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日々考察-ヒビコウラジオ
このチャンネルでは、就職第二氷河期世代のたしづんが、仕事のコミュニケーションを中心に、あれやこれや考察をしていきます。
はい、第67回の放送を始めていきます。
今回のテーマが、接待の心得になります。
前回、大学時代のお酒エピソードの話をしたんですけど、それでね、お酒の話っていろいろ膨らむなと思ってて、
酒を伴う接待で、プロリーマンたしづんが何を意識しているのかと、そんな風な話ができたらなと思います。
接待ってね、ゴルフとかね、いろいろあるんですけど、
あくまで食事会とかの一番スタンダードな接待の会合とか、飲み会みたいなところを想定して話していきます。
で、まず大前提、接待の目的なんですけど、
お客さんと人間関係を良くするっていうこと、これが接待の一番根本的な目的になります。
ですから、今から話すいろんなコツみたいなのは、
すべて相手との人間関係を良好なものにするっていう目的を前提として話していきますので、そのあたりはご了承ください。
はい、で、コツが4つあります。
1つ目が相手が楽しめる時間を作る。
2つ目がプライベートな自分を出す。
3つ目が終わり良ければすべてよし。
4つ目が後日もう1回話す。
この4つについて説明します。
1つ目が相手が楽しめる時間を作るってことで、
飲み会って言ってもね、わーわー騒ぐ飲み会とはちょっと毛色が違うなと、そんな風に私は感じるんですよ。
だから、接待、相手をいかに楽しませるかっていうことに焦点を当てて接待を行うといいと思います。
ですから、会話がいろいろあると思うんですけど、
1番はね、相手の話している内容、内容そのものにまず興味を持ってください。
だから、どんな話するんだろうなって楽しみにしながら相手の話を聞いていくような、そんなイメージを持ってください。
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とにかくね、会合ですから、おそらくね料理とかが出てくると思うんですよ。
食べ物を食べながらコミュニケーションを取ると人間は心を開きやすくなると言われています。
ですから、相手もね、美味しい食べ物を食べながらだんだん気分よく話してくれるようになっていくと思うんですよ。
だから、相手がより饒舌になってくれるはずなので、その話自体に興味をしっかり持っていってください。
たとえ本来自分が興味のないジャンルだったとしても、その人が話してくれる内容にはしっかり興味を持って話の深掘りをするみたいなとこなんですけど、
これはもう精神論で言った方がいいと思います。変にテクニックを身につけるんじゃなくて、精神論でとにかく相手の話に関心を持ちなさいと。
興味・関心を持っていけばそれでいいよと思う。あとはその気持ちがあなたの態度に現れますから。
そういうことで相手の言っていることにしっかり関心さえ持っていれば、あとは流れでいけます。大丈夫です。
で、2つ目がプライベートな自分を出すということです。
相手の話に関心を持つと言っても、ずっと相手に話させてばっかりだったら、なんか変な尋問みたいな時間帯になっちゃいます。
なので、大事なのは会話ってキャッチボールですから、たまに自分もその相手の話にかぶせて、何らかの話をしていかないといけません。
日常会話でもそうですよね。だからこっちに話せるタイミングがくれば、積極的に参加していいんじゃないかなって思います。
その時にね、やっぱり接待をする相手って基本的には仕事上の付き合いのはずなんですよ。
もしかしたらお客さんかもしれないし、あるいは会社の中の同じ会社の偉い人とか、そんなことかもしれません。
お互いに仕事上の顔しか知らないわけです。
ですから、こういう接待の場では積極的にプライベートな自分をしっかりさらけ出すことが必要になります。
だから自分も話をしていくタイミングを作らないといけないんですけど、一番楽なのはね、共通の話題を見つけることです。
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だから趣味でも出身地とか大学の話とか、大学出られてない人だったら高校生の頃の話でもいいし、
昔、それこそ子供の頃やっていたスポーツ少年団で何らかのスポーツをやっていたとか、
子供の頃によく見ていたアニメとか漫画、よくやっていたゲーム、何でもいいんですけど、
男性だったらゲームの話がやっぱりつかみとしてはかなり便利だと思います。
私は幸い、兄弟で姉が2人と妹が1人いますから、年がある程度近い女性だったら話を合わせることができるかなと思います。
とにかくね、共通の興味とか、相手に話しても通じそうだなっていう話題が来たら自分が話しましょう。
で、なるべくそこで自分のプライベートな部分をしっかりさらけ出します。
で、ある程度話が落ち着いたらパスを出します。
相手のプライベートな部分もしっかり引き出せるような質問をしてあげるといいです。
だからここで下手なのが、テクニックばっかり身につけてその場しぬぎをしようとする人って、
聞き役に回れとか質問をせよっていうテクニックが有名だと思うんで、
せっかく共通の話題が来てもちょろっと話して、
なぜだいさんどうですかってすぐ相手に質問をしてパスを出してしまう。
早いんですよね。
本当は自分がドリブルをしなきゃいけない時ってあるんですよ。
ドリブルとかシュートとかって、
そういう例えで表されるような自分がプレーしなければいけない、
要は自分が話をして話題をさらに深ぼったり広げていく必要がある時間帯ってあるんですよ。
その時にパスを出してしまうと困るわけです。
だってパスばっかり出す選手ってあんまりいらないじゃないですか。
チームにね。
だからそういう意味で質問とかをしてすぐ相手に話題を譲るっていうのをやりすぎると、
今あなたが話をして盛り上げるタイミングなんじゃないのっていうことになりかねないわけです。
ここが難しくて、
それをしていると自分の話って面白くないからあんまり話さない方がいいと思ってますみたいな意見を
言う人っているんですよ。
だからそのために共通の話題を探すわけです。
共通の話題って要は相手が分かればいいわけですから、
自分がね、
まあ適当に自分の思ったこととか好きな内容を話していれば相手もなるほどってなるはずなんで、
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そうやってうまく自分のターンを乗り切るっていうのも、
会話が苦手な人はねとっても重要な考え方だと思います。
はい。
2つ目がプライベートな自分を出すってことですね。
3つ目、終わり良ければ全てを知って。
いきなり終わりの話まで飛ぶんですけど、
やっぱり一番最後が記憶に残りやすいじゃないですか。
だってその後から思い出した時に一番近い時間帯って、
思い出した時から一番近い時間帯はその回の終わりってことじゃないですか。
なので、最後。
最後にいい印象を持ってもらって、
その回が終わるようにしましょう。
具体的には、
えーと、そうだな。
まあ一番いいのは、
その最後の別れ際に、
まあ今日は楽しかったです、ありがとうございましたって言うじゃないですか。
その時に誰々さんのどの話がめちゃめちゃ面白かったですとか、
誰々さんの何とかの話が参考になったみたいに、
名前プラス具体的な話題を一つあげましょう。
まあこれがね、5、6人とか来ると難しいんですけど、
まあ4人までだったらできると思うんですよ。
相手が4人いらっしゃる場合は、
それができると思うんで、
それをね、1個1個で思い浮かばなかったら、
あのー、誰々さんはなんかたくさん話しすぎてもうわけわかんなかったけど、
結局全部面白かったんで嬉しいですみたいな。
そんな逃げ方でもいいと思うし、
あんまり話せてない人がいらっしゃったら、
また次回やった時に誰々さん、もうちょっと深掘りしていいですかみたいな感じで。
まあとにかく前向きな、
前向きなフィードバックを出して、
相手にそういう、
要はこちらが楽しかった、楽しんだんだっていうことを相手に分かってもらう。
問題がいると思います。
相手だってもう接待ってわかってるわけですから、
こちら側が楽しんでくれるといいなって思ってくれてるはずです。
もう普通はそうなんですよ。
そんなこと思えない人はもう付き合うべきじゃないし、
だからこちらが楽しい思いをしてきたので良かったですっていう話はしっかり伝えたほうがいいと思います。
はい、まあ3つ目終わり良ければってことで、
その関連で4つ目の、後日その話をもう一回出すっていうことですね。
よくあるのが、その次の日にもう一回訪問して挨拶をするとか、
会えない人だったら電話とかメールでお礼を伝えるってことなんですけど、
何日か後にね、そういえばあれ面白かったですよねって言ったらいいと思うんですよ。
もう下手したら1ヶ月後、2ヶ月後でもいいんですよ。
あの時の会合面白かったんで、第2弾やりたいですねっていう、
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そういう持っていき方をして、次に繋げればいいんじゃないかなって思いますね。
やってくると接待ってだんだん慣れてくるんで、楽しくなってくるんですよねこっちが。
最初の経験がない時はやっぱり不安で緊張するはずなんですよ。
でもそれってもう何でもそうじゃないですか。
慣れないから大丈夫かなって思うだけであって、
慣れてくると楽しくなるってもんなんですよね。
だから接待ってあんま嫌いせずに何回かやって、
どうせなら自分も楽しめるようになりたいなっていうスタンスで
いければいいんじゃないかなって思ってます。
はい、4つ目の話が後日またその話をするってことで、
なぜこの話をしてるかというと、私が接待があるんですよ。
接待っていうかお客様先の若手の社員さんを集まってもらって、
食事会をするんで、うちの会社の参加者は私一人なんで
1対4だったかなみたいな感じです。
なぜその会が決まったかというと、
1回偉い人も呼んで接待をやったんですよ。
3対3のガチ接待をやったことがあります。
その時に若い人が1人しか来れなかったので、
そのリベンジしたいですねって話をしてたんですよ。
今の客先を8月末までしか持てないことが分かったので、
せっかくだから、たんと思ってるうちに、
今まで色々お仕事を回してくれてたお客さん先の現場の人たちにね、
感謝を伝えたいなと思って声をかけたわけです。
だから前回来れなかった人を感じになってもらって
リベンジしましょうって言ったら、
その人が仕事的なんですよ。仕事ができる人なんで、
色んな人に声をかけてくれて、
若手の現場社員9名に声をかけてくださったそうなんです。
先方はお盆も出勤ですか?
私がお盆休みなんだけど、そちらの地域まで出向いて、
食事会しましょうと。
正直ね、宿取ってもいいなって思ってるんですけどね。
前日とか当日だと結構取れるんで、
宿泊してね、2次会3次会って言ってもいいかなって思ってます。
だからそれに合わせて、
自分の復習も兼ねて今回の話をしました。
ということで、ポイント4つ挙げましたのでもう1回おさらいしましょう。
1つ目が相手が楽しい時間を作ると。
そのために相手が話しているときは、
その話題とかに関心をしっかり持ちましょうってことですね。
2つ目がプライベートな自分をさらけ出す。
ってことで自分も話をした方がいいタイミングがあるんですけど、
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なるべく共通の話題が来たときにガッと食いついて自分の話をすると。
共通の話題があればそれを知っている人は結構楽しめるんで、
こっちの話が下手でも大丈夫です。
3つ目が終わり良ければ全て良しってことで、
もう最後の帰り際に全神経を集中させましょう。
具体的には今日のどんなとこが楽しかったとか良かったっていうのを
相手にしっかり伝えることですね。
4つ目が別の日にもう一回その話題を出すということで、
できれば第2弾の企画をそこで出すみたいな。
そんな感じをやっていけばいいと思います。
やっぱりせっかく接待をするわけですから、
最高に良い回にして相手に印象を付けるっていうのは
めちゃめちゃ大事だと思います。
今日の話を参考にして、
特に営業マンの皆さんは接待やってみてください。
あとはね、例えば親族の集まりとかあるじゃないですか、
法事とかね、そういう時にも普段会わない遠いおじさんとかにも使えるし、
特に地方に住まれている方は、
地域の集まりとかって結構あるはずなんですよ。
私の地域は住宅地なんでそんなにないけど、
1回くらいは自治会で集まってみたいな会があったりするんです。
なのでその時にもね、ある意味広い意味で接待だと思って、
このテクニック使ってみられたらいいんじゃないかなって思ってます。
はい、ということで第67回接待の心得、
この放送はこの辺りで終了します。
ここまで聞いてくれてありがとうございました。