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#59 鹿島アントラーズからの運命の電話|奇跡のシンデレラストーリーを支えたもの
2026-07-02 31:51

#59 鹿島アントラーズからの運命の電話|奇跡のシンデレラストーリーを支えたもの

鹿島アントラーズで圧倒的な実力差に直面した鈴木隆行さん。さらなる試練は、川崎フロンターレへのレンタル移籍先で訪れます。24歳にして突きつけられた「Cチーム」というあまりにも残酷な現実。

若手しかいない居場所で、紅白戦の横で別の練習をさせられる日々。しかし、そんな絶望の淵にいた彼に運命の1本の電話が鳴り響きます。オリンピックで主力を欠いた鹿島からの「帰ってこないか」という誘い。そこから3試合連続ゴール、そして未来のワールドカップでのあのつま先ゴールへと繋がる奇跡の逆転劇が始まります。

なぜ彼は、誰にも見られていない暗闇の中で「準備」をやめなかったのか?効率性やコスパが叫ばれる現代において、不遇の時代を生き抜くための「非合理な没頭の価値」を深く紐解きます。「今、自分の置かれている環境にモヤモヤしている」そんなあなたに、一歩を踏み出す圧倒的な熱量をお届けします。

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サマリー

このエピソードでは、元プロサッカー選手の鈴木隆行氏が、鹿島アントラーズでの苦難の時期から、川崎フロンターレへのレンタル移籍を経て、再び鹿島へ復帰し、奇跡的な復活を遂げるまでの道のりが語られます。鹿島では実力差に直面し、川崎では「Cチーム」という屈辱的な扱いを受け、選手生命の危機に瀕しますが、オリンピックで主力選手が抜けた鹿島からの突然の復帰要請を受け入れます。当初は不安を感じつつも、恩師の言葉や家族のような存在との別れを乗り越え、鹿島復帰後は怒涛の3試合連続ゴールを記録。その後のチームの3冠達成、そして日本代表への選出、さらにはワールドカップでのゴールへと繋がる、不遇の時代に培われた「非合理な没頭」と「準備」の価値が深く掘り下げられています。鈴木氏は、自身の成功体験を「この時のために頑張ってきた」という必然の物語として語り、プロの世界で成功するために必要な「戦える力」の重要性を強調しています。

鹿島での苦境とフロンターレへの移籍
こんにちは、小畑昌吾です。 こんにちは、種市明です。
この番組、テクノロジーとカルチャーの種あかしでは、ファッション、ウェルネス、食、スポーツ、テクノロジーなど、感度の高い大人が気になるこれからの話題を日常目線で緩く語っています。
お届けするのは、Decentierでブロックチェーン、クリプト、AIのコンサレーティングやデジタル関係サービス、Slappsを提供する小畑と、
ビーム出身で今はフリープランナーとして活躍する種市明さん。それぞれの視点でちょっと先のライフスタイルを考えていきます。
続き、高彦さん3回目なんですけど。 これ、よろしくお願いします。
2回目でサッカーの話をおおむね聞こうと思ったんですけど、これ無理でしたね。
まあ、それ無理よ。
まだちょっと聞きたい話いっぱいあるんで、サッカーの話をそのままちょっと。
2倍速にしてしゃべりますか。
そうですね。ちょっと2倍速にした方がいいかもしれないです。
なんで、ブラジルから帰ってこられて、その後もレベルの差があり、縮んでなくて、そこからどういう風になるんですか。
結局だから、続けなきゃいけないってそのまま。でも、自分の置かれている状況はほとんど変わらなかったですよ。
今、ブラジル行った時に3年目、4年目、5年目もほぼ試合に出れず。
6年目になった時に契約はしてもらえたんですよ。
その時に契約はしてもらえたけど、もう鹿島に入れる状況じゃなかったです。
もう自分の後からどんどん上手い選手がどんどん入ってきて。
高木さんの後に入ってきた選手ってどういう選手ですか。
柳沢、平瀬だったりとか。あとはもうその下から元山とか。
元山。
中田浩二。
やばい。やばい。
小笠原光雄。
どんどんどんどん後々日本代表になってくるような奴しか入ってこなかったです。
タレント揃い。
タレント揃いだ。
だからもう自分はやっぱり実力もないんで、でもどんどん下から入ってきてる奴らが自分より上手い奴らじゃないですか。
もう上も上手いのに下も上手い奴しかいないってなったらもういる場所ないでしょ。
なるほど。
もう自分は6年目の時にさすがにやっぱり鹿島で活躍したい。
試合に出て鹿島スタジアムのピッチに達したいって思ってたけど、
でもその夢は叶わず他のチームに出るしかないということで、
シーズン初めから違うチームに行って。
それがフロントアレだったんです。
フロントアレに出て行って、初めは上手くいってた試合に使ってもらったんだけど、
フロントアレが勝てないと同時に自分も全く活躍できずになってて、
半年経った頃にはもうCチームに行ってたんですよ、フロントアレ。
そうなんですね。
サッカーチームってサッカーやってる人だったら分かると思うんだけど、
AチームBチームあって、Cチームに5人ぐらい余るんですよ。
だから紅白戦AチームとBチームやってた時にフィールドの選手5人ぐらい余るんで、
大体その紅白戦やってる時に違う練習させられたりとか。
それをCチームと言ってるわけですね。
AチームBチームは11人いるけど、Cはもう残りの余りの人数だから、
A対BやるからじゃあCはちょっとそこで何か練習しておいてっていう感じの。
大体それって高卒上がりの1年目2年目ぐらいのやつらがそこにいるはずなんだけど、
でももうすでに自分はデンタル移籍していったにも関わらず、
結構その当時もう24?3とか4かなぐらいの時になったんだけど、
もうCチームに追いやられてて、もう半年後には。
高卒とかしかいないのに俺はもうそこに入ってて、
もうほぼほぼ戦力外みたいな扱いだった。半年後には。
そうなんですね。
でも頑張ってね、サッカー続けてたけど、さすがにここまでかなと。
ちょっと心折れかかったんですね。
折れてはないんですけど、現実見た時にやっぱりここまでかなってちょっと思ってたんです。
ちなみにその時はフロントアリはJ2ですか?
いえ、J1に上がってました。
J1に上がって欲しい。
で、どんどん新しい選手を補強しなきゃいけないっていうチームで、
そのまあ、補強プランに会って自分が呼ばれて、呼んでもらって入れてもらったんですけど、
自分の実力がどんどんないから、結局もうどんどんどんどん結局試合にも出れず、
で、Cチームになって。
で、もう8月ぐらいにはもう戦力が扱えて。
運命の電話と復帰の決断
でも結局電話がかかってくるんですよ、鹿島から。
その1本の電話が後々自分の人生を全部変えていく電話になるんですけど。
なんすかその電話。
なんすかその1本の電話。
その当時オリンピック開催されたんですよ、その時期。
あれ何オリンピックだ?
あれはアメリカでオリンピックが開催されてたんですけど、
フォワードが2枚抜かれてたんですよ、鹿島から。
それが柳沢と平津で。
あーオリンピック。
で、フォワードが足りなくなるから、お前試合出てないんだったら帰ってくるかって。
うわーすげー生々しい。
そうなんすか。
そういう感じで突然電話かかってくるんですか。
そうですね。
その鹿島で有名な鈴木満さんっていう人がいるんだけど、
その教科で有名なサッカー界。
その人から電話かかってくる。
でも僕はそこで考えるわけですよ。
そのリーグでトップになるようなチームに戻って、
リーグでビリーになるようなチームのCチームでプレーしてるのにもかかわらず、
リーグトップのチームに行って試合出れるかって。
まあそうですよね普通に考えたら。
出れるかって考えたんですよ。
出れないだろうと思った最初。
あと自分は一回決めたら最後までやり通さなきゃ気が済まないタイプだったから、
当初残りますって言って。やっぱり。
フロントアレに行って考えちゃったんですよ。
その当時一緒に鹿島アントラーズから移籍していた奥野さんっていう人がいるんだけど、
その人も俺が高校卒で入団してからずっとお世話してもらったんですよ。
毎日家行ったりとかしてご飯を食べさせてもらったりとかしてて、
その時も俺やっぱりフロントアレに残って、
フロントアレと一緒に戦いますって話を夕ご飯の時にした時に、
お前と俺の人生違うよなって言われて。
もしかして俺たちと一緒に戦おうみたいな。
俺たちを残してそういう違うところに行けないとかそんなこと考えてないかみたいな感じで言われて。
お前と俺の人生は違うんだから、
お前が求められてる場所があるんであれば、
そっちに行くのが一番いい選択なんじゃないかってその時に言われて。
でもう俺はってなって、
自分が今ここでいたらもう半年間絶対出れない状況だったんですよ。
もう絶対に出れない。
もう戦力外だから。
相手にもされてないような状況。
でも鹿島に戻ったら、もしかしたらだって呼ばれてるんだから、
使ってもらえる可能性あるし、
そっちの方がパーセンテージ的には高いはずだったんですよ。
でも何かいろいろ理由をつけてそこに戻らないっていう勝手な選択をしてしまった自分が、
もう本当に情けなかったっていうのもあるし、
あとはそういう自分がプロとしてチャンスがある方を選択しなかったっていうそういう怒りっていうか甘さっていうのもあったし、
あとは奥野さんたちと別れるっていう。
もうその当時もう一人一緒に行ってた。
それが今の鹿島アントラズの監督で大喜さんが一緒に行ってたんだけど、
もう家族付き合いしてた。
ずっとその3人で。
今の奥さんとかもうみんな家族みたいなもんだと思ってたから、
そこでもう俺が鹿島に戻ったらもう絶対この先一緒にサッカーすることないなと思って。
もうそこで根性の別れなんですよ。
そこでもう離れたら。
そのやっぱり寂しさもすっごいあって、
もうその時もまた大泣きですよそこで。
奥野さん家で。
いやでもねそれはね。
もう自分の甘さとやっぱりそこのみんなと別れる、
もう一生の別れみたいな感じだったから。
もう二度と一緒にサッカーできないっていう。
こんなにやっぱり自分が家族として思ってた人たちともう一生別れなきゃいけないって思った時に、
もうやっぱりすっきり泣いて。
大泣き。
でももうその時に背中を本当に押された感じで。
なるほどな。
もう行けみたいな感じで、
奇跡の復帰と怒涛のゴールラッシュ
俺はそこから鹿島に帰るんですよ8月から。
で戻ったら試合は?
戻ったら当然ねそうなったら、
もちろんだって鹿島ってトップのチームじゃないですか。
リーグで。
そうですね。
そんなの試合出れないと思うでしょ?
さっきの話で聞いたら出れないでしょって思いました。
出れないと思うじゃないですか。
試合まで2日間くらい普通の練習があったんですよ。
なんか知らないけど2日練習したらその週の試合先発だったんですよ。
いきなり。
なんで先発にしたかわかんないんですよ。
もちろんだって練習なんてまともに見れてないわけじゃないですか。
自分の実力もわかんない2日くらい。
でトニーニョセローズっていう元ブラジル代表の監督さんだったんですよ。
その監督さんは2月から来てるんで俺のことなんて見てないんですよ。
新しいシーズンから、そのシーズンから来てるから。
知らなかったんだけど、なぜか知らないけど俺その試合先発。
なるほど。
多分カップ戦かなんかだったと思うんですよ。
でももうどういう理由かはわかんないけど、
もうそれしかチャンスない、ラストチャンスじゃないですか。
俺にとって。
もう無我夢中でその試合やっぱりプレーするわけですよ。
そしたら初めて自分が先発でゴール取ったんですよ。
その試合で。
カシマントラーズ先発で初得点。
そしたら次の試合もなんか知らないけど先発で勝って、
そしたらまたゴール取ったんですよ。
そしたらまた次の試合も先発で勝ってもらって、
そしたらまたゴール取ったんですよ。
俺3試合連続ゴールだったんですよ。
なんかわかんない気に入ってくれたかなんかわかんないけど、
そのままリーグ戦になってもずっと先発で使ってくれる。
でもタイミング悪いことにオリンピック終わっちゃった。
ですよね、帰ってきましたよね。
そう思った。
そしたら柳沢と平瀬が帰ってくる。
オリンピック代表なんでフル代表のレベルと同じようなもんだから。
柳沢と平瀬とか言われると思うよね。
さすがにその2トップ帰ってきたら俺試合出れないなと思ったら、
俺が先発。
そうなんですか。
そのまま。
どっちかがかけて、俺がフォアの軸で試合に出てた。
じゃあ高木さんその間に入って点取って、
結構いいってなってそのままスタメンで残ったんだ。
なんか知らない、なんか気に入られたかどうかわかんないけど、
そのまま俺がフォアの軸で。
すごいな。
そしたらそのまま半年間全部の試合俺全部先発だった。
そうなんですね。
そしたら鹿島その半年間1回も負けなかった。
マジっすか。
すごい。
そしたら俺ゴール取りまくって、
そのサッカー史上、日本のサッカー史上初めて全部のタイトル3冠取った。
いやすごい。
あれ3冠ってリーグと天皇杯?
そうですね。リーグと天皇杯とカップ制。
昔だったらナビスコカップ。
俺ナビスコカップの予選最初の前半はフロンタイルで出てたけど、
後半は鹿島で出てた。
でもゴール取りまくって全部優勝して、
で何か知らないけどナビスコカップのニューヒーロー賞って言って、
若手の賞をもらってナビスコカップに優勝してるんで鹿島で。
でセカンドステージ優勝してチャンピオンシップに進んで、
マリノスとのチャンピオンシップも取って、勝って完全優勝して、
で最後の天皇杯も取っちゃう。
すごいな。
何かなかったんですかそのブレイクスルーみたいな。
だって明らかに今光見えてますよね。
いやでもどん底のところから、
だってスタメンで使われて、
ブラジルの監督さんが何も知らなかったっていうのも良かったんですかね。
それもあるかもしれないですね。
フィーリングで彼はすごいちょっと面白いかもしれないみたいな感というか。
この先喋っていいですか。
講演会とか呼ばれてる時にこの話するんですけど、
この後僕次の年日本代表選ばれるじゃないですか。
いきなりコンフェデで選ばれて、
それも途中怪我人が出て途中から呼ばれてるんですけど、
それでも2000名くらいに初選抜で2点取って。
でそのままその2点取ったことによって代表定着して。
あれそれちなみに一番初め入った何年ですか。
代表に入ったの。
代表に入ったら2001年。
1か。
2001年。
じゃあその次が2002年のワールドカップ。
ワールドカップの話もしたって大丈夫ですか。
ワールドカップ結局いろいろありますけど、
結局ワールドカップでゴール取るわけじゃないですか。
そのまま選ばれる。
でも振り返った時に自分の人生の中で一番大事なポイントって、
結局鹿島に帰った時にゴールを取ったか取らないか取れたか取れないかで、
その後の人生全く変わったわけじゃないですか。
そこで例えばもしゴール取れなければ、
多分その後のチャンスってもらえなかったですよ。
っていうことはその後のサッカー人生もなかったですよ。
でもゴールそこで取ったじゃないですか。
それ偶然だと思うと思うんだけど、
不遇の時期に培われた「準備」の価値
でも偶然じゃないです。
何でかっていうと、
ここからが公演でしゃべるとすごいウケる話なんだけど。
すいません。
そんなありがたい話ではない。
結局自分がフロントアレとかで出れなかった時、
もう絶対に出れないっていう状況でも、
俺必ず体作ってたんですよ。
絶対出れないんですよ。
試合に絶対使われないっていう週でも、
休みの日も欠かさず球が走って、筋トレして、
足りなければ一人でフィジカルトレーニングしたりとかしてた。
自分を追い込む。
一人で追い込むのってすごい難しいじゃないですか。
そりゃそうですよ。
さっきも言ったんですけど、
誰も強制しないし、
いつでもやめられるから。
いつでも妥協できるし。
それ一切妥協せずに、
ずっと自分を追い込んでます。
それがフロントアレの時もやってた。
でもよくよく考えたら、
アントラーズで試合出てない時も、
常にずっと自分は体作ってます。
筋トレもするし、フィジカルトレーニングもするし、
それは練習以外のところですよ。
自分はコンディションを整える必要はないんで、
もうとにかく追い込めるだけ追い込むんですよ。
なるほど。
出れないからね。
どれだけそのコンディション崩したとしても、
関係ないから試合がない。
なるほど。
自分がもうこれ以上やったらまずいなって思うことでも、
ずっとやったんですよ。
それをずっと続けてます。
それはカシマの時もブラジルの時もそうでしょ。
よくよく考えたら、
小さい時もそういうことしてたなと。
小さい時も一番ちょっといつも喋る話は、
大雨の日があって、
それって昔って連絡網とかないから、
グランドに行かないとその日中止かどうかってわからないんですよ。
確かに。
でもどう考えても大雨で水たまりがもう、
ブワッて土のグランドなんでもうできてて、
サッカーなんてとてもじゃないけどできる状況じゃないんですよ。
そんなのね、雨の量みたいなのわかるじゃないですか。
だから普通の人たちはみんな行かないんですよ、練習場に。
でも鈴木少年は行くんですよ、その練習場に。
なぜかわかんないけど、
そこに行くことが大事だと思って行くんですよ、自分は。
で、ドロドロの水たまりの中で練習をやるんですよ。
一人で。
もう当然サッカーの練習にはなんないですよ。
ボールなんて進まないから。
水たまりですもんね。
でもそれをやることが大事だと思ったんですよ。
そこで練習をできないけど練習をやろうと思う気持ちが大事だと思って。
実際やらなきゃいけない。
そういうことを小学生の時からやってたんですよ。
ずっとやり続けるってね。
小さい時からそういうふうに思ってたんですよ、よくよく考えて。
で、鹿島に行った時にいきなり使われるわけじゃないですか、そうやって。
そうですね。
でもなんでゴール取れたかって言ったら、絶対にそこまでサボらずに、
その時も体を作ってたから、もう体動いたんですよ、バリバリ。
フロンタイルで試合出れない状況でも体作ってた。
準備してたんですよ。
だから鹿島にいきなり帰って使われても体がすごい動いたんですよ。
ずっと小さい時からずっとサボらずに、どんな時でも体を作って準備をしてたから
そのチャンスをつかめたんですよ。
これは講演会で受けるな。
必然というかさ、やっぱり今さ、効率がいいとか無駄なことやらないとかっていうのはあるけどさ、
ブラジルの話もそうだけど、もうそこでのやっぱりさ、見えない絶対に。
だからその本当の一瞬のところのチャンスをさ、逃さないって。
だからこうなれるというか。
まあそうだよね、必然なんだよね。
あのもう皆さん多分高幸さんといったらベルギー戦でのゴールみたいな。
本当もう今まで何百回って聞かれてると思いますけど、それもやっぱ必然って感じなんですか今の話。
そうですね。だから結局冷静に振り返った時に、
これって小さい時からそういうことを続けてたことが大事だったわけじゃん。
アントラズンで苦しい状況でも自分掘りして練習続けてたことが大事。
ブラジル行った時もそうです。
海走ったことが大事。それを破らず。
でフロントアレ行った時も結局そのフロントアレの練習出ない、絶対使ってもらえない時も
身体作ってるタマが走る休みの日もそれが大事だった。
ずっと続けてたからこそ全て大事だったじゃないですか。
よくよく考えたら本当にそのゴールをそこで取って日本を救うためには
俺しかそれできなかったと思います。そのゴールを取るのって。
俺だからこそその全てが全部続けられて結局そういう日本を救うっていうか
自分で言うのもなんですけどゴールを取ってチームを救うっていう
それはずっと俺以外できなかった。
それって結局よくよく考えたら必然だったのかなって。
冷静に考えると今もその時にゴールを取るために
その時まで俺は頑張ってたんだって思うんですよ。
それは何か間違いないなって思う。
この時のためだなって後から冷静に考えるときに
この時のために俺は頑張ってたんだなって思う。
尊敬する選手たちとプロの世界で求められる力
これを言える人だからね。
高幸さんがずっとサッカーやられてきてプロの選手で
この選手本当にすごいなとかそう思った人を
そのエピソードみたいなのがあればなと思って。
そんなこと言ったらいっぱいいますよ。
ダントツまずジョルジーニョ。
ダントツ。俺の中ではレベル的に。
だってあれジョルジーニョさんって
ブラジルの右サイドバックのレギュラーですよね。
そうですね。
それはだってそれ以上ないよ。
それ以上ないですね。
ないでしょ。その当時のこと考えてたら。
どう考えてもでしょ。
確かに。
とにかくね、技術がすごい。
キックのレベルが本当にすごい。
狙ったら狙ったところに一発でボールがそこに飛んでいくみたいな。
どういう蹴り方してもコントロールつくっていう。
ストレートに蹴ってもそうだし、カーブかけてもそこに飛んでいくし。
どういうキックでもできるみたいな。
その精度が本当に普通のレベルじゃないっていう。
今までの中でもダントツですね。
すごく疑問なんですけど、
サイドバックじゃないですか。
ポジションに応じて上手い下手というか、
その序列ってあったんですか?
そういうのってプロの世界の、僕も分かんないですけど、
センターフォワードであったりとか、
センターハーフ、ミッドフィールダーが一番上手い人がいてじゃないけど、
サイドバックはどっちかというと運動量があってみたいな、
イメージのところがあったけど、
でもジョルジーニョさんはすごいわけじゃないですか。
最初からサイドバックなんですか?
そこは分からないですけど、
でも鹿島の時はボランチをやることが多かったです。
サイドに置いておくともったいないかもしれないので、
基本的には真ん中の中心線が大事。
その中心のポジションが大事。
例えばフォワード、トップ下があればトップ下、
あるいはボランチ、センターバック、
そこの縦のラインってチームを作る時に一番重要なポイントだし、
ボールを触ることも多いので。
やっぱりサッカーも基本は野球のセンターラインと同じで、
ピッチャー、キャッチャー。
ジョルジーニョみたいな選手をプレーを限定しちゃうともったいないじゃないですか。
だから鹿島の時はボランチをやることが多かったですね。
ボールをたくさん触って、
ゲームを作っていくっていうところに
ジョルジーニョはポジションを取っていました。
それは監督さんがやっぱり監督とかチーム方針みたいので、
この選手はもったいないからこういう風にしてとか。
それと鹿島の時は奈良ハスさんで、
奈良ハス専門の方がいたので。
鹿島すごいな。
できたことによってジョルジーニョも当然ボランチに移動して。
なるほどね。
日本人で言うと?
日本代表ですか?
日本代表とか日本人の選手で言うと。
今の日本代表の選手を上げたらもうキリないじゃないですか。
レベルがすごい高いし、
誰上げてもいいっていう感じですけど。
やっぱり自分と同じ年代の選手たちで言ったら、
まず自分のパートナーでよくポジションプレイしていた柳沢が、
若い時から、鹿島に入ってきた時からもう完成されてました。
プレイヤーとしては。
あれ柳沢さんも高山第一?
高卒で入ってきた時からもう完成された選手でした。
もう何でもできる。
足元もできるし、裏抜けもできるし、ポストプレイもできるし、
体もできてるし、みたいな。
そうなんですね。
もうまずはやっぱり彼が、自分の近くで一番すごい選手。
その他で言ったら、もちろん中田秀とかもう別格ですけど、
あとは中村俊介、小野真司、稲本。
中村俊介なんてもうレベル違いますもん。
本当にキックのレベルが違うから、
他の選手たちとのレベルの差がもう圧倒的に違いすぎて、
比べられないですもん、キックのことなんで。
そのくらいやっぱりすごかったし、
小野真司はもうあのまんまです。
あのまんまって。
ファンタジースターだから。
そういう意味ですね。
信じられないプレイをずっとしてたし、
特殊なとこで言ったら大黒かな。
あいつはほんとすごいと思って。
もうずっとゴール狙ってるんで、
ずっとポジション取り続けるんですよ。
どんな時でも常にゴールを取るために、
自分がパスをもらうためのポジショニングを
ずっとオフザボールの時にずっと続けてるんですよ。
それも何度も何度も続けてる。
だからあんだけチャンスができるし、
ゴールも取れる。
大黒さんって高木さんの本来ってこと?
かぶってます。
彼を見た時には、
こういうことずっとやってるから
ゴール取れるんだなって思いました。
もう出したら切れないですよ。
ディフェンスもいるわけですし、
ボランチもいるわけじゃないですか。
日本代表に入る選手と、
日本代表になかなか入れない選手だと
やっぱり違うんですか?
全然違いますね。
全然違う?
そもそも技術が違うんですよ。
日本代表に入れるやつと入れないやつって。
そこは前提として当たり前なんだけど、
戦えるか戦えないかが大事です。
定着して日本代表で戦ってる、
ずっと選ばれるようなやつっていうのは、
試合の中で戦えるやつですよね。
根性あって、球やれて戦えて、
ハードワークもできてっていう。
それがなければ絶対に選ばれないと思う。
それも今も昔も変わらず?
今も昔も変わらず。
今の方がもうより厳しいかもしれないですね。
もうそういうやつじゃないと、
国と国との戦いの時に絶対使えないんですよ。
使い物にならない。
ただ足元とか、技術だけでやってるようなやつって。
球際とか勝てないとか、そもそもせんなかったとか、
そもそも戻ってこないとか、
そういう許さが出ちゃうんで、
そういうやつで絶対上手くても使えないんですよ。
戦えるかどうか。
多分みんな全員それは言うと思いますよ。
根性があってハードワークしてきて、
もう球際で戦えて、
もう命がけでやれるかやれないかみたいな。
すごいですね。
やっぱりこんだけ進化して、
今こういう時代になっていっても、
やっぱり最後のところ、そこがあるかないかで。
ものすごい高いレベルの技術にそれが載んなきゃいけないんですよね。
国と国のね、争いだから。
今活躍してる選手たちって、
結局全員ヨーロッパでやってるじゃないですか。
でもあの場で自分たちが生き残るためには、
上手いだけじゃ絶対無理なんですよ。
絶対毎日毎日、
選手間での争いもあるし、
当然球際なんて何回も何回も練習の中であるし、
それを勝ち抜いて、
試合にみんな出てるんですよ。
だからそもそもなかったら、
ヨーロッパでやってないんですよ。
当然備わってるじゃないですか。
そこでまた技術も今のレベルだと、
今の技術も必要になってくるんで、
それは日本代表今出てる選手たちと両方備わってます。
そもそも。
自分が気持ちが入ってる俺の中ではって思ってても、
外から見てる選手は、
この選手気持ちが入ってないなって思われるようなプレーだったら、
実戦で使えるんですよ。
なるほどね。
自分の自己満じゃダメってことですもんね。
そうですね。
外からも見て、あいつは戦ってるぞと。
そういうのも客観的に見て、
それを理解できるようにならないとダメですよ。
「この時のために」という必然の物語
この間会社で話してて、
次またワールドカップあるじゃないですか。
ワールドカップって4年に1回なんですよ。
知ってるわ。
でしょ。
知ってますよねって言ってたじゃないですか。
だから毎回23人とか26人ちょっと変わるんですけど、
大体20数人じゃないですか、メンバーって。
2回とか出る人もいるから、
この間それこそ調べたら、
今まで8回かな。
ワールドカップ出てて、
今回入れて8回かな。
で、120人ぐらいなんですよ。
今回のメンバー入れたら選ばれてる人。
そもそもそれだけしかいないんですよ。
ここ20数年で120人とかしかまずいないんですよ。
で、それでゴールって起きてるんですよ。
これ数えてないんですけど、
多分マジで数人だと思うんですよ。
10人ぐらい。
その1人で、
それが今の話は刺さるな。
いやーすげーなー。
すごい。
このためにって言えるって。
やばい。
やばい。
だってさ、やっぱ上手い人はたくさんいるわけじゃないですか。
でもそこの、
後でYouTube見てみるけど、
あれがブラジルの話とか今全部聞いてたじゃん。
あの努力が全部あそこの。
やってみるとやばいな。
小さい時から違和感あったんです。
自分なんでこんな頑張れんのかなって。
でも、この時のため。
この時のために頑張ってたんだって思ったんですよ。
やばい。
すごいわ。
やばい。
これ説得力がありすぎて感動してます。
ちょっとね。
暑いね。
暑い。
今言われたように、
上手いやつっていっぱいいるんですよ。
当然、俺なんかよりもはるかに上手いやつなんて、
もうたくさん腐るほど今までいたんだけど、
大事なところで、
実力以外でゴールを取れるやつって、
絶対俺みたいなやつしかいないんですよ。
それは準備とね。
実力があればもちろんゴール取れますよ。
でも、そういう大事なところとか、
その一番でゴール取れるやつって、
絶対そういう自分が積み重ねてきたもん。
人生で積み重ねてきた、
そういう深さだったりとか、
重さでやっぱゴールって取れるんですよ。
そういうやつじゃないとゴール取れないもん。
適当に生きてたりとか、
適当にやばい人いて、
実力だけはあるけど、
結局そういうやつって、
ゴール取れないんですよ。
それは多分ね、
ルールとして決まってんのよ。
神様取らせてくれないんだよ、そういうやつ。
もうサッカーだけじゃなく仕事もってことですよね。
ゆるいラジオなはずなんですけど。
ちょっと待って。
自分のポイ捨てをちょっと考えさせられる。
おかしいな、ゆるくしゃべろうと思ってきたんだよ。
結局こういう話になっちゃうよね。
ありがとうございます。
すごいわ、この裏話は。
本当に説得力がありすぎて、
ちょっともう何もしゃべんないほうが良さそう。
僕が。
しびれるわ。
いいでしょ。
若い時にしゃべったらちょっと鼻につくけど、
もう50なんだよ。
語らせてくれよって。
しびれる。
じゃあ、締めます。
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