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2024-07-31 07:00

129 本棚 | 大学のこれから

2024.7.31設置。はじめさんの大学論から学びます。以下,要点。

  • 私学が自然淘汰されないためには,規模縮小資源の有効活用が必要。
  • そのために,オンライン・オンデマンドが有効。
  • オンライン・オンデマンドは,経営効率向上のみならず,学習効果の向上にも役立つ。
  • それは,学生の自由な学びを可能にする。
  • 私のイチオシ:深掘りLIVE #33 オンデマンド教育が日本の私学を救う④

もう手遅れ⁉︎ 私学は自然淘汰の時代へ by はじめさん

深掘りLIVE #27 もう手遅れ⁉︎ 私学は自然淘汰の時代へ①

  • 今後10年は18歳人口減少とともに,大学が自然淘汰される。
  • 生き残る方策は:規模縮小(収容定員減,教職員減)と資源の有効活用(オンデマンド授業,一学部一学科制)。

深掘りLIVE #29 もう手遅れ⁉︎ 私学は自然淘汰の時代へ②

  • 大学間の壁を壊す=他大学との連携,再編統合
  • 大学内の壁を壊す=学部学科の壁を壊す→一学部一学科制オンデマンド授業による教室・時間割の壁を壊す(大学間でも共有可)。
  • 一旦,壁を度外視して,全ての資源の最適活用を考える。

深掘りLIVE #32 もう手遅れ⁉︎ 私学は自然淘汰の時代へ③

  • 強みを活かす。

オンデマンド教育が日本の私学を救う by はじめさん

深掘りLIVE #20 オンデマンド教育が日本の私学を救う①

  • オンデマンド・オンライン時間と空間からの解放教育効果・経営効率の向上
  • ライブ・オフライン(=対面授業) →教育効果・経営効率の低下

深掘りLIVE #23 オンデマンド教育が日本の私学を救う②

  • オンライン・オンデマンドによる経営効率向上:教室がいらない。人が減らせる。旅費が減らせる。

深掘りLIVE #28 オンデマンド教育が日本の私学を救う③

  • オンライン・オンデマンドによる教育効果向上:学修者を時間と空間の制約から解放し,さらには選択肢を増やし,自由な学びを実現する。
  • 教員の知的資源,時間資源の有効活用。
  • オフライン・オンデマンド(オフィスアワーなど)の拡充。講義→個別対応
  • オンラインの方が個別対応が可能。

深掘りLIVE #33 オンデマンド教育が日本の私学を救う④

  • オンライン・オンデマンドにすれば,学生の自由な学びが可能になる。

「育てる大学、育つ大学」をつくる by はじめさん

深掘りLIVE #30 「育てる大学、育つ大学」をつくる ①

  • ユニバーサル段階に入って久しい大学の存在意義とは?
  • 学生を育てる。学生が育つ。大学も育つ。

深掘りLIVE #34 「育てる大学、育つ大学」をつくる ②

  • 講義はオンデマンドで。空いた時間と教室では,ゼミ・個人指導・対話など

深掘りLIVE #40 「育てる大学、育つ大学」をつくる ③

  • 講義という形式に縛られている場合ではない。その時間と労力を,学生一人一人と関わることに向ける。しかも,チームで。

時代遅れの改革ラッシュが大学淘汰に拍車をかける by はじめさん

深掘りLIVE #41 時代遅れの改革ラッシュが大学淘汰に拍車をかける ①

  • 自然淘汰圧が高まっている中で,社会淘汰圧を高める旧来型の中途半端な改革は共倒れを招く。
  • 必要なのは10年後を見据えた徹底的スリム化(学生定員削減,人件費削減,一学部一学科制)。

自然淘汰時代を生き延びる新機軸の大学改革論 by はじめさん

深掘りLIVE #42 自然淘汰時代を生き延びる新機軸の大学改革論 ①

  • 大学の原点:学修者本位+ユニバーシティ
  • 学修者本位→学びたいときに学びたいものを学びたいだけ学べる(オンデマンドがいい)
  • ユニバーシティ→学科の壁を設けない(オンデマンドがいい)

#LISTEN本棚 #大学

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LISTEN本棚の「大学のこれから」では、大学のこれからについて考える上で参考になるはじめさんのエピソードを集めています。
本日、8月3日、一通り聞き終わりましたので、ここで一言、感想を語っておきたいと思います。
はじめさんがたくさんのエピソードで語られていることは、大体同じようなことのある種、繰り返しになっていると思います。
それぞれのエピソードが様々な部分を強調し、詳しく話してはいますけれども、全体としては言っていることはかなり絞られている内容かなと思いまして、
それを私なりにこのエピソードの概要欄にまとめてみました。
それで、私が一番共感したのは、本棚の下の方にあるんですが、
深堀ライブの33番、オンデマンド教育が日本の私学を救うの4回目のエピソードですね。
ここで、「学生の自由な学び」という見出しのついたあたりがですね、これが本当に大事な内容を語られていまして、
私も全く100%というか120%同意という感じなんですけれども、
なぜそんなふうに思うのかと言いますと、たぶん私とはじめさんはほぼ同じ頃に大学生の生活を送っていまして、
その頃の私たち学生の学びというのは本当に自由なものだったんですね。
授業で出席を取るという科目は語学と体育ぐらいしかありませんで、いくら欠席しても全く問題ありませんでした。
教科書がありますと、教科書を自分で読んで内容を学んで、最後学期末の試験でパスすればそれでも単位がもらえた。
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ほとんど授業に出なくても、自分で勉強さえすればですね、単位がもらえるというそういう授業でした。
ではその授業に出ていない時間、何をやっていたかというと、本当に自由に自分の学びたいことを、あるいは遊びもありますけれども、遊びも学びということで、
例えば映画館に行って映画を見たり、劇場に行って演劇を見たり、あるいは友達とだべったり、何か軽い運動をしたり、などなどですね。
授業という枠組みには入ってませんけれども、でもやっていることは授業で目指していることと同じようなことを自主的にやっていたということで、
教員の方もそれを見守ってというか、見てないんですけれども、ほったらかしなんですけれども、
教員自身もですね、そういう学生生活を送っていたわけですから、学生がそういうふうにするのも当然というふうに考えていたんだろうと思うんですね。
そうやって自分の好きな時に好きなことを好きな場所で学ぶというのは、今と法律もそれから大学設置基準もそんなに変わらなかった昔であっても、事実上できてしまっていたんですね。
それはある意味で、大学設置基準とかですね、そういう様々な縛りをある種、学生も教員も無視してやっていたという、それが通用したという時代だったということなんだと思います。
しかし、そういう牧歌的(と言いましょうか)時代がいつの間にか終わってしまったんですね。非常に窮屈な大学になってきています。
成績評価の厳格化でしたかね。そんな言葉が出てきまして、どんどんどんどんと厳格化が進んでいまして、学生も教員も身動き取れないぐらいにガチガチに縛られるようになってきているような気がします。
本当にこれでいいのだろうかという疑問がずっとあるんですが、おそらくはじめさんと私のこの感覚は同じなんじゃないかなというふうに思うんですね。
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そういう考えがどれだけ大学の中で通用するのか分かりませんが、私ちょっとあまり期待していないんですけれども、だったら大学の外でやればいいんじゃないかというのが私の考えなんですけどね。
大学の枠組みに入らなければいくらでも自由なことはできるわけですから。ですから大学の外でやればいいんですけれども、なかなかそれも難しい状況ですよね。
だから大学を変えつつ大学の外も変えて両方連携してうまくやっていければいいかななんていうふうに思っています。
ということで一言のつもりが結構長く話してしまいましたが、この辺で終わりにしたいと思います。
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