2023-05-30 1:02:15

【インタビュー】風薫るさん!😁 ワイオミング州にただ1人の高校日本語教師!

00:01
9時になりましたので、そろそろ始めさせていただこうと思います。
何しろ、あ、花頭さんいらっしゃいませ。
ということで、風薫るさん、グッドモーニング。
おはようございます、グッドモーニング。
グッドモーニング。
ワイオミング州にいるんですけど、
キティさんありがとう。
ワイオミング州ってさ、カリフォルニアの隣の隣ぐらいの感じですか?
そうですね。
真ん中よりちょっと西って感じでしょ。
西で海が全くないってやつやね。
ということでね、風薫るさんとはもうここ1年ぐらいお友達で、
結構いろいろやり取りしてるはずなのに、
公立高校の先生ってこんなことしてるっていうのは、私は全く知らなかったんですよ。
で、この前初めてそういうね、生徒連れて日本に旅行に13回も来てるっていう話を聞いて、
何それ?ってなったわけですよ。
それで、それちょっと聞かせてよ話っていうことでですね、
今日急にこういうイベントをさせていただくことになったわけですけれども、
本当にありがとうございます。
はい、ということなんですが、そもそもね、
これちょっとその生徒の旅行の話に入る前に、
そもそも河森さんさん、なんでアメリカに来たの?
あの、私の世代はバブルやったので、
ワーキングホリデーとかが割と盛んで、
私は留学行きたいって高校の終わりから思ってたんですが、
親からそれは大学受験の逃避だろうということで、
短大を終わって働いて、旅行会社だったんですけれども、
天井に行くと、アメリカとカナダだったんですけど、
やっぱり現地のガイドさんとか、すごいみんなイキイキしてて、
やっぱり私行こうと思って会社辞めて、
1年間しか行こうか、値が高かったので、1年間のつもりで、
じゃあ日本人がいないようなどいなかにということで、
ここにいて30年になってしまいました。
ということは旅行会社で働いたことがあるんだ、日本で。
そうなんです。
だからそれもあって、こういう旅行の企画ができるんだね。
分かったよ。初めて聞いた。
そして旅行会社を辞めて、1年間アメリカに行くのはいいんだけど、
アメリカに行って働こうと思ったの?
留学1年間のコミュニティカレッジ。
うちの町にあるから。
ここだったらワイオミング、言われたんよ、コンサルタントの人に。
03:05
いいところがワイオミングとオレゴンとミシシッピーと3つピックアップしたけれども、
どれか選んだらいいんじゃないって言われて、
ワイオミングってアメリカっすか?聞いたんですよ、聞いたことなかったので。
そうなんだ、ワイオミングっていうのはアメリカなんですよって言われて、
ここならたった1年間しか行けへんのやったら、聞いたこともないようなところに行くのもアドベンチャーでいいんじゃね?とか思って。
アドベンチャー。
アドベンチャー1年間しか行けないんだから日本人があまりない。
ね、私神戸、神戸なので。
出身がね、関西なのよ、関西。
そう、関西なんですよ。
バラバラに関西やん、宮城花香さん、そうなのよ、この喋り。
そうなんですよ。
アメリカの英語ベラベラでさ、関西弁も喋れるんだよ。
すごいよね、私も関西弁大好きなんだけどさ、いくら真似しても全然ちゃうねんって言われるから、もうあんまり知らないんだけど。
そうそうそう、オッケー、わかったわかった。
それで、ワイオミング、冒険もそうだけど、日本人が極力少ないところに行こうって思ったんでしょ?
そう、1年間やしね。
それえらいよね。
1年間やしね。
ってことはそこで、学校を通いながら語学の勉強をするっていうことですよね?
学校通う、語学の勉強いきなりもう入っちゃうんよ。社会学とかさ、わけわからん。
そうなの?普通の英語の勉強だけじゃなくて、そういう学科の勉強もするの?
うん、でないともう1年間しかおられへんから、語学の勉強しとったら、で、ちょっとかっこええやん、いきなり大学入ったら。そう、と思って、いきなり入ったんだよ。
コミュニティカレッジって日本で言う団体だと思えばいいんだっけ?
そう、一応ね、地元の人たちのために、みたいな感じ。だって、うちの町5万人しかおらんけんな。
そう、だからその人たちのため、おらんけんなって。すみません。
いい、すごい、いい。アメリカの人と話してる気がしないよね、この。
よいよいよいよい。なるほど。
そうやって、コミュニティカレッジで英語を学びながら、英語を使いながらいろんな勉強をしてましたと。で、1年経ったら帰ろうと思ったんだよね、本当はね。
そう、だってお金100万しかなかったけんな。
でも、なんでそういうことになったんだっけ?
3ヶ月後に旦那と出会ったんや。
3ヶ月後っていうのは、コミュニティカレッジに入って3ヶ月後。
3ヶ月後に旦那と大手やな。こいつ日本語喋られへんしな、言って。
うー、とか思って。でもお金がないから1年間帰った。1年後には帰った。
でもまあ、その時には、いやー、この人ともしかしたら一緒に行けたら楽しいかな、とか思って。
2年間、コーベに戻って働いて、お金を稼いで、また戻りました。
06:03
そうなんだ。2年間戻ったときはまた旅行会社行ったの?
うん、それは地元の近くのコーベ成功の研究所があったので、そこに行って。
で、外国からの研究員とかがいるし、外から来た団体さんに英語を使ったり、そういうのがあってやね。
で、結局1冊の関西弁の本を書いたんやけれども、その時に出会った研究員が、関西弁難しいね、言って。
そんなら書こう。で、関西弁の本、関西弁は難しいな、言うから、そんなら2人で書こうか、言って。
それこそ25年前に書いた本があるんですよね。別に宣伝じゃないんですけど。
2年間帰ったときに本書いたの?
いや、本を書く、結局協調する人と出会って、アメリカ人がいて。
で、その人が1年後か何かに帰るって言うんで、じゃあ記念に僕がね、日本で日本語で働いてたと。
で、関西弁もマスターしたっていうことで、じゃあその証を残すために手伝ってあげるわ、みたいな感じで書きましたわな。
その話の話はさ、ちょっとまた後で聞くとして。
ごめんな。
大丈夫です。とにかく旦那に出会ったんで、やっぱりアメリカ帰ろうっていうことで、お金を稼ぐために日本で2年間働きましたと。
で、お金が貯まって、またワイオミグに戻りましたって、そういう流れね。
そうそうそうです、そうです、そうです。
ミヤビ肌頭さんが面白いこと言ってるよ。
関西電気保安協会って言えますか?
関西電気保安協会、どう?
関西電気、またね、関西電気保安協会ってなんかコマーシャルがあるんですわ。
そうなんだ。
関西で流れてる。
関西人にしか通じないことだね。
通じない。
面白すぎる。面白すぎる。
なんです、なんです。
正解だって、よかった。
ありがとうございます。
ふうかさんも聞いてくださってますよ。
ありがとうございます。
という経緯で、ゴーバックトゥーワイオミグでしたと。
で、ご主人と一緒にもう住み出したっていうか、まあいいんですけど、
その後仕事を見つけたのが公立の高校だったってこと?
いや、そっからまだ2,3年かかるんやけどね。
だって短大だから2年やし、
当時はやっぱりうちのこのコミュニティーカレッジだったら教職免許が取られへんってことで、
ここから2時間半離れた四年生大学、うち田舎やないんで、
一つしか就立大学ないんで、そこに行って、
週末だけここに戻るみたいな感じで、
ようやく社会科の免許を取って教員になりました。
社会科の教員免許を取って、晴れて公立高校の先生ができるようになりましたと。
09:06
最初は社会科の先生だから、社会を教えてたんだよね、当然ね。
わからんよな、ほんま。ようやったと思って。
ね、すごいよね。それ意外でした。
で、社会を教えていたんだけれども、1年経って何か事件があったんだっけ?
1年経って、うち高校受験とかがないので、公立高校2つあって、
もう一つの方にみんな流れちゃって、生徒の登録者数が減ってしまったので、
ということは、先生の数も減らさなきゃいけないということになって、
生徒数で先生の数が決まるのでね、
悪いけど、カオル、すまんなってことで首切られたんですわ。1年目だって。
そんなことになっちゃったんだ。
そう、別に行いが悪いからとかではなく、こういう、しゃあない。
解雇というか、そうなって。
生徒が減ったら先生の数も減るからね。
でもその校長が、私がどんだけ昔も泣いて泣いて、毎日泣いてたんですけど、社会科教師になって。
でも最後の方はすごい頑張って、いい授業ができるようになったっていうのは、やっぱり彼よく見てくれてたので、
かわいそうに思ったんでしょうね。
そう、だから、じゃあ君ね、日本語やったら日本人やろう。
じゃあこんな日本語を教えられるか、言って、いきなりできたんですよね。
日本語が。
日本語先生、急にやっていいよって言ってくれたってこと?
そうそう、すごいでしょ。
すごい、だってその場ですよ。
今、絶対無理。
25年前は、
日本語の先生をやるっていうのは、特に資格はいらないっていうことなの?
社会科の教員免許で日本語を教えていいよって、特別に許してくれたって、そういう感じ?
エマージェンシーでとりあえず、1年間か2年間、猶予があるので、その間に日本語の免許を取ってくれって言われて、
でも、うちの大学行っても、州立大学行っても、アジア人もいないし、日本語の過程もないので、
結局、ポートフォリオって言って、自分がどういうことをやったかとか、どんだけ日本語をできるかとか、
そういうのを全部ポートフォリオ方式にして、1年後に提出して、それで、一応日本語の表面がもらえたんよ。
よかったね、すごいね。
それで、なんと25年間もずっとやってきてるんでしょ?
そうよ。
校長もいい人になったんだと思うけど、校長にそう言わせるだけの強さとキャラがあったんだって、かおるさんは。
12:01
ありがとうございます。
そこがすごいよね。びっくりするわ。
で、日本語を、これも選択式の授業で、習いたい子だけが選択して、日本語の勉強、授業をとるっていうことなんだよね。
そうです。まさしくそれです。
なるほど。で、今現在教えてる日本語のクラスの生徒って、130人いるって言ったっけ?
そう、130人。でもね、最初はね、最初はさ、2つの高校で、それぞれの高校でね、5、6人しかいなくてね。
これもう夏休みいきなり校長が、来い日本語っていきなり決めてくれたので、宣伝する時間もなく、5、6人から始めて、トラベリングティーチャーで、
ま、町なのでね、ちっちゃい町なので、10分トラベリングして、1つ日本語1年生を教え始めて、だからもう生活もできへんし、
そう、ね、だからフルタイムになったの結局何年ぐらい?4年ぐらいかかったんかな?
で、1つの高校で、もう十分なだけの人数が増えたので、ありがたいことに、そう、うん、なのでそうなりました。
すごいね。最初は5、6人しかいなかった生徒が、どんどんどんどんどん増えて、今じゃ130人だよっていうことでしょ?
すごいことだよね。でもなんか本当にさ、日本人の私たちからすると、そんなね、あの太平洋を越えた海の向こう側でね、
日本語をそんなに学んでくれてる若い子がいるっていうのって、嬉しいよね、なんか。
本当に、本当だって、うちの町5万人って多分日本人ね、3人とかそんなの、その中で、
言ってみたら白人の子とかが、親が、別に日系とかじゃない子が、日本語取るって来てくれて、
もう嬉しい、本当に嬉しいし、そうだからね、本当に嬉しいし、ね、なんかもう、
だから、なんて言うんだろう、この子たちを裏切っちゃいけない、この子たちがね、わざわざ取ってくれたんだから、
変な授業はできないっていう感じはもう、未だにある、あります。
なるほど。すごいことだよね。なんかそこが、なんていうのかな、日本語ってさ、英語の人口に比べたら全然少ないじゃん?
めちゃめちゃ少ないでしょ?世界的に見たら。
すごいレアな言語をさ、学んでくれてて、それがきっかけで多分、日本の文化とかさ、日本のなんか習慣とかわかりませんけど、
いろいろと日本っていう国に対してさ、興味をみんな持ってくれてるっていうことじゃないですか。
すごいことだよね。めっちゃ意味のある仕事してんじゃん。
いやいやいや、でも逆よ、たまこさんきっと、もう私と出会う前に、あの子たちは、
なんだかの方法で、アニメとかゲームとか、なんかよくわからへんけれども、日本文化とかでも見せられてるんよ。
15:02
それでたまたま日本語があるってわかったら、スペイン語とか、手話とか、フランス語とかを取らずに、
日本語取るんよ、周り全然アジア人いないようなところで。
だからそんだけね、私たちが普通に思ってるカルチャーが、よっぽど魅力的なんでしょうな、と思うし。
そこ知りたいよね。だってさ、高校生ってことは、17とか8とかそういう年齢でしょ?
うん。大概ね、取るときは、高校4年生なんよ、アメリカは大多数が。
え、そうなの?
そうなんよ。
そう、脳みそ科学からそっちの方が、思春期にはいいだろうってことで、そうなって。
で、だからね、もう15歳ぐらい?
で、もう15歳になる頃には、日本文化すげえとか、もう日本語やりたいとか、思うような出来事とか、文化との接触があるわけやな。
だからもう、その時はもう決めてるんよ。
親がいくら日本語なんかこんな街でやってどないすんの?とかね。
そう、今こんなデフレなのに、そんな国の言葉使ってどうなるの?とか、そんなのはもう、いくら言っても聞かないやっぱり。
もう15歳までにはある程度も、俺は日本語取るとか決めてる子が多いみたいで。
自分の意思がちゃんとあるってことなのね。
ある。
で、親もやっぱりそこで、スペイン語取れとか言わへんし、多分ね、大多数が。
自由に好きなことを学びなさいって。
そう、割とね。
というような感じで、日本語の授業が順調に始まりましたと。
で、このね、旅行しようって思い立ったのはさ、どういうことなの?
旅行。
多分旅行会社、旅行やろ?
いや、教えながらも、なんかね、日本文学、この私が言うよりかは何千倍もすごいんだって言うし、もう目キラキラやしね、みんな。
だから、あ、連れて行きたいっていう気持ちは本当に大きかった。
元旅行会社だから、こういう風にやったらきっとできるんじゃないかっていうのは、なんか自分の中に手応えがあったって、そういうことか。
いや、そうやね。できないことはないんじゃないかなって思うけど、まさかね、そんな教えて1年目、2年目できるとは思えへんかったから。
たまたま電話かかってきて、そのセールスの、そう、NPOの人から電話かかってきて、どないですかって言われて、いややりたいと思ってるんですわ。
旅行会社の人からのセールスの電話が来たってこと?
ドンプロフィットオーガニゼーションだから、まったく普通の旅行会社、利益を取るようなとことはまた違って、なんか大きな、たとえば、よう分かれへんけど、
いろんなところから寄付金を集めて、たとえば日米の交流、高校生の交流のための基金を設立しましたと。
18:01
で、寄付金をお願いしましてって、多分大きな企業からとかいろいろもらってて、で実際そのお金を使って、うちの生徒たちとか、アメリカからの生徒を日本に連れてって、要はまあ旅行会社ですわな、そう。
いい電話だよね。
はい。
かおりさんにとってはさ、願ってもいなかった電話かかってきて、あ、やりますやります、になったって感じだね。
数年後にね、そう。
すごいよね、そういうのも引き寄せちゃうってことだわ。
ね。
そう。
ということで、企画をしましたというのはいいんだけど、たとえばさ、まあいろいろ13回もやってるからさ、いっぱいいろんなその、予定もさ、毎回違うんだと思いますけど、
ちなみに来月また来てくれるじゃない、日本に。
はい。
その時ってさ、ざっくりどういう予定なんですかね、アイテナリーは。
アイテナリーは、うちから、まず東京インして2日間東京の観光。
そして今回は、すいません、うちの犬です、すいません。
大阪の私立大学の高校部門がホストスクールになったので、大阪まで新幹線で降りて、金曜日に学校訪問。
金曜日、2泊3日で生徒たちはホームステイをして、日曜日に戻って大阪のホテルに行って、そっから丸3日関西の観光。
で、観光から帰ります。
なるほど。関西ってさ、京都行ったりもするの?
関西は1日大阪、1日奈良、1日京都みたいな感じかな。
なるほど。これは観光スポットを回るっていうことだよね。
そうですね。
こういう旅程はさ、旅行会社の人が今だったらやってくださるんでしょう?
そう、でも今回、普通の旅行会社に私頼んだこと一度もないので、自分で作るかなんかしてたので、すっごい今回も希望を聞いてくださって。
ただホストスクールとか見つけるのは大変なので、それはお願いして、あとは適当に私が決めました。
すごい贅沢な旅ですね。ちなみに生徒お一人、おいくらですか?
3500ドルです。
3500ドルというのはざっくり35万ぐらいっていう感じでいいのかな?
そうそう、35万、40万ぐらいと思って。
なるほど、それを払ってくださる親御さんの家庭だったら参加できるけど、でもそうじゃなかった場合は行けなかったりとかするわけですよね。
21:05
そう、でもなんか日本を今1年生の子は、こういうのがあるんだってわかって、それでお金を貯め出したりアルバイトしたりとか。
その旅行に行きたいから、そのために貯蓄しようと思った。
確かにお金持ちのお子さんが多いけれども、やっぱりそうやって新聞配達とかね。
新聞配達、そっちでもあるの?
うん、その時はあった。
1人ね、日本行きたいけれどもお金がないと。
家庭的にもお金的には恵まれなかった子がいて、地道に2年間やって。
えらいね、自分でお金の用意して、それで行くってことなんだね。
そうです。
うーん、泣けるわー。
本当に。
すごいね。
ホームステイが、さっきのホストスクールになったところのお家が有志できっとやってくださるっていうことなんでしょうけど、毎年ホームステイ必ずやってたの?
ホームステイやらないとやっぱりあかんやろうとか思ってたので、
ホームステイは、NPOのところに頼んでたときは丸1週間あって、自分がする用になってからは2泊とか3泊とかちょっと短めにして、やるようにしました。
でも、ホストスクールを見つけるのも、うちの学校に日本から留学してきた子がいて、札幌から。
先生、うちのとこ来たらいいよって。ほんま?って言って、札幌連れて行ったりとか。
そう、ありました。
そうですね、いろいろ微妙に違ってるってことなんでしょうね。
違ってる。
ありがとう、ありがとう。
ちなみに、ホストスクールじゃなくてホストファミリーになった日本人の家庭から感想を聞いたりとかってしました?
感想ね、たまに聞いて、一番忘れられないのが、喋られない子、推しちゃうわ。
なんていうの?口が話せない子、聞こえるけれども話せない子。
なんていうの?日本語で。
とりあえず一人、口が、生体がよくわからないけれども、一人ね。
普段は手話とか、もしくは喋ってる人の唇を読むっていうチャレンジを持った子が一人いて、
でもすっごいガッツのある子だったので、スペイン語も学びました、フランス語も学びました。
で、結局日本語にも、アニメ大好きなので、日本語を学びました。
で、日本に行きます。
24:00
で、その子のホストファミリーが、わざわざ大阪空港まで来てくださって、
ああいうチャレンジにもかかわらず、いろんな語学をやって、
日本文化も大好きもありとあらゆることに、うちにいる間トライしてくれたと。
子どもも含め、私たちも本当にインスパイアされましたと、本当に刺激を受けましたということで、
わざわざ私に話しかけに来てくれて、結局その彼女はもう一回日本に戻ったんですよ。
自分一人で。
どういうこと?戻ったって。
戻ったって、だからうちその時10日間の旅行終わって帰ってきました。
で、高校卒業しました。
で、その後自分一人で計画して、たぶんそのホストさんにも戻ったと思うんですよ。
だからものすごい、なんていうんだろう、うちの子どもたちは日本語とか日本文化を学びに行ってるわけですけど、
逆にその姿が日本のホストさんにとってもすっごーとか思ったりしていただいたり、
挨拶とかお箸の使い方とか、私がっちりそこら辺は言ってるので、
いや、うちの息子よりもよっぽど行儀が良くてびっくりしました、とかね。
そう、あと、そう、とかね、さっきの新聞配達の子は結局、英語の先生のお家に泊まらせてもらったんですね。
そしたら、僕今まで何十人と海外からの人を泊めてるけれども、
大半はもう来てくれんなって思うような子も中にはいたと。
でも、お宅の子どもたちは、そこ二人、もう足りなくて二人一緒だったんですけど、
あの二人はもう最高だったと、いつでも戻ってきてくれって本気で言われて、
そのうちの一人、新聞配達ともう一人の子は割と学校では悪だったんですよ。
でも、すごい頑張って、結局その子を結婚して、今子どもが私のクラスに来てるんです。
笑っちゃいますよね。
すごいことだね。結婚して、またその次の世代まで教えてるんでしょう?
二代に渡って。
そう。歳食ったなと思って。
でもさ、日本人の親から見ても、すごくその、何ていうのかな、礼儀正しいとかっていうのは、
絶対かおるさんが授業で教えてるからでしょ?
それはすごいことだね。
きっとね。
中には日本が嫌で、アメリカに来た人ってかなりいらっしゃると思うんでしょ。女子は特に。
でも私、別にこの性格やし、別に日本が嫌いで、アメリカに来たわけではないし、
もうなんかもう、いつか、君たちの中で日本人と結婚する人がいるかもしれない。
日本に生活する人、日本に永住する人も出るかもしれないとか思って、
それが伝わればいいなと思って毎日、私、出来ない範囲でやってますわ。
そんなに日本に興味を持っていただいて嬉しいなって、ふうかさん。
27:01
かおるさんの日本愛が生徒さんに伝わって素晴らしい。ケティさんもそんな風に書いてくださってますけど。
ありがとうございます。
ごめんなさい、やり方わからんで。
喋りながらはなかなか難しいですね。
はい、ということなんですけど、とにかくこういう、30分くらいもうあっという間に経っちゃったんですけど、
かおるさんに向けての質問とか、あるいはかおるさんの生徒さんに向けての質問とか、
あとはこういう途中ですけど、いろいろ聞いていただいて、こんな風に感じたとか何でもいいので、
皆さんどんどんコメントに入れていただけると嬉しいかなと思っております。
はい、ということなんだけど、今度日本の親御さんじゃなくて、
本当にこっちに来てくれるその生徒たち、さっきもアニメとかね、
いろいろ普段から日本のことを知ってて、興味を持っているのかなっていうのはなんとなくわかったんですけど、
旅行に来て、彼らは何をしたいというか、どこに興味を持っているんでしょうね。
アニメを見たいというわけではないでしょうか。
とりあえずやっぱり高校生なのであんまり考えてなくて、とりあえず日本に行きたい、もうそれだけ。
具体的に金閣寺に行きたいとか何がしたいとかではなく、漠然とした憧れで、
日本に行きたいので、特に何がっていうのはないんですけど、とりあえずみんな、
何が待ってるんやろう、本当に日本を夢の国って思ってる人もたくさんいるので、生徒たちも。
特に、物を買いたい、いろいろあるけども、とりあえず田舎なので、中には本当に飛行機乗ったことがない子とか、
このうちの州から出たことがない子とか、割といるんですよ、マジで。
だから、そんな子にとったら、まず海外に行くっていうのも、パスポート取る子が大半なので、初めて。
日本という国もあるけども、とりあえず海外に行ってみたいっていう、ティーネイジャーの憧れもあるし、
でも行ってみたら、大半は本当に日本ラブで帰ってくるので、本当に日本の方に、
今、日本はダメだとか思ってらっしゃる方もいるかもしれませんけど、連れてく方にしてみたら、
本当にいつも子どもたちケアしてくれてありがとうって、ちょっとしたこと、子どもたちやっぱり覚えてるし、
結局物を買ったとかではなく、あの時に親切にしてもらったとか、やっぱり人間対人間の、
そういうのはやっぱり強力な力があるので、本当に親切にしてもらった。
携帯電話がない時、迷子になった時に携帯電話貸してくださったとかね、そういうやつです。
本当になりげない日本の方々の、そういう親切とか、
30:02
日本人は当たり前ですけど、道が綺麗とかね。
本当にね、何人もがね、日本人の人たちってなんであんな幸せそうなんだって言われるんですよ。
いや、そうか?
なんでみんなあんな幸せそうな先生とか言われて、
日本人からしてみたら、君たちの方がたぶんよっぽど、
ハロー!でしょ?
ところが、うちの生徒にしてみたら、いつも笑ってて、
え、なんかめっちゃ幸せそう!って言うんですよ。
不思議だね。日本にいるとそのふうに思わないし、
日本人のね、自殺率の高さみたいなのが、
国連から警告を受けたりとかしてるような状況もあるわけで、
どうしてそういうふうに思えるんだろうなっていうのが、逆にすごい不思議ですね。
きっとそれはね、うちの子どもたち、アジア系がいるのでもパッと見外人ってわかって、
その子が一生懸命目キラキラしてたら、たぶんね、
何か向こうも思って手伝ってくれたりとか、
日本人にして、日本人は民度が高いし、
人の期待を敏感に受け取る人たちだと思うので、
その期待に応えようとかね、
わざわざうちの国に来てもらってるんだからっていう、
きっとね、すぐそういうのが働いちゃう人たちだと思うんですよ、日本人っていうのは。
期待に応えようとかね、そういうのがあるので、
それが全部本当にいいオーラとなって子どもたちに来るし、
もう本当にね、帰る前日なんかね、もう忘れられないのが、
先生とか言って、親には俺が死んだと言ってくれとかね、
まあジョークなんでしょうけど、
何それ、私そのジョーク掴めなくて、え、死んじゃうの?とか言ったら、
いやもう俺日本大好きだから、このままこっちにいたいとかね、
鴨川で食べてたんですけど、鴨川にパスポート捨てたら、
明日帰らないでいいわけやなとか、
そう、本当にね、
本気でこの子たち言うてんなとか、
先生として10日とか2週間いたらね、
特にホストファミリーとか、
ホストスクールで人間対人間の
触れ合う機会が多い時に、
見る見る大人しかった子とか、女の子に対してすごいシャイだった子が、
人間変わっていくのが目の前で見せてもらうことがあるんですよ。
ちょっと待って、でもそれはなぜなの?
それはね、たぶんね、
日本語取る子っていうのは、うちの田舎とか、
たぶん全米的にもそうだと思うんですけど、
割と大人しめの子、でも心は優しい子。
でもね、オタクっぽいって言ってもね、
例えば中には悪い子とかね、
髪の毛バンバンなんて言うんだろう、
ボディピアス100個とかね、
33:00
ちょっとユニークな子が、
でも心はみんなすごい優しいんです。
やっぱりね、アニメに惹かれる子っていうのは、
だいぶん、かなりそういう部分があると思うんですよ。
仲間愛とかに、
そういう子たちが来るでしょ。
ということは、あまり超ポピュラーじゃない、
よく言われるカーストシステムの上にいる子はほとんど来ない。
日本語取らない。
でもそんな子たちが日本に来て、
女の子からキャーキャー言われたりとかするわけですよ、やっぱり。
女の子なんか、アメリカにいると話しかけてこないし、
僕もその話しかける勇気もないような子が、
女子校に行って、キャーキャー言ってハイファイブとか、
うわーまつ毛長いとか、
うわー髪の毛ブロンドとか言って、
髪の毛触られたりとかすると、
だんだん緩まってきて、
自分が話したら女の子がキャー言って話しかけてきてくれるっていうのを、
俺ってダメダメ人間だと思ったけど、
いや実はイケてるんじゃね?とか思ったりとか。
なるほど。面白いね、それね。
見る見る変わってくる。男の子は特に。
なるほど。ちょっと皆さんがいろいろコメントを入れてくださってるので、ちょっと待ってね。
10代で海外を経験するって大きなことですよね?ってふうかさん。
素敵なお話言って、みやびはながしらさん。
ちょっとした人との触れ合いがずっと記憶に残ったりしますよね。
なんて可愛いの?って。
これ話の途中でタイミングよく入れていただいてたと思うんですけど、
かおりさん本当に素晴らしいお仕事されてますねってふうかさん。
いや私もそう思いますよ。
ありがとうございます。
アメリカの生徒さんがそういうふうに日本を感じてくれてるのはびっくりですってケティさん。
そう。
ふうかさんのキャーっていう姫が面白かった。
そうなんですけど、あのね、私もこれなんか今の話を聞いていて、
なんかこう、日本がこれからね、果たすべき役割ってなんかあるんじゃないかなってすごい思えたんですよ。
で、あのちょっとしつこいんですけど、野田上一夫先生っていうさ、遺伝子の研究をしてる先生がいましてですね、
その人の本に結構私はハマってんのね。
で、いろいろ読んでいた中で、東日本大震災があったじゃないですか。
で、その時にあんなね、大変な状況の中で、日本の人たちっていうのはみんな助け合ってるとか、
あのお店に残ってる食材をさ買うっていう時も、暴動になったりしないでみんな順番を待って並んでるとか、
そういうことがね、海外の人たちにものすごく感動しました。
で、これからやっぱり世の中がさ、まあ戦争は起きてるし、
あのなんですか、地球の温暖化だとかさ、いろんな問題があるわけじゃないですか。
36:01
全世界的にさ、いろいろ解決しないとやばいぞっていう問題が。
で、そういう時に日本人のそういうところが絶対役に立つんだし、
今はそういう時代なんだよ、みたいなことを言ってたんですね。
で、そのことのなんかこの一部がですね、
あのかおるさんのこの日本ツアーによって、
日本人の人たちによって、
日本の人たちによって、
日本の人たちによって、
日本の人たちによって、
あのかおるさんのこの日本ツアーによって、
日本人のそのホストファミリーが、
彼らアメリカ人のあのかわいい子たちに伝わってるかもしれないなっていう風に思うし、
あのなんかね、そうやって日本を体験してさ、
あの日本人は幸せそうに見えるとか、みんな親切だったとかって、
そんな風に言ってくれるのって、なんかすごくありがたすぎるっていうか、
嬉しいっていうか、あのいろんな気持ちになりますけれども、
でもなんか本当いい影響を与えていくことができてるのかなってすごい思いますよね。
だからこれをさ、こんな本当あのふうかさんがおっしゃる通りで、
10代でね、体験してるっていうことは、
やっぱりさ、人って体験してないことは理解できないしわかんないし、
感じたことないことはわかんないんだよ。
だからこの体験があるってことがさ、
彼らが大人になってから何かで役立つかもしれないし、
役に立てる人になってるかもしれないし、
そういうこうさ、期待感みたいなものってめちゃくちゃあるよね。
もうそれで毎日やってるようなもんです。いつかこの子たちが。
すごいことですよ。
私まさか公立通行校の先生だってのはなんとなく知ってたけど、
でもさ、日本語教えてるって知らなかったのね。
しかもこんなさやってるってことは、
もう完全に日本のなんていうのかな、
アメリカだったら寺、大日、神前大寺みたいなさ、
そういう位置づけだと思いますよ。
本当にマジで。
本当におっしゃる。
なんかその活動ね、
今日も皆さん聞いてくださってるんだけど、
なんかこう、もっと他の人が知ることによって、
日本人である私たち自身がもっと自信をつけるとか、
なんだ私たちできることあるじゃんっていう風に、
もう一回理解するっていうかさ、
何かそういうきっかけにもなるような気がするんですよね。
という点で、単なる高校生を日本に連れてきて、
日本を体験して帰ってよかったねっていう話では済まないと思うんだよ私。
本当おっしゃる通りです。
10?
ごめんごめん。
39:00
いいよ。
なのでごめんごめん。
10代でね、さっきふうかさんかどなたかが10代で行くでしょ?
この田舎からすると、
メンタルブロックが外れるみたいなんですよ。
それがさ、不思議だよね。
だからね、一度行くと、
私のツアーでとか言っちゃうけど、
ワイオミング大学とか行った時に、
割とみんなね、腰軽く別な国とか、
もしくは再び日本とかね、留学したりとか行ってる。
だから親子さんにも、
大学行くのと高校行くのだったらね、やっぱりかなり違って、
お金はかかるけれども、
一度行くとポロッと外れて、大学行った時も、
今度はフランス行ってみようとかね、
割とそういうふうに、腰軽く海外に行く。
絶対学ぶと思っているので、
これだけの価値がありますよとか言うし、
たぶん今の私が連れて行く生徒たちの親は、
たぶん日本がすごかった時代の時に高校生なんですよ。
すごかった時代って何?発展している時代?
バブルとか。
あの時に、やっぱりね、アメリカでも日本はどんだけ素晴らしいんだ。
民度が高いというか、さっきのね、東日本大震災のああいうのとか、
日本人にとったら当たり前のやつを、
例えばアメリカから見てこれはすごいとかいうテレビ番組とか、
マスメディアで聞いてるわけですよ、親が。
だから子どもが、日本語取るって言った時も、
それはいいことだとかね、旅行に行きたいって言ったらよっしゃとかね、
案外ね、割と親が行きたかったんだろうなっていう人も、
かなりいたりとか。
だから本当にね、最近だけではなくも何十年と、
日本が日本人で、もしくは日本でいてくれてありがとうって、
本当に毎日感謝してます。
あなたたちがあなたたちでいてくれるからこそ、
こうやって未だに憧れてる。
もう平均年収が下がったとか、いろいろネガティブなことばっかり、
マスメディア言ってますけど、
子どもたちとかって案外そこらへんも無視して、
もう素晴らしいカルチャー、素晴らしい人々って思ってる部分があるので、
本当にありがとうございますって、もう神戸垂れてます私。
そうなんだね、それはさ、ちゃんと本に書くなりなんなりして、
日本の私たちを含め、みんなに知らしめる必要があるよね。
本当に将来がないとかさ、暗い話ばっかりじゃないですか。
もうマスメディアに踊らされてしまってるからだと思うけれども、
でも本当にさ、村上和夫先生もそう言ってたし、
今ここで話してても、すごくそういう、
私たちのすべき役割みたいなものってあるよねって、
すごい思っちゃいました。
42:00
ありました。ありがとうございます、本当に。
本当にありがとうございます。
それでさ、今度の来月来てくれるときは、
生徒が41人なんでしょ、確か。
院卒入れて41人、はい。
全体で院卒っていうのは先生入れてってこと?
そう、3人。私と旦那と社会科の同僚。
ってことは38人の生徒が来てくれるっていうことなんだけど、
でもその内訳がまたすごくてさ、
その中には卒業生も来るでしょ?
そう、卒業生も初めて来ます。
そう、卒業生は行きたかったんだよね。
これ1回目じゃなくて2回目の参加ですとかいう人もいるわけなんだよね。
そう、本当に。
それぐらい定着してるっていうのは素晴らしいことね。
だから私たちもいつ来てくれてもさ、
みんなそうやって感動っていうか、
何かを持ち帰ってもらって、
来てよかったなっていう国でずっとありたいよねってすごい思うんですよ。
たぶんね、そこらへんあんまり心配してないんですよ。
本当に。
たぶんずっとこのまま。
日本人の持っているもともとのキスみたいなところなんでしょうかね。
日本の旅行に来て、さっきメンタルブロックが外れるっていう話があったけれども、
これって、例えばアメリカに乗り込んだ、
カオルさん的にはさ、アメリカに行った時にメンタルブロックが外れたっていう感覚はありましたか?
いや、やりたいことはやる。
そうですね。
外れる。
外れたと思う?
留学来て外れたかな、やりたいことやっちゃおうみたいな感じで。
私もアメリカ大好きなんですよ。
初めて海外に行ったのがアメリカだったのね。
私も大学の時にホームステイに来たんだけど、
私もたまたまホームステイのお家がめちゃめちゃ良かったので、すごいあったんですよ。
だから、20年以上もっとかな、いまだに交流してるのね、本当に。
また行きたいなと思ってるんですけど、
やっぱりアメリカに行って、全てが効率的だな、効率よくできてるな、
例えばスーパー行った時に、みんな自分のカートの中にあるものをさ、
どんどんレジ台に自分で乗っけて、
次の人の境目をゴムの棒みたいなのをボンと置くじゃないですか。
そういうつまんないことが合理的ってすごい思っちゃう。
アメリカさすがー、とか思って。
ゴムすごい良いなー、みたいな感じ。
あとさ、英語って結論から言うじゃないですか、ドビャンって。
45:01
私はどうもそっちの方が賞になってるらしく、
英語そんな上手じゃないんだけど、
アメリカに行った方が人が変わっちゃうっていうか、楽なんですよ。
ブワンって言えるから。
なんていうのがあって、
それをある種、メンタルブロックが外れたっていうことかもね、
政府に思うんですよ。
だとするとですよ、やっぱりこういう日本とアメリカに限らず、
どこか違う国の人との交流をしていくっていうことが、
メンタルブロック外すきっかけになることも多いのかもしれないっていうことなのかな。
そうそう、きっとね。
すべてにおいて、特に新たな目で、
ここが違うとか、タマコさんみたいにね、
ゴムのやつを置くとかさ、
当たり前になっちゃってるけれども、私はね。
でも初めて来た子たちにとったら、ほー、とか。
そう、すごい思いましたよ。
多分それがいくつも重なって、
この国の人たちは合理的だなとか思ったり、
でも、何だったっけ、
逆に私すごい余裕あると思うんですよ、この人たち。
合理的な部分はすごい合理的だけど、
日本人だったら話もせずに、ガーッと仕事するところを余裕で、
会話を始めたりとか、私がパニクってるときも、
大丈夫、大丈夫とか言って、
この人たちのこの余裕は何なのとかね、
常に自分と照らし合わせて、
いまだにそう思ったら、考えてるわ。
なんでこの人たちこんな余裕あるんだろうとか思って、
逆に私なんでこんな余裕ないんだろうとかね、
そう思っちゃう。
大らかですよね、アメリカ人ね。
大らかっていう言い方は、ちょっとずいぶん雑ですけど。
そう、大らかね。
でもその線の引き方がね、
日本人だったらここ、もうちょっと大らかだなって思うところを、
ワーッとなるし、
こういう場面では日本人は、
会話始めないだとかいうところで、
ガーッと始めるし、
この線の引き方が、
日米で違うなっていうのは思うので。
河村さん、どっちが楽なの?
日本に帰ってきたときの関西。
関西と似てんのかなと思うんだけど、
私はアメリカ。
割とね、きっとね。
どっちもどっちもいけんな、みたいな感じで。
そう、でも、この間、去年フィジ行ったんですけど、
日本とアメリカってやっぱ似てるんですよ。
やっぱりなんだかんだ言って、ちっちゃい子と違うけど、
フィジ行ったときにね、もう根底からそれが覆されたので、
やっぱり別な国に行くのは大切だなって思いました。
やっぱりそうだよね。
やっぱりこうして、他の人の価値観に触れるっていうかさ、
そういうところが、メンタルブロックを外すきっかけになるかもしれないし、
48:04
学ぶことがいっぱいあるっていうことなのかな。
日本に行けばね。
さくら先生、ありがとう。
忙しいのに入っていただいて。
はい、そうなんですよ。
いろいろとね、お話を聞いてきて、
もうあっという間に48分?
ごめんごめん。
全然大丈夫ですよ。
なので、これ6月に来て、
終わった後っていうのはアンケートを取ったりとかさ、
日本サイドと実際参加した生徒とかさ、
そういうことってするんですか?しないの?
今年は、今回はしようかなと思って。
そうするとね、生徒たちのズレがわかるんですよ。
生徒たちとのズレっていうか。
私はこう思ってるので、
彼らの行動をその色眼鏡で見てたんですけれども、
実際ある日ね、学会で発表しようと思って、
一回アンケート取ったんですよ。
そしたら、なんや私と思ってるのと全然違うやんけみたいなところがあったんですよね。
で、その驚きを学会で発表したんですけれども、
なので、今回は事前も、
事後アンケートだけではなく、事前その日本どういうイメージがあったの?
何が一番違ったとかね。
もうちょっと前後したらもっと面白いデータが取れるのかなと思うと、
もっと自分のそのツアーのあり方とかね、
変わってくるのかなと思うし、
3,500ドルも出すんやったらね、
ちゃんと本当に味わって帰ってきてほしいっていうのがあるので、
そこらへんします。やります。
ということなので、聞いてくださってる皆さんからもですね、
是非その日本に旅行、旅行っていうかこれは半分勉強みたいなもんですよね。
来てくれる38人のワイオミングの高校生たちに、
旅行に来る前にどんなこと聞きたいかっていうのをさ、
なんかこう聞いて、聞いてじゃないや、
コメントいただけたら載せてもらえるって感じですね、たぶん。
もちろん聞きますしね。
もしあれば教えてください。
これまたアーカイブ残しますので、
そこのコメントのところに入れていただいてもいいし、
また今ここでコメントいただいてもいいですし、
そういうの非常にウェルカムなので、
是非是非なんか面白いビフォーアフターになりそうじゃないですか。
そうですね、でもね、なんかね、
一応アンケート、事後アンケートやったとき、
私はそのときもあり得たられるとこ連れて行ったんですよ。
自分で全部計画そのツアーはやってたので、
もう詰め込んで詰め込んでやってたら、
生徒たちに一番何が楽しかったって言ったら、
ホストファミリー以外では、
コンビニでアイス買って、
夜に一緒にツアーに行った友達と、
51:02
夜日本の公園でブランコを1時間ぐらい乗ってたのが一番楽しかったって言うんですよ。
はい?とか思って、金閣寺ちゃうんかい?とか思ったんですけれども、
たぶんね、逆にこっちってその、
友達と案外ブラブラするっていうのが、
なんせ通学とかないんでね、
みんな車に乗って割とバラバラだったりするので、
こうやって外国でね、
日本語ちょろっと使いながら、
コンビニでアイスを買う。
で、この真夜中にね、
何にも安全面で気をつけずに、
気楽にタラタラと公園に行って、
友達と真夜中、
日本でブラブラして、
ブランコに乗るのが一番楽しかったって聞いた時に、
ティーネイジャーってやっぱりこういうのを割と、
金閣寺とかじゃなくて、
自由な時間をあげて、
俺本当に今海外にいるんだなっていうのを、
実感させる時間っていうのが、
案外心に残るのかなと思って思いました。
それいい話じゃないですか。
夜の公園でさ、コンビニでアイス買ってさ、
それをみんなで食べながらさ、
ああでもない、こうでもないって、
ブランコを言いながらめちゃくちゃ喋るんでしょ。
私こういうことしたかったなあ。
アメリカでそれはなかなかないかもしれないよね。
それとかね、
戦闘、私もリアリティ。
戦闘に行って、
人の前で裸になるってないじゃないですか、アメリカ。
よっぽどのことでない限り。
それが女の子で笑っちゃうんですよ。
みんな輪になって座って、
あのちっちゃい椅子に。
輪になって5、6人の女の子が、
背中流し合いっこしたって言うんですよ。
戦闘で。
かわいい。
それだったらもう全然話したことないことを、
すごい深い話ができた。
裸んぼでとか言って。
一生残る思い出だろうなと思って。
結局ね、観光とかではなく、
そういうのがやっぱり、
彼女たちには必要なんだなと思って、
詰め込むのをやめました、私。
その分、子どもたちが自分自身の足で、
なんかやってみるとかね。
そういう時間を増やそうと思いました。
いい旅行じゃないか。
やろうとか言って。
日常生活を海外で過ごすって、
贅沢な体験かもって、
ケティさんが入れてくださってますけど、
本当にその通りだと思いますね。
今年はもう計画が決まっちゃってるけれども、
また来年再来年って続いていく中でですね、
例えばこの放送を聞いてくださっている方の中で、
英語でボランティアしようとかさ、
うちに泊まっていいよとか言う人も出てくるかもしれないからさ、
そうすると今後どんどんいろんな企画が展開できそうな感じじゃない?
54:00
本当それ思ったんよ、マジで。
玉子さんやっぱすげーアウトドックスな考え方というか。
私は単なる思いつきの人ですからね。
でも楽しいよね、これ。
すごく意義のあることをやってると思うんですよ。
それで最後にですね、私が聞きたいのは、
公立国校でしょ?
ということは、いわゆる私立とは違うので、
一般的にはですよ、公立高校だったらどこの高校に行っても、
ある程度平等でね、同じ内容を学べて、
同じイベントがあってっていうことだっていうのは、
アメリカもきっと一緒だと思うんですよ。
だけど、こういう生徒を日本に連れていくっていうツアーを、
この高校だけでやってるっていうことがね、
やっぱりいろいろ言う人もきっといるでしょうし、
リスクを背負うっていう部分もあるんじゃないかと思うんだけど、
その辺はどう?
いや、自慢してもいいですか?とか言ったら、
州に一人しかいないんでしょ?
州に一人しか日本語教師いないんですよ。
あと大学に一人の、
ワイオリング州で、唯一、
オンリーワンのジャポニーズピッチャーってことですね。
素晴らしい!
オンリーワン!
オンリーワン!
それもね、25年、ほんと皆さんの日本のおかげで、
皆さんと日本のおかげで、
生き残ってられるっていうのは、
本当にありがたいと思うし、
でね、うちの町2つ高校あるんですけれども、
日本語取りたい。
で、受験ないんでね、選べるんですよ、好きなとこ。
それで、日本語あるからって来る子が割といるんですよ。
それさぁ、すごいことじゃん。
管理職もそれ知ってる。
日本語学べるからってわざわざ来るんでしょ?
来るんよ。
ずいぶん意味のあることやってるじゃん。
さすが!
だからね、あの子たちの期待を裏切っちゃいけないっていうのは、
毎日あって、苦しい部分もあるんですけど、
でもね、たぶん管理職もそれ分かって、
君のこのプログラムは、
本当にうちの高校でも大きい位置を占めてるよ、
なんてね、言ってくださったりとか、
保護者会で先生、俺のこと覚えてるとかね、
いきなり、あんた親になったんですか?みたいな。
あの子、子供これーとか思って、
本当に楽しいし、
2世代に来てくれるし、
確かにね、意地悪もないわけないですよ。
意地悪もないわけないです。
これもしかしてネタ見とか思ったりもする場合もないこともないです、
今までの中で。
でもそんな気にしてたらやっていけないんだよね。
いいところは、町に2つしかない公立高校なので、
私立ないんでね、ほぼないに等しいので、
みんな一緒ではなく、
どんだけうちの高校に来てくれたら、
いいかっていうのを、
学校でね、どんだけ個性を打ち出すか、
っていう部分もあるんですよ。
だから、同じことやってたら、
相手に負けちゃう。
個性全開じゃないですか、かおるさん。
個性全開。
管理職も多分ね、話聞くと、
生徒何人いるかで年収変わってくるんですよ。
57:02
上は。
ということは、
もうね、できるだけ個性っていうか、
いい意味でのね、
やらさなきゃいけないということで、
前の校長の、今も多分そうだと思うんですけど、
前の校長はね、
もうどんどんどんどんやれみたいな感じで、
そう。
なので、
多分ね、
公立だからこそ、
うちの町は、
住んでるところで普通は決まるんですよね、
どこの高校に行くか。
でも、
うちは自由な学校なので、
それこそやりたいことは、
割とやらせてくれるし、
日本語教師1人しかいないんで、
私が作ったカリキュラムが、
その週のカリキュラムになるという、
とんでもない贅沢な環境にいるので、
ちょっと待って、
なにそれ、すごすぎるじゃん。
じゃろ?
高校にとってもプラスだしさ、
アメリカンにとってもプラスになることを、
やってるんじゃないのかなって、
すごい思いますね。
えー、なんだなんだそれ。
すごいな。
ありがとうございます。
みなさんのおかげです。
初めて風香さんにお会いしたとき、
とても純粋で、
熱意のある方だと思った理由が、
すごいよくわかりました。
本当にすごいって。
ありがとうございます。
いや、私もそう思いますよ。
本当に。
こんなことしてると知らなかったんだよ。
私本当に。
純粋じゃないので。
早く言ってよ。
本当にもう。
いや、でもさ、
自分、
私これ自分の強みだと思ったこと、
マジでないよ。
当たり前やけ。
自分ではね。
だから、たまこさんに、
そんなすごいこととか、
逆に本当にびっくりしちゃって。
そう。
マジで。
そう。
だって当たり前じゃん。
そんなのとか言って。
あのキラキラの目を、
生徒お前に、
裏切れんじゃろうとか、
当たり前に思ってたんですけど、
たまこさんが褒めてくださるんで、
あ、そうか。
そうかと思ってました。
みんな自分のことって、
わかんないんだよね。
当たり前だと思ってるからさ、
こんなこと、
なんや特別なの、
みたいな本書いてもしょうがないし、
っていつも思ってしまうんだけど、
そうではないっていうことだよね。
しかもなんかさ、
旅行会社で働いたこともあって、
なんていうのかな、
全てがここに繋がってきた感じが、
しませんか?
ね。
たまこさん、
なんでわかるん、それ。
私本当にそう思ったんよ。
だから旅行やってたのも、
昔国連勤めたりと思ってたよ、
自分の学力を無視して。
国際新人に関わることをしたいって、
思ってたんよ。
本当に。
だからその時、
日本語教師の二の順。
そう。
ある時ね、
十数年前、
はたと気づいて、
生徒たちが京都で楽しく、
カラオケやってたんですよ、
あの子たちが。
それ見て、
あ、私、
20代の頃、
夢見てたやつ、
今やってんじゃん、
とか思って、
本当にその時、
びっくりして、
鳥肌立った。
やってる、
知らない間に、
ここまで来てたか、
とか思って、
そう、
自我自賛なんですけど、
やってたな、
私、
と思ったら、
やっぱり思い込んだら、
割とそっち方面に、
行くんだなって、
思っちゃいました。
実現できたんだね。
カラオケしてる時に気づく。
そう、
カラオケ京都での、
カラオケしてる時に気づいた。
うーん。
そう。
すごいね。
これはさ、
1:00:00
本当に、
あの、
気づいた以上は、
もっとどんどん、
広げていかないとね、
あの、
今日聞いてくださってる皆さんも、
たぶん、
みんな協力してくださると思うので、
どんどん、
あの、
みんなに知ってもらって、
そして、
なんかこうね、
さっきの話に戻るけど、
日本の良さ、
日本人の今すべき役割、
みたいなものが、
どんどん広がっていく、
起爆剤になると、
いいなーって、
思いました。
いやいやいや、
はい、
ありがとうございます。
いい話だったよ、
河野さん。
もっと早く教えてください。
はい、
はい、
はい、
はい、
ありがとうございます。
ということで、
あっという間に、
22時になってしまいましたので、
今日のところはね、
この辺でお開きにしたいと、
思いますけれども、
またね、
続きは、
あの河野さんがね、
いろいろと発信を今後、
してくださると、
思いますので、
またね、
続きの企画なんかも、
やっていきたいと思います。
そして、
あの、
生平の、
あの、
インタビューじゃなくて、
アンケート、
こんなこと聞いてほしいと、
思いますので、
またね、
続きの企画なんかも、
やっていきたいと思います。
そして、
あの、
生平のインタビューじゃなくて、
こんなこと聞いてほしいと、
思いますので、
またね、
今日の感想なんかもですね、
アーカイブを残しますので、
ぜひコメントをいただけたら、
嬉しいと思っております。
いい話を聞いたな、
ありがとうございます、
という風に、
本当だよね、
もうめっちゃいい話だったと思う。
私もちょっとこのアーカイブをね、
後で自分でも聞いてみて、
ちょっともう一回なんか、
あの、
何ができるかなとか、
少しこう、
気持ちの整理をしたいな、
という風に思いました。
はい、
今日もたくさんの方に、
聞いていただきまして、
ありがとうございました。
あざす、あざす、
みなさん聞いてくださって、
ありがとうございます。
えいよえいよ、
起きとるけ、
ありがとう。
そうです、
早起きさせてね、
回収です。
でもいい話、
本当聞けました。
ありがとうございます。
ということで、
今日のゲストは、
ワイオミング州で、
ただ一人の日本語教師、
高瀬香織さんに、
お越しいただきました。
ありがとうございました。
それではみなさん、
おやすみなさい。
01:02:15

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