00:05
日々考察-ヒビコウラジオ第229回の放送を始めていきます。
今回のテーマが、会社員は模倣できる奴が割とガチめに強いというお話をしていきます。
年度の変わり目ということで、新社会人向けのシリーズを始めていこうと思います。
今回はですね、その第一弾ということで、模倣ということについてお話ししていきます。
模倣っていう言葉は、皆さんご存知でしょうか。 簡単に言うと、そっくりそのまま真似るということですね。
真似をするってことです。 まあ、かんこぴってことですよね。
えーと、しゅはりっていう言葉がね、あるんですけど、皆さんご存知でしょうか。
守る、破る、離れると書いて、しゅはりという言葉があります。
えーと、これは武道とかで、師匠から教えをいただくときの考え方なんですけど、
最初は守る、で、教えを守る。
慣れてきたらその教えを破って、師匠から離れていくっていうことですね。
要は独立するってことです。
まあ、なんか美容師さんとかでよくありますよね。
最初はお店に勤務して、お客さんを作って独立すると。
そういうことなんですけど、えーとね、まずは守らないといけないんですよね。
しゅはりのしゅ、一番最初の部分です。
今回はこの守るっていうことをちょっと掘り下げていきます。
やっぱり初めてお仕事をするっていうことで、わからないことしかないですよね。
えーと、ですから、とにかく先輩や上司からね、教わらなければいけません。
教わるってことで、具体的な内容をしっかりと教えてもらうんですけど、
その具体的な内容っていうのですよね、あの、まずはその内容通りに行いましょうという話ですね。
人から教わった内容は必ずその通りに行いましょうという話です。
特に最初に習うのがね、基礎基本の部分だと思うんですよ。
基礎基本はめっちゃ大事です。
なので絶対にその基礎基本を守りましょうと。
教わったまんまに自分が行うというふうにしましょう。
で、これなぜかっていう話なんですけど、
03:01
まあ大原則、まずはですね、基礎基本っていうことは、
あの、どんな状況でも通用するんですよね。
どんな状況でも通用するから基礎、基本なわけです。
ですから、あの、
まあ簡単に言うと、その基礎基本を守った上でプラスアルファを追加していくっていう考え方になるんですよね。
そうじゃなければ基礎基本と呼ばれないわけです、逆に言うと。
今回この場合に当てはまってこの場合は当てはまらないよっていうものは基礎じゃないんですよね。
毎回必ず当てはまる、あるいはほとんどの場合に当てはまるから基礎、基本なわけです。
なので、基礎基本は特に絶対に守ってください。
まあ仕事で言うと手順、
えーと作業の手順は必ず同じ手順でやってくださいって。
まあ言われますよね、指導されますよね。
これもう簡単な話です。
書類の場合も書類の書き方、言葉の選び方は一定にするとかね。
この場所にはこれを書く、例えば名前を書く欄が決まっていたりしますけど、
もうそんな名前書く欄は名前書く欄、
名前書く欄は名前しか書かないじゃないですか。
名前を書くのは名前を書く欄にしか書かないですよね。
でも社会人の仕事をしているとそれに近いことなのにやってない人が多いんですよ。
ちょっとオリジナル要素を加えて、名前の書く欄に住所を書いたり、
これ極端な例えですけど、こういうこと意外とやってます。
もっと言うと、名前を書く欄は氏名という文字が最初に書いてあって、
それのすぐ右側に左詰めで書きますよね。
基本的にはそうです。履歴書とかそうだったはずです。
ところがこれをオリジナル要素で左詰めにせずに、
その枠の真ん中に合わせるとかね、下手したら右詰めにするとか、
そういうレベルのオリジナル要素を入れるとか、
オリジナルの方法を取るっていうアレンジを加えるっていうかね、
そういう人がね世の中思ったより多いです。本当に多いです。
オリジナル要素をね入れては絶対ダメなんですよね。
オリジナル要素を加えてしまうとですね、
伝えたやり方が合ってたのかどうかわからなくなるんですよ。
つまり、伝えた方法が間違っていたのか、
それともそのオリジナル要素を入れてしまったせいで、
その本来うまくいくものがうまくいかなくなったのか、
どっちかわからなくなるんですよ。
06:01
ですから、例えばね方法自体が悪いっていう場合は、
その指導が間違っていた、アドバイスがずれていたっていう可能性がありますよね。
ですから、やはりそれは伝えた側が改善しないといけないんですよ。
伝えた側だって完璧ではありませんから、
同じようにレベルアップしていかないといけないわけです。
ところが、オリジナル要素を入れてしまった場合は、
オリジナルのその要素を入れるっていう選択が間違っていたのか、
オリジナル要素のやり方、ちょっと変えたやり方が間違ったやり方に変えてしまってたのか、
そういう場合もありますので、どっちなのか検証ができなくなるんで、
オリジナル要素は加えてはいけませんと。
教わったことは教わった通りにやりましょうっていうのはこういう理由もあるんですよね。
ですから、教える側としても模倣、要は勘コピしてくれる人の方がありがたいんですよね。
自分が教えた内容が本当に正しかったのか、やっぱりその都度確認をしていかないといけません。
もしかしたら教える側が間違った知識を持っていたとか、曖昧な理解だった。
でもそれ、曖昧で自信がなくて教えている場合もあるし、
自信を持ってこれが答えだって思ってたけど、実は違いましたっていうこともあります。必ずあります。
ですから、やっぱりまずは勘コピをして、
なんて言うんですかね、その相手の教わったやり方っていうのをまずは身につける。
これをやっていただきたいです。
まあ、いずれにしましても、基礎基本とかの話にあったようにですね、
そのやり方は毎回通用するから、それをやってないと話にならないっていう場合があります。
やっぱり教わった基礎基本をそれ通りにこなすっていうことをしないと、
やっぱりね、土台がガタガタになってしまって、ガタガタの土台の上にですね、
いくら応用的な技術を積み重ねていってもうまくいかないわけですね。
実力をつけないと、やっぱり仕事ってミスばっかりしてるとものすごくやりづらくなっていくんですよね。
自分自身にものすごくストレスがかかってきます。
なので、そういう意味で実力は早めにつけておかないといけないですから、
実力をつけるってことは、第一歩はまずは基礎を固める。
09:04
ですから先輩が言ったことをその通りに模倣する。
勘コピするっていうことが非常に重要です。
これ本当に重要です。
またですね、ちょっと別の切り口で考えてみても、
他人のやり方を模倣するってことは、他人の技術を盗むってことなんですけど、
その人がね、今まで積み重ねてきたノウハウとかをそのまんまもらうことができるんですよね。
他人が長い期間をかけてですね、経験した上で身につけてきた技術とか考え方っていうのを教えてもらうってことは、
教えてもらって、それを練習して身につけるっていう短い期間で教えてくれた人の経験をね、
そのまま丸パクリできるというか、そういうメリットがあります。
先輩の仕事を見て盗むっていうのは、つまりこういうことなんですよね。
その先輩社員が長いキャリアの中で身につけてきた、
そういう経験に基づく技術やスキルを、私たちはね、短い期間で丸まんま習得することができて、
非常にタイパーがいいというか、時間に対する効率がものすごくいいんですよね。
でも、オリジナル要素を入れてしまうとですね、
その要は真似した相手の、その相手が経験の中で出した答えとずれてしまうわけですよね。
その人の経験、経験上出した答えの中に自分の経験上出した答えが混ざってしまうっていうことなので、
非常にね、あの、何て言うか、純度の薄い、
えーと、まあ、純度の悪い技術習得になるっていう感じかな。
なので、少しずれてしまうんですよね、やっぱり。
まあ、そういう意味で、やっぱり模倣できる人が強いわけです。
えーと、仕事、社会人としての仕事は、まあサラリーマンであっても、その個人事業主やフリーランスであっても同じことですけど、
ずーっと同じことだけをやるっていうふうにはいかないわけです。
やはり仕事内容はちょっとずつ変わっていきます。
変わるごとにですね、新しい、新しく、あの、学び直さないといけないわけです。
学び直すっていう時にですね、やっぱり、あの、
その都度、えーと、まあ、新人に戻るような感じになります。
なので、えーと、また別の人から教えてもらったり、過去の事例を参考に学び直さないといけないわけです。
12:01
そういった学び直しの際にはですね、えー、必ず、その正解、模範回答を模倣して勘コピすると、そっくりそのまま真似をして再現をすると、
こういうことがずーっと必要になってきます。
この長い社会人生活、ずーっとそういうことの繰り返しなんですよね。
ですから、えーと、
新社会人の方はですね、やはり1年目っていう立場のうちに、
そういう教えられたことをしっかり模倣するっていう、そういう習慣をですね、
ぜひ身につけておいていかれるといいんじゃないかなと思います。
まあ、今話したことのように、ちょっとずつ仕事内容が変わっていったら、学び直しが必要になります。
ですから、えーと、社会人2年目以降の、まあ、ベテランの方であっても、この考え方、教えられたことを完全に守ると、
模倣するっていうことは、ベテランの方であってもとっても重要な考え方だと思います。
えー、皆さんいかがでしょうか。
えー、やっぱり、教えてもらうっていうことはね、どういうことなのか、
しっかり、教えてもらうっていうこと自体を分解して考えてですね、
えーと、じゃあ、自分はその教えられたことをどうやって実践していけばいいのかっていうのをね、
しっかりそこも考えた上で、日々のお仕事につなげていっていただきたいなと、そのように思います。
えーと、このチャンネルでは、広島でサラリーマンをやっている多志寸がですね、
こういった仕事の考え方やノウハウだったり、コミュニケーションの話をしたり、
時にはですね、あの、よくわかんない、脳みそがごちゃごちゃしてる、
えーと、そういう深い思考を皆さんにお伝えしています。
サブチャンネルでは、酔っ払ってライブ配信をしたりしています。
えーと、もし気になった方はですね、ぜひぜひ、
えーと、他の放送も聞いてみてください。
ということで、日々考察日々考ラジオ、第229回の放送、
会社員は模倣できる奴が割とガチ目に強い、というお話をいたしました。
ここまで聞いてくれてありがとうございました。