農家の紹介と背景
日々考察-ヒビコウラジオ、このチャンネルでは広島でサラリーマンをやっているたしずんが、日常の出来事についてあれこれと考察をしていきます。
第299回の放送ということで、今回のテーマが、やっぱり凄かった農家さんというお話です。
私の友人でですね、非常に素晴らしい結果を残している農家の人がいます。
広島県で活動されているんですけど、 メインの作物は柑橘、主にみかんとレモンです。
この人はね、私が大学を卒業して最初に入った会社で、お世話になっていた取引先の方なんですよね。
サラリーマンをやっていたんですけど、その人は、途中で脱サラをして実家の農家を継いだんですよね。
でも、その人自身がものすごく農業の勉強をされていて、知識がたくさんあるんですよ。
その上で、経営者的な目線もものすごく持っていて、資金繰りみたいなのもものすごく上手なんですよね。
その人が作っている作物、特にみかんなんですけど、めちゃめちゃ品質が高くて美味しいんですよ。
ですから、ぜひね、あのみかんが好きな人にその人が作っているみかんを紹介したいんですけど、
ネット通販みたいなのをね、一切やられていなくて、完全に市場というか、三直市に出荷するだけでですね、
全量販売しきってしまうっていうすごい人なんですよ。固定客もついてるし、
だから売り先に困ったことがないって言うんですよね。 すごいですよね。
柑橘からの転換
で、その人の何がすごいっていうことなんですけど、 今までの放送で何回か取り上げてますけど、やっぱり技術がすごい。
最新の情報をですね、常にキャッチして、 栽培の技術を高めているっていうところで、
その人が作るみかんは、私自身もですね、 自信を持って紹介できるっていうところなんです。
で、なおかつ経営的な知識もものすごく勉強しているので、
どうやったら自分の生活を上手に回していけるか、 そういうことを
日頃からめちゃめちゃ研究してるんですよ。
っていうところまでは以前話したことがある内容なんですけど、 一番、私が一番すごいなって思ったことがあって、
この度久しぶりにお昼ご飯一緒に食べに行ったんですよね。
で、
まあ、 僕と同い年なんですけど、
その人はね、私と一緒に会話をするときはもう嬉しそうに、 今の自分がやってる商売のね、
現状と今後の展望みたいなのを嬉しそうに話をするんですよ。 だから、私はずっとその人の話をずっと聞いていって終わりみたいな感じに毎回なるんですよね。
で、今回話してくれた内容がすごくて、 もともと柑橘の農家さんをね、
先祖代々やっていて、お父さんから受け継いだっていう畑で、 えーと、みかんとかレモン、あるいはね、中板柑って呼ばれる作物を作っています。
中板柑っていうのはみかんの亜種で、いろいろな みかんに似た作物ですよね。例えばデコポンとかね、
熊本で有名ですけど。 あとはセトカとかハルミハルカ。
あとはね、この辺がまあ中柑って呼ばれる 作物。で、あと板柑っていう遅い時期に作られるものが発作とか
夏みかん、天夏、このようなものです。 で、
まあその農家さんはね、広島県の推進している品種で、
石地っていうみかん、 いわゆるみかんっていう分類される、
まあ雲州みかんっていう作物なんですけど、 石地っていうみかんを作ってて、めっちゃ美味しいんですよ。
だから私も石地の時期、今年はどれくらいの時期に収穫されるかっていうのを事前に聞いて、
その時期にね、その人の家まで訪問して買いに行くんですよね。 なので柑橘農家さんだと思ってたんですよ、今まで。
で、この度お話をしていて、あの、ちょっとびっくりしましたけど、 柑橘を少しずつ減らしてるって言うんですよね。
びっくりしました。 柑橘、特にみかんは、あの、
みかんの石地はすごく品質にこだわった 栽培をしているので、ちょっと値段も高めに設定して三直一に出していると。
味はめちゃめちゃ自信があると。 で、えっと、まあそれが石地っていうのがね、ちょっと早い時期に収穫できるんですよ。
で、 ちょっと遅れて収穫できる青島っていう品種のみかん。
これに関してはとにかく、 えっと、手間をなるべく減らして市場に出回らせるっていうこと。
それから、えっとね、あとはデコポン。 デコポンっていうか、広島県ではデコポンの一種として、
白ぬいっていう品種を推奨しているので、 白ぬいも少し出していますと。
ただこれらも、 えっと、まあそこまでこだわってなくて、とにかく
収穫をして出荷をするっていうことを、作業性を、 あの、作業効率を上げるっていうのを第一に考えているみたいでした。
で、 今回ね、お話を聞くと、
そのうんしゅうみかんとかちゅうばんかんはちょっと利益率が悪いから、 少しずつ減らしていきたいなっていう話をしてたんですよ。
みかん農家を継いだのに、あの、みかん減らすってすごいなぁと思ったんですけど、 じゃあどの作物で、
えっと、生計を立てるかっていうお話なんですけど、 一番のメインはレモンらしくて、まあ柑橘なんですけど、
レモンを貯蔵して、えっと、 まあ夏頃に出荷をすると、夏に出荷をすると、
他の人が出荷してないからものすごく高値で売れるっていうことで、 貯蔵施設を整備して貯蔵しといて、
夏に出荷するっていうお話でした。 まあそれと追加でレモンの出荷が終わった頃に、今度はねブドウの出荷ができるって
いうことなんですよね。 えっと、シャインマスカットを作ってるんですけど、
シャインマスカットもあのめちゃめちゃ高品質なものを 作ってるから、えっと、
市場に出さずに3直位置で値段を高めに設定して出していると。 それは全部、えっと、売り切れるらしいんですよ。
ですから、そのレモンとシャインマスカットが今のところエース、 見本柱で利益を稼いでいると言っていました。
多様な作物の生産
だから、今までのみかん中心の栽培から、 ガラッと方向転換をしてるんですよね。
まあそれと、そのレモンが出荷するよりちょっと前の時期の 連休明けから梅雨ぐらいまでは
ビワ、ビワが取れるって言うんですよ。 ビワ。 ビワっていう果物を皆さん食べたことありますでしょうか?
ビワも一部栽培しているので、 まあそれはお父さんの時代から栽培してたからその畑を譲り受けてシャアなしで作ってるって
言ってたんですけど、 そのビワもねすごく高品質のものを作られてるんですけど
やっぱりかける労力に対して売り上げがそんなに高くないからちょっとずつ減らしたい っていうお話をされてたんですよね。
だからすごいなぁと思って、時代に合わせて良い作物を選んでちょっとずつ変化させてる っていうのが本当素晴らしいなと思っています。
柑橘だけを上手に作れる人はこの広島県内何人もいるから そことはね戦わないって言ってたんですよ。
その農家さん自身が自分の長所として考えているのはいろんな品、 いろんな作物をちょっとずつでも全部上手に作って出荷していくっていう
こういう栽培というか こういう農業をしている人があんまり県内たくさんいないから
そこで自分がちょっと有利なんじゃないかなっていうお話をしていました。 でまぁなおかつ
最近はですねその 農家さんの仲間で儲かってない人を自分の農場で雇ってその
収入のプラスにしてるっていうお話をしてたんですよ。 これもすごいなと思って
そのうまくいってない後輩の農家さん、まあ別の作物作ってるんですけど ちょっと手が空く時期があるらしいんですよ。
なのでその手が空く時期にちょうどその僕の友達の農家さんが忙しくなるから 仕事を
賢い雇用計画
代わりにやってもらってお給料支払うという形で言ってました。 でもそのすごいところがですね
ただただ手伝わせるだけじゃなくて その手伝ってくれるの
知り合いの農家さんたちがちゃんと上手に 儲けが出せるように、利益を出せるように
給料を計算して どの作業を時給何円でやってもらったら自分も利益が残せて
その知り合いの農家さんにもその収入の足しになるみたいなのを ものすごく一生懸命計算して
それで決めてたっていう話なんですよね。 これが本当にすごいなと思って。ただただ
人を使い捨てるみたいな気持ちじゃなくて やっぱりその農家仲間だからいい関係をキープしたいんだけど
やるべきことはちゃんとやってくれないと困るし、でもそのためにしっかり給料は支払うっていう
しかもそれをちゃんと計算して金額を弾き出してるっていう風な話してたんですよ。
確か3年ぐらい前に初めて自分のところも人を雇おうと思うっていうお話をされていました。
私が前回広島にいた頃の話です。
それでどうしても計算がうまくいかなくて悩みすぎて 遠景脱毛症ができたって言ってたんですよ。
どんだけ悩んでんだと思ったんですけど。 それだけ人を使うってことはその人の人生に影響するからっていうのを
ものすごく真剣に考えてやられてるっていうことで そういう人間性も本当に素晴らしいなと思ってですね。
同い年なのに いつの間にか自分よりはるか前を進んでる、突っ走ってるっていうので
一言で言うとかっこいいなって思った。 ただ私がそこのレベルに行ってないっていうことにちょっと悔しさがあってですね。
だからこういう人とこういう自分よりレベルの高い人とですね お話をするとめちゃめちゃ刺激を受けてやる気が出るっていうのがあります。
本当にねその農家さんも私のことを友達として認めてくれてて 認めてくれてるからたまにこういうご飯食べに行ったりとかした時に
すごくね嬉しそうに今の自分の仕事をね 語ってくれるんですよね。
だから私に対してはそういう まあ友達なんで直接販売するよって言ってくださってるんですよ。
本来は3直位置に出荷すれば一度に何十ケースって出荷できるから 手間がかからないんですよね。
お客さん一人一人に小売りをすると 一人一人の対応ってことでめっちゃ手間がかかるからできればやりたくない。
これ大きな農家さんはみんなそう思っているはずなんですよね。
だけどまあたしずんさんは別にいいよってそれはもうあの信用 信頼してる人だから全然小売りでもいいよって言ってくださっているんで
まずはそういう認めてくれていることにものすごく感謝をしてですね。
言ってくれている以上は今年もちゃんと買うってこと約束をしっかりしてですね。
シャインマスカットと あとは
みかんね石地ですよね。本当はBM買いたかったんですけどちょっとタイミング逃しちゃって今年買えなかったんですけど
まあみかんでねリベンジしたいなって思っています。 やっぱりこういう自分よりも強いやつを
見つけるとワクワクするっていう。 私は少年漫画の世界観で生きているので
こういう自分より強いやつとね今後もぜひ仲良くしていきたいなって思っています。
あそうそうえっと 農家
えっと最近ねその 歌界隈の人たちとよく付き合ってるんですけど
Kさんっていう方がブドウ農家をされてて 今回のシャインマスカットね
Kさんのところでも販売されてるみたいなんで もしかしたらちょっともうタイミング
あのこの放送が公開されている時にね タイミング逃してるかもしれないんですけど一応
KさんのXのページを
概要欄に貼っておきますのでまた もし興味があったらね皆様そちらもチェックしてみてください
はいまあ とにもかくにもですね
えっとこういう自分より強い人っていうのね これからも見つけて仲良くしていきたいなって思います
皆さんもですねぜひ目標にする人物みたいなのをですね あの
見つけてその人を追いかけるっていうのもね いいんじゃないかなって思います
はいということで 日々考察日々考ラジオ
第299回の放送 やっぱりすごかった農家さんというお話をいたしました
農家との関係構築
ここまで聞いてくれてありがとうございました
