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どうも、たにおしです。
たにおとです。
いやー、たにおちゃんなんかこう、何かに狂ったようにハマったことってありますか?
狂ったようにハマったことはね、ないね。
話題を広げない?
なんか、狂ったようにハマったことって、どう判断するかっていうと、
時間が経って、後から思い返した時に、
俺、あの時、明らかに頭おかしかったな、みたいな。
正気じゃなかったな、みたいなことってないですか?
ないな。ないのよ。
なるほど。
自分の癖なんだと思う。
第二の自分が見ちゃうんだよね。
はいはい、わかりますわかります。
多分自分も結構そのタイプで、自分を客観視して、
それを突っ込んでる自分がすぐ出てきちゃうんで、
僕もなんかこう、熱狂にはまりにくいタイプの人間だと思うんですけど、
でもなんか熱狂ってすごいなって、時々思い出すことがあって。
自分がこれ頭おかしかったなって思うのが、
桃色クローバーZっていうアイドルなんですよ。
モモクロね。
モモクロちゃん。
全然古くからのファンアピールじゃないんですけど、
今は全然追ってないんですけど、
モモクロが世に出てきて、爆発する直前の半年ぐらいドハマりしてた時期があったんですよ。
そうなんだ。
なんか本当に、
例えばすごいSNSをめちゃめちゃ追ったりとか、
ライブにどうしても行きたくて、めちゃくちゃSNS貼り付いて、
チケットを譲ってくる人探したりとか、
してた時期があって。
それは結局、
大きい埼玉スーパーアリーナでのライブに行って、
急速に熱が冷めちゃったんですけど。
何それ。
別にそこでさらに虜になるんじゃないの?
と思うじゃないですか。
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そこで冷静なツッコミな自分が出たんでしょうね、多分。
っていうより、冷めちゃったんですよ。
でも、後から振り返っても、
頭おかしかったなって思うし、
でもその時間って、
そんぐらい頭おかしくなるぐらいハマらないと、
得られない体験だったなって思うんですよ。
そうなんだ。
何か得たことというか、学びがあったみたいな感じなの?
いや、何ていうか、別に学びとか気づきとかじゃなくて、
ふわふわした高揚感がずっと続くみたいな。
なるほど。
それって、本当に熱狂の中にいるときしか味わえない。
すごい楽しみな何かしらのパフォーマンス、
お笑いライブでもいいですけど、
その開演を待ってる時間って、
ふわふわ楽しみな状態ってあるじゃないですか。
心の中が。
それが長期的に維持されるみたいなイメージです。
すごいね。
常にワクワクしてる。
熱狂だね。
熱狂って、
でもやっぱり、少しでも熱狂に近づいた方が何にせよ楽しめると思っていて。
例えば、映画とかでも最近で言うと、
テネットとかすごく話題になってたじゃないですか。
SNSとか。
そうね。
そういうのも、その話題になってるのをまさに最中に見に行って、
で、友達とワイワイするのが一番楽しい楽しみ方だと思うんですよね。
なるほど。
熱狂の中に入っていくというか。
それはだから、
世の中が熱狂してるタイミングで入るのが一番楽しいんじゃないかってこと?
そう、楽しいと思う。
なんかワールドカップとかでも、
庭科でもいいから、スポーツバーとか行って、ライブビューイングとか見て、
日本代表のユニオンも来て、
渋谷のスクラムコースの上でハイタッチするのが一番楽しいと思うんですよ。
楽しい?楽しくないでしょ。
いや、でもこれはやっぱ熱狂なんですよ、やっぱり。
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そうなのか。
ここに入ってる人たち、半分はなんか下心とかな気がするけどな。
女の子誘う目的。
そういう人もいると思いますけど、
でもそれってビジネスもあるじゃないですか。
スタートアップのフローに入ってる状態というか、
時間の概念が飛んで打ち込むみたいな話、よく聞くじゃないですか。
でもそれもまさに熱狂の中にいる状態と同義だと思っていて。
そうね。
この状態ちょっと憧れるな。
そう、だから仕事じゃなくてもコンテンツにおいてもそれと一緒なんですよ。
だから楽しいですよって。
楽しいですって自分でもわかっていても、でも熱狂に入ることはしないんですけどね。
本当にしないなって思う、自分。
やろうと思ってやったらまた違うんでしょう、きっと。
どうなんだろう。
どうなんですかね。
確かに熱狂を楽しもってやるのは違うのか。
これだからそのワールドカップとテネットの例は、ちょっと熱狂してる感じとややちょっとずれるかもしれないなって思って。
自分的にはね。
でもその中には素で、ていうか天然で熱狂してる人もいますよね。
そうだね、そうだね。
それはそうだと思う。
そうか、だからなんか僕らみたいなタイプは一旦その客観入っちゃってるから、むずいっすね、確かに。
概念的に熱狂することができにくいっていう。
そうか。
どんなに楽しんでも、どんなにその流行りものとかを追っかけても熱狂にはなれないっていう。
ジレンマがあるね。
そうだな。
でもそう、だから自分の、そういうタイプの自分でも数少ない熱狂体験を振り返ると、熱狂ってすごいって。
思ったという。
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だからそのスタートアップとかも本当になんか、寝るまま死んでとかいうのも全然苦じゃないっていう感じになる状態に入るのもなんとなくこう想像はつくんですよね。
そうね、そう、こういう経験を挟むのはやっぱりなんか人生上大事な感じがするよね。
そうだと思います。本当に人生においてそのハッピーだった時間、結構その印象深い体験だと思います。それって本当に。
確かにね。
だから、心からそういうことがナチュラルにできちゃう人ってやっぱり人生楽しいと思いますよ。
素手そのスクランブル交差点行ける人とか、公開初日におっしゃ行くっつって見に行ける人とか。
すごいな、素手スクランブル交差点行ける人たち。どんな人なんだろうな。
でも、これはわかんないですけど、例えばハロウィンに渋谷にコスプレして行ける人とかって割とそっち寄りな人なんじゃないかなって思ったりしますけど。
いや頑張ってる人もいると思いますよ、もちろんもちろん。
言ってる人もいると思いますけど、でもそう考えるとなんかその欧米人とかってやっぱそっち、素手そっちに行ける人率が高い気がするんですよ。
ちょっと偏見かもしれないですけど。
そういう感じがする。
なんかそういう姿見るたびになんか人生楽しそうだなって思うんですよね。
なるほどね。
なんかの根っからのパーティー好きっていうか。
はいはいはい。
確かに。
前の回で話した自由にもつながってくるな。
いや、その熱狂の状態って結構自由だなって思って。
あーなるほど。
要は周りの目を気にしないとかさ。
うん。
誰かが何を言おうとこれをやるっていう風なものがあるみたいな状態。
あと最優先のものが決まってるわけじゃん。
お金の使い方としてももくろに使えたら一番幸せっていうのが分かってる状態。
熱狂って結構自由とつながるなっていう風に今思ったよ。
本当のアイドルオタクとかってめっちゃ自由なんすかね。
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もうやりたいことっていうかお金をかけること最優先事項。
自分が喜びを感じることみたいなのがもう決まってて。
本当にこう一直線みたいな。
なんか幸せそうではあるじゃん。
間違いない間違いない。
めっちゃ幸せそう。
結構そこってひも付くなっていう風に思うんだよね。
宗教とかもちょっと近いけどね。
近いなー。
宗教は熱狂なんだよホントに。
宗教は熱狂だよね。
またその宗教の話で思い出しちゃったけど、
オンラインサロンにドハマりしてる人とかもそれに近くないですか。
そう近いと思う。
現代版宗教だ。
現代版宗教?
そうだね。
宗教はそうだわ。
でもやっぱそれで言うと、キリスト教イスラム教とかってやっぱりその
絶対価値観がもうそこって決まってるから幸せだよね。
だからそういう国の方が幸福度は高いっていうのはその辺は関係あるかもしれないねもしかしたら。
でもそういう人って旗から見るとめっちゃ不自由そうに見えるの不思議ですよね。
そうだね。
なんでこんなCD同じやつ何枚も買って幸せそうなのめっちゃ不自由そうって思うじゃないですか。
そうだねそれでお金なくなってみたいな。
そうそうめっちゃ切り詰めてて。
いやー面白いなこの哲学テーマ。
難しいだから人が制約することはなかなかできないよね自由は。
だから熱狂してる人たちをどう止めようと止められない。
またすぐ哲学するからな。
話し始め全然自由な話に結びつくと思わなかった。面白い。
確かに無理矢理結びつけちゃったからな。
以上です。
