1. YAMATAROFARMの福利厚生
  2. 165 農協について(リケダン健..
2024-09-27 52:35

165 農協について(リケダン健康論 うれしのさんお題)

今回は以前うれしのさんから頂いた頂いたお題「農協について」話をしています。


 

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Summary

このエピソードでは、農業協同組合の構造や関連する課題について説明されています。特に、農協における金銭の取り扱いや職員の異動、その結果生じる問題について言及されています。また、農協の役割や現状について、特に農家の選択肢とその経済的影響が語られています。近年、農家が自ら販売するケースが増加し、農協が取り扱う量が減少していることが示されています。このエピソードでは、農協との関係性や自身のビジネスにおける農協の役割が語られています。特に、肥料や農薬の調達に関する経済的な挑戦や、農協内での営農指導の重要性が強調され、農協とのコミュニケーションの必要性が述べられています。また、農協の役割と課題について議論し、流通業者とオーダーメイド肥料の重要性が探られています。

農協の日常と仕事
YAMATAROFARMの福利厚生、本日は9月の27日、時刻は今午前10時半です。
雨が降って、というか雨の前に昨日色々と仕事をして、今日はちょっとお休み気味な予定で仕事をしています。
昨日準備した野菜たち、茄子、オクラ、落花生を農品に回っている最中ですね。
なんか上の子が、ちょっと調子悪いみたいな。
保育園でも喉が痛いとか、今日は頭が痛いとか、なんかちょっとグダッとしている感じ。
できないことはなかったりとかっていうのは色々あるんですけど、天気も悪いしっていうところでお休みにして、
妻と下の子と一緒に今日はお家ですね。
ちょっと妻が病院に行きたいと言っているので、それは一緒に行くっていう話もありますけど、
そんな感じで、自分も実際、今雨は降ってないんですけど、
降ったり止んだりみたいな感じになっているので、なかなかちょっと仕事っぽい仕事もできずって感じですかね。
少し休みながら仕事をしようかなと思っています。
この前破損した背負いの銅粉。
銅粉って農薬とか液体をまく物で、動力噴霧器って言うんですけど、略して銅粉ですね。
背負いっていうのが消耗容量。だいたい10リッターから20リッターぐらいの水をタンクを背中に積んで、
一緒になっているエンジンから出すみたいなのがあって、
そのパーツが破損したんですけど、この前。パーツが届いたので今日はそれを直して、
できたら薬というか除草剤をまきたいなと思ってるんですけど、そこまでいけたらいいなって感じですかね。
うちは通常って言ったらいいのかな、プロの農家みたいな人で行くと、
背負いの銅粉っていうのは除草剤をまく時に使うとか、消耗容量しか入らないので、
通常はタンクが全然別で、エンジンとポンプが一緒になっているやつを別であって、
300リッターとか500リッターとか1トンとか、そんな感じで薬まく人が多いんですけど、
自分はほぼこの背負いだけでやってますね。
時間は15リッターなんですけど、15リッターで終わっちゃうので時間はかかるっちゃかかるんですけど、
それでもいろんな野菜にいろんなタイミングで薬を作り変えるっていうのができた方が都合がいいのと、
タンクとかね、その銅粉を洗うっていう作業がめちゃくちゃコンパクトでやりやすいのでそれをずっと使ってますね。
私の畑に水道があったりするとまた全然別なんですけど。
これ壊れるとね、すげーしんどいんですよね。何もできなくなっちゃう。
薬まいたり除草剤まいたりできなくなっちゃうんで、ようやくこれで再開ができますね。
嬉しいです。
最近も何回か撮ろうとして、通り途中で辞めるみたいなことがずっとありまして、
農協の闇
最近普通に話しててもネガティブな話しか出てこなくて、話してて嫌になっちゃって辞めるっていうのがずっと続いてました。
毎日1回ぐらい配信しようと思って諦めるって嫌にしちゃってっていうのがずっとあったので、
ちょっといい加減やらないと引退しそうになるなと思って。
仕事とは全然関係なくもないけどっていう話をしたいなと思っております。
以前楽しい話をしたいので話題くださいっていうのをお願いしたときに、
力団研討論のうれし野さんから農協の闇についてということでテーマをいただきまして、
それについて話をしようと思います。
ただ農協の闇っていうのはなかなかそんな闇っぽい話はないんですよね。
闇っぽい話はないんですけど、
自分が考え、いろんな立場で根を付けさせてもらったので、農協っていうこと。
いいとこもあれば改善点もあるよねみたいなお話をさせてもらおうかなと思います。
まずその闇にあたる部分、なんでそんなことが起きるのかみたいなことから、
こういうことなのかなっていう話をしていこうと思うんですけど、
例えば職員の往留とかってすげーたまにあるじゃないですか。
全国の農協の数って結構な数あるんで、今400ぐらいなのかな。
再編とか県で1農協とかそういうのになったりするところもあるので、
どんどん減ってはいるんですけど、自分が農薬打てたときはだいたい400農協でしたね。
農協で自分がお付き合いをさせてもらったのは、いわゆる経済部門というところで、
野菜の売り買い、野菜を作るものの売り買い。
そんなところを中心とする部門ですね。いわゆる農業っぽい仕事です。
たまに人事異動でそういったところの方が貯金の方に行ったりとか、保険の方に行ったりとかっていうところがあって、
そこで久しぶりですねなんていう話をして、今何やってるんですかなんて話をすることもあったんですけど、
そこで驚いたのが、ちょっと金融畑、貯金とかね、教材畑、保険とかっていう意味なんですけど、
そういう方に異動された方、やっぱりでかいバッグ持ったりするんですよね。
でかい黒いバッグ持ったりして、何するんですかーみたいな話を聞くと、
いやーこれでちょっと収金なんですよーっつって。
田舎であればあるほどそうなのかなぁと思うんですけど、
結構ね引落しじゃなくてね、現金回収でやってるところってまだまだあるんじゃないかなってところですね。
その話自分も7、8年前に聞いたところではあるんですけど、
例えば昔の保険をずっと入り続けているおばあちゃんとかおじいちゃんとかで、
引落しじゃなくて普通に毎月職員が出向いてお家とか、もしくは来てもらって窓口とかで現金で払うみたいなシステムが残ったりするところもあって、
そのためにね、普通に現金を回収してもあるみたいな仕事がまだあるところもありますね。
年になってくると本当にないところも多いと思うんですけど、まだまだそういうところはあります。
なんでやっぱ現金を取り扱いやすいみたいなところはありますよね。
あとは農家組織っていうのがいろいろあって、組織運営のために就勤してみたいなのも結構あるんですけど、
やっぱそういうところっていうのは、もちろん通帳に入れるっていうのはありつつなんですけど、
現金で就勤したりみたいなのがまだまだあったりするところもあって、
それで現金を手にする機会というか、現金が存在する機会っていうのは結構あったりしますね。
そういうところがあると、なんだ、やっぱり現金が手元にある状態があると、
その応料とかっていうのは起きやすいのかなと思います。
あとは金額でかいもの。
実際今フジーズ農協っていうふうになってるんですけど、自分が所属してる農協が、
前のJ富士市っていうところでは偉い人が不動産関係、農協で不動産を扱ったりしてるところもあるので、
そういったところで応料なのかな?
まあまあの金額の応料をありまして、結構ニュースになったりしたので、
1億ぐらいなのかな?何千万みたいな話だったんですけど、それも結局あれなんですよね。
その当人が自殺して、ご遺族の方では払えないってなって、
結局農協が肩代わりすることになるみたいな。
農協がすると泣き寝入りすることになるっていう形になるんですけど、
そういった形でことが収まってしまったっていうのもありましたし。
地域に根付いてるところだけあってって言ったらあれですけど、
地元ないし人との付き合いがやっぱり濃い部分が経営にも出てしまう場合があるっていうところですかね。
それは本当は経営とは言っちゃいけないんですけど、
それが悪く出る場面があったりしますね。
そういうところが農協の闇みたいなところに繋がってっちゃってるかな。
現金が手元にあるみたいな仕事が結構まだまだあるよっていうのと。
地域密着って言えばいい、響きのいい言い方でもありますけど、
ある程度のお金の中で、例えば土産売買とかの中で、
そういうことが起きてしまうというか、ちょっと手心が入ってしまうみたいなところが起きがちっていう。
そういうところが農協の闇っていう言葉の中に含まれている、よくあるというか、
農協の悪いところのイメージに繋がっているのかなと思います。
農協の基本的な役割
実際そういうことはね、あるはあるんですけど、めちゃくちゃ少ないというか、
めちゃくちゃ少ないんで、そんな頻発してるわけじゃないんですけどね。
立場上というか農協っていうのが、そういうことがたまに起こるっていうのが、
全国いろんなところでたまに起こるとよく起こるになって、
そういうのが起きがちみたいな感じになるのかな。
そういうイメージで農協の闇みたいなイメージが広がっていってるのかなというふうに思います。
自分がよくというかメインでお付き合いしてる経済部門ですね。
基本的には農協っていう組織っていうのは、その名の通り農業共同組合っていうところで、
小さい農家が集まって一緒に物を出すことで量を増やして有利販売につなげていこうみたいな。
そういう発想から始まったわけですね。
例えば自分一人だと何キロぐらいしか、ブロッコリーならブロッコリー、キャベツならキャベツ作ってないけど、
お隣さんや他何件か10件とか集まっていけば何トンぐらいの規模になる。
そうすれば販売交渉とかもしやすい。
農協の中では農協外、例えば市場とかそういうところに野菜を売ることを販売って言いますね。
農協が農家に肥料とか農薬を売ることを購買って言います。
組織の外に売るのか組織の中に売るのかっていうところで言葉が変わってきますね。
なので販売っていう言葉が出たときは野菜を売るみたいなことで使われることが多いですね。
販売事業っていう風に言ったりしますね。
有利販売をするために農家が集まって、その事務局的なものを農協が担う。
そういうことがやっぱりことの発端だったはずです。
それに伴って、例えば売り上げを入れる工座とかがあった方がいいよねとか、
何かあったとき、例えば農作業して倒れるとか、
やっぱり危ない仕事、危ないというか、危険が付き物ではあるので機械で事故するとかね、
そういうのがあるので保険の仕事があったりとか。
やっぱり機械を買うとかそういうのだし、家とかっていうのも農家というか農業では欠かせないものですね。
農協の現状と農家の選択
例えば悩みたいのを何とかしようとか、そういうのも含めてですけど、
農業に関わるっていうところから暮らしに関わるみたいなところで、
ローンみたいな事業も増えたりとか。
そんな感じで事業拡大していってるという感じですね。
今となっては保険とか銀行っていうのが経済という、農家としてはメインの仕事のはずなんですけど、
それよりももう金額規模がでかすぎるので、そっちが先行しているというところも結構ありますけども、
成り立ちとすればそういうふうな成り立ちで、
どれもこれも一応農家をワークアップするために作られた部門というところになっているかと思います。
その経済部門なんですけども、農協が置かれている環境みたいなところから話をしていくと、
かなり大変な環境に置かれていると思います。
お客さんの農家というのは、そもそも数が減っているというのもありますし、
SNSとインターネットも含めてですね、情報網の発達で農家が発信することができるようになるという時代が来ましたので、
農家が自分で野菜を売るということができるようになってきたんですよね。
農協に出して農協にお任せというところを、
それはそれで、それをメリットとして考えて農協と付き合っているという方もいっぱいいらっしゃると思いますし、
それが一つの手段ではあると思うんですけども、
農協に任せず自分で売るという選択肢が広まってきたというところが近年の大きな状況ですね。
それに伴って農協からすると以前に比べて販売数量とかを確保するのが大変になってきたりとか、
流通構造と販路の変化
数量が確保できないと基本的には手数料が入らないので、お金が手数料額が減ってきたりとかそういうところがあるかと思います。
本当に近年だと全国規模で出荷する農家ですね。
農家が卸産とかと、
農家が卸産によって卸産がスーパーによるみたいな感じで、
かなり農協とかそういったところを取っ払って商売するみたいなのが増えてきてますし、
極端に農家がスーパーに営業に行ってスーパーで販売してもらうみたいな、さらに卸しというのも取っ払ったみたいな業態もできているので、
それで中間業者というのは削られがちになってきているのが今かなというふうに思います。
一応言っておくと、農協と例えば全農とかという組織があると思うんですけど、
基本的に農協というのは市町とかという単位の組織ですね。
例えば今自分のところはJA富士伊豆というところで、ここはもう結構広域になっちゃって、
静岡県の東部伊豆地区というのが全部JA富士伊豆になったんですけど、
実家のある浜松はトピア浜松というところだし、
それぞれの皆さんの住んでいる近く、住んでいるところに農協、JAなんとかというのがあるはずです。
それが県単位でまとまっているのが全農の各県の県本部だとか、経済連とかですね、県連と言われているところですね。
例えば北海道だったら北連さんだったり、あとは経済連と言われるところまだまだあるかな、宮崎とか熊本とかは経済連のはずですし、
あとは奈良とかは一農協になって、農協が一つだから上位組織である当時奈良経済連だったのかな、わからないけど、
それがなくなったりとかもしたのかな。
一般的には市町に農協があって、その県単位でまとめる組織があって、それが一応さらに集まって全国でまとめているところがあって、
それが全国農業共同組合全農というふうになりますね。
一般的に野菜を売るとき、例えば静岡県だと農協から経済連というところに行って、経済連が市場に売る、市場が卸に売る、卸がスーパーに売る、スーパーが種子に売るみたいなカスケード構図になっています。
全農産があるところは経済連というところが全農産になったりという感じですかね。
ちょっとここを話すとまた細かくなるんで、ちょっとこれぐらいにして、そんな流通構造で野菜というのが販売されていくという感じです。
逆にその肥料とか農薬は経済連とか全農産から農協に行って農家に行くみたいな逆の流れをたどる感じですかね。
メーカーからとか卸から。
ちょっと話を戻していこうとしますけど、そんな感じで個人で売るみたいなところが増えてきていると。
そうなると農協が取り扱う量というのが減ると。
そうすると手数量が減っていくという風になっていってますね。
そんな中で農協として物を売ると、販売する、野菜を売るというところでいくと、最近で力を入れているのが産直ですかね。
もしかしたらお聞きの方の近くでも農協の産直って結構あると思うんですけども、産直で野菜を売って。
産直というのは農協が買い取ってそれを売るというよりは農家が出品して、金額、価格は農家が決めて、手数量が農協に入るみたいな感じのところが多いと思います。
なので名前が書いてあったり金額が書いてあったりってあるんですけど、金額は農家が決めてるのが多いですかね。
あとはその産直でシーズン外のものがいっぱい出てくるので、農協が農協の名前で売るというのも仕入れてきて売るというのも結構あるかなと思います。
やっぱり産直は比較的生活に根付いているというか、皆さんの身近になっているかなと思うんですけども、こういったものが、
岸海生徒、岸海生徒までは行かないな、弱いですけどね、それをやってみたりとか、あとはブランド力を上げるブランド化ですね、そういったものをやったりしてますね。
やっぱり農協がやるとなると比較的規模の大きいものになるので、その農協がある市町も一緒に押したりとかっていうところでPRしてブランド能力が上がっていくと、上がりやすくなるっていうのが多いかな。
個人で、自分もそうですけどね、個人でこういうのでやってますよっていうよりは組織だってやったほうが物も集まるし、
物も集まるってことは多くの人に届けられるし、多くの人に届けば納得していただければそのブランド価値っていうのが広がりやすいっていうところでブランド化をして価格の担保というかね、安定化をちゃんと図っていく。
高いレベルで価格を安定化させていくということをやってるって感じかな、農協の販売面っていうことでいくと。
農協の購買と販売の課題
一方で農協を使わない農家でいけば、もう本当に多種多様なPR方法が今はあるので、SNSを駆使するとかもそうだし、やっぱりSNSが多いですかね。
SNSを駆使する、うちもそうですけどホームページもあるし、ECで売るみたいなのもあるし、あとは個人農家としてマルシェみたいなところで売るみたいなのもあるし、そもそも直売所、自分の直売所を設けるみたいなのもあるし、売るというところがやっぱり多様化している。
多様化したことによって農協に収めるものが減っているというところが大きな流れですかね。
自分が関わっていた肥料農薬、特に自分は農薬で農協とお付き合いしたわけですけども、これに関していくと地域の種屋さんとか肥料屋さんっていうのがライバルになってきますね。
やっぱりこういうお店も当たり前ですけど地域の昔からあるみたいなところが多いので、農家さんと密にというかね、関係を作ってっていうのもありますし、
農協って農業の中でいけばマスを相手にする商売なので、個人個人に向けた丁寧な対応っていうのは正直小売店さんとかの方が全然対応してくれがちっていうのはありますね。
なので、農協っていうのは基本的にマスの農家を相手にする。まとめ上げてみたいなところからもそうなんですけども、そういったところで個人個人でお付き合いしていくのが地域の小売店さん肥料屋さんみたいなところだったりしますね。
なので農協とすると肥料農薬を売るっていうののためには農家をまとめないといけないんですよね。ある一定のスキームに入ってもらうっていうことが結構重要になってきます。
そうでなくても農協の営業マン、最近ではTACとかいますけどね、そういった方のコミュニケーションとかで販売していくっていうのも販売というか、肥料農薬を売るっていうのも多分にありますけども、
基本的には例えばちょっと土器法に触れたみたいな話もありましたけども、同じ企画、例えば自分でいくとブロッコリーとかカリフラワーとかっていうのが農協で集めて、みんなのものをみんな一緒として販売するっていうのがあるわけですけども、みんな一緒じゃないといけないんですよね。
なので肥料も農薬も基本的にはある程度制限をかけて、特に肥料とか制限を、これを使って指定をしたりして、あんまり品質の高い低いが生まれないように、均一化してものを作ってもらって集めるということをしないといけないわけです。
そうすると、業者、肥料農薬を農協に、農協通信農家に買ってもらいたい業者からすると、農協の範囲指定の中に自分の商材を入れてもらう、そういったところが商売の要になってきたりしますね。
ぜひ設計とか傍庶御用になるという言い方をしますけど、お米なんかもまさしくそういった商売のデカいところで、肥料はこれを使ってください、農薬はこれを使ってください、できたお米は農協でこういうものとしてみんなで一緒として扱いますよ、みたいなところが本当に主になっているので、
その農協の指定の中に入れてもらわないと全然話にならないといったところが、営業商売、営業の目的みたいなところにもなったという感じかな、みたいな感じです。
一方で個人で売るよ、みたいな方からすると、そんなにそこを意識する人はないので、より安くもしくはより高くてもいいものとか、自分で判断して選べて、なると細かいコーディネートしてくれる肥料屋さんとか、
だいたい肥料屋さんが農薬も扱ったりするんですけど、そういったところが重宝があられたりするっていうのもありますね。
さっきの通りで農協に頼らない農家がやっぱり増えてきているといったところでいくと、野菜を集めるっていう販売だけではなくて購買のところもどんどんシェアが落ちてきているといったところが、
農協の置かれている販売と購買の現状、背景的なところ、すげえ直近ですけどね、かなと思います。
自分、今の言い方というか文脈でいくと、じゃあなぜ自分が農協を使っているのかみたいなところですね。
農協との関係性
農協で野菜、一応お金上は農協と売っているんですけど、めちゃめちゃ農協に頼って販売をしているわけではない。
自分のところのシールを作って、自分のと他の人のを区別して差別化して売っているわけなんで、あんまりそこは関係ないというかね。
農協さんを任せという商売をしていないので、じゃあなんで自分が農協を使っているのかという話をちょっとしていこうと思います。
一言で言うと、ずっと農協相手に商売をしてきたからですかね。
もうめちゃくちゃわかりやすくそんな感じです。逆にだからそんな意味はないですね。
もともと始めた当初というのは、お付き合いしていた農協の職員さんがダイレクトにいたので、そうするのが自然だったというのも結構ありますし、
農協に出入りする人、自分らみたいなメーカーもそうだし、種屋さんとか業者さんもそうだしというのも顔見知りだったので、自然と使っていったというところですかね。
ただ現状は、収納当時からしたら農協の利用率というのはガチッと減ってますね。
最初は農協で何でもかんでも頼んでたんですけど、今は種とかは遠いですけど、ご天板農協社さんに頼んでます。
やっぱり担当者が変わったりというのもそうですけど、
まあね、結構ね、
不義理というかね、忘れられてるみたいなのも結構あったりして、種の注文とか。
で、
っていう感じかな。
肥料は、それこそヤマトロファームのタロの部分ですね。
田中翔太郎くんの会社のものをメインで使ってますし、農薬も切り替えたろうかなっていうのもあるんですけど、
今のところ、
ずっとお世話になっていた方、
農協もそうだし、
上位組織なのかな、静岡経済連の肥料農薬の
今の課長さんかな。
大変お世話になってきたんで、そこは肥料農薬は農協って感じで考えてますね。
まあまあでもやっぱり一番はあれですね、
その田中くんが、
今移動して新潟に行っちゃってるんですけど、
もし偉くなって、
静岡も見るみたいな立場。
静岡の担当ということはないと思うんですけど、静岡も見るみたいな立場。
営業所長みたいなね。
肥料と農薬の調達
になった時に、やっぱり自分が使ってないっていう。
まあね、あんだけ一緒にやって、今も今で世話になっておいて、
使わんっていうのはね、
そりゃないっすわね。
もちろん彼のメーカーのとこで、
使ってないっていうか、
作ってない類のものは、
あと取扱いがないとかね、農協で。
そういったものは他社さんの使ったりしてるんですけど、
基本的には彼の会社のところでメインの肥料を使っているので、
そこは変わらないかな、ずっと。
今回もそのメインで使っている肥料が、
全国的にというか、肥料って結構地域で分かれていて、
カタクラコープ、田中くんの会社さんでいくと、
千葉営業所、関東営業所なのかな。
関東一帯と静岡みたいなエリアになってるんですけど、
そこの中でもメインで使っている肥料が、
俺しか使ってないっていう。
俺しか使ってなくて、
富士大渕しか物が出ないみたいな感じで、
もう作るのやめようってことになったってことで、
作るのやめてっていう話になったんですけど、
メーカーも在庫細々と出荷していくよりは、
バーンと入っちゃった方がいいっていうのはあると思うんですけど、
価格バーンと下げて、在庫分、
全国、静岡県内全部散らして売るっていうことになったみたいで、
それが8月ぐらいに分かったんですけど、
めちゃくちゃ俺が怒りまして、
その肥料がね、めちゃくちゃいいんですよね。
有機魚がちゃんと入ってたりとか、
自主安定、肥料を長引き、
じわじわと効かせるみたいな成分が入ったりとかして、
もうそれがないとうちはちゃんとおいしいものができないっていうか、
いい味のものができないっていう、
そういう肥料だったんで、
それがね、
せめて自分が使う1年分ぐらいあればね、
代替のものを探しながらとか、
提案してもらいながらというのができたんですけど、
それがね、追加で頼もうとしたらもうないですみたいなことを言われて、
はぁ?ってなって、
ちょうどね、そういう話をしてた東京の担当の方も異動になっちゃったし、
知るよしもなかったっていうのもあるんでしょうけど、
そういう経済的に合理性の取れることをやられると、
今みたいなね、今まさに経済弱者なので、
どっちかというと仕立てられる側になっちゃうので、
えらい困って、
とはいえ、そういう話をした、
ふざけんなって話をしたので、
今一時的にというかね、その在庫売れ残ってるやつで、
特にフジーズ農協の管内のものだったら、在庫転送という形だけで、
特に1回マイナス切るとかね、そういうこともなくていいので、
フジーズ農協管内の肥料、自分が使ってる肥料については、
自分家の近くに集めてもらうみたいな算段をしてもらってる感じですね。
こういうことをされると、
やっぱり大事に扱ってもらってないんだなっていう感じで、
離れざるを得んな、みたいなのもあるんですかね。
ただあれですよ、経済合理性的には極めて当然ですね。
営農指導の重要性
そんなちょろちょろしか出てないものを何年も持っておかないといけないというよりは、
スペースも空けたいし、お金も空けたいし、お金に変えたいしっていうのは当然だし、
それはめちゃくちゃ当たり前なんですけど、
マスを相手にするっていうのが農協なので、
ある程度意見として切り捨てるところは切り捨てるっていうところも持ち合わせているっていう感じかな。
それが良い面もあれば悪い面もどうしてもある。
今のところ自分にはその悪い面がよく出てくるという感じですかね。
農協の付き合いが増えるか増えないか、
経済合理性の中でいくとそんな増えないっていうのもあるんですけど、
自分が経済合理性の中で商売をしてないっていうのも結構あるので、
こっちの糸をちゃんと組んで自分の商売とか自分の目的を達成することに協力してくれるというか、
そういう理解者が現れてくれたらもっと農協の商売を増やすかなという感じですかね。
今のところ農協の中で自分の野菜を売ろうとしてくれている若い子が、
自分の意見というか意思をちゃんと汲み取ってくれるので、
来年はもうちょっと一緒にやっていこうかという話もしているところでもありますし、
自分が叶えたいことを理解してくれているかどうかというのが一緒に商売するという上ではめちゃくちゃ大事なことですかね。
逆にそういう方があんまりいないので、なるべく中間業者を減らして自分で売る形を取っているのが現状ですね。
ただその現状でもなかなかうまくいっていないというと、また違う方法を考えないといけないので、
できたら今の農協の担当の子は新入職員ではないので、30万円くらい。
彼がもうちょっと長いことをやってくれて仕組み作りのところまで協力してくれれば、
彼が移動した後でも比較的使い続けるかなと思っているという感じかな。
だいぶ長いこと喋っているので、この辺で切ろうかなと思います。
でもあれだ、一個言っておかないといけないのがあったわ。
今の農協の話の中でシェアを落としている経済的な面だけ言ったんですけど、
経済面に引っ張られて、営農指導、技術面というのが結構おろさかになりがちなのが今の農協組織の課題になっていると自分は思っています。
いわゆる営農指導というやつですね。
営農指導というのはどうにもこうにもお金を生まないんですよね。
情報提供というのがやっぱり主になるので、お金を生まない。
福祉的に例えば野菜を農協に出そうか、肥料農薬を農協から買おうかというところで福祉的にお金を生んでいるんですけど、
そうすると直接の評価としてお金が引っかからなくなっちゃうというのがあって、
営農指導というのが結構省かれがちになっています。
農協の言い分からすると、野菜を売る人だとか肥料農薬を売る人が営農指導の分母になることで、
営農指導というものは役職はなくなってもちゃんとできるような存在というか、
サービスの価値を落とさないようにするというのが農協の言い分というのがあると思うんですけど、
実際問題は多分無理ですね。
数字に引っ張られちゃったりすると絶対そっち先行になるので、
やっぱり見聞を広めるみたいなところってめちゃくちゃ指導技術職員にとっては大事なので、
出歩かないといけないというのもありますし、
他産地に行ったりとかというのも含めて農業試験場に行ったりとかね、
お金を生まない時間を取らないといけないんですよ。
お金に引っ張られるとそういう時間はまず取れなくなっちゃうとか取らなくなっちゃうんですよね。
なのでそこが合理的に知っていることによって、
経済的な非合理なところの営農指導というのが大阪になりがちというのが、
比較的全国的農協でありがちなことかなと思っています。
そこも含めて、ただの合理性でいいのかというところでいくと、
今ECとかもそうだし、肥料農薬のECみたいなのもそうだし、通販業者さんもそうですし、農業ベンチャーみたいなのもそうですし、
基本的には農業、農協の機能というののどこかを削ぎに行っているというか、
そこのシェアを取りに行くみたいなのが昨今の農業ベンチャーの仕事になっているので、
農協のやっている仕事のどこだったら生命を入れるか切り取れるか、
自分の持っているものの中で、例えばECサイトでいけば、個人で売りましょうと言ったところを応援するとか、
肥料農薬のところでいけば、農協とか農協組織というのをすっとばして、
農協の役割と課題
メーカー卸し農協みたいな感じでいけば、基本的には流通業者が1個とか2個とかない分、手数料分は全然安くなったりするし、
逆にあなたのために肥料を作りますみたいなオーダーメイド肥料をやっている肥料屋さんも結構ありますし、
そういったところで農協の仕事というのをどうやって切り取るかみたいなところが、農協が悩まされているところになるかなということですね。
逆にそこにいろんな商売の価値が出てくるかなというふうにも思います。
さあ、まじで長くなったので、ちょっとこれぐらいにしようかなと思いますけれども、
嬉野さんにいただいた農協の闇というところから農協の話をしてきました。
ここまで聞いていただく方もそんな多くはないと思いますけれども、
全部聞いていただいた方は本当にお聞きくださいましてありがとうございました。
またリッスンさんで配信をしていきますので、
Spotifyだと聞けなくなるとかあるのかな、分からないけど。
それはないと思うんですけど、番組的には別番組という形になっちゃったので、
ちょっとそこをお気をつけてまたチェックしてもらえたら嬉しいです。
では終わりにします。
お聞きくださいましてありがとうございました。
52:35

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