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こんばんは、若奈です。
このポッドキャストは、毎週一つの短歌を取り上げて、短歌のセカイの楽しみ方をお話ししています。
毎週金曜、夜8時に配信しています。
一週間の終わりの息抜きになったら嬉しいです。
今回は、素直な恋心を読んだ短歌をご紹介します。
結婚していても、孫がいても、他の誰かに恋心を抱く瞬間は、誰にでも訪れる可能性があるんじゃないでしょうか。
私がコンビニで体験したハートウォーミングのお話もします。
子がいて孫までいるけれど、ファミマの彼女に今日も会いたい。
今日は、小杉南銀さんの、妻がいて子がいて孫までいるけれど、ファミマの彼女に今日も会いたい、をご紹介します。
この短歌は、短歌の仲間が教えてくれた短歌で、その方は毎日新聞課談をチェックされているので、
今回の小杉南銀さんの短歌も、2020年3月7日の日経新聞の日経課談に掲載されていた短歌だそうです。
この歌を見た時にですね、すごく正直な短歌だなというふうに思いました。
妻がいて子がいて孫までいる、というふうに髪の毛で言っているので、
多分、お年を召した方なんですよね。年配の男性。
だけど、ファミマの彼女、よく行くコンビニの店員さんですかね。
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ほのかな恋心というか、ちょっと色めきだっているような気持ちを持っているという短歌ですよね。
短歌の読み方自体は、すごくシンプルで素直な歌なので、読み方自体はすごく読みやすい短歌かなというふうに思いました。
最近ね、不倫はダメだとかなんだとかって、
本当に不倫したら傷つけるわけですからね、相手を。
良くないことだとは思うんですけど、
なんかね、こういうほのかな恋心って、相手がいようがいまいが、結婚してようがね、子がいて孫までいようがね、関係ないと思うんですよね。
で、なんか人の心って、妻がいて子がいて孫もいるから恋をしちゃいけないって、
なんかそんな簡単なものじゃないじゃないですか。
で、なんか私そういうところでね、彼の姉妹ってすごいなって思っていて、
特にお姉さま、京子さまとか、すごく好きでインスタとかを見てるんですけどね、
京子さんが結婚しない理由っていうのは、特定の男性に対してね、誓いを立てることができないからだ、そうなんですね。
で、それって、いつね、世の中に素敵な方がたくさんいて、いつそういう相手と恋に落ちるというか、
分からないから、だから私はそういう一人の方っていうお約束ができません。
だから結婚しないんですっていうふうなスタンスらしいんですよ。
で、だから結婚しないって決めるっていうのはすごく突き抜けた決断だと思うんですけど、
だけどなんかその、いつ素敵な人に会うかもしれなくて、誓いを立てれないっていうのは、
なんか誓いを立てたからって必ずその、この人だけっていう約束が守れるかっていうのは、
意外と誰にでも当てはまるんじゃないかなっていうふうに思いました。
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だからね、この方のその素直なファミマの彼女に今日も会いたいっていう、なんかそのほのかな恋心みたいのはすごくよくわかるし、
なんかすごく人間として自然なことなんじゃないかなっていうふうに感じました。
で、なんかそれを、不倫がいかんだなんてそんな風潮はいかん、みたいな感じで、
とげとげと異論を唱えると、ちょっとこうなんていうんですか、そのお互い意見が違う者同士が対立しちゃいがちですけど、
単価でね、こういうふうに素直な気持ちをファミマの彼女に今日も会いたいっていう、すごく可愛らしいですよね、これって。
なんかそういう気持ちをこう素直に吐き出すっていうのは、なんかその見てる側にとってもすごく微笑ましく受け取れるし、
なんかやっぱり単価の魅力ってあるなーっていうふうに思いました。
はい、ちなみにあのコンビニの店員さんの顔って見ますか?
私ね、普段ね、まあ私だけじゃないかもしれないですけど、コンビニって結構そのそんなにこう、
例えば商店街の八百屋さんみたいに密接な関係ってないじゃないですか。
なんかお店の中でもかなり素通りするタイプのお店ですよね。
なんで、あんまりね、そのコンビニの店員さんと言葉を交わすとか、顔を見るとか、
よく行くてコンビニの店員さんの顔をはっきり覚えてるとか、なんかそういうことってあんまりないんですけど、
だからそのファミマの彼女に恋に落ちる瞬間っていうのも、私にとってはなんかこう望み薄というか、あんまりないんですけど、
でもね、ちょうど昨日ちょっとコンビニの店員さんと距離が縮まったというか、少しなんか交流することがあったんですよ。
で、最近ね、よく行き始めたコンビニなんですけど、
カフェラテを買いに行ったんですね。
で、そしたらなんかカフェラテ私が入れてる時に、コーヒーマシーンをメンテナンスをしてて、
店員さんがすごい慌ただしくメンテナンスしたんですね。
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で、そしたらカウンターの中からそのメンテナンスしてる店員さんに、なんか田中さんだっけな、田中さんって呼んだんですよ。
そしたら田中さんが一生懸命すぎて全然言葉が届かないんですね。
すごい近距離なんですけど。
で、田中さん、田中さんってずっと呼んでるんですけど、全然気づいてくれなくて。
で、なんか私がその田中さんって呼んでるカウンターの中の人と目があって、すごいなんか笑っちゃったんですよね。
で、なんか私が代わりに呼んであげようかなと思ったところで、
田中さんの作業がですね、一段落して、呼びかけに気づいたっていうのがあったんですけど、
なんか、コンビニの店員さんと目があって、なんか笑い合うっていう瞬間が珍しいなと思って。
でもなんかすごくいい瞬間だったなって思いました。
だからなんか次に会ったら、あの時のあの人だなって多分顔も、あ、でも顔ちょっとぼんやりだな。
まあでも見たら多分思い出すと思うし、もしかしたら向こうも私のことを覚えてくれたかもしれないし。
なんかすごくいいですよね。
でね、その時に、コーヒー、コーヒーじゃないや、カフェラテを入れたんですけど、そのメンテの途中だったから牛乳がどうも残り少なかったみたいで、
でなんか私のカフェラテに牛乳がちゃんと入らなかったかもしれないってなったんですね。
でそれをなんかそのメンテしてた田中さんが気づいてくれて、であの牛乳もしかしたら入らなかったかもしれないですって声かけてくれて、
で私がとりあえず飲んでみたんです、その場で一口。
でそしたら確かにちょっとこうコーヒーが苦いというか濃いめだったんで、
あ確かに牛乳あんま入らなかったかもと思って、あ確かにちょっと普段より濃いですねって言ったら入れ替えてくれたんですよ。
でなんかそういうその一連の交流もすごく嬉しくて、
なんかそのコンビニって結構店員さんも機械的お客さんも機械的みたいなイメージがあったんですけど、
なんかやっぱり人間だよねお互いっていうのを再認識しました。
だから昨日はすごくなんかいい日でしたね。
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なんかその店員さん機械的って勝手に思い込むんじゃなくて、
なんかもうちょっとその店員さんも人間だっていう前提で店員さんの動きとか見てると結構面白いかもなっていう風に。
思ったりしました。
はいいかがでしたでしょうか。
今回は小杉南銀さんの妻がいて子がいて孫までいるけれどファミマの彼女に今日も会いたいをご紹介しました。
なんかの世界の歩き方は毎週金曜夜8時に配信しています。
また来週金曜夜にお会いしましょう。
それではおやすみなさい。