「界隈」という言葉の流行が気になったシュンからの発案テーマ!果たしてこんな抽象的な言葉が建築につながるのか?「推し」「炎上」など他の流行語にも触れていきます。
●界隈という言葉が流行してる
・インスタで見かけた「自然界隈」
・建築関係者=建築界隈?
●言葉の持つ曖昧さの強み
・境界線が明確じゃない
・コミュニティともまた違う
・グルーピングではある
●界隈の語源
・もともとは近所、周辺を指す
・SNSを主流に、共通の趣味嗜好を持つコミュニティを指すように
・もとは建築に近い使い方だった
●クラスターも近い使われ方
・「推し」も最近出てきた言葉
・「担当」の方が範囲が狭かった?
●流行語の持つ時代性
・曖昧な境界を時代が求めてる?
・人間同士の関係性が起点になってる?
・直接会うことのない人との関係性が生まれた
●界隈はクラウドっぽい?
・朝井リョウ「イン・ザ・メガチャーチ」から
・視野狭窄の主観と客観の関係性
・界隈をターゲットにしたマーケティング
●個々人でありながら独りじゃない
●界隈性を持つ空間はありえるか?
・路地裏や商店街のようなゆるやかさはひと昔前
・もっと日常的な言葉になると、逆輸入もありえる?
●SANNAAの建築のもつ曖昧さとの違い
・分ける/繋げるの操作が設計の本質?
・自然の介入によって空間が変わる?
●建築の話題も「炎上」する時代
・建築の捉え方はたくさんある
・炎上も最近小さくなってきてる
・実世界で山火事が増えている
●空間に落とし込んだらシリアスな議論に
・社会学の専門家のお話も聞きたい
・伊東豊雄も「カオス」というテーマから建築を考えた
●流行りの言葉も羽を伸ばしてキャッチアップしていこう
・誰かの「推し」になりたい
・羽休め界隈を作りたい
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サマリー
3人は、近年SNSで広がる「界隈」という言葉の意味と、建築との接点を話します。もともと周辺地域や近所を指した言葉が、自然界隈やK-POP界隈のように、境界の曖昧な趣味・価値観のまとまりを示すようになった背景を考えます。「クラスター」や「推し」と比較しながら、直接会わない人同士も含む、個々人でありながら一人ではない関係性が語られます。朝井リョウの『イン・ザ・メガチャーチ』を手がかりに、界隈を対象にしたマーケティングや、のめり込みが大きな消費につながる構造にも触れます。 建築では、路地裏や商店街のような従来の「界隈性」と、SNS時代の曖昧なつながりとの違いを検討します。SANAAの境界を明確に区切らない空間や、植物・自然が介入することで生まれる雰囲気を例に、分ける・つなげるだけではない空間のつくり方を考えます。建築作品の炎上とネット上の炎上、現実の山火事を並べ、正解のない空間を提示する難しさや、社会学・人類学から流行語を読み直す必要性も話題になります。最後には、建築と流行語を継続的に結びつけ、「羽休め界隈」のような緩やかな場をつくりたいという展望が示されます。
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