた方ですね。
koya
JOSという名前で、
ハッカーデュードさんという名前を当時、
そのハッカー仲間からはいただいてたという、
我々からすると神という。
カイ
使ってましたね、PALM。懐かしい。
山田さんの登壇のお話の素晴らしさで、
僕らってどうしても法律ってすごく距離が遠いものというか、
どっか勝手に決まってるもの?
文句もあるけど、知らないうちに国がいろいろ勝手に決めちゃってるんだろう?
みたいに思ってたけど、
プレゼンの最後の中で、
法律っていうのは自分たちで、
意見を言ったらちゃんと変えられるものなんだよって。
今回の既定禁止に関しても、
もともと国が制度を用意してなかったものに対して、
こういう制度がないとダメだよってことを一生懸命働きかけて、
こうやってビジョンプロが集まるような場所を作ってくれたっていう。
そもそもビジョンプロのタイミングでこの制度ができてるけど、
この制度に取り組んでた頃って、
Googleグラスが出てた頃。
そのぐらいの頃からずっとされてたっていう流れの努力が積み重なって、
やっと僕らテクノロジーの人たちが嬉しい時代が来たわけで。
本当に行動を起こさなきゃダメだなっていう意味では、
koya
すごく身につまされる素晴らしいプレゼンテーションでしたね。
それ自体がハッキングっていう、
ハッカーの精神みたいな感じでしたね。
カイ
確かにそうですね。超王道なハックですよね。
法律をハックして正しいものに。
少なくとも技術的にはそうした方がいいというものを変えていくっていう意味では、
素晴らしかったですね。
これだけで一本記事に、すごい良い記事になるんじゃないかぐらいの
面白いプレゼンテーションでしたけど。
その後も色々素敵なプレゼンションがありまして、
中国から中継でプレゼンしていただいた方もいらっしゃいましたね。
メソンのCEOの小林さんですね。
koya
メソンの小林さんは、最初にApple Vision Proが
去年のWWDCで発表された時に、
村上拓太さんとか西田宗一さんとか呼ばれて、
製品を見ましたけれども、デベロッパーの方も
ごく少数呼ばれて、その中の一人だったんですよね。
日本から初のサードパーティーデベロッパーとして参加して、
その後、Vision Proのアプリも開発して、
今回はそのアプリを披露していただくというところを
カイ
プレゼンしてもらいました。
結構面白かったのが、Zoomで入っていただいたんだけど、
Vision Proで参加して、Persona使ってプレゼンしていただいて、
さらにそれとは別にちゃんと手元を見せてやっていただくみたいな、
Personaの面白さって普通のプレゼンじゃわからないから、
あえてZoomでリモートで入ってきて、その画面で見せていただくっていうのは
結構面白かったですね。
すごく楽しいプレゼンテーションでした。
現場でもいくつかいろんな人が参加していただいて、
岩木信之助さん、どっちかというとみろさんと呼んだほうが、
皆さんご存知かもしれないけど、携帯動画変換君の作者でもある。
カイ
VRMですね。
そうですね。私はもうずっとお世話になりまくっていたので、
携帯動画変換君を使って、
koya
PSPに最適化した動画を作るっていうのをひたすらやってたんで、
カイ
やってたやってた。
めちゃくちゃいかにVGAで出すかみたいな、
すごいこだわって頑張ってたんですけど、懐かしい。
そしてものすごいお世話になったんで、
会場でも友達と、どっちかというとVRというより
携帯動画変換君の人だよなって騒いでおりましたけど。
お世話になりました。
カイ
いろいろビジョンプロのちょっとした、
なんていうのかな、Tipsに近いですかね。
こういうふうに使うといいよとか、こういうところで困るよみたいな。
特にTシャツがすごい面白かったですけど。
ユニティのたかはしさんの提案
カイ
まだビジョンプロは、先ほどお話にも出た、
技的の特例申請しないと国内では使えないものなので、
ちゃんと申請してるんですよっていうのを主張するTシャツを自分で作って、
それを着てこなすっていう。
Tが結構細かい。
すごい面白かったですけど。
ネタ的に面白がるところも素晴らしいですね。
あとはですね、ユニティのたかはしさんにも来ていただいて、
たかはしさんはいろいろクリップでいかに、
これメタクエストの頃からされてるんですけど、
帽子にくっつけるクリップを使って、
目の前に固定したりとか。
結構面白いなと思ったのは、
ハンドグリップを使って、
仮面武道会で使う仮面みたいに装着するっていうガジェットを作って、
ああいうVRゴグルって体型イベントとかで一日被ってもらうのが結構大変だし、
ムレたりとか、
あとは目のピントがうまく合わないみたいな問題があるんだけど、
これを仮面にしてしまって、
ぺたっと顔につけるような構造にしておくことで、
ピントを勝手に自分たちに合わせてくれるっていう、
距離とかアナログに合わせてくれるっていうのと、
イベントとかでも一日被らなくていいから、体験しやすいっていうところで、
このアイディアもすごい面白かったですね。
クリップとかもね、
その他のプレゼンテーション
カイ
今回Vision Pro用に作ったクリップをサンプルで会場に来ていただいた方に
プレゼントっていう。
無料で。
無料で。
あれはね、ぜひちょっと普通に販売したいレベルのクオリティでしたね。
ご自身でもこの後販売するとはおっしゃってましたけど。
koya
でね、この高橋信夫さんは、
他のことでも我々よく存じ上げてて、
古くは、
どっちが先だっけ?
HoloLensの方が先でしたっけ?
カイ
Windows Phone?
Windows Phoneですかね、ずっと担当されてましたね。
エヴァンジェリストとして。
koya
マイクロソフトで担当されてて、
その後でHoloLensのエヴァンジェリストとして尽力されてた。
その当時、技的の新性能が通ってればみたいな話を、
ちょうどね、山田達史さんが、
こういうのが使えたらいいっていう対象だったものを扱ってた方が、
その場にいらっしゃったというところが面白かったですね。
カイ
すごいね、いろんな繋がりで。
あと僕が面白かったのは安藤さん。
ハシラスの安藤さんが、
プレゼンの内容自体もすごく面白くて、
実際に装着した後どう操作していいかわからないから、
画面の中でこういう風に操作するといいんですよっていうチュートリアルを見せていただいて、
あれ自体もすごく面白かったんですけど、
最後のおうちの会社全員マジシャンで作った会社っていうのが、
マジシャンが行き着くところがAR、XRに行くんだなっていうところも、
さっきから言われてみたらそうかもしれないところも含めて、
すごく面白いプレゼンテーションでしたね。
koya
この安藤さんが、
昔手づましっていう風な異名というか、
そういう職業だったんですよ。
日本の伝統芸能である技術を受け継いだ方で、
それの演目も僕拝見したことがあって、
オキラスリフトが出た直後ぐらいに、
これをうまく使っている方ということで知ったと。
カイ
本当だ、手づま。
手品じゃなくて手づまなんですね。
これ面白い。
手品、どっちかが生って手品になったとか、
そういうことなんですかね。
koya
手づま。
手づま。
手づまですね。
カイ
面白い。
すごいですね。
それがアナログで人をイリュージョンする世界から、
デジタルでイリュージョンする世界へっていうところでも。
koya
普通にイリュージョンできる方ですからね。
カイ
面白いですよね。面白いな。
そのあたりもいきそうですよね。
人間の錯覚とか感覚でごまかされているっていう感覚を
VRとかXRに取り込んだら、
それがもっとうまくバーチャルの世界を
魅力的にできそうではあるので。
面白い。
あとですね、
ライトニングトークのイベントに気づいたのが当日なんで、
当日ライトニングトークやるって言って
資料を作って乗り込んできた大橋一郎さん。
元メルカリのIOSエンジニアで、
メルカリ初期の最初のIOSをローンチしたのがこの方だったと思うんですけど、
並行してすごいレゴが大好きで、
特にレゴの中でもプログラミングで
コントロールできるレゴが大好きな方なんですよね。
私結構もう長い、20年くらいの付き合いなんですけど、
いきなり会場に現れてYOって呼ばれて結構びっくりしたんですけど、
この方の飛び入りプレゼント面白くて、
実際にはレゴが大好きなので、
ビジョンプロの中でレゴを動かすっていうデモンストレーションだったんですけど、
ただ見るだけだと本当に出落ちに近いような面白ネタに思えるんだけど、
実際にはセンサーを使って、
後ろに人が近づいたらアラートを出す、
みたいな使い方をできるよっていう話で、
それができると前しか見えないVRとかでXRで、
後ろ振り向きはいいんだけど、
没入感が高すぎるあまり、全然気づけない場合に、
後ろに人が来たらすぐ気づけるとか、
これ実はすごくレゴ関係なく、
レゴでデモンストレーションしていただいても関わらず、
レゴに関係なくすごく面白いプレゼンテーションでしたね。
たまたまなんですかね、
ドラえもんの映画やってるからかもしれないけど、
タケコプター的なギミックとか使ってね。
すごい面白かったですけど。
koya
そのまま空に飛んでいくんじゃないかっていう。
カイ
全員本当に面白いプレゼンションばっかりで、
イベントレポートも後日上がると思うんで、
どんなプレゼンテーションだったかそこで、
その一部でもご紹介できるといいなと思ってますけど。
本当にこのイベントって、
第1回から含めて結構勢い先行で開催してるところが強いんですけど、
第1回も第2回もすごく面白い人たちが集まっていただいて、
特に第2回はこんだけユーザー主導でプレゼンテーションしてもらって、
本当にライトニングトークだったんで、
中身のチェックとか一切せずに、
当日来て月にプレゼンしてねってされてたんですけど、
あれだけの面白いプレゼンテーションが集まって、
本当に面白いイベントができてよかったです。
koya
そんなイベントもございましたけれども、
さらにイベントの紹介っていうのがあるんですよね。
イノエックス、香港エレクトロニクスフェア
カイ
こちらはですね、我々のイベントじゃないんですけど、
ちょっとお知らせということで、
テクネジで記事になっておりますね。
アジアのイベントですね。
記事のタイトルは、
アジア有数のI&T展示会、
イノエックス、香港、エレクトロニクスフェア、
4月13日開幕。
最先端技術と次世代スマートソリューション集結、
巨大なアジア市場の玄関口ということで、
いわゆるPR記事なんですけれども、
こちら4月にアジアで開催されるイベントのご紹介ということで、
イノエックス、香港、エレクトロニクスフェア。
香港、エレクトロニクスフェアは結構古いイベント、
古くからあって歴史あるイベントなんですが、
このイノエックスっていうのは、
昨年から始まったITイベントだそうです。
これって言ったことあります?
香港、エレクトロニクスフェアとか松尾さんは。
koya
香港行ったのは前世紀の話なんでないですね。
カイ
本当ですか。
僕これ以前に取材で、
この香港、エレクトロニクスフェアってお伺いしたことがあるんですけど、
ちょっと変わった展示会なんですよね。
いわゆる日本でいう展示会ってシーテックとか、
あとアメリカで言うとCSとかいろいろあると思うんですけど、
そういう最先端の技術というよりは香港、エレクトロニクスフェアって、
今手が届く製品がいっぱい転移されてるイベントなんですよね。
そもそもの目的の一番の目的が、
新しい技術を見て感動するというよりは、
それを売って自分の国に輸入して人儲けしようみたいな、
ビジネスの目的なんですよ。
ほぼほぼバイヤーたちが集まるイベントなので、
そういう意味で言うと、
例えば秋葉原とかで売ってるような、
ノーブランドのワイヤレスイヤフォンとか、
電動歯ブラシとか、
ヘッドフォンみたいなものが、
まだまだ日本では売るちょっと前ぐらいの、
少し新しいものが見られるという。
見に行った時に、いわゆるCSとかシーテックみたいな、
この技術すげーって感動するものはないんですけど、
これ今までのワイヤレスイヤフォンとか、
ちょっと形が違って良さそうだな、
日本で売ってないから買いに行こうかなと。
買ってきて、日本でちゃんと申請とかしてね、
技的とか取ったりして売りましょうみたいな場ではあるんですよ。
さらに言うと、私が以前勤めてたセレボの頃なんかは、
こういうイベントに行って、
自分たちが作りたい製品に近いものを作ってるところを見つけると、
これちょっとカスタマイズで、
さらに内容に作れないとか、
何なら工場に発注したいんだけど、
みたいな相談をする場所として、
バイヤーでもあるし、
どちらかというとスタートアップの人たちがここに行って、
自分とすごく相性の良い工場を探すみたいな場所でもあるんですね。
ただおそらく、そういうところですごく認知もされているし、
大きなイベントとして人気もあるんですが、
逆に言うと新しい技術がないから、
そういうものを期待している人たちにとっては、
物足りないところが正直あったんですよ。
以前お伺いしたときも、
そのような話は先方の担当者がおっしゃっていて、
それもあって、私言ったのね、何年前だろう。
もう4、5年前ぐらいだと思うんですけど、
その頃から新しい技術を積極的に展開していこうとしているんですね。
スタートアップのピッチイベントをやったりとか、
新しいスタートアップの技術だけを紹介するブースみたいなものを作ったりとかして、
結構積極にやっているんですけど、
おそらくそのさらに一歩進んだ施策というのは、
このinnoXなんだろうなという感じですね。
このinnoX自体は昨年から始めたということなんですけども、
最先端の技術とかをきちんとここで展示しようと。
なので、今出ている技術、当たり前の、
いい意味で枯れつつある技術の製品をここで輸入して販売しようという、
バイヤーとかメーカーの人はもちろんだけど、
さらに新しい技術に投資していこうとか、
新しい技術を使って何かやっていこうみたいな、
最先端の情報もここから発信していこうというのが、
おそらくここのイベントの目的なんだろうなと思うので。
ちょっと、やっぱり行く方としても、
最先端技術の展示と発信
カイ
もちろんバイヤーとして行くのであれば、
目的というのは最上級のイベントではあるんですけど、
新しいものはちょっと寂しくはあるんですよね。
koya
その意味では、この中のシンポジウムとして、
空間コンピューティングとジェネレイティブAIの未来というものがあるらしいので、
カイ
これなんかもう今、まさにトレンドのやつですよね。
そういうトレンド的なものもきちんと抑えていくことで、
本当にね、ちょっと、
私も運営の人から話したわけじゃないから分からないですけど、
なんとなくの印象としては、
やっぱりCSとかそういう最先端の技術、トレンドをちゃんと吸収できる場所として、
なんか展開していこうとしているのかなという印象はありますね。
結構面白いですけどね。
普通にそこら辺で売ってそうなものばっかりなんだけど、
ちょっと新しいんですよ。
その辺りが言ってもすごい面白いイベントがあったんですけど。
というわけで、これが4月13日開幕ということでね。
koya
こっから登録サイトにも行けるみたいなので、
興味のある方はちょっとチェックしてみてください。
カイ
あとオンライン商談できるマッチングプラットフォームというのができているらしいので、
これも分からないです。
以前からあったのかもしれないですけど、
コロナ禍とかでね、なかなか向こうに行けない時期もあったから、
こういうもので商談しちゃいましょうというのが、
ある程度ニーズがあるのかもしれないですね。
まあでもね、日本がありがたいのは、
香港エレクトニックスは近いので、
CSとか行くのは結構ひと苦労なんですけど、
本当に日本国内飛行機で飛ぶのと同じぐらいの感覚で、
さらっと行ってこれるという意味では、
すごくいい距離感もすごくいいイベントなので。
koya
13もね、1時間ぐらいだからね。
カイ
こういう本当に買い付けのイベントだけじゃなくて、
最先端のテクノロジーも体験できる場所になってくると、
日本としてもすごく魅力的な場所になると思うのでね。
本当はだから日本企業がCSとかに行って、
いろいろプレゼンするわけですよ。
自分のスタートアップとかは。
やっぱりすごいお金かかるんですよね。
渡航費用もそうだし、ブース出店にもそうだし。
香港エレクトニックスとかイノエックスが、
そのクラスまで育ってくると、
多分ね、知能力的には日本にも結構恩恵がある話だと思うので。
ただこういうイベントがどんどん活躍していくことを期待しております。
koya
我々もこういうところに行って、
うちグッズを、オリジナルグッズを。
カイ
そうなんですよね。
グッズとかやるにはこういうところに行きたいですね。
出張の名のもと行ってこようかな。
本当はこういうところで買い付けて、
在庫持つ覚悟さあれば、
ここでオリジナルブランドのイヤフォンだったり、
何なのか出せたりはするんで、
そういう目線で行くとものすごい楽しいですよ。
自分のところでグッズ作ろうっていう目線で行くと。
koya
空間コンピューティングなんか、なんとかみたいな。
カイ
すごい、それはだいぶお値段高くなるそうですけど。
ちょっとゆくゆくはね、こういうところで製品をちゃんと仕入れたり、
カスタマイズして出せるようなこともやっていきたいなと思いますけど。
購買部も引き続き頑張っていきますのでよろしくお願いします。
koya
次のニュース。
新連載「The Midnight Odyssey」
カイ
次はですね、新連載のお知らせですね。
koya
来ました、満を持して。
昨日公開した記事で、新連載AIだけで作った曲を音楽配信する。
SSAIが作り上げた架空バンド、
The Midnight Odysseyを世界デビューさせるその裏側という記事。
カイ
これが僕。
聞いたことあるバンド名ですね。
koya
私が編集担当しておりますのですが、
僕の連載コラムで一回紹介したことがある。
コンセプトアルバムを作って、
その曲を作ったバンドというのも架空でデッチ上げて、
さらにその曲とか歌詞とか音楽スタイルも
ちゃんとGPTに考えさせてというのを以前やったんですけど、
その裏で着々とこれを音楽配信しようという動きを仕込んでおりまして、
その仕込んでもらう相手として、
僕がお願いしたのが山崎純一郎さんという方ですね。
本業は音楽の制作のレーベルを運営している方で、
テクノロジー関係のライターとしても非常に実績のある方です。
ITメディアニュースの時には編集の担当もしておりました。
カイ
テクノロジーとしてライターデビューということになりますね。
koya
このアルバムは大体30分ちょいぐらいなんですけれども、
それが全12曲あって、
それのすべてのマスタリング、ミキシングをやり直してもらって、
Apple MusicとかSpotifyとかYouTube Music、
Amazon Musicへの配信の手続きとかも全部やっていただいて、
AIで作った曲がまずそもそもできるのかどうか、
配信に載せられるのかどうかというようなところの調査のところから書いていただくという、
何回か分けてお願いしたいと思ってたんですけれども、
第1回の段階でもうすでに配信が開始されてしまいまして。
カイ
思ったより早かった。
koya
最初は4月頭ぐらいに配信の予定だったんで、
今日以降ぐらいになるはずだったんで、
第2回目ぐらいで公開されましたというふうに盛り上げようと思ったんですけど、
第1回からもう行ってしまったという。
カイ
いやこれ、松尾さんが配信しましたっていうのもびっくりしていて、
いわゆる僕らが音楽をストリーミングで聴いたり買ったりできるサービスで、
松尾さんの音楽が流れてくるってことにもびっくりしたんですけど、
それをやるのにただ登録するだけじゃなくて、
これぐらいね、いろいろ楽曲のクオリティを高めるためにいろんな編集が必要で、
さらにそれを松尾さんじゃなくて山崎さんに依頼してたんだっていう、
この展開がね、これ見てすごい面白かったですね。
koya
山崎さんと僕はずっとバンドを一緒にやってて、
山崎さんが作っているメロトロンっていう、
イニシエのテープベースのサンプラーみたいなのがあるんですけど、
そういう楽器を使ったバンド、仮組みのバンドみたいなのをやって、
それで一緒に演奏したりとかもしてるんで、
昔からの知り合いなんですね。
お互いに音源のやり取りとかもしてて、
彼が作ったオケに僕がボーカルを入れるとかいうのもよくやってます。
なんで、こういうやり取りはもう昔から手慣れているので、
山崎さんだったらやってくれるだろうし、
カイ
面白かってくれるんじゃないかなと思って。
これは松尾さんが自らやるにはちょっと大変な作業ってことなんですか?
koya
やっぱりそのミキシングとかは僕もよくわからないんで、
自分で勘でできる部分があるんだけれども、
やっぱりそれじゃ全然足りないっぽくて、
プロの耳のこえた方から言わせると、
これもうちょいちゃんとミクシスした方がいいですよっていうのが、
じゃあお願いしますって言って、
確かに全然違いますね、みたいなパターンは何回もあるんですけれども。
なるほど、聴き比べしてみたいですね、そういう意味だと。
そうですね。
カイ
もちろんできるんですけど普通に。
koya
両方リンクが横に並んでて簡単に聴き比べできたら面白そう。
前に出した時には、1枚のアルバム、全12曲をほぼメドレー的に繋げてたんですよ。
なぜかというと、そうしないとお尻のところのフェードアウト処理とかをごまかせる。
自然な部分をごまかせるので、それでなんとかごまかしてたんですけれども、
今回はそういうのなしで、きちんと正面から1曲1曲ミキシングしてもらって、
カイ
音質を整えたりとかしてました。
AI生成音楽の配信に関する問題
カイ
いやー面白いですね。
誰かがやろうと思ったらまさか松尾さんが自らこういうことを突っ込んでいくっていう。
先に他にやられるよりは、僕がやって、ちゃんとやり方とかも皆さんに公開した方が面白いかなと。
別にダメって言われたらね、そこでじゃあどうダメなんですかみたいなところでまた記事の新しい内容になるし。
結局これ今聴けるのはプラットフォーム全部でどれなんですか今。
koya
今のところ確認してるのはその4つですね。
Apple Music、Spotify、YouTube Premium、Amazon Music。
でも他のも多分OKだと思います。
カイ
そこの使用サービスがOKというかOKかどうかわからないけど、
現時点で配信できてるのであればほぼほぼですもんね。
koya
これ山崎さんのレベルは、そこは直で全部にやってるわけじゃなくて、アグリゲーターというのを通してるんですか。
カイ
さらにもう一回さむんですね。
koya
そのアグリゲーターはiTunes Music Storeが出た時からもうずっとやってる、すごい新鮮なところで。
そこに一旦通せば、いろんな音楽配信サービスにすべて同時に配信してくれるという超便利なサービスで。
そういうところは他にもいろいろあるんですけれども、その中でも一番実績のあるところですね。
そしてこういうちょっと変わった取り組みOKって言ってくれるっていうところじゃないと無理ですもんね。
これをやった時にまずAI生成音楽が配信していいのかどうかという問題をクリアしなくてはいけなくて、
そこはもうずっと二千何百曲も既にそこを通してやっている山崎さんのところなので気軽に聞けて、
その時は今のところはそういう制限はないよという話を聞いて、じゃあ載せましょうということになったと。
カイ
なるほど。コメント欄の質問で、AI生成音楽を配信載せる時の基準みたいなのってあったりするのでしょうかってあるんですけど、
そういう意味では特にないっていうことですかね。
特にないんだけれども、例えばYouTubeとかだとコンテンツIDっていうのがあるじゃないですか。
koya
その音楽が使われているかどうかというのをチェックするアルゴリズムがあって、そのためにデータを提供したりとかもするんですけれども、
それは今回対象ではないと。
まさかというと、このAIが自動生成で似たような曲を大量に生産する可能性もないわけではないので、
今のところはそれを防いでいるという状態。
カイ
それは面白いですね。そうか。AIで作った場合にはコンテンツIDに対象にならないのか。面白いですね。
似たような曲が上がってきたとしても、それはもうみんなAIで作ってるから、そこは権利主張とかいう概念じゃないわけですね。
面白いですね、そこは。
koya
その一方で、今回僕が使っているのはSU-NOという音楽生成サービスですけれども、
SU-NOにはウォーターマーク、スカッシーみたいな情報を入れていて、
SU-NOから見たら、これは自分のところにGateを使っているかどうかというのを確認できる。
カイ
これ面白いですね。普通に曲作るお手伝いとしてAIで曲作ってもらって、
その上で自分で編集して、ちゃんとした商用楽曲として販売した場合に、
でも元がAIだから似ちゃう場合はあるわけですよね、きっとね。
そういう時にコンテンツIDはどうなるんだとか、いろいろ解かなきゃいけない課題がこれからいっぱい出てきそう。面白いな。
koya
一応コピーライトは僕になってるんですよね。
作曲者名としてはThe Midnight Odysseyというバンド名で通してるんですけれども、
それのコピーライトは僕にやることになってる。
カイ
なるほど、プロデューサーとして。
koya
そうですね。
カイ
じゃあこれ、実際に聴く人がいたらその分収益が入ってくるってことですよね。
koya
入ってきますね。だから聴いてください。
カイ
取り分は全部松尾さんに入ってくるんですか?
koya
そこの話は実はまだちゃんとしてないので。
カイ
なるほど。
koya
たぶん通常のミュージシャンとそのレーベルとの配信の割合が適用されると思います。
カイ
配信していただいているところにも入るし、松尾さんにも入るし。
koya
そうですね。山崎さんと僕で分ける感じがあると思います。
カイ
なるほど、面白いですね。
これすごく話題になった方が今後面白そうなので、ぜひこれをこのPodcastを聴いている方はいっぱい再生して、
ちょっとランクイン目指しましょう。
そうですね。
koya
これが何かな。
1000回以上再生されないと収益化の対象にならないらしいので。
カイ
そういうのがあるんだ。まず1000回か。
まあ大丈夫ですよ。きっとこのPodcastを聴いている人が1回再生したらもうたぶんクリアしますよ。
koya
はい、ぜひアルバムごと。
アルバム30分ぐらいしかないんで。でも本当にいい曲ですよ。僕が言うのもなんですけれども。
新曲やアルバムについて
カイ
結構評判いいですもんね。いろんなところでいい曲いい曲っていうので。
koya
似たような曲があるって話は聞きますけれども、少なくともYouTubeで類似曲で当たることもないし、
カイ
僕の記憶では特にないですね。
面白い。ちょっと時代がまた変わりそうな、その時代を変える一手を全国のうち自ら打っていったというのはすごく面白いですね。
koya
また連載続きますんでそれもぜひ。
カイ
連載どのくらい続けられるんですか?このネタで結構いけるってことですか?
koya
あと2回ぐらいはいけるんじゃないかなって。
カイ
短期集中連載に近いんですかね。
koya
でもねその後僕まだいろいろ考えてて。
カイ
なるほど。
koya
例えばピアノのアルバムとか出したらどうかなみたいなことで。
カイ
なるほど面白い。
koya
昨日はずっとそれ作曲してました。
カイ
じゃあもうネタまだまだあるんで、このネタは数回ぐらいだけどまた新しい曲でどんどんやれるってことですね。
koya
このバンドのニューアルバムっていうのも考えてるんで。
なんかネタないですかねって。
カイ
早いな。頑張って日本語で歌わせるかどうですか?
ジャパニーズバージョン。
最近K-POPのアーティストとかはね。
カバーバンドの話
koya
あとカバーバンド、カバーバンドもやりたいですね。
カイ
ここをさらに、このアーティストをさらにカバーするってことですよね。
koya
僕もこれ3曲ぐらい歌えるようになってるんで。
カイ
なるほど。
koya
一応全曲歌えるようにして。
カイ
リアルに人間がカバーするんですね。
そうです。
それ面白いな。逆転現象って面白いな。楽しみです。
koya
しょうちゃんさんありがとうございます。
Apple Musicのライブラリに追加していただきました。
ありがとうございます。
カイ
終わったら聴いてくださるそうです。
みんなで行きましょう。
はい。
koya
はい、じゃあそんなところでしょうか。
ちょうど時間となりましたんで終わりたいと思います。
今週もテクノエッジサイドを聴いていただきありがとうございました。
番組の感想や取り上げてほしいネタは、Xのハッシュタグ、THサイドやお便りフォームでお寄せください。
お便りを採用した方にはテクノエッジ特製グッズをプレゼントいたします。
番組は毎週月曜日正午にライブ配信、その後Podcastで配信いたします。
引き続き次回もお楽しみください。
ということでありがとうございました。
カイ
いただきありがとうございました。
テクノコア
次回予告
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