1. 谷山ラジオ-腰は低く、志は高く-
  2. #1_生きやすくなるたった1つの..
2025-10-04 05:48

#1_生きやすくなるたった1つの考え方

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はい、みなさんこんにちは、しみずです。
今日から新しく始めたこのラジオ番組なんですが、タイトルが、谷山ラジオ-腰は低く、志は高く。
このタイトルには、人生谷も山もあるけど、どんな状況でも謙虚さを忘れずに、でも自分の志は高く持とう、という思いを込めています。
このラジオでは、日常の中で感じたことや、教育に関すること、SNSとかマーケティングに関すること、そして人としての成長について、僕自身の経験を交えながら、ゆるく等身大でお話ししていきたいなと思っています。
さて、初回のテーマは、事実と解釈を分けることの大切さです。
皆さんは、事実と解釈をしっかりと分けれていますか?
ちょっと試しに一つ問題をやってみましょう。
机の上にリンゴがたくさんあります。これは事実ですか?解釈ですか?
はい、答えは解釈です。
じゃあ、机の上にリンゴが3つあります。これはどっちでしょう?
はい、これは事実です。
違いとしては、たくさんと言われると、人によっては5個想像する人もいれば、100個想像する人もいます。
このように、人によって受け取っているもの、想像しているものが違う場合、これは解釈が入っています。
今回のこのテーマの伝えたいこと、いわゆる結論を先にお伝えすると、
成長する人は、この事実と解釈をうまく切り分けて考えているし、
なかなか成果が出ない人、成長が止まっている人というのは、この解釈の部分に困らされていることが多いということをお伝えしたいです。
意外とこの事実と解釈、大人でも分けれていないんですけど、理由としては、僕たちはみんな自分のレンズで世界を見ていますよね。
そのまま受け取っているつもりでも、自分のフィルター、いわゆる主観を通して世界を見ています。
例えば、恋人や家族とか、友人にちょっとした言葉を言われたときに、その言い方は冷たくないと感じることってありますよね。
でもそれは、冷たいと感じたという自分の感情であって、実際の意図とは違うかもしれない。
例えば、もしかしたら相手はただ疲れていただけかもしれないし、伝え方が不器用だっただけかもしれない。
けれど、僕たちは相手の言葉に自分の過去の記憶とか経験を重ねて、勝手に物語を作ってしまうんですね。
つまりか、現実よりも自分の頭の中のこの解釈で心が動かされていると。
例えば、朝パートナーとか家族に行ってきますと言ったのに返事がなかったとしましょう。
この時、事実は返事がなかったですよね。
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でも僕たちはすぐに、いや怒っているのかなとか、昨日のあれはまだ気にしているのかなとか、いろいろ考えてしまいます。
でも実際にはただ忙しかっただけかもしれないし、テレビの音とか別のことに集中していて聞こえていなかっただけかもしれない。
または職場で上司の人にちょっと話があるというふうに言われただけで、一気に心臓がバクバクして不安になったことってありませんか。
怒られるんじゃないかなとか、あれミスしたかなって。
でも実際に話してみたら、例えば授業の相談だったりとか、こういうことをやろうと思っているんだけどっていう相談だったりしますよね。
事実としては話があるって言われただけなのに、悪い知らせに違いないという解釈を加えて、
自分で自分を追い込んでしまったり、メンタルのところ、精神のところに負荷をかけてしまったりしていると。
じゃあなぜ人ってこういうふうに解釈してしまうのかというと、それは安心したいからですよね。
不確かなことがそのままにしておくと怖いので、一旦自分の中でこうじゃないかなっていう意味付けをして心を落ち着かせようとしています。
でもその意味付けが正しいとは限らない。むしろその思い込みが、いわゆる意味付けが現実を曇らしてしまうこともあると。
だからこそ一呼吸を置いて、一旦これは事実なのか、それとも自分の解釈なのかと問い直すと、
このワンクッションが相手を責めず、かつ自分を責めずに済むための日常生活のちょっとした小さな知恵だと思っています。
つまりまとめると、事実と解釈を分けることは、自分を守って人との関係を柔らかくする力だと思っています。
何かが起きたときに、何でだろうとかなぜとか考えすぎてしまう前に、まずシンプルに何が起きたのかを見てみる。
この順番を意識するだけで心のこの波が落ち着いて、人生が少し生きやすくなると。
ということで今回のテーマは、事実と解釈を分けることの大切さでした。
僕自身この考え方を意識するようになって、人との関係とか人間関係に過度にストレスとか負荷を感じることもなくなりましたし、
気持ちのアップダウンが少しずつ緩やかになりました。
谷山ラジオでは、これからも腰は低く志は高くをテーマに、小さな気づきと大きな意味をこれからも皆さんと一緒に見つけていきたいと思っています。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
ではまた。
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