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こんばんは、若奈です。
このポッドキャストは、毎週一つの短歌を取り上げて、短歌のセカイの楽しみ方をお話ししています。
毎週金曜、夜8時に配信しています。
1週間の終わりの息抜きになったら嬉しいです。
今回は、働くのが怖い16歳が読んだ短歌をご紹介します。
私の働くのが大嫌いだった落ちこぼれ社会人の時のお話と、
社会人になってから20年、どうやって嫌いな仕事と付き合ってきたかをお話しします。
空に立つビルの明かりが消えてから、目をつぶった非社会人、寝ろ。
今日は、コニーはやぼさんでいいんですかね。
ちょっとお名前の読み方がわからないんですけど、
小さい庭にやぼののをくれるって書いて、コニーはやぼさんでいいのかな。
空に立つビルの明かりが消えてから、目をつぶった非社会人、寝ろ。
という短歌をご紹介します。
非社会人は社会人じゃないっていうことですね。
16歳の方が作った短歌だそうです。
これはダビンチに掲載されていた短歌になります。
最初この短歌を見た時に思ったのは、
私の働いている会社のビルの明かりを思い出しました。
私は今はちょっと違うオフィスに移っちゃったんですけど、
つい最近まで本社オフィスで働いた時は、
結構大きなビルなので、近くに住んでいるので、
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ちょっとね、通りに出たら会社が見えるんですよね。
明かりも見えるんですけど、
やっぱり夜に明かりついていると、
なんか怖くなりますよね。
この短歌の作者のコメントで、
働くのが怖いっていう風に書いてあったみたいなんですね。
だからそのコメントと一緒にこの短歌を読むとですね、
家のベッドのところからきっと、
空にそびえ立つビルの明かりっていうのが見えてるんでしょうね。
で、それを怖いなと思いながら見てて、
そこの明かりが消えたのを確認してから寝てるっていう、
なんかそう思うとちょっと見守ってくれてるというか、
優しい子なのかなっていう雰囲気もありますね。
だいたい何時くらいまでビルの明かりが消えるのを待って、
見てくれてるんでしょうね。
遅いとね、12時超えちゃったりするときは、
そういう遅くまで働いてる人の明かりっていうのを、
あれですよね、お家から見てるんですけど、
それを見ながら働くのが怖いって思っているんですよね。
で、それってなんで怖いっていうのかっていうと、
家のベッドのところからきっと、
で、それってなんで怖いって思うのかなって考えてみたんですけど、
まず16歳でまだ社会には出てないから、
働くっていうことがどういうことかよくわからないっていう、
知らない怖さっていうのはあるのかなと思いました。
あとは例えばお父さんお母さんが、
同じように遅くまで働いてたりして、
疲れてるだったり、
大変そうな様子をお家で見てるかもしれないですよね。
で、それを見てて働くってお父さんお母さんがこんなに疲れちゃうっていうのは、
どういうものなんだろう、怖いのかなって思ったりしてるのかもしれないですよね。
で、そういうなんか怖くて、
切ない気持ち、寂しい気持ちとかを、
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なんかにこうして、
その様子を髪の毛からずっと書いてるけど、
最後に一言寝ろって自分に言い聞かせてるっていうのが、
なんかその、怖いことを考えてでも考えたくないみたいな解決方法はわからないし、
なんかこうどうしていいかわかんないからもう寝ろって自分に言い聞かせてるっていう、
なんかその辺に若さを感じましたね。
なんかもう、寝て全部忘れようみたいな考えるのもめんどくさいしっていう、
なんかそういうところがすごく出ている単価だなと思いました。
でね、私、働くのが怖いっていう作者のコメントにすごくシンパシーを感じたんですけど、
私もね、働くのって嫌いだったんですよ。
それ、高校生で初めてアルバイトした時からずっとそうだったんですけど、
本当に働くの嫌で、だから就職活動もね、私実はあんまりしなくて、
専門学校でやってはみたんですけど、ほとんどやってないですね。
本当申し訳ないぐらい何もしてないですね。
1回ぐらい会社説明会行って履歴書送ったりしたと思うんですけど、
専門卒なんてね、そもそも履歴書なかなか特化したところじゃないと通らないんで、
通らなくて、で、結局そこでもなんかもうめどくさいと思って就職活動やめて、
なんかアルバイトしてたところに入社したっていう感じでしたね。
で、その後とかもね、本当に仕事好きじゃなくて、
で、仕事もできなかったですね。
なんかコンビニとかマックとかでも全然容量悪くて、
何がどこにあるとか、そういう何ですか、オペレーション周りとかも全然覚えられなかったし、
覚える気もなかったからそうなんですけど、
クビになったりとかしましたもんね、アルバイトとか。
クビになったり、あと嫌になって逃げたりとかね、したことあるし、
それはまあ子供のね、アルバイトの時にね。
で、社会人になった後も嫌で、で、うまくできないことも多くて、
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なんか周りの人に聞くとかもなんか苦手でしたね。
自分の部署だけだったらあれだけど、
すごい年の離れた他の部署のね、おじさんおばさん先輩に話を聞くのとかも本当に苦手で、
もうコミュ障もコミュ障だったので、何もできなかったですね、本当に。
だから、なんかね、その働くのが怖いっていうのはすごくわかるんですよ。
働くってすごく辛い、コミュ障で私みたいなずっと子供のままみたいな気持ちの人にとっては、
本当に辛かったですね、最初は。
でも、仲良くしてくれる人とかがいて、
それで本当学校の延長みたいな気分で行ってましたけど、ね。
で、今もね、仕事がそんなに向いてるかっていうと、そうは思えないんですけど、
まあでも、さすがにね、もう20年弱社会人をやってるんで、
ちょっとずつは慣れてきましたね。
だから、働くのが怖いって思ってるこの10代の子には、
やぼさんにとっても伝えたいんですけど、
いつか慣れるからね、大丈夫なんですよ。
私みたいな先輩に話も聞きに行けなくて、
誰かについてきてもらったりとかしてたんですけどね、
そんでコンビニもクビになったりとかね、
そんな人でも何とか今働いているので、
やってみれば何とかなるんですよね。
なんかそれが直接は届けられないけど、
一途絶対に、
私がね、お仕事大丈夫になったのは、
一番最初のきっかけは、海外に1年ぐらい行って過ごしたことですね。
あの、私給食も何度もしているので、
で、
一番最初のきっかけは、
最初の仕事を心の病気になってやめた時に、
その前から海外で暮らしてみたいって思ってたので、
ちょうどいい機会だから海外行こうと思って、
で、海外に1年ぐらい行って、
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でちょうどいい機会だから海外行こうと思ってで病院の先生と相談して
で先生も応援してくれたのであの海外で1年暮らしてみることにしたんですね
でそこでベビーシッターをしながら暮らしてました
でそこでねなんかね度胸がついたというか 海外で自分のやりたいことを言わないと何もできないし
そういう環境がねすごく良かったと思います だからあの強く自分の意見を言うっていうことがそこでできるようになりました
でなんかその感覚のまま日本に帰ってきて でまたアルバイトを始めたんですけど
そこのアルバイト先が割と若い人が多い小さなおもちゃ屋さんで
自分の好きなようにいろいろやらせてもらえたんですねディスプレイとか そういうのが楽しくて
でそこで働いてた時間ってのはすごく好きでしたね
そこからちょっと仕事に対する 感じ方が変わってきたような気がします
その後も
そうですね楽しいこともあったし やっぱ仕事苦手だなぁと思ったこともたくさんあるけど
本当に徐々に少しずつですねいろんな人にいろんなことを教えてもらいながら でできるようになることも少しずつ増えてきて
なんとかやっていけてるかなぁと思いますね
多分ねその私今でも働くことは苦手なんですけど
怖いって思って嫌だなって思う私にとっての一番の原因はね あの完璧にできないっていうところだと思うんですよ
なんかあの自分ができることを
なんかすぐに忘れちゃうし なんかできないって思い込んだし
あとは自分と全然違くてすごく知識がある人とか すごく何でも知ってる人とかを見て
なんか落ち込んじゃうんですよね 自分できないし自分は知らないことも多いとかね
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気づけないことが多いとかね なんかそういうのを考えるとどんどんどんどんなんかちっちゃくなっちゃって
あー仕事向いてないなとかって思っちゃうんですよね でそれって絶対違ってて
できることって人それぞれ違うし自分にもできることがあるはずだし
うんそうですね あとは人と比べてその人の知識が羨ましい自分にはないなって思ったら頑張って勉強したり
その人に聞いて教えてもらったりとかねすればいいわけだから なんか本当はそういうふうに怖がる必要ってないんですよ
それをねなんかその頭ではわかってるんだけど 心ではすぐにあーダメだなーって思ったりしますね
ダメだって思うと仕事なんか嫌だなって思っちゃいますね あーねなんかそういう意味ではすごく最近良かったことがあって
今年あの 仕事をね
あのー今までやってきたことと変えようと思ってるんですよ 全然違うことをやろうと思ってて
でそれを今いる部署の上司に相談したんですね
いって今はその社内で私のやりたいことできないかっていうのを模索しているんですけど
まあその中で上司が あのー
私がねもしその今の部署の仕事をずっとし続けたらこういうことをお願いしたかったって いうことを言われて
でそれが私がやりたい方向性とちょっと関係のあることだったんですよ
で だから
本当はこの部署でこういうことをやって欲しかったんだけど まああのこのやって欲しかったことってあなたが言ってる
そのやりたいことと似てることだからだからその移動したいっていう希望は あの適正とあってるのかもしれないですねっていう風に
言われてなんかなんかそれはね あの自分がやりたいこととか自分が得意なこと
を思い切って打ち明けてみてよかったなって思いました 自分のね今の仕事に直接は関係ないからなんかそんなこと言ったらなんか
仕事と関係ないとかって思われるんじゃないかなーって思ったりしてたんですけど 行ってもねそういう風にはならなかったし
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後ろはあってるんじゃないかって言ってもらえたからそれはすごく良かったなって 思ってます
だからね社会に出て20年でこんな感じですよ私 だから16歳の小庭やぼさんはね
怖いなんてね思わなくても大丈夫ですよ ねっ
はいいかがでしたでしょうか 今回は小庭やぼさんの
空に立つビルの明かりが消えてから目をつぶった日 社会人ネロをご紹介しました
単価の世界の歩き方は毎週金曜夜8時に配信しています また来週金曜夜にお会いしましょう
それではおやすみなさい