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日々考察-ヒビコウラジオ。このチャンネルでは、広島でサラリーマンをしているたしずんが、日常の出来事に対して色々と考察を加える、そんな放送をしていきます。
第155回の放送を始めていきます。外で収録しているので、車の音等が入っていると思います。
今回のテーマが、プロ農家とプロリーマンの共通点というお話をしていきます。
どういうことかと言いますと、
本日、東広島市のめちゃめちゃイケてる農家さんに会いに行ってきたんですよ。
東広島市の秋津町で柑橘の農家をしている若手の農家さんなんですけど、
若手と言っても、私と同年代の30代半ばのいい年の農家さんです。サラリーマンだったらもういい年だと思うんですけどね。
農家だとなぜか若手扱いされちゃうんですよね。不思議なことに。
ということで、そのイケてる農家さんが行って、その人が作っているみかんを購入したんですよ。めちゃめちゃ美味しいね。
美味しいみかん。イシジっていう品種のみかんで、
正直この人のイシジ食べて美味しくなかったら、もう広島県産のみかんは無理だっていうぐらい。
それぐらいバチバチに美味いみかんなんですよ。
毎年その人のみかんを買うんですけど、それを知ってしまうともう別のみかんには食べれないぐらい。
毎年食べても美味しいみかんです。
しかも私は、両親とも祖父母がみかんの農家やってて、今おじがついでみかんの農家やってるから、子供の頃からずっとみかんを食べてるんですけど、
それにしてもね、今回買った農家さんのみかんは、それにしても美味いと。こんなに舌がこえてる多自然なのに美味いと。
それはなぜなんだっていうところなんですよ。
ちょっと考えてみたんですけど、
一番大事なのはね、その人がやってる一番大事な要素って、冒険をしない、ギャンブルを打たないっていうところなんですよね。
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これがサラリーマンをする上でもめちゃめちゃ大事な考え方なので、今日はそれについての考察です。
ギャンブルはしないっていうところで、
簡単に言うと、農業って、要は作物がちゃんとならなければ収入がないし、売れなければ収入がないっていうことで、
非常にね、自己責任性の高いというか、自分が頑張った結果が良くも悪くも結果に反映される世界だと思うんですよ。
で、その中で売れるかどうかっていうときに、他の人と同じことをやったら売れないっていうのがありますよね。
で、農協に出荷をするんだけど、農協に出荷をしていては買取価格がめっちゃ安いので、なかなか生活が良くならないというか、売上が伸びないっていうところがあるんですよ。
なので、そういう収入を伸ばすとかっていうことを考えたときにですね、一言で言うと、自分と違うことをやらないといけないんですよ。
ごめん、間違えました。人と違うことをやらないといけない。とんでもない間違いをしましたけど、人と違うことをやらないといけないんですよね。
ですから、他の人がやってないことなんですけど、一見ね、人と違うことをやるっていう言葉を聞いた人はですね、セオリーから外れたことをやるっていうふうに思いがちだと思うんですよ。
要は、基本に忠実じゃないやり方みたいな。そう考える方もいらっしゃると思うんですけど、実はね、人と違うやり方の中でも、だからそういうセオリーに外れてっていうことは、
セオリー通りのやり方って、とか基本に忠実なやり方、これはどういうことかというと、世の中の数多くの人が実践した結果ですね。ある程度結果が保証されているやり方、これが基礎基本とかセオリーっていうことだと思うんですよ。
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つまり、基礎基本を守らない、セオリーから外れたやり方は、なんかどうなるかわからない。他の人がやってないから、どんな結果が出るかわからないという方法だと思われがちなんですよね。
ところが、私が今日会ったプロ農家さんは、他の人と違うやり方をするんだけど、それでも結果がある程度保証されている方法をとっているんですよ。
例えば、一番は、広島県の農業試験場が実際に試験的に栽培をしてみてうまくいったやり方ですとか、広島以外の都道府県の試験場の結果とか、
どこかの農協さん、JAさんがやっている栽培方法で、広島県では採用されていないやり方とか、そういうことをしっかり研究して実践している。
だから、その人が言うには、チャレンジはするんだけど、それは無謀なチャレンジじゃなくて、多分いけるだろうなっていう、多分いけそうだっていうことが確実に言える、そういうチャレンジをしているということなんですよ。
だから、そういうことを勉強していない人って、その農家さんのチャレンジを見て、また変なことやってるわあいつ、どうせうまくいかないわとかって言っちゃうらしいんですよ。
だから、そういうことを言われても、その農家さんは全く気にしなくて、そういうダサいやつとは付き合わないってね、はっきり言ってるんですよ。めちゃめちゃかっこよくないですか。
自分が作った作物は全部三直位置で捌けるから、売れ残りが絶対発生しない。売れる分しか作ってないけど、その中でギリギリのラインでなるべく多めに作ってると、そのようなお話をしていました。
だから、現在県とか市役所がやっている農業政策って、販路の拡大ばっかりらしいんですよ。だから、いやいや、販路は自分で作れるからいらないんだけどって言ってて、だから市役所とかのお世話になることはあんまないんですよみたいな話してて、なんかめちゃめちゃかっこいいなと思いました。
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おいで、新しいことをやる上で、どうしてもリスクがあるじゃないですか、どうしても。だから、それはリスクをしっかりと認識する。
これをやって、うまくいかないときはこうなるよっていう、そういう情報をしっかりと調べた上でチャレンジすると。
だから、なんて言うんだろうな、リスクとリターン、メリットとデメリットをはっきりさせて、その上で勝てる算段が高いものを選んでやっていくと、そのようなことを言っていました。
さらにですね、もっとすごいのが、その人ってやった結果失敗してしまったとき、失敗したときに失敗したら次はこうするみたいな、そういう方針を最初に定めた上で新しいことを行うと。
そのような話をしていました。
だから、例えばその農家さんってすごくて、そのみかん作ってるんですけど、みかんだけじゃなくて、いろんな品種の柑橘を作ってます。レモンも作ってるし、うんしゅうみかんも2種類作ってるし、
あとはちゅうばんかんっていう、収穫時期が遅い柑橘類もいくらか、2種類くらい作ってる。柑橘だけで5種類作ってると。
で、その上、夏になったらシャインマスカットだの、ビワだの、特色のあるそういう作物を作って出荷してると。
ですから、本当はみかんのために新しいことを取り入れると。
みかん用にやってることなんだけど、もしみかんがこけても、そのやり方とかその設備、導入した設備を使って、
じゃあみかんがダメだったけど、ぶどうでいくかとか、ビワでいくか、みたいなバックアップを取ってるんですよね。
で、なおかつ、それらが全部うまくいかなくても致命傷にならない。そのレベルで新しいことに取り組むと。
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要は、新しいやり方で前後消しても、なんとか生活には影響がないレベルまでなんとかやっていると。
そのような話でですね、とにかく失敗をしないし、失敗しても大丈夫っていうやり方を採用しているということですね。
これが本当に素晴らしいなと思っていて、私のプロリーマンとしての働き方にめちゃめちゃ通じるところがあるんですよね。
例えば、私は再々スケジュール管理の配信をしているんですけどね。
スケジュール管理もそうです。
私の場合は、とにかく前倒しで早めに行う。最悪問題が起きたとしても、その問題に対処してて間に合うというレベルの仕事の進め方なんですよね。
なので、なぜそうやっているかというと、何か問題が起きたらゲームオーバーという状況を避けたいということです。
だからその農家さんの、このチャレンジに失敗したらゲームオーバーという状況は避けるという方針と一緒ですよね。
もうちょっというと、二重三重に手を打っておくと、失敗しても次を考えるというのはめちゃめちゃ大事にしています。
だからそのために、いろいろな可能性を考えて、役所に申請を出す書類を作っているんですけど、
仕事ができない人って決め打ちで行くんですよね。
これって多分この部署のここに申請を出せば、申請が通るんだろうなって決めつけてその業務に取り掛かるから、違いますって言われたときに困るんですよ。
そういうことで、私の場合は、もしかしたら役所のこっちの部署に話をしなければいけないかもなって、そういう予測をしっかり立てた上で日々の業務に取り掛かっているんですよね。
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そういうことで、いろいろな可能性を考慮した上で、バックアップを取るということをとても大事にしています。
そういうことで、とにかく失敗をしないということを大事にしているってところですよね。
ただ、やっぱりそうは言っても、人と違うことをしないと自分が抜きに出ることはできない、そのような考えを持っていらっしゃる農家さんですよ。
これは多指寸も非常に同じような考え方、方針で日々の仕事に取り組んでいます。
例えば、私がいる会社だと、みんな書類を作ったり、書類に必要な図面を書いたり、図面に必要な現場の調査を行ったり、そういうことで、職人気質な人が多いんですよ。
だから、現場の調査が速い、スピーディーとか、図面を書くのが速いとか、そういうのってみんなやっていることなんですよね。
ですから、私の場合はそれ以外の、例えばコミュニケーション。
お客さんとのコミュニケーションをみんなやっているから、社内でのコミュニケーションが得意な人になろうと。
で、いろんな部門の部署の中で、いろんなメンバー、誰とでも相談し合える中、こういうのをやっているんですよね。
今、広島に帰ってきて、4ヶ月くらい経ちましたけど、3ヶ月か。
この3ヶ月の間でね、もうすでにね、広島のメンバーとはそういう関係がね、実はできてしまってるんですよ。
あの、昔広島にいたときにね、当時いなかったメンバーも結構増えてるんですけど。
だからそういう昔付き合いがなかった人に対して、新しく人間関係を作るみたいな、そういうことをね、結構重点的にこの3ヶ月を行ったんですよね。
でまぁ、その結果、そういう新しいメンバーの人に対して信頼関係ができていると。そういうことです。
なおかつ、その部門の垣根を越えて、別の部門の人に対してもコミュニケーションをめちゃめちゃ意識してコミュニケーションを取ってるんですよ。
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ですから、なんかね、複数の部門で協力してやらないといけない仕事があるんですけど、そういう時にもね、誰よりも先に私に相談が来るんですよね。
だからそういうことできる人って、今の職場の中で私だけです。
たしずんだけなので、たしずんを失ったらどうなるかわかってますよねっていう、そういうことをね、はっきりと会社の偉い人たちに言うことができると、そういう状況でございます。
なので、要は他の人と違う価値を作って、うぞうむぞうの中に入らない。社員その一、農家その一にならないと。
そのような話です。
とてもね、今回勉強になったんですけど、結局その農家さんがね、言ってくれてるので嬉しかったんですけど、たしずんさんが来てくれた時って、いつも話が盛り上がってあっという間にね、時間が来ちゃうからなーっていう話してたんですよ。
あれ嬉しくて、なんでかっていうと、私自身が相手の話を引き出すコミュニケーション、これを意識してやってると。
ですからその農家さんの話をいろいろ聞きたいなと思って、その話を引き出してるわけです。
話が引き出されたなっていうのを自覚して、自覚してくれてるから、それも何かやった甲斐があったなと思って嬉しいと。
まあそんなことを考えてます。
ということでね、プロリーマンとプロ農家の共通点は、リスクを取らないと。
リスクのケアをしてる、それから他の人がやらないことをやって自分の価値を高めてると。
そのようなお話でした。
もし広島に来られる際にはね、その農家さんのみかん買ってほしいんで、どんな人なのかを知りたい方はね、ぜひDMとかレターで私に問い合わせを。
してくださいと。ネット通販されてないんでね、その人は。
ネット通販しなくてもね、3直位置だけで全部捌けちゃうから。
まあそういう話です。
非常にね、刺激的なね、バチバチの同年代の農家さんね、面白かったんで、引き続きね、この人のことはね、追いかけていこうと思います。
まあね、向こうからね、また暇の日に飯誘ってくださいやって言ってくれたんで、
まあそういうことで、たぶんね、来月どっかでまた昼ご飯食べに行って、バチバチの仕事トークをするんだろうなってとこです。
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はい、ということで、日々耕撮日々耕ラジオ、第155回の放送をこの辺りで終わります。
ここまで聞いてくれてありがとうございました。