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2023-12-12 03:58

プログラミングに対する敷居は果たして下がったのか

AIツールや高機能なモジュールの存在で、プログラミングの敷居は下がったという話があります。
ただ本当に敷居が下がったと言えるのか?と疑問に思うところがあったので、その話をしました。  #プログラミング #ちえラジプログラミング

 

サマリー

プログラミングに対する敷居は下がっているのかという話をします。プログラミングでは、様々なモジュールが使用できます。これは、さまざまな部品のようなものですね。

目次

プログラミングの敷居の変化
ちえラジ Chat 火曜日始まりました。今回はですね、プログラミングについてということで、プログラミングに対する敷居は果たして下がったのか、という話をしようと思います。
先日、SBCast No.108では、みんなのPython勉強会の土さんにお越しいただきましてお話をしました。
ここで話題に上がっていたのが、プログラミングの敷居って下がったよね、という話。
プログラミングには、いろんなモジュールが使えます。いろんな部品みたいなものですね。
部品を組み合わせて、結構いろんなものが作れるようになりました。
そして、分かんないことがあれば、AIに聞けるようにもなりました。
これらを使えば、結構いろんなものが作れるから、プログラミングってやっぱり敷居下がったよね、というのが今回の話の趣旨です。
でも、個人的にはね、これ、本当にそうなのかなって思うんですよ。
確かにモジュールは高度化しました。
AIもいい感じのプログラムを書いてくれるようになりました。
自分もね、この間、毎週の集計処理をToggleっていうサービスのものを使って、いろいろコネコネしてるんですけども、
あれがとにかくめんどくさくてね、なんとかいいのないの?っていうことで、
AIにいろいろ聞きながら、Bingのコパイロットに聞きながら、いろいろプログラムを書いたんですけども、
ほとんどを、プログラムコードをBingに書いてもらいました。
結構修正はしたんですけどね。
でも、修正だけで済んだので、結構やっぱり、
コパイロットの力は大きいなーっていうふうに思ってます。
だから、確かに、自分の実力以上のものは作れるようになったなって感じ。
なんていうか、自分のレベルを20%くらい増してくれる、そんなツールだなっていうふうに思います。
モジュールっていうのも大体同じですかね。
自分の力を30%、40%くらい増してくれるアイテムというか。
プログラミングのハードルの変化
だから、やっぱり自分にはできないようなレベルのことが、
それらのツールの力を借りればできちゃう。
そんな感じはあるなって感じます。
ただ、やっぱり結局それだけなんですよ。
自分の力が1ならば、30%、40%増したってたかが知れてるっていうね。
だから、結局、無との力もそこそこないとダメだよっていうのが、
こういうようなものだと思うんです。
自分はよく、敷居は下がったけどハードルは上がったって言うんです。
確かに始めるのは簡単になりました。
情報も得やすくなりました。
使えるような手段も増えました。
でも、ステップアップするのに必要な知識ってむしろ増えたんじゃないかなって思うんです。
使えるモジュールの種類を覚えなくちゃいけない。
モジュールの使い方、勉強しなきゃいけない。
場合によってはね、モジュールごとに全然違う使い方したり、
言語の仕組み自体が書き換わっちゃったりすることすらあったりする。
だから、そういうのも覚えなくちゃいけない。
だから、覚えなくちゃいけない知識は、
もっと増えたんじゃないかな。
そこまで考えると、これって本当に敷居下がったって言えんの?
っていうような気がするんです。
もちろんね、始めるのは本当に楽になりました。
値段も無料にやりきるようになりました。
昔は本当にね、基本的なことやるのですら、
万円とかかかったんですもん。
だから、それくらいに比べれば敷居は低くなったとは思います。
でも、やっぱ、ちゃんと使うためのハードルは依然として高いまま、
むしろ高くなって、
っていう風に思うんです。
やっぱりプログラマーも、そうじゃない人も、
この状況をちゃんと見つめた上で考える必要があるのかなと思います。
というところで、今日のお話はこれくらいにして、
お回りにしようと思います。
明日は水曜日、サイドビッチステのウェブ配信についてですね、
お話ができればと思います。
ではでは。
03:58

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