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こんばんは、北詰至です。
このポッドキャストは、毎週一つの短歌を取り上げて、短歌のセカイの楽しみ方をお話ししています。
毎週金曜、夜8時に配信しています。
1週間の終わりの息抜きに聴いてください。
はい、今回は私、北詰至の自作の短歌、サウナ短歌をご紹介いたします。
雑談のテーマは、ソロサウナ中の体験談。
そして、水シャワーを浴びて尾崎豊が乗り移った話をご紹介いたします。
窓ガラス、壊して回ったことがない。
オイラも、ずぶ濡れで立つシェリー。
窓ガラス、壊して回ったことがない。
オイラも、ずぶ濡れで立つシェリー。
今回は、北詰至の自作の短歌で、窓ガラス、壊して回ったことがない。
オイラも、ずぶ濡れで立つシェリー。
シェリーというタンカをご紹介します。
このタンカは私がサウナに行って、 その行った先のサウナについてタンカを読む
サウナタンカというのをやっているんですけれども、 そのサウナタンカになります。
サウナに行くこと自体がとっても久しぶりだったので、 サウナタンカを作るのもですね、
半年ぶりぐらいかな、 半年以上ぶりになります。
なんでサウナでタンカを作っているかというと、 サウナでタンカがすごく浮かびやすいからなんですね。
サウナに入ると最近整うっていうのは、 すごく知られてきたと思うんですけれども、
整った状態って頭がクリアになって、 感覚がとても敏感になっているので、
タンカのような感覚を研ぎ澄ませて作るものを作るのに すごく適しているんです。
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なのでサウナタンカすごくおすすめなんですけれども、
今回行ったサウナはですね、 神楽坂にあるソロサウナチューンというサウナです。
ソロサウナというお店の名前の通り、 個室サウナになっています。
サウナって普通、1個の銭湯の中に1つしかなくって、 みんなでギュギュ詰めになって入るっていうイメージをお持ちだと思うんですけれども、
最近のサウナブームに乗って、 今いろんなサウナが新しくできています。
神楽坂のソロサウナチューンさんも、 割と最近できたサウナになっております。
個室サウナのいいところは、やっぱり今コロナで、 感染症サウナをおしゃべりしているとどうなんだろうとかですね、
ギュギュ詰めになるとどうなんだろうとか、 いろいろ心配があると思うんですけれども、
そういう精神的な心配をせずに、一人でゆったり入れる。
まあ誰に気兼ねすることもなくですね、 サウナの中でゴロンと横になることもできますし、
自由な格好、自由なスタイルで、 自分だけのサウナスタイルを楽しめるっていうところが魅力だと感じています。
私初めてソロサウナに入ったんですけど、 本当に快適でした。
セルフロールって言ってですね、 自分で好きな時に好きなタイミングで、
サウナストーンっていう温まった石にアロマ水をかけてですね、 アロマの蒸気を楽しむこともできますし、
サウナ室の中でタオルを敷いてゴロンと横になることもできるし、
あぐらかいたってですね、誰も他に人がいないので、 恥ずかしいこともないし、本当に好きなポーズでですね、
鼻歌を歌ってもいいし、もう何したっていいので、 すごくリラックスしてサウナに入ることができました。
今回のタンカはサウナではなくて、 水シャワーを浴びた時の状況をイメージして作ったタンカなんですけれども、
ソロサウナチューンさんにはサウナに必須と言われている水風呂はありません。
その代わりシャワー室があって、 天井にですね、大きなシャワーが天づけでついていて、
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そこからザーッと滝のようにですね、水を浴びることができるんですね。
で、頭を冷やすとやっぱりすごく頭がすっきりするので、 水シャワーってとってもいいものなんですけれども、
実は私ソロサウナチューンさんに行くまでは水シャワーが苦手でした。
水風呂は入れるんですけど、水シャワーってこう、上からこう急にザーッと降ってくるので、
衝撃がすごくてですね、キャーっていう体が縮こもる感じがちょっと苦手でですね、
水シャワーどうかなーって思ってたんですが、
今回浴びたら、私が今回ご紹介しているサウナタンカのようにですね、
まさに尾崎豊の気分になれたんですね。
窓ガラス壊して回ったことがない、 オイラもずぶ濡れで立つシェリー。
シェリーっていうのは尾崎豊さんの有名な曲の一つでもありますし、
窓ガラス壊して回るっていうのも15の夜ですね、 尾崎さん、豊さんの代表曲でもありますし、
ずぶ濡れで立つ、待つオイラっていう歌詞もですね、尾崎豊さんの別の曲の中に出てくるフレーズになります。
なんで尾崎の気分になったかというと、なんか天井から降ってくる水がですね、
まるで雨に打たれているような感覚になって、それで天井を仰いで顔全体でですね、
雨を受けている、水シャワーなんですけど、水シャワーを受けている時に、雨の中で熱湿をしているですね、
尾崎豊のような気分になったんです。
それはもうすごく衝撃的な体験で、私は窓ガラスを壊して回ったこともないしですね、
ずぶ濡れで立ち尽くしたこともないし、
まあシェリーってがなり声を上げたこともないんですけれども、
なんかその尾崎豊の自分がやってないその大人への反抗心とか、
なんかその魂を叫ぶみたいなことを、まるで仮で体験しているかのような気分になったんですね。
でそれがとっても爽快な体験だったので、その体験のことを
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短歌にしようと思って、この窓ガラス壊して回ったことがない、
オイラもずぶ濡れで立つシェリーという短歌を作りました。
水シャワー苦手っていう人結構聞くので、
この短歌を読んでですね、少しでも水シャワー浴びてみたいなーって思ってもらえたらいいなぁと思っています。
はい、いかがでしたでしょうか。
今回は北爪イタルの窓ガラス壊して回ったことがない、
オイラもずぶ濡れで立つシェリーをご紹介しました。
短歌の世界の歩き方は毎週金曜夜8時に配信しています。
また来週金曜夜にお会いしましょう。
それでは、おやすみなさーい。