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2024-10-10 03:52

163 日記 | レオナルドの母に関する新説

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10月10日木曜日の声日記。新レクチャーシリーズ「核の時代をどう生きるか(仮)」。レオナルドの母についての小説。

カルロ・ヴェッチェ『カテリーナの微笑――レオナルド・ダ・ヴィンチの母』日高健一郎訳みすず書房,2024.10

#声日記 #有料配信 #レオナルド

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10月10日、木曜日の声日記です。
今日は一日家で仕事をしていました。
授業の準備をしたり、
もうすぐ終わりますレクチャーシリーズの有料配信の準備をしたりしていました。
また、それが終わった後、新しいレクチャーシリーズをどうしようかと考えていまして、
そのシリーズのタイトルを今日一応決めてみました。
それは「核の時代をどう生きるか」というものです。
これは私が現在、「先端技術と社会問題」という科目で核兵器の歴史を講義しているのですけれども、
そこで使っている講義ビデオ、これを有料で公開しようかなというふうに思ったわけです。
それから、今日ですね、みすず書房からニュースレーターがメールで届いたんですけれども、
そこに今月出版される本の紹介がありました。
その本のタイトルは、『カテリーナの微笑』というタイトルで、
これはですね、レオナルド・ダ・ヴィンチの母の話なんですけれども、
私初めて知ったんですが、
昨年、この本の著者、ヴェッチェという歴史学者の方が、
レオナルドの母は、これまで言われていた小作農の娘ではなくて、
カフカス出身の奴隷であったのではないかと、
そういう説を唱えまして、それを歴史小説の形で昨年出版していたということです。
それが今月、日本語に翻訳されたものが出版されるということで、
どんな内容なのかとても興味を持っています。
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というのも、私の科学技術史の講義ではレオナルドが何度か取り上げられているからです。
そこでレオナルドの出身についても話をするのですけれども、
母親が奴隷であったということが、まだ通説にはなっていないんですけれども、
一つの説として唱えられているということは、学生にも知らせたいなというふうに思っています。
ということで、今日の声日記、これで終わりにします。
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