あにばーさりっすんイベント
8月8日、木曜日の声日記です。
昨日は、夜、「あにばーさりっすん」というのが、東京で行われまして、
私は、Discordで、ビデオ中継をですね、拝聴、拝見ですか、させてもらいました。
近藤さんも驚いていましたけれども、私も、皆さんが送ったメッセージの立派な冊子ができていたりとか、
あるいはケーキのデコレーションが、LISTENのロゴでうまく飾られていたとか、
その他いろいろとですね、この会を準備した方々のご苦労が非常によくわかる、
とても楽しそうな会だということがわかりました。
残念ながら私は会場に行けませんでしたけれども、
いつかこういったLISTENのイベントに参加できる時が来ればいいなというふうに思っています。
それから、今日は午前中に実家から自宅に戻りまして、夏休みらしくのんびりと過ごしています。
私の職場、大学ですけれども、今日8月8日から18日まで、
10日余りですかね、一斉休暇といって大学が完全に閉められますので、
研究室にも入れず、家で休むか、仕事をするか、どこかに行くか、そんな感じで過ごすことになります。
大体私は一斉休暇といっても、あまり休暇は休暇という感じでの休みはせずに、
普段通りに過ごすことが多いんですけれども、
普段できなかったようなことをのびのびとやれるとても良い時期なんですね。
今年はLISTEN三昧ということで、おそらくLISTENに一番時間とエネルギーを使うのかなというふうにも思っていますけど、
貴重な時間ですので、普段やれないことをいろいろやっておきたいなというふうに思っています。
最近、孫泰蔵さんの冒険の書というのをまた読んで、またそれに関連するいろいろな本なども読んで楽しんでいるんですけれども、
それを読んでいるとですね、改めて遊びというものがとても大事だなというふうに感じています。
はじめさんも遊びについていろいろ語られてますね。
『ホモ・ルーデンス』、ホイジンガでしたかね、の本、私も読んでないんですけれども、有名な本なんですけど、名前しか知らない本なんですが、
まあ機会があれば読んでみたいなというふうに思っています。
はじめさん本を注文されたそうなので、どんな本か聞いてからでもいいかなというふうに思っています。
思い返してみますと、私の大学生時代はですね、勉強はしていたんですけど、勉強というか学びですけども、
やっぱり遊びでもあったんですね。いやいや勉強するということはまずなかったんじゃないでしょうか。
あるとすれば、大学院の入試の対策で、私、科学史という分野なんですけど、科学史の通史を知っておかなければいけないということで、
科学史の通史の本、有名なですね、メイソンでしたかね、本当に教科書的な通史の本があるんですけど、
それを読んでおけば大丈夫だと先輩に言われて、一応読み始めてはみたんですが、結局全部読めなかったんじゃないでしょうか。
面白くないものはやっぱりダメですね。でも何とか大学院の入試は通って、大学院に入りましたけれども、
いやいややる勉強というのはそれぐらいだったでしょうか。
それはその後もずっとそうで、何か学ぶというのでもみんな楽しんでやっていたので、
学びであったし、遊びでもあった。さらに私は就職してからは、それでお金ももらえるようになったので、働きでもあった。
近代になって遊びと学びと働きが別々のものになってしまったと孫泰蔵さん強調していましたけれども、
私については未だにその3つは微妙にずれてはいますけれども、完全に重なっているわけではありませんが、
一体のものであるということで、これはできればこの後もずっとそういう状態を続けたいなというふうに思っているんですけれども、
ですので、私授業をやっているんですけれども、学生にもそういうふうになってほしいなというふうにずっと思っていまして、
でも、学生は遊びとして私の授業をとっているという学生どれぐらいいるんでしょうかね。
1割いればいいかなというふうに思うんですけれども、ほとんどの学生は学びから遊びを引いた残り、つまり楽しくない勉強という形で受けているんじゃないかなというふうに思いまして、
来学期9月から始まりますけれども、どうすればなるべく遊びに近い授業ができるかなというふうに考えてはいるんですけれども、
なかなか難しいですね。どうしたらいいんでしょうか。
そんなことを考えながら夏休みを過ごしています。
ということで、それではまた。