炊き込みご飯、わくわく舎。
こんにちは、石崎です。
お世話になってます、藤村武人です。
こんばんは、あずあずです。
下姫からっていうパターンもあるので。
なるほど、なるほど、これは確か新しいですね。
忠伝道筋があって、なるほど。
これ、悔しいですね、一人目の人が。採用できないから、もう終わっちゃってるから。
確かに。
ごめんごめん、そんな気持ちさせちゃってごめん。
そういうこともあった。
そういうこともある。これはね、一生返しです。
一生返し。
一度はされてみたい一生返し。
前回なんだけど、食のドキュメンタリーとか、食にまとまる作品が好きみたいな話で、
くるりの三日月のPV、いいですよみたいな話をしたと思うんですよ。
くるりの2人が中華屋さんでずっとご飯を食べてる感じが、ライフゴーズオンカーがあっていいよね。
で、三日月の歌詞自体は多分別れの曲なんですよね。
みたいな話をしてたと思うんだけど、改めて僕、歌詞読んでて、
で、昔やったと思うんだけど、歌詞の意味が突然わかるあったじゃないですか。
ありましたね。
あれをちょっと久々にやってみて、
ちょっと話してもいいですか?
もちろん。
思ったことがあるんで。
で、くるりの公式見解があるのかないのかもしれないですけど、見たわけじゃないし、
意味があってるかどうかはわかんないんですけど、あくまで僕の考え方っていう前提でなんですが、
まず別れの曲であるであろうことは、
前回も話した、君と出会って僕は初めて一人でこの街を歩いていく、
この寂しさをこの寂しさをどうか優しさに変えていきたいっていうところから想像はできるわけですよ。
おそらく別れの曲だと。
で、三日月の最大の謎というか、
最大の考えるべきポイントは一番最初の歌い出しで、
この三日月をこの三日月をどこか遠くの街で見つけたら、
この三日月のこの三日月の欠片のことを教えてください。
これが何なのかってことですよね。
これ何の話をしてるのか。
でも、
すごい素敵な歌詞。
いいですよね。
こうじゃないってわかる人もいるのかもしれないけど、
僕改めてこの歌詞見てたら、あれこういうことかって思ったことがあるんで、
一個その洞察というか推察を話させてもらってもいいですか。
はい、もちろんです。
その次に繋がるのが、
明日になれば明日になれば太陽がさんさんと輝いて、
辛い涙も悲しい気持ちも全部風に乗って消えていくでしょう。
なんです。
はい。
で、太陽がさんさんと輝いて、
辛い涙も悲しい気持ちも風に乗って消えていく。
っていうことは、
太陽がさんさんと輝いている状態、
丸く明るい状態は、
きっとその気持ちが切り替わった自分というか、
気持ちが切り替わっていてほしい自分。
月と対極ですからね。
そう、そうなんですよ。
ということは三日月って自分じゃないですか。
その明るくなって、
辛い涙も風に乗って消えている自分が明日の太陽だとしたら、
今の自分は欠けた三日月なんですよ。
欠けた三日月と喪失って繋がってくるじゃないですか。
人と別れて三日月になっていると。
じゃあこの三日月っていうのは自分だと仮定すると、
その欠片ってきっと別れた相手なんですよね。
なるほど。
はい。
で、それを振り返って考えると、
この三日月をどこか遠くの町で見つけたら、
この三日月の欠片のことを教えてくださいって、
いつか遠くで別れた自分のことを思い出したら、
あなたのことを教えてねっていうような、
メッセージなんではないかなと思ったわけですよね。
なるほど。
実際に連絡くれっていう意味ではないと思うんですよ。
ただ、ふと思い出すことがあったら、
その三日月が満月だったときの、
自分とあなたが一緒だったときのことを思い出してほしいなのか、
何か少し思ってくれっていうメッセージなのかわからないけど、
ということなのではないかと。
なるほど。
で、その三日月でいる自分なんだけれども、
望むべくは明るく丸い太陽になっていることであって、
今の状態あんまり良くないと思ってるだろうと。
その想像は、このため息が君に届けば、
きっと誰よりも悲しむのでしょうっていうところからもあって、
きっとこの欠けたままの悲しいままの自分が風に乗ってしまっては、
遠くの町にいるあなたも悲しむかもしれないから、
自分は丸い明るい太陽になるべきだなということを考えていると。
ただ今は寂しいっていう状況ですよね。
だからこそ一番最後がこの寂しさをどうか優しさに変えていきたい
っていう話につながっていくのかなと。
丸く明るい太陽になりたいけれども、
今はちょっとそこまではできないかもしれない。
優しさに変えていきたいっていう願いだけに留めているっていうような感じだけれど、
このままの悲しいままの気持ちをため息として風に乗って、
遠くのあなたに届かせるわけにはいかないということなんではないかなって思ったっていう。
最初のこの三日月をどこか遠くの町で見つけたら、
この三日月のこの三日月の欠片のことを教えてくださいって、
僕何十回も何百回も聞いたフレーズで。
でももうしかしとしては覚えてるけど、
これって何なんだろうなって確か思ってて。
で、改めて考えてみた。
三日月と欠片ってそういうことみたいなことを思ったという時に、
深く感動したっていう話でした。